新築のタイルテラスをリビングとフラットにしたい。業者からグレーチング無しの施工を提案されたけど、デメリットやリスクはないの?
初めて質問させていただきます。
埼玉県鴻巣市で新築戸建を建築中で、外構は別の専門業者にお願いする予定です。
リビングの窓とフラットな高さでタイルテラスを設置したいと業者に伝えたところ、グレーチングを使わない以下の施工方法を提案されました。
この方法で問題ないか、専門家の視点からご意見を伺えないでしょうか?
【外構業者の提案内容】
・グレーチングは使用しない。
・建物の基礎側にもブロックを積み、タイルと建物の躯体を数ミリだけ離して施工する。
・その数ミリの隙間で床下換気を確保する。パッと見は隙間がないように見える仕上がりになる。
通気スペースが数ミリしかないことで、具体的にどのような弊害が考えられるのでしょうか?
庭ファンからの回答
ご新築、おめでとうございます。
リビングとつながるフラットなタイルテラス、憧れますよね。
ご質問いただいた施工方法について、私の見解をお伝えします。
グレーチング無し・数ミリの隙間での施工は推奨できません
結論から申し上げますと、その施工方法はあまりおすすめできません。
フラット施工自体にいくつか注意点があり、特にご提案の方法では後々問題が発生する可能性があります。
まず、タイルテラスをリビングの床の高さに合わせると、雨が降った際の泥はねで、お住まいの外壁が汚れやすくなるというデメリットがあります。
そして、最も懸念されるのが「数ミリの隙間」です。
このわずかな隙間には、落ち葉や砂、チリなどのゴミが非常に詰まりやすくなります。
一度詰まってしまうと、隙間が狭すぎて掃除をすることがほぼ不可能です。
詰まったゴミは雨水などを含んで常に湿った状態になり、建物の基礎まわりに湿気が滞留してしまいます。
これは、シロアリの発生を誘発したり、建物の土台にとって良くない環境を作り出したりする原因になりかねません。
では、どうすれば良いか?
せっかくの新築で後悔しないために、以下のいずれかの方法をおすすめします。
- 【最も推奨】グレーチングを設置する
費用はかかりますが、グレーチングを設置するのが最も安全で確実です。
十分な通気性を確保できるうえ、グレーチング蓋を開けて手を入れて掃除ができるため、メンテナンス性も格段に向上します。
- 【代替案】5cm程度の隙間をあける
グレーチングをどうしても設置したくない場合は、いっそのこと5cmほど隙間をあけてしまうのも一つの手です。
これだけ隙間があればゴミも詰まりにくく、万が一詰まっても掃除がしやすくなります。
見た目の美しさだけでなく、お住まいを長持ちさせるという観点も非常に重要です。
施工業者さんと再度よくご相談の上、慎重にご判断されることを強くお勧めします。
外構工事・エクステリアは、家を建てていている途中、お引越し後の超忙しいときに、検討することの多いです。
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