カーポートの下に自転車置き場を兼ねる場合の高さ設定と横壁の必要性について

カーポートの下に自転車を置きたい。横壁なしでも雨は防げる？高さの注意点は？

カーポート検討、下に自転車。横壁なし意味ないでしょうか？電動自転車も置こうかと検討しています。

カーポートの下に自転車を置くなら「低め・大きめ」が鉄則です

結論から申し上げますと、カーポートを低めに設置して、その下に自転車を置くというプランは非常に有効です。全然OKですので安心してください。

ご質問にある「横壁」についてですが、もちろんサイドパネル（横壁）があれば雨の吹き込みをより防げますが、「なしだと意味がない」ということはありません。

横壁なしでも快適に使うために、重要なポイントが2つあります。

まず1つ目は、屋根のサイズです。

サイクルポート（自転車置き場）として兼用するなら、敷地が許す限りワンサイズ大きいものを選んで設置したほうが良いです。屋根の面積が広ければ広いほど、横からの雨の吹き込みが自転車に届きにくくなります。

2つ目は、屋根の高さです。

最近のカーポートは、開放感を求めて高さが高い設定になりがちですが、自転車を守るためには「必要最小限の高さ」で作るのが最もおすすめです。

屋根の位置が高すぎると、風に乗って雨が入り込みやすくなってしまいます。逆に屋根を低く設定することで、横壁がなくても雨の侵入角を狭めることができ、自転車が濡れにくくなります。

特に今回は電動自転車も置かれるとのことですので、バッテリーや電気系統を雨から守るためにも、できるだけ雨が吹き込まない工夫が必要です。「屋根は大きく、高さは低く」を意識してプランニングしてみてください。