ウッドデッキに屋根がほしい人
「ウッドデッキに屋根がほしいわー、まさにウッドデッキスペースが理想形であこがれるわー。セットでお得に売ってたりするからほしい!」
←いいですねぇ、ザ・理想形でぜひお家のドレスアップに!
ウッドデッキ&テラス屋根は自宅のドレスアップとして最高
ウッドデッキに屋根があると雨よけになる・強い日差しが緩和できるメリットがあります。
ウッドデッキには裸足で歩きたいところですが、雨でぬれるとホコリやチリなどが付きやすくなり、足の裏が真っ黒になります。
屋根があれば多少は避けられる、など色々なメリットがありますが、その反面暗くなってしまうことも費用もかさむこともあります。
また、真夏になると直射日光で火傷するくらいの熱さになりますよ。以下の記事も併せて読んでみてください。
≫熱い…対策が必要なのはウッドデッキだけじゃない【裸足は危険】
今日は、ウッドデッキの屋根についてたぶんエクステリアの業者さんは教えてくれないウラ話をご紹介します。
屋根の雨水の排水先を間違えると悪夢に
ウッドデッキの上に置くテラス屋根にかかわらず、屋外に設置するものは必ず雨どいがあります。
屋根に集めた水をウッドデッキ上に排水するとデッキが汚れてしまうので普通はしないですよね。
ウッドデッキの上には排水しないのは当たり前
汚れなどを考えると地面に直接流し込んで、ウッドデッキの上には排水しないのは当たり前ですよね。
ウッドデッキに柱を埋め込んで床下に排水する設置例もよく見ますが、私は非推奨派です。
主張:ウッドデッキ屋根の柱はデッキに埋め込まない方がいい
「ウッドデッキの屋根の柱はデッキに埋め込まない方が良い」という私の主張です。
だいたい、こんな感じの設置方法がカタログに載ってますよね。
柱のところをアップで見るとこんな感じになってます↓
柱と雨どいがドッキングされて床下に排水してます。
メーカーさんのカタログ写真では手前側に雨どいではなく、(見えにくい)奥側に雨どいが実はあります。
ウッドデッキの下はウッドデッキ床板で陰になっているので日光が全く当たりません、そのため一度水たまりができてしまうと長い間、水がたまったままになってしまいます。
理由:デッキ床下の排水は水たまりができて乾きにくい、湿気対策の観点からNG
ウッドデッキの床下に排水するのは湿気対策からNGです。
メーカーさんに雨どいのセットがあるのでこんなこというのもなんですが、排水対策ができていないままウッドデッキしたの見えないところに雨水を流すと、コケやカビの原因になるので控えた方が良いです。
(個人的に)ダメな例(ウッドデッキとテラス屋根の組み合わせ)
YKKAPさんのサザンテラス+リウッドデッキ200。
ほら!うまいこと、メーカーさんも雨どい隠してますよ!
LIXILさんのシュエット+樹ら楽ステージです。
向こう側・奥側の柱に雨どいが見えますが柱と色が同化して目立たないようになってます。
(目立たないようにするのはデザイン設計上は、正解ですヨ)
(個人的に)良い例(ウッドデッキとテラス屋根の組み合わせ)
三協アルミさんのナチュレとひととき2です。
持ち出し柱という特殊収まりしてますが、雨どいもデッキから外にあるので理想的です。
ほんとはサイズは、「屋根>ウッドデッキ」が実用的です。
ここまでしろとはいいませんが、、、テラス屋根の雨どいがウッドデッキの床下にも入らないので、理想的です。
耐久性が圧倒的に高いといわれる人工木のウッドデッキですが、コケが生えたり・カビが生えたりはしてしまいます。
末永くきれいな状態で利用するには屋根の位置と雨どいの場所を考えてみてくださいね。
以上、細かすぎる点ですが、ウッドデッキと屋根の組み合わせでした。