「樹脂フェンスは反るからやめた方がいい」と言われました。メンテナンス不要ならアルミ一択?
外構業者さんから、「ブロックの上に樹脂フェンスを設置すると、反りが出て十数年後にメンテナンスコストがかかるのでおすすめしない」と言われました。
樹脂フェンスの反りや色落ちなどは、よくあることなのでしょうか?耐久性について詳しく知りたいです。
見た目は樹脂フェンスの方が気に入っているのですが、どうしてもフェンスにメンテナンスコストはかけたくないです。その場合は、アルミフェンスにするべきでしょうか?
庭ファンからの回答
ご相談ありがとうございます。
フェンス選びにおいて「見た目」と「将来のメンテナンスコスト」のバランスは、悩まれる方がとても多いポイントです。
まず、業者さんからご指摘のあった樹脂フェンスの耐久性についてお答えします。
現在の樹脂フェンスは反りにくく進化しています
確かに、一昔前の樹脂フェンス製品の中には「反り」や「色あせ」が出やすいものもありました。しかし、現在の製品は品質が格段に向上しており、正しく施工すれば、十数年単位で大きな劣化はほとんど見られないケースが多くなっています。
中でも私が特におすすめしているのは、グローベン社の「プラドフェンス」です。実は、私自身の自宅でもこのフェンスを採用しています。
おすすめする理由は以下の通りです。
- 素材が重く反りにくい(後発メーカーのため弱点が研究されている)
- リアルな木目調で見た目が自然
- 品質に対するコストパフォーマンスが良い
プラドフェンスについてはこちらの記事でも詳しくご紹介していますので、ご参考になれば幸いです。
「メンテナンスコストをゼロ」にしたいなら木目調アルミフェンス
とはいえ、「メンテナンスコストを極力ゼロにしたい」「将来的な心配は完全に避けたい」というお気持ちが強い場合は、やはりアルミ製の木目調フェンスがベストな選択肢と言えます。
たとえば、三協アルミの「シャトレナ」シリーズなどは、アルミの高い耐久性を持ちながら、リアルな木調の見た目を実現しており、ご満足いただける可能性が高い製品です。
まとめ:優先順位で選びましょう
どちらが良いか、ご希望の優先順位に沿って検討してみてはいかがでしょうか。
- 見た目重視・ある程度コストを抑えたい → プラドフェンス(樹脂フェンス)
- メンテナンス完全回避・予算に余裕がある → 木目調アルミフェンス(三協アルミ シャトレナなど)
素敵なお庭づくりになりますよう、応援しております。
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