- 庭ファン宅のルームツアー!暮らしの質を爆上げしたアイテム全部見せます
- 玄関ポーチ床:LIXIL セラバサル タイル(グレー)
- ポスト・表札:パナソニック パケモ(外壁取り付け)
- 玄関ポーチ屋根:YKKAP ソラリア屋根
- カーポート:YKK AP アリュースキャップ(縦連棟)
- フェンス:グローベン プラドリッチフェンス(H2000・隙間10mm)
- 勝手口ステップ:モルタル仕上げ(約畳1枚分)
- 立水栓:ユニソン スプレスタンド60 ソリッドタイプ
- 土間コンクリート+エキスパンタイ(グレー目地)
- ウッドデッキ:グローベン プラドデッキ
- 大型テラス屋根:四国化成 スマートトップ
- 排水溝・グレーチング(雨樋と地中配管で連結)
- 駐輪場屋根:LIXIL フーゴテラス
- スロープ:刷毛引き仕上げ・傾斜12度(長さ2.5m)
- サイクルスタンド:TOKO(3台分・80cm間隔)
- センサーライト(カーポート・駐輪場に設置)
- 花壇・家庭菜園:手入れしやすいサイズで
- 外構は「暮らし方」にあわせてつくるのがコツ!
庭ファン宅のルームツアー!暮らしの質を爆上げしたアイテム全部見せます
こんにちは、庭ファンです!
「外構の情報ばっかり発信してるけど、自分の家はどうなのよ?」
「プロはどんな外構を選ぶのか、めっちゃ気になる…!」
そんな声にお応えして、 今回は私・庭ファンの自宅をまるっと公開します!
新築じゃなくリフォームだからこそ、制約だらけ。
それでも“暮らしやすさ重視”で1つずつ選び抜いた外構アイテム全16点を、
- 選んだ理由
- 施工で工夫したポイント
- 実際に暮らしてみた感想
を、リアルに語ります。
このルームツアーは約1.8万文字になりました。(超長い…
「ウチの場合どうしたらいい?」
「この設備、もっと詳しく知りたい!」
…などのメッセージも大歓迎!
このページが、あなたの理想の外構づくりのヒントになれば嬉しいです。
こちらが我が家の図面です。
気になるアイテムがあったら、ぜひLINEで感想を送ってくださいね。
では、玄関側からお庭までぐるりと行ってみましょ~
※なお記載している金額は、契約当時2024年時点の価格です。
玄関ポーチ床:LIXIL セラバサル タイル(グレー)
家の第一印象を決める場所、それが「玄関ポーチの床」です。
最初に悩んだポイントでもあります。
採用したのは、LIXILのセラバサル(グレー)タイル。
選定の決め手は、見た目だけじゃなく“暮らしやすさ”のバランスでした。
ちなみに、玄関のタイルと同じで目地も合わせてます。
玄関タイルに求めた3つの条件
- 汚れが目立ちにくい
- 滑りにくい(防滑仕様)
- 外壁・玄関ドア・サッシと色が喧嘩しないこと
我が家の外壁は濃いグリーンのガルバリウム鋼板、玄関ドアは木目調(ダージリンウォールナット)。
窓やエクステリアはステンカラー系で統一しています。
この色構成の中に、赤みや黄みのあるタイルを入れるとチグハグに…
カラーコーディネートが散らばらないように、あえて地味なグレー系を消去法で選びました。
選んだ理由と仕上がりの工夫
60×30cmの大判サイズ → 目地が少なく、掃除しやすい
目地の色をワントーン明るく → 視覚的に“スッキリ感”アップ
防滑性能あり → 雨の日も安心、子どもが滑らない!
見た目は控えめ。でもそれが逆にいい。
“玄関床は脇役”というポジションを完璧にこなしてくれるタイルです。
玄関の中も外も同じタイルで統一しており、空間に一体感が出て満足しています。
こんな人におすすめ!
- タイル選びで色が浮きそうで悩んでいる人
- 掃除のしやすさ&安全性を両立したい人
- 主張しすぎず、全体に馴染むタイルを探している人
LIXIL セラバサルト 600×300mm角平 IPF-630/CBT-2
INAX イナメジ2番 G2R
約40万円(ポーチ全体:うち撤去処分費約21万円含む)
ポスト・表札:パナソニック パケモ(外壁取り付け)
実は…よく「外壁にポスト付けちゃダメ!」って言ってる庭ファンですが、
我が家では外壁にポストを取り付けてます。
え?どういうこと?
…ですよね(笑)
採用したのはポストは、「パナソニック パケモ」です。
大容量タイプで、ネット通販の多い家庭でも安心
とにかく頑丈! 外構アイテムの中でも、ポストは壊れやすい部類なので丈夫さは最重要
どうして外壁取り付けにしたの?
ほんとは門柱設置にしたかったんですが…
土地の形状的にどうしてもスペースが取れなかったんです。
そこで、やむを得ず外壁に取り付けました。
でも、ちゃんと工夫してます!
外壁の下地に補強材として、あまった24mmの構造用合板を入れてます。
外壁に直接当たらないように固定せず、バッファのクッション材を間に挟んで設置しているので、擦れてガルバの外壁を削る心配も減った(なくなってはない)
屋根の下なので雨もかからない
壊れる前提で、交換しやすい構造にしているのもポイントです。
ポストの配置のこだわり
徒歩でも車でも帰宅時に自然にポストが視界に入る位置に。
毎日の小さな「使いやすい」が積み重なると、満足感が全然違います。
表札はシュガーサインさんの「シール表札」
ポストに貼るタイプで、デザインもスタイリッシュで、フォントもおしゃれです。
目立ちすぎないけど、ちゃんと存在感あります。
テラス格子に貼ることも検討しましたが、最終的にさりげなくポストに貼るスタイルにしました。
しかも、まぁ安い。張り替えることもありませんが、これは良い。
よく省スペース化したいときに提案してます。
この表札・ポストはこんな人におすすめ!
- 門柱を置くスペースがないけど、しっかりしたポストが欲しい
- 外壁付けでもできるだけ長持ち&交換しやすくしたい
- 目立たせすぎず、おしゃれな表札を探している
価格目安:
ポスト:Panasonic パケモーUF 鋳鉄ブラック
約5万円(取付費サービス)
表札:シュガーサイン シール表札
約7,500円(社名・番地込み)
※名前だけなら約3,500円
表札
https://www.instagram.com/p/C3UnWyMrQt6/?img_index=1
メーカー:@sugar_sign_______
「うちも門柱スペースないんだけど、外壁付けってアリ…?」と悩んでる方へ、ちゃんと外壁固定を前提と交換を前提にすれば大丈夫。(できれば門柱を立てほしいケド)
玄関ポーチ屋根:YKKAP ソラリア屋根
玄関ポーチの屋根は、機能性とコストのバランスが悩ましい部分です。
特に我が家はリフォーム物件。構造上の制約も多く、選択肢はかなり限られました。
これがリフォーム前の状態です。
これがリフォーム後!
変えていないのは玄関位置と建物位置ぐらいで、いわゆるフルリノベです。
それでも「雨の吹込みを減らしたい」「できるだけ明るくしたい」という希望を叶えるべく、後付けでYKKAPのソラリア屋根を採用しました。
ソラリア屋根を選んだ理由と工夫した点
もともと建物側に小さなポーチ屋根はありましたが、雨が思った以上に吹き込む状態。
そこで、建物工事ではなくアルミテラス屋根で対応する方法を選択しました。
LIXIL社スピーネ、三協アルミ社レボリューA、YKKAP ソラリア屋根の同グレードの3商品の中で最もコスパが良いYKKAP社の商品をチョイス!
この屋根を建物工事で屋根を大きくすると、外壁の張替え・板金・雨樋などの工程が発生し、費用が一気に跳ね上がります。
その点、アルミテラスなら施工も早く、コストもコンパクトに収まります
テラス屋根を玄関ポーチとして使ってみた感想
この屋根があることで、玄関まわりの雨の吹込みがほぼゼロに。
宅配の方が玄関前で濡れずに待っていられるくらいのサイズ感です。
見た目は少し質素かもしれませんが、コスト・機能・広さのバランスが非常に良く、総合的にとても満足しています。
北側玄関ということもあり、採光性の高いトーメイマットの屋根材を選んだのも正解でした。
暗くならず、空間全体が明るく保たれています。
建物工事との比較で考えると…
この内容を建築側でやろうとすると、約60万円規模の工事になってました。
雨仕舞・軒・板金・外壁補修などの手間が発生し、非常に割高です。
だからこそ、ソラリアのような後付け屋根は、コストを抑えつつ効果を最大化したい人にはぴったりの選択肢になります。
こんな人におすすめ
- リフォーム物件で屋根拡張に制限がある
- コストを抑えてしっかりした性能の良いテラス屋根がほしい
- 採光性を保ちつつ、玄関まわりをしっかりカバーしたい
「うちも後付け屋根にしようか悩んでます」など、悩み中の方はお気軽にLINEでメッセージでご相談ください。
体験談をもとにいいアドバイスができると思います!
YKKAP ソラリアFタイプ
サイズ:間口2.7m × 出幅1.7m
柱高:3.0m(移動桁仕様)
屋根材:ポリカ(トーメイマット)
カラー:プラチナステン
オプション:目隠しパネル
価格目安:約15万円(うち目隠しパネル代約4万円)
カーポート:YKK AP アリュースキャップ(縦連棟)
車を2台並列で停められない敷地形状のため、縦列2台用のカーポートを選びました。
採用したのは、YKK APのアリュースキャップ(縦連棟タイプ)です。
なぜこの商品を選んだのか
屋根材は熱線遮断ポリカ(アースブルーマット) → 車内の暑さ対策に効果的
垂れ壁パネル付き仕様 → 横風や吹き込みを軽減して、雨の日も快適
当時はブラックポリカが未発売でしたが、仮にあっても選ばなかったと思います。
全体的に暗く見えてしまうのが嫌だったので、明るさと遮熱のバランスを取った色味を選びました。
縦連棟のカーポートの使い勝手はどうよ?
現在は車1台のみ所有ですが、後方1台分のスペースはDIY作業場として活用中。
縦列型だからこそできる空間の使い方です。
車の停めやすさについては、切り返しなしで一発駐車が可能。
我が家のステップワゴンスパーダを停めて、以下のような余裕があります。
車幅:約1.7m
駐車スペース:約2.8m(外壁〜ブロック内寸)
助手席側:30cm程度の余裕
運転席側:60〜70cmほど余裕(開け閉めに支障なし)
助手席側からの乗り降りは厳しいですが、日常の運用には支障ありません。
雨樋は地中排水に直結する雨樋処理の工夫を
土間コンクリートに直接垂らさないよう、地中は埋設しています。
カーポート2台分の雨樋を超延長して、地中の排水管までダイレクトアタック!
この点も後々の使い心地に大きく影響してきます。
設計段階でしっかり考えておいてよかったと思っています。
YKK AP アリュースキャップ(縦連棟)垂れ壁付き
サイズ:間口2.7m × 奥行10.06m × 高さ2.35m
屋根材:熱線遮断ポリカーボネート(アースブルーマット調)
本体色:プラチナステン
価格目安:約40万円(商品代・施工費・雨樋延長費込み)
こんな人におすすめ
- 敷地の都合で縦列駐車しかできない人
- 車1台+作業スペースなど多用途で使いたい人
- 雨風の吹き込みが気になる立地に住んでいる人
ご覧いただいてどう感じましたか?
「うちも縦列タイプってアリかも…」1台しか車を持っていなくても駐車場が2台あれば2台分のカーポートをおすすめします!
サイズ感、相談なども、実測でご回答できますので、お気軽にLINEメッセージどうぞ。
フェンス:グローベン プラドリッチフェンス(H2000・隙間10mm)
我が家の外構の中でも、「生活の満足度」に一番貢献しているアイテムがこの目隠しフェンスです。
開放的なリビングにしたかったので、視線対策としてしっかりとした高さのあるフェンスを選びました。
採用したのは「グローベン プラドリッチフェンス」
高さは約2mで、一番下は15cmの隙間があります。(1枚パネルを抜いて減額ぅー
幅は145mm板に、隙間10mmつづ開けてます。
実は、表裏逆仕様(内面化粧)でリビングからの見た目が良くなるように配置
通常は通行側に見た目がよくなるように設計されていますが、内側からの見た目重視であえて表裏を逆にしてもらいました。
このあたりは指定しないと自動で外向きになるので注意が必要です。
このフェンスでできたこと
完全な目隠しフェンスなので、カーテンが不要になりました。コレはデカイ!
圧迫感が出にくい木目調&隙間10mm設計
リビングが一気に“自分たちだけの空間”になった感覚
外からの視線がないというだけで、家の中の快適度が段違いに上がりました。
外構でしっかり隠せると、室内でのびのび過ごせます。
費用に見合う満足度が得られるか?
確かに、高さ2m・長さ12mをフェンスで囲うとそこそこの金額になります。
しかし、室内の居心地が上がったことで、窓まわりのインテリア費用を抑えられたのも事実です。
目隠しフェンスをしたのでカーテン不要になった
カーテンの厚み分はもちろん、リビングが広く感じるようになった
これだけの恩恵を得られるなら、費用対効果としては十分だと感じています。
外からの見え方だけでなく、内からの居心地を優先して設計
視線の気になり方は家庭によって違うため、現地で立って・座って・歩いて確かめることが大切です。
施工時の注意点
フェンスの最終高さは、建物の足場が外れてから現場で実測して決定しました。
幅も最小限、高さも最小限、でも確実に。最小限のコストで目隠しをしたい。
絶妙なぴったり合わせるための強いこだわりがありました。
グローベン プラドリッチフェンス 高尺タイプ
長さ:約12m × 高さ:約2m
隙間:10mm、11段貼り
カラー:ウォルナットブラウン
価格目安:約48万円(独立基礎・施工費込み)
プラドリッチフェンスは、こんな人におすすめ
- リビングやテラスの目隠しをしっかりしたい
- 圧迫感を出さずに、プライベート感を高めたい
- カーテンなしで開放感のある暮らしをしたい
見た目だけでなく「暮らしやすさ」で選んだこのフェンス。
実際に生活してみてどうだったのか、もっと詳しく知りたい方は、実体験でお話できると思います。
「アルミフェンスと迷っている」「隙間5mmと10mmで迷ってる」「室内からの見え方が知りたい」など、悩み相談もきっと体験談でお話できますよ~
勝手口ステップ:モルタル仕上げ(約畳1枚分)
勝手口まわりは、“使いやすさ重視”で最低限の仕様に抑えたエリアです。
既製品ではサイズが合わなかったため、現場造作で対応してもらいました。
勝手口:モルタル仕上げ
サイズ:約2.0m × 0.9m(畳1枚分程度)
高さ:約30cm前後(段差対策)
内部:リフォーム時に出た残材を再利用
価格目安:約0円(サービス工事)
一般的な勝手口ステップよりかなり大きめですが、広いと荷物の仮置きにも使えるので意外と便利です。
モルタル仕上げのメリット・デメリット
モルタル仕上げは、施工がシンプルでコストを抑えやすい。
雨がかかりにくい場所なので劣化も少ない。
ただし…汚れやすさには注意が必要です。
シャボン玉の跡やスリッパの跡が残ってしまうなど、表面の汚れはそれなりに出てきます。
そのため「見た目も重視したい」場合は、タイル貼りなどを検討してもいいかもしれません。
まぁー、ここは勝手口ですからね。
キニシナイ!
外構リフォーム工事の中でうまく工夫してコストカット
もともと発生していた残材(コンクリ破片や砕石など)を中詰め材として再利用。
廃材処分を減らしつつ、しっかりした土台として活用できたのはうれしい副産物です。
今回の勝手口ステップは、一式工事として依頼していた中でサービス対応してもらえた項目。
正式な金額が出ているわけではありませんが、工事の流れの中でお願いしておくと対応してもらえる場合もあることを実感しました。
0円(サービス扱い)ありがとぉーーー
モルタル仕上げのステップはこんな人におすすめ
- 勝手口周辺に荷物を仮置きするスペースが欲しい
- シンプルでも実用的な仕上がりでコスパを実現したい人
- 多少、汚れてもキニシナイ!
「勝手口って、どこまでつくり込むべき?」と迷う方も多いと思います。
このステップが実際にどれくらい使われているのか、掃除の頻度はどうかなど、気になることがあればメッセージください。
我が家はゴミ置き場になっているので毎日使ってます。
コレが1段低いと使いにくくなっていたと思うので、満足です。(今回サービス工事で対応いただけた…というのもありますが
「うちはタイルのほうがいいかも」「濡れる場所だとどうなる?」など、個別のケースに合わせたアドバイスもできます。
立水栓:ユニソン スプレスタンド60 ソリッドタイプ
外構の中でも「目立たないけど、ないと困る」存在が立水栓です。
我が家では、機能性と目立たなさを重視して、ユニソンのスプレスタンド60 ソリッドタイプを採用しました。
この水栓を選んだ理由
上下に蛇口が2つある。
段は手洗いやバケツ用、下段はホースリール専用で使い分け可能
ブラックカラーで外構全体に溶け込むデザイン。
主張しすぎず、背景にスンッと馴染んでくれる
目立たないけれど、毎日使う“縁の下の力持ち”として最適解思ってます。
そんなに、高くないです。
外構全体のトーンを崩さず、実用性も両立できる水栓です。
あえて「水受け(パン)」はつけなかった理由
今回は水受け皿(パン)を設けていません。
理由は大きく2つです。
- 排水溝がすぐ横にあるため、水は直接流せる設計にした
- パンの存在が動線を邪魔しそうだった
その代わり、必要なときだけバケツやタライを持ち出して使い分けるスタイルにしています。
実際、これが思いのほか快適で、
「やっぱりパンをつけたほうがよかったかな?」
と迷うことはありますが、現状困っているわけではありません。
使い道と周辺環境で、水受け(パン)を考える
我が家の設置場所は屋外・コンクリート仕上げエリアです。
ホースでの水撒きや洗い物も日常的に活躍中です。
背の低い水受けがないことで、空間がすっきり保たれています。
土や芝生エリアであれば、パンなしだと地面がぬかるんでしまうためお客様のプランを刷るときのにも水受け(パン)は採用してます。
コンクリート仕上げの場合は、パンなしも選択肢にできますね!
あとは、使い道次第!ちょっとイメージして考えてもらいたいです。
迷う場合は、水受け(パン)アリをおすすめします。びちゃびちゃになるので><
立水栓 ユニソン スプレスタンド60 ソリッドタイプ(蛇口2個付)
本体カラー:ブラック
水受け:なし
給水:既設配管から接続(追加工事なし)
価格目安:約4万円(製品+取付工賃込み)
こんな人におすすめ
- ホースリールと手洗いを分けて使いたい人(ズボラさんは嬉しい
- 外構の中で水栓を目立たせたくない人
- パンの設置が動線を邪魔しそうなレイアウトの人
水栓は使ってみて初めて“ありがたみ”がわかる設備の一つです。
「パンを付けたほうがいいのか迷ってます」など、今まさに検討中の方は、LINEで気軽に聞いてください。使い勝手や後悔ポイントについても、リアルにお答えします。
土間コンクリート+エキスパンタイ(グレー目地)
今回の外構工事で最も費用がかかったのが、この土間コンクリート部分です。
見た目は地味ですが、実際に暮らしてみると「これにして本当に良かった」と思えるポイントがたくさんあります。
なぜ全面コンクリートにしたのか
- 雑草が生えない
- 砂埃が立たない
- 雨の日でも
- ぬかるまない
- 掃除が圧倒的にラク
- 子どもが遊んでも汚れない(ズボンも靴も清潔)
特に、毎日のように外で遊ぶ子どもがいる家庭にとっては、掃除や洗濯のストレスが激減するのが何よりのメリットです。
施工の工夫:エキスパンタイを活用
コンクリートのひび割れ防止のために、グレーのエキスパンタイを細かく入れました。
といっても3mごとにいれる、通常の目地スパンです。
目地の色をコンクリートと似たグレーにすることで、仕上がりの見た目もスッキリしています。
また、水勾配は一部を除いて基本2%勾配で取っており、ゲリラ豪雨でも水たまりゼロの仕上がりです。
土間コンクリートでこんなことやってます。
- 自転車の練習(転んでもすり傷になりにくい)
- チョークで落書き → 水で洗えばきれいに
- 夏は人工芝マットを敷いてプール遊び
- 冬はカーポート下で縄跳びやボール遊び
使うときだけ人工芝マットを敷いて、終わったら片付けるという可変スタイルで運用しています。
人工芝は固定せず、台風や強風の予報があれば、ウッドデッキ下に丸めて補完する方式です。
見た目より「生活の質」を優先
正直、パッと見は地味です。
でも、毎日の使いやすさ・掃除のラクさ・管理のしやすさという面では、これ以上ないくらい快適です。
「外構って、見た目ばかり気にしちゃうけど、実際どう暮らすのかが大事」そんな気づきが、この土間工事には詰まっています。
土間コンクリート 厚み8cm(一部10cm)
面積:約105平米
工事内容:全面コンクリート打設+目地+残土処分+スロープ部分含む
価格目安:約125万円
全面土間コンは、こんな人におすすめ
- 雑草・ぬかるみ・砂埃に悩みたくない人
- 子どもがよく外で遊ぶ家庭
- 管理や掃除の手間を極力減らしたい人
「コンクリって味気ない?」と思っている方。
いいんです。
機能美こそ、最高の美しさ。
ぜひ知ってほしい仕上がりです。
水はけや目地の入れ方など、プランの細かい部分で気になることがあれば、メッセージで気軽に聞いてください。
「うちも全面コンクリ案が出てるけど迷ってる…」という相談も歓迎ですよ~
ウッドデッキ:グローベン プラドデッキ
毎日の洗濯物干し場として活躍しているのが、グローベン社のプラドデッキです。
我が家の生活動線の中で、ウッドデッキは「あると便利」どころか、“なかったらかなり不便”なレベルで重宝している設備です。
プラドデッキを選んだ理由
汚れに強い樹脂素材→ 水を吸わないので、雨でも汚れが染み込まない
フェンスと色を合わせて統一感アップ → 見た目にもまとまりが出る
高さ・奥行きを生活動線に最適化 → 洗濯機からの導線を直線で確保
ウッドデッキは「見た目の映え」で選ばれることも多いですが、我が家では“使いやすさ最優先”で選びました。
ウッドデッキは足場として使って価値が出る
ウッドデッキは使って価値が出ると思っているので、使わないウッドデッキは推奨しません。
我が家のデッキは、全面を覆う大きな屋根付きなので雨に濡れにくく、ほこりもつきにくいです。
なので、リビングからスリッパに履き替えず、そのまま洗濯物を干せる快適さ。
控えめに言って、最高です。
地味ですが、毎日使う場所に少しでもストレスがあると積み重なります。
逆に言えば、こうした場所を快適にしておくと、生活全体の満足度が底上げされます。
グローベン プラドデッキ
サイズ:間口約3.6m × 出幅約1.8m
高さ:約55cm(床と室内の段差を調整)
素材:樹脂(プラドシリーズ)
カラー:フェンスと同色(ウォルナットブラウン)
価格目安:約28万円(取付費込み)
たまにドライタイプのクイックルワイパーを掛けたりしてキレイに保ってます。
ほぼ、リビングのフローリングと同じ扱いをしてます。
プラドデッキはこんな方におすすめしたい
- 外干し派で、スムーズな洗濯動線をつくりたい人
- 雨や汚れに強い素材で、メンテナンスを減らしたい人
- デッキを「くつろぎ空間」よりも「作業効率アップの場所」として考えている人
実際に使ってみて、「ウッドデッキがある生活はラクだな」と感じています。
特に雨がちょっとだけ降った日や、朝の時間がない日など、小さな便利が積み重なります。
「高さはどれくらいがいい?」「他のメーカーとの違いは?」など気になることがあれば、質問をどうぞ!
大型テラス屋根:四国化成 スマートトップ
さっきのウッドデッキ紹介でも少し出てきましたが、ウッドデッキの上に設置した大型テラス屋根は、四国化成の「スマートトップ」を採用しました。
この屋根のおかげで、デッキが一年中快適に使える空間に仕上がりました。
スマートトップを選んだ理由
非常にややこしい現場でして…網羅的にカタログをチェックした結果、以下の条件をすべてクリアできる屋根を探して、最終的にたどり着いたのがスマートトップです。
- 風に強い構造 → 我が家は高台にあるため、耐風性は必須条件
- 屋根先に柱がない → 子どもが走り回っても邪魔にならない
- 大きな屋根が必要 → 勝手口、シャッターボックスと干渉しない
他社製品との比較でも、この3つすべてを満たせたのはスマートトップだけでした。
他メーカーとの比較結果
三協アルミ「セパーネ」→ 出幅が180cmまで
LIXIL「テラスVB」→ 横幅が足りず、扉干渉あり
YKKAP「レセパ」→ 横幅が足りず、扉干渉あり
四国化成「スマートトップ」→ ギリギリ条件クリア
屋根まわりは設置スペースと納まりの調整が非常にシビアで、現場でも何度も打ち合わせを行いました。
けっして、他のメーカー商品がダメというわけではなく、我が家にマッチするものを血眼で探した結果、この商品に行き着きました。
現場での超難関ポイント
- 地中に間知石 → 側溝の配置とサイズを調整して回避
- シャッターボックスとの干渉 → 間口方向に柱位置をずらして調整
- ウッドデッキとの干渉 → 柱位置を移動して柱の内々に入れ込む
ここは職人さんの腕と対応力に助けられた部分です。
リクエストがあれば、工事中の写真も共有可能です。
夏はシェード、冬は採光。季節に合わせて変更
夏場:シェードを追加して直射日光をカットし、室内の冷房効率アップ
冬場:シェードを外して日光を取り入れ、自然な暖かさを確保
スマートトップにはシェードのオプションがないので、ロープワークを駆使しして屋根下に日除けシェードを取り付けています。※自己責任の範囲で
風の影響をできるだけ受けないように必要に応じて取り外しがしやすい構造です。
もちろん、思いっきり日陰ができるのでリビングはだいぶ暗くはなりますが、LED照明の電気代よりも冷房費のほうがかかるため、暗くなっても室温上昇を抑えるほうが電気代が安く収まります。
見た目とコストのバランス
屋根のサイズ自体はカーポートよりも小さいのに、価格はカーポート(40万円)よりも高額です。(なんだか納得いかない…)
ただし、屋根があることでリビング前の快適さが段違いに上がったため、費用以上の満足度を得られた設備のひとつです。
メーカー:四国化成 スマートトップ(中柱タイプ)
サイズ:間口8.5m × 出幅2.0m × 高さ2.4m
屋根材:ポリカーボネート(クリアマット)※社外品採用
カラー:ステンカラー
オプション:物干し竿付き
価格目安:約45万円(製品・施工費込み)
スマートトップは、こんな人におすすめ
- ウッドデッキを一年中快適に使いたい人
- 柱位置が制限されている家
- 強風エリアで、しっかりした屋根を探している人
「この屋根で正解だったか?」とよく聞かれますが、リフォームや制約がある物件では納まり重視で選ぶことが最重要だと実感しています。
サイズや柱の干渉が気になる方は、図面を一緒に見ながらアドバイスもできます。
気になることがあれば、気軽にご相談ください。
排水溝・グレーチング(雨樋と地中配管で連結)
土間コンクリートを全面施工すると決めた時点で、同時にしっかり計画しておくべきなのが“排水ルート”です。
水の逃げ場がないと、大雨のたびにお庭が大きなプールになってしまいます。
設置の目的と考え方。※かなり重要です。
今回のコンクリート仕上げは約105平米。
この広さに降った雨水を確実に排水するには、コンクリート勾配だけでは足りない場面があると判断しました。
そのため、家の周りをぐるりとグレーチング付きの排水溝に接続する方式を採用しました。
既存に雨水桝が3箇所あったのですが、全面コンクリートを想定された配置ではありませんでした。頑張ってその枡に向かって勾配をつけれないわけではないのですが、地面の紅梅系作をひねくり返さないと集水できないのは測量のタイミングでわかっていましたので、側溝を作る方向にシフトさせました。
カーポート・テラスと雨樋も接続する
カーポートやテラス屋根に降った雨水は、全て雨樋で集めて地中の配管へ直結です。
これにより、コンクリート表面に水がとどまることはほぼありません。
雨水が流れることでコンクリート汚れるので、防汚対策にもなり一石二鳥!
排水設計に無理があると、
- 排水口から水が逆流する
- 排水しきれず水たまりができる
- 建物や基礎が汚れる
- 湿気からのカビ
といったトラブルが起こるので、最初のプラン段階から真剣に検討しておくべきポイントです。
土間コンクリート勾配は基本2%
コンクリートは主に2%勾配で設計しましたが、一部では1%勾配に留めている箇所もあります。
それでも大雨の日でも水たまりゼロ。
台風の大雨でも、排水溝から溢れ出ることはなかったです。
今のところ、掃除もラクで美観も保てています。
排水溝延長:約18m(カーポート・テラス屋根・土間エリア全体をカバー)
グレーチング製品:片岡産業 W100 並目ノンスリップ T-2 WUC-X 10-519
配管:地中排水管へ接続済み
グレーチング:車が乗ってもOKの強度あり
費用目安:総額:約15万円(排水溝本体+グレーチング+排水管接続工事含む)
こんな人には参考にしてほしい!
- 土間コンクリートを広く打設する予定の人
- カーポートやテラス屋根からの雨水が多い立地
- ゲリラ豪雨や台風時の水はけを心配している人
外構における排水設備は“目に見えない安心感”をつくるものです。
見えないものにお金を払うのはちょっともったいないかもしれませんが、これは必要な設備です。
しっかり設計すれば、雨の日でもイライラしない快適な屋外空間が手に入ります。
建築後では対応できないので、建築前の方は、ぜひ参考してもらいたい。
「排水溝って必要ですか?」「雨樋って地中に通すべき?」といった疑問があれば、LINEでメッセージを送ってください。ご家庭の敷地条件や希望に合わせたアドバイスをお届けします。
駐輪場屋根:LIXIL フーゴテラス
自転車やバイクを日常的に使う家庭にとって、駐輪場は「雨の日のストレス」を左右する設備です。
我が家では、限られた敷地内で設置できるスタイリッシュな屋根を探し、LIXILのフーゴテラスを選びました。
フーゴテラスを選んだ理由
- 耐風圧性能が高く、強風地域でも安心
- 屋根材は明るさを保てるクリアマットポリカ
- スタイリッシュで周囲の景観になじむデザイン
通勤や子どもの送迎などで自転車・バイクは毎日使う生活なので、「濡れずに乗れるかどうか」は快適さに直結します。
また、駐輪場の配置が周囲からよく見える位置にあるため、デザイン性も重視した選定です。
設置場所とサイズ感
窓との干渉を避け、雨が吹き込みにくい高さと角度で設置しました。
高すぎると風の影響で雨が吹き込むため、あえて標準柱を選択しています。
使用してみて感じたこととしては、
- 自転車の出し入れがスムーズ
- 雨の吹込みがほとんどない
- 屋根があることで、バイクの劣化やサビ防止にも効果あり
- 周囲から見える位置にあるが、見た目が整っているので満足度が高い
シンプルですが、日々の使いやすさ・安心感・外観の印象すべてにおいて満足度の高いアイテムでした。
LIXIL フーゴFテラス(独立式サイクルポート)
サイズ:間口4.3m × 出幅2.1m × 柱高1.9m
カラー:シャイングレー
屋根材:ポリカーボネート(クリアマット)
価格目安:約15万円(製品+施工費込み+雨樋接続込み)
こんな人におすすめ
- 自転車通勤・通学をしている家庭
- 限られた敷地の中で、雨除けとデザイン性を両立したい人
- 強風地域で、安心感のある屋根を選びたい人
駐輪場を後回しにしてしまう方も多いですが、毎日使うものほど優先度は高いと実感しています。
そもそも、駐輪場を検討漏れているという方も多いので、今一度敷地図面を見直してもらいたい!
「屋根付きにするか迷っている」「自転車が風で倒れて困っている」などのお悩みがあれば、ご相談ください。サビ対策、転倒防止対策、導線設計などお手伝いできることがあると思います!
スロープ:刷毛引き仕上げ・傾斜12度(長さ2.5m)
自転車や原付を敷地内にスムーズに出し入れしたい!
そう考えて、導線上にスロープを設けることにしました。
設計段階から現場施工まで、最も頭を悩ませた設備のひとつです。
なぜスロープを作ることにしたのか
駐輪場まで駐車場経由だと、車が止まっている時に60cmぐらいしか隙間がないとカーポート編でお話しました。
なので、車が止まっている時に駐輪場へ行く動線を確保する必要があり悩んだ末に…
「どうにかスロープを設けよう」という結論に至りました。
実際のスロープの傾斜と長さの決め方
傾斜角度については、自宅の生活圏内にあるきつーい坂道を実際に自転車を押したり、歩いて体感しながら検証しました。
その結果、我が家にとって無理なく押して歩けるのは最大で12%程度という結論に。
我が家の70cm高低差で、最大角度12%傾斜で解消するために必要な、スロープ長は水平距離で最低2.5mということがわかったのでなんとかそのスペースを確保できるところを探しました。(といっても、選択肢は玄関前しかありませんが…)
急傾斜のスロープを作る苦労と工夫
地中から間知石(コンクリートブロック)が出てきたため、それを除去できず。
傾斜のスタート位置から再調整が必要になりました。
最終的には、3Dでねじるようにスロープを立体的に勾配をつけて、横幅と傾斜のバランスを確保しながら、最大高低差は約70cmを解消して出来上がりました。
職人さんと現場で何度も打ち合わせを重ねながら、仮設足場を使って慎重に施工
簡単そうに見えるコンクリートの坂道ですが、実際には相当な現場対応力が求められる構造でした。
125ccクラスのバイクで登り降りも問題なく、子どもも自力で自転車を押せてます。
仕上げは「刷毛引き」で安全性も確保
滑り止め効果のある刷毛引き仕上げで、濡れていても足元がしっかりグリップします。
自転車・原付ともに、問題なく出し入れできる仕上がりになっています。
スロープ コンクリート刷毛引き仕上げ
傾斜:最大12度(実測)
長さ:約2.5m
高低差:約70cm
手すり:LIXIL アーキレール 高さ80cm シャイングレー
価格目安:約20万円(土留・手すり工事含む)
スロープをおすすめできる人
- 高低差があるけど自転車やバイクを通したい。
- 段差のある敷地で、バリアフリー要素を取り入れたい。
- 駐車場と玄関の導線を分けて、安全性を高めたい。
「スロープってどれくらいの傾斜までいけるの?」「施工費ってどのくらい?」といった疑問があれば、ぜひLINEでご相談ください。
現場の条件によって選び方が変わる設備なので、写真や図面を見ながらのアドバイスも可能です。
毎日使ってる坂道なので、体感的にお話ができます。
基本スロープはおすすめをしませんが、今回はやむを得なかったです。
サイクルスタンド:TOKO(3台分・80cm間隔)
駐車場の屋根と動線のお話が終わったので、次はサイクルスタンドの紹介です。
駐輪場をつくるなら、スタンドの設置もあわせて考えるのがおすすめです。
我が家では、自転車の転倒防止と収納効率を両立させたくて、後からTOKOのサイクルスタンドを導入しました。
サイクルスタンドの設置を決めた背景
何度も説明していますが、敷地が少し高台にあり、風の影響を受けやすい立地です。
子供の送り迎え用のカバーを取り付けていて、帆の役割をしてしまい強風時は危険です。
サイクルスタンドはほしいと思っていましたが、子どもが小さいこともあり、自転車を持ち上げずに駐輪できるタイプを探して選んだのが、TOKOの差し込み式スタンドです。
採用したスタンドの特徴
- 差し込み式で、前輪をスポッと差し込むだけ
- 幼児〜大人用の自転車まで幅広く対応
- DIY設置が可能(工具レンタルあり)
特に、子どもでも使いやすいという点が大きな決め手になりました。
実際の使用感と設置間隔
スタンド同士の間隔は80cmで設置しました。
よく自転車の間隔は「60cm」と言われますが、大人が自転車と自転車の間に入ってスタンドを立てるときには、かなり窮屈です。
左右にスペースの余裕がある場合は、80cmぐらいのスペースに広げ、駐輪・取り出しがゆとりある動線にすると良いです。
- 隣の自転車に干渉しない
- 子どもが自分で停めるときもぶつかりにくい
と、ストレスの少ない使い勝手になっています。
サイクルスタンドは、DIYで設置した!
スタンド自体はネット購入&自分で設置しました。
工具は無料でレンタルでき、コンクリート面にボルト固定するだけなので作業も比較的かんたんです。
TOKO サイクルスタンドS01型 ステンカラー(1台用)
設置面:コンクリート土間
費用目安:約1.5万円/台(スタンド本体+固定部材)
製品リンク:https://gatefactory.jp/product.php?id=34
TOKOのサイクルスタンドはこんな人におすすめ
- 自転車の転倒や乱雑な置き方が気になる人
- 小さな子どもが自転車を使う家庭
- 限られたスペースでもきれいに整理したい人
- DIYで安く取り付けしたい人
「自転車がすぐ倒れてイライラする」「DIYでも設置できる?」など、導入前に気になることがあれば、お気軽にLINEで聞いてください。
設置間隔や台数の考え方など、使ってみてわかったリアルな感想もお伝えできます。
センサーライト(カーポート・駐輪場に設置)
防犯・安全・快適性。
夜の外構には、思っている以上に「光の設計」が効いてきます。
我が家では、建物本体とは別に、外構にもセンサーライトを2灯追加しています。
場所はカーポートと駐輪場。いずれもDIYで設置した後付けライトです。
センサーライトのすすめ、設置した目的と背景
建物側には玄関ポーチ灯と勝手口灯がありましたが、駐車や駐輪スペースには灯りが届かず。
夜間に帰宅したときの不便さと、防犯面の不安から追加設置を決めました。
おすすめしたい設置したセンサーライト
カーポート:3灯式センサーライト(ダイシン)
- 明るさ・照射範囲・反応速度ともに良好
- 夜間の車庫入れ時に「バックが見えない」と言われて導入
- 家の目の前を通ると反応するが、道路の真ん中なら反応しない
駐輪場:1灯式センサーライト(オーム電機)
- 自転車利用時にサッと点灯する明るさで十分
- スタイリッシュな見た目で気にってる
いずれもコンセント式タイプを使用しています。
ソーラー式は試しましたが、光量不足・点灯不安定・誤作動の多さが気になり、選び直しました。
DIY設置時の工夫、配線はモールで隠す
ライトの固定は耐候性の結束バンドを使用し、いつでも取り外しや交換ができるようにしてあります。
一度固定すると、基本変更しませんが、調整しやすいように結束バンドで固定してます。
万が一、落下してしまったときの安全性を確保するためワイヤーも通してます。
電源は屋外コンセントから延長コードで引いているだけですが、コードは露出せず、見た目と安全性に配慮した配線にしています。
コンセント式センサーライトを使用して感じたこと
- 夕方以降の帰宅が快適になった
- 駐車・駐輪時に段差や障害物が見える安心感
- センサーで自動点灯するため、スイッチ操作のストレスがゼロ
- 人の気配に反応するため、防犯効果も期待できる
ネコなどの小動物による誤作動も心配でしたが、我が家の周辺ではネコがいないので誤作動はほとんどなしです。
冬場は17〜18時でも真っ暗になるので、設置しておいて本当に良かったと感じるポイントのひとつです。
ちなみにスロープの部分は、電柱灯があるので公共の電気に頼りまくりです!
カーポート:3灯式センサーライト(ダイシン)
https://amzn.to/4jkqOrj
駐輪場:1灯式センサーライト(オーム電機)
https://amzn.to/3EvWef9
費用目安:各数千円〜1万円前後(DIY設置)
コンセント式センサーライトはこんな人におすすめ
- 夜間の駐車や駐輪が不安な方
- 建物側の照明では光が届かないエリアがある方
- ソーラー式からの乗り換えを検討している方
外構のセンサーライトは、小さな工事でも生活満足度を上げてくれる設備の代表格です。
「どこに付けたら効果的?」「配線が心配だけどDIYできる?」など、具体的に相談したい方はLINEでどうぞ。
花壇・家庭菜園:手入れしやすいサイズで
「ちょっとだけ野菜を育てたい」「草花を少し楽しみたい」そう思ってつくったのが、手入れしやすさを最優先した家庭菜園スペースです。
ガッツリ農業はしないけど、日々の中で自然と触れ合える場所が欲しい。
そのちょうど良い落としどころとして、長さ3m × 幅70cmの花壇スペースをつくりました。
サイズと配置の工夫
奥行きは人が両側から手を伸ばして届く「70cm」までに抑えています。
幅が広すぎると、中央部の草抜きが難しくなり、結果的に放置ゾーンができてしまうからです。
当初は2mの正方形で計画していましたが、手が届かない未来が見えたため変更。
実は…、施工時に出てきた地中の埋設物がきっかけで形状を見直すことになり、結果的に大正解でした。
1年家庭菜園で育ててみた感想
育てたのは、オクラ・キャベツ・ラディッシュ・えんどう です。
まだ、本格的ではないですが、いろいろ楽しんでます。
- 忙しいときはほったらかしでも大きな問題にはならない
- 無理のない規模感なので、育てる楽しさを維持しやすい
広すぎると、毎日水やりや手入れが負担になります。
このサイズなら「やれるときにやれる分だけ」のペースで続けられます。
家庭菜園を大きくしなかった理由、今後について
実家に、田んぼや山林を保有していることもあり、本格的な土いじりは「今じゃなくていい」と思っているところもあります。
老後、リタイヤ後に楽しむので十分かなと思ってます。
今は、土いじりよりも息子たちの世話のほうが楽しいのと、忙しいので。
この家を将来的に子どもに譲った後に田舎でゆったり畑でもやろうかな……と、そんな緩やかな構想を込めて作った家庭菜園スペースです。
絶対やってほしい、便利だったポイント
近くに水栓を配置してあるので、水やりが非常にラク。
- ホースを伸ばす必要がない
- 使い終わったらすぐ仕舞える(実際は、仕舞ってない)
育てる植物によりますが、水やりあ毎日必要になることも多いので手間なくできるのが大事!
施工内容:型枠組み+土の整地
サイズ:幅3m×奥行き70cm
土の投入:自分たちで実施
費用目安:約1万円(型枠代のみ)
※家庭菜園スペースとして約2平米分、土間コンの面積が減ったので総額としては作ったことにより減額にはなってます。
家庭菜園スペースはこんな人におすすめ
- 子どもと一緒に植物を育てたい家庭
- 手入れを楽しみつつ、無理なく続けたい人
- 規模を抑えて、季節の変化を身近に感じたい人
家庭菜園は、“やるぞ”と意気込まずに、「あると楽しい」くらいのスタンスがおすすめです。
「このサイズで何が育てられる?」「もう少し広げたいけどどうすればいい?」など、具体的な相談があればLINEでお知らせください。
実際こうだったという実際の感想もお伝えできると思います。
外構は「暮らし方」にあわせてつくるのがコツ!
最後に…
以上が、庭ファン宅の理想を集めた外構ツアーでした。
綺羅びやかで、豪華な外構を期待した人、スミマセン。
こんな感じです。
手間なく、背伸びをしない、等身大のわたしが理想としていた外構はコレです。
眺める庭というより、使う庭ですね。(動画撮影なども行うので
つらつらと書いていると約1.8万文字になってしまいましたネ。
外構は「暮らし方」から逆算すると、後悔が減ります。
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
外構は家づくりの最後にまわされがちですが、実際は「毎日使う場所」です。
だからこそ、間取りやデザインだけでなく、動線や視線、水はけや段差といった、細かい使い勝手の積み重ねがとても大切だと感じています。
私はもともと外構・庭まわりが好きなので、建物よりも外まわりに予算を多めにかけたタイプかもしれません。
でもそれが結果として、暮らしやすさや満足感につながったと実感しています。
この外構工事をしたのは2024年2月。
かかった総額は…あえてここでは触れません。計算しないでください。
絶対計算するなよ!
それよりも、この記事がこれから外構を考えるあなたにとって、ヒントや判断材料として少しでも参考になれば嬉しいです。
このブログを読んだ感想・ご質問、いつでもLINEでお待ちしています。
気になった設備、取り入れてみたい工夫、「うちの場合だったらどうなる?」といった疑問まで、どんな内容でも構いません。
LINEで感想やご質問を送っていただければ、私・庭ファンが直接お返事いたします。
あなたの理想の外構づくり、心から応援しています。