隣地との高低差、割栗石で土留めはできますか?(敷地が高い場合/低い場合)
隣地との土地の高低差処理を、割栗石を使って土留めすることは可能でしょうか?
ちなみに、自分の敷地が隣地より低い側なのですが、その場合はいかがでしょうか?
庭ファンからの回答
ご質問ありがとうございます。
隣地との高低差処理、特に割栗石をお考えなのですね。見た目も自然で素敵ですが、安全性が気になるところかと思います。
ご自身の敷地が隣地に対して「高い」か「低い」かによって、推奨される方法が異なりますので、それぞれご説明しますね。
ケース1:ご自身の敷地が隣地より「高い」場合
ご自身の敷地が高い場合、割栗石で土をせき止める形になります。
この場合、30〜40cm程度までの高低差であれば、一時的な処理として機能しますが、それ以上の高さになると、落石や崩れのリスクが高くなるため、正直なところ、あまりおすすめできません。
安全性を最優先するなら、やはりコンクリートブロックなどによるしっかりとした土留めが最も安心です。
コストはかかりますが、長期的に見れば補修の手間も少なく、安定感があります。
もし費用や施工の都合で難しい場合は、急な崖にするのではなく、**法面(のりめん)**といって緩やかな斜面にし、クラピアや芝生などの地面を覆う植物(地被植物)を植えて土の流出を防ぐ方法もあります。
見た目の柔らかさを保ちつつ、ある程度の土留め効果が期待できます。
ケース2:ご自身の敷地が隣地より「低い」場合
ご質問いただいた通り、ご自身の敷地が低い場合は、状況が異なります。
この場合、隣地からの土砂の流入を防ぐことが主な目的となります。
そのため、隙間の多い割栗石では土砂を防ぎきれません。
結論として、隣地からの土砂流入を防ぐために、コンクリート製の土留めブロックを設置することを強く推奨します。
状況によって最適な方法は異なりますが、土留めは安全に関わる重要な工事です。
長期的な視点で、安全性を第一にご検討いただくことが大切です。
またご不明な点があれば、お気軽にご相談ください。
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