デッキ上の屋根の高さが190cmに。圧迫感なく快適にする方法はありますか?
はじめまして。
現在、庭にデッキとフェンスと屋根を取り付けたく、業者さんと商談中です。
- デッキ:LIXIL レストレージ
- フェンス:ニコボード(デッキ上に高さ150cm)
- 屋根:LIXIL スピーネF型(出幅 約3000mm)
この仕様で設置した場合、屋根の一番低くなるところが、デッキの上からだと1900mm程度になるとのことでした。この高さは一般的なのでしょうか?
施工業者の方からは、「1900mmはだいぶ低いので、外壁から直接つけるのではなく、ベランダの先端から取り付けると、もっと高さが出ていいのでは?」と提案されています。
庭ファンさんならどうしますか?アドバイスをいただけると嬉しいです。
庭ファンからの回答
ご相談ありがとうございます。ウッドデッキと屋根の組み合わせ、素敵ですね。高さの問題、とても重要なポイントです。
デッキ上の高さ190cmは、やや低く圧迫感を感じる可能性あり
結論から申し上げますと、デッキの上から屋根の一番低い位置までが約190cmというのは、やや低めで、実際に立ったり過ごしたりする際に圧迫感を感じる可能性があります。
特に、デッキ上に150cmのフェンスを設置されるとのことですので、屋根までの空間(抜け感)が少なくなり、より一層低く感じやすくなります。
できれば最低でも2200mm(2.2m)程度は確保したいところです。
高さを確保するための解決策
施工業者さんが提案されている「ベランダの先から屋根を取り付けて高さを稼ぐ」という案は、理にかなっており、非常に良いアイデアだと思います。まずはその方法で、どれくらい高さを確保できるか確認するのが良いでしょう。
さらに、私からもう2つ、圧迫感を解消するためのアイデアをご提案します。
解決策①:勾配が緩い屋根材を選ぶ(YKK AP ソラリアなど)
もし屋根のメーカーを再検討できるようでしたら、YKK APの「ソラリア」シリーズも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
ソラリアの屋根なら、オプションの「自在桁(じざいげた)掛け」を使うことで、屋根の勾配を通常の10°から5°へと緩やかに変更できます。
今回のように出幅が約3000mmある場合、勾配を緩やかにするだけで、屋根の一番低い部分の高さを約30cmもアップさせることが可能です。
解決策②:屋根材を採光性の高いものにする
屋根材には、明るさを確保できる「クリアマット」タイプを選ぶことをおすすめします。
光を多く取り込むことで、視覚的な圧迫感を軽減する効果が期待できます。
まとめ:私ならこの順番で検討します
もし私がお客様の立場でしたら、以下の順番で検討を進めます。
- 【まず試す】施工業者さんの案通り、屋根の取付位置をベランダの先からに変更して高さを確保する。
- 【次に検討】それでも高さが不十分な場合、屋根のメーカーを変更(例:YKK AP ソラリア)し、緩勾配にできないか相談する。
- 【仕上げ】屋根材は「クリアマット」を選び、明るさを確保して開放感を演出する。
少しでも快適なデッキスペースになるよう、無理のない範囲で工夫を取り入れてみてください。応援しております。
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