車のために駐車場を平坦にしたい!水勾配なしで水はけを良くする方法は?
現在、新築外構を検討中です。
私は車が趣味なので、できれば平坦な駐車場を作りたいと考えています。
水捌けを考えると、透水性のある「オワコン」が良いかと思うのですが、通常の土間コンクリートでも、そこまで気にしなくても大丈夫なものでしょうか。
庭ファンさんの投稿で「水勾配は2%までに抑えましょう」と拝見したので気になっています。
勾配を作らずに水はけを良くする対策は何かありますか?
「ドットコン」という商品も気になっています。
もしくは、雨が入らないようにカーポートでしっかりと囲ってしまうのも一つの手でしょうか。
よろしくお願いします。
庭ファンからの回答
ご新築おめでとうございます!
車がご趣味とのこと、こだわりの駐車場を作りたいというお気持ち、とてもよく分かります。
結論から申し上げますと、水勾配をつけずに完全に平坦な駐車場を作ることは可能ですが、その場合は必ず水はけ対策が必要になります。
勾配なしで駐車場を作る具体的な方法
通常の土間コンクリートで勾配をつけないと、雨が降った際に水たまりができてしまい、車の乗り降りやタイヤ、車体にも良くありません。
そこで、平坦な駐車場を実現するための主な対策を3つご紹介します。
- 透水性コンクリートを採用する
ご検討中の「オワコン」や「ドットコン」などがこれにあたります。コンクリート自体が水を地面に浸透させるため、表面に水がたまりません。
- メリット: 見た目がスッキリする、水たまりの心配がない
- デメリット: 通常の土間コンクリートより費用が高い、施工できる業者が限られる場合がある
- 排水設備(グレーチングなど)を設置する
駐車場の周囲や中央に排水溝(グレーチング)を設けて、そこに水が流れるように設計する方法です。これなら、見た目上はほぼ平坦にできます。
- メリット: 確実な排水効果、土間コンクリートで対応可能
- デメリット: 排水溝の掃除が必要、設置費用がかかる
- カーポートで雨を防ぐ
屋根で駐車場全体を覆ってしまえば、雨水の影響を最小限にできます。横からの吹き込みが気になる場合は、サイドパネルを追加するとより効果的です。完全に囲ってしまう方法も一つの手です。
- メリット: 車が雨風や紫外線から守られる、水はけの心配がほぼなくなる
- デメリット: カーポートの設置費用がかかる、建ぺい率など法的な制限を確認する必要がある
庭からのアドバイス
私がお伝えしている「2%の勾配」というのは、水はけを確保するための一般的な推奨値ですが、実は見た目にはほとんど平坦に見えるレベルです。1mあたり2cmの傾斜なので、ぱっと見で坂になっているとは感じにくいかと思います。
コストを抑えたい場合は「2%の勾配をつけた土間コンクリート」が最も現実的でおすすめです。
もし、どうしても完全なフラットにこだわりたいのであれば、ご紹介した透水性コンクリートや排水設備の設置を検討されるのが良いでしょう。
どの方法が最適かは、ご予算やデザインのお好み、敷地の状況によっても変わってきます。
ぜひ、外構の専門業者さんともよく相談して、理想の駐車場を計画してみてくださいね。
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