シェードを外壁に取り付けたい!
「シェードを取り付けたいのですが、現在外壁側にフックがありません。外壁にDIYでタープリングをつけるのはどう思いますか?」
これ、きついこといって申し訳ないんですけども、この質問をする時点で知識不足です。
やめとけ案件です。
シェードは夏の日差しをカットでき、目隠し効果も期待できる、とても有能なやつ。
夏を快適に過ごすには、シェードを取り付けない手はないんです。
でもいろいろ注意点もあります。
この記事では、
- DIYはおすすめしない理由
- 外壁に穴を開けないシェードフック・タープフックをつける方法
- おすすめのシェード固定方法
の3点について解説します。
ぜひ最後まで読んで、シェード取り付けで後悔しないようにしてください。
シェードが大好きな元エクステリア商社マンです
はじめまして、庭ファンと申します。
「庭のことなら、すぐ庭ファン!」をコンセンプトにお庭・外構・エクステリアのお悩みをすべて解決するために生きています。
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結論:DIYでシェードを外壁に取り付けるのはNG
外壁へのシェード取り付けのDIYはおすすめしません。
なぜなら、
- 外壁に固定する際は防水処理が必要
- 外壁が割れる可能性がある
からです。
外壁にシェードをつける際は防水処理が必要
外壁に穴を開けると、取り返しのつかないことになりかねません。
雨水が入って外壁材が腐ったり、中の断熱材が濡れたりなど、建物の劣化が早まります。
だから外壁へのフック固定は、専門知識や防水工事の経験がない人にはおすすめしません。
外壁が割れる可能性がある
シェード用のフックは、外壁ではなく、建物の躯体に固定をします。
実は外壁そのものは、そんなに強い素材ではないんです。
柱などの構造体に固定されていないフックが強風などで強い力がかかると、外壁が割れてしまうかもしれません。
プロならこうする!シェードの外壁取付手順と費用相場
ここからは私がお客様からご依頼を受けて、タープリングを取り付ける場合の手順と費用相場を紹介します。
シェードの取り付けは基本的には以下の流れで工事を進めます。
1.現地調査
図面と外壁の状態を確認し、窓の位置を手がかりに柱や間柱など、建物の骨組みの位置を把握します。
窓の縁や上下・左右のライン付近には建物の骨組みが通っていることが多く、その近くに取り付けると強度が確保しやすく安全です。
下地のない薄い部分へ取り付けないよう、このタイミングでしっかり調査します。
2.外壁の確認
次に、基礎と外壁の隙間から手を入れ、外壁材の厚みを触って、だいたいの寸法感を確かめます。
この厚みを目安に、どの程度の長さのビスを使えば下地まで届くかを見極るんです。
外壁の厚みを超え、内部の骨組みに十分食い込む長さを選びましょう。
3.躯体位置の予測
外壁サイディングを留めている、通気胴縁と呼ばれる下地材は一定の間隔で並んでいます。
外壁表面に見えるビスや釘の跡は、通気胴縁や建物の骨組みが通っている目安です。
4.固定位置の決定
お客様がタープリングを設置したい場所のご希望を伺い、予測した躯体の位置を加味して取り付け位置を決めます。
固定位置は、
- 強度
- 使い勝手
- 開口部の開閉しやすさ
- 雨樋などとの干渉
- 張力が働く方向
などを考慮して決めるのがポイントです。
5.施工
いよいよ施工です。
まず細いドリルで下穴を開け、実際に下地(躯体)に当たっているかを確認します。
金具は錆びに強いステンレス製のパッドアイ(1個 約400〜500円)を使用し、下穴にコーキング材を注入してからビスをねじ込むことで防水性を確保します。
ビスはM5またはM6で、長さは60〜70mm程度が目安です。
ここで注意なんですが、締め込みはインパクトドライバーでやりすぎると外壁が割れたり、へこんじゃったりするんです。
最後はドライバーで手締めし、締まり具合を確かめ、確実に固定します。
作業時間は30分ほど 費用は1〜2万円くらい
取り付けにかかる費用のほとんどは、出張費です。
作業手順も、慣れている人ならそれほど難しくはありません。
だから30分もあれば終わりますよ。
ただし紹介した手順を聞いてもイメージがつかないならば。
潔くプロにご依頼するか、次に紹介する外壁に穴を開けない方法を試していただきたいなと思います。
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外壁に穴を開けずシェードをDIYで取り付ける方法
外壁に穴を開けずにシェードを取り付ける方法はズバリ、以下の6種類です。
- 挟み込みフックを窓枠につける
- マグネットタイプのフックをシャッターボックスにつける
- 粘着タイプのフックをつける
- 結束バンドやロープを使う
- テラス柱を建てる
- テラス屋根にシェードをつける
挟み込みやマグネット、粘着タイプって何だか弱そう…と思うかもしれません。
でも、安全を考えるとこれぐらいがいいんです!
ガチガチに固めると、強風が吹いた時に外れない方がかえって危険です。
外壁が割れたり、シャッターボックスが剥がれてしまったりします。
ここからは、それぞれの取り付け方法について紹介します。
1. 挟み込みフックを窓枠につける
挟み込みフックは手軽でおすすめな取り付け方法です。
窓枠にカポっと挟み込んで、ドライバーで締めて固定するだけ。
外壁に穴を開ける必要がないので見た目も目立ちません。
工事費用もかからず、1個700〜1,000円ほどでホームセンターで手に入ります。コスパ重視ならこれが最有力です。
ただし樹脂サッシの窓には使えません。アルミサッシに取り付けてください。
2. マグネットタイプのフックをシャッターボックスにつける
シャッターボックスが磁石の効く素材なら、マグネットタイプのフックが簡単で安上がり。
ペタッと貼りつけるだけで準備完了なので、手軽でコストも抑えられます。
ただし最近増えているアルミ製のシャッターボックスだと磁石がつきません。
購入前に素材を必ず確認してください。
3. 粘着タイプのフックをつける
窓枠もシャッターボックスも使えない場合は、粘着タイプのフックという選択肢があります。
磁石が効かない場所でも貼り付くのでシェードのサイズに合わせて自由に取り付け可能。
たとえばサッシの端やシャッターボックス、バルコニーの手すりなど、外壁以外の平らな部分に貼るといいですよ。
4. 結束バンドやロープを使う
テラス屋根があるお宅では、テラス屋根の固定部分に小さな隙間があることがあります。
そこへ結束バンドやロープを通すと、タープを結ぶ手がかりになります。
ただし、これはメーカー推奨の方法ではありません。あくまで自己責任での対応となります。
5. テラス柱を建てる
壁固定も難しく、テラス屋根もない場合は、テラス用の柱を建てる方法が現実的です。
左右に2本設置するケースが多く、費用感は5万〜6万円ほどの工事です。
シェード本体より高くなることもあるので、予算と相談しながら検討してください。
6. テラス屋根にシェードをつける
私の家では、独立したテラス屋根が掃き出し窓の前にありますので、その軒先にシェードをつけています。
夏場は日光を遮って涼しい空間にして、クーラーの冷房効率を最大限に生かします。
逆に冬場はシェードを外し、直射日光をリビングに取り入れることで、太陽光を最大の暖房器具として使っているんです。
DIYで取り付けたシェードはメンテナンスが必須!
シェードをDIYでつけるのは、あまり推奨できません。
建物もテラス屋根も、シェードをつける前提で設計・構造計算をされていないんですよ。
風の強い日は、外壁やテラス屋根などが破損するので、その前にシェードを片付けて。
天気や風速を毎日チェックしたり、取り外したりなど、メンテナンスが面倒と感じる方はやめといた方がいいです。
メンテナンスが面倒な方向けのおすすめシェード
収納や突然の対応が難しいという場合は、LIXILさんやYKKさんの商品がおすすめです。
どちらも窓に取り付けができるタイプで、外壁に穴を開ける必要なし!
見た目、機能性、収納性も良しです。もちろんその分費用はかかりますが、テラス柱を建てるよりもコストを抑えられます。1箇所あたり大体3万円〜4万円ぐらいです。
ロールスクリーンの要領でスルスルと収納できるので楽ちん。必要な時だけシェードを張れるので、劣化が抑えられ、強風時の対応もしやすいです。
LIXILさんのスタイルシェードは以下の記事でも紹介しています。合わせて読んでみてください。
≫スタイルシェードで夏の暑さも効率的に対策!もう紫外線が気にならない
シェードはこまめに収納できるかの検討を!【まとめ】
シェードのフックを外壁に取り付ける際は、躯体に固定して防水処理が必須。
その処理方法がわからないなら、外壁は触らないのが鉄則です。
穴を開けるのが怖いなら、今回紹介した簡易的なフックなどをつけると良いですね。
ただし、風が強い時はシェードを畳む必要がありますので、破損防止のために天気と風速はこまめにチェックしてください。
もし収納が簡単なLIXILさんの「スタイルシェード」やYKKさんの「アウターシェード」をつけたいと考えている方は、ぜひ庭ファンにご相談ください。
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