費用をかけてでもほしい「テラス屋根」めっちゃ便利
暮らし始めてみると、洗濯物の悩みがめちゃくちゃ多いんです。
- 引っ越してみたら…洗濯物を干す場所が足りない
- 洗濯機が1階にある…2階のバルコニーまで毎日持ち運ぶのイヤ
- 軒先に干していると、1カ月に一度は急な雨でずぶ濡れ
窓際にテラス屋根がほしい人、いますよね?
「洗濯物を干す場所に困っています。毎日、洗濯物を干したり、取り込んだり、持ち運んだりで階段を上り下り。戸建住宅にしたことで、かえって大変です…。あとからテラス屋根を取り付けたいんですけど…可能ですか? 取り付け方も選び方も、分かりません。」
失敗しないテラス屋根の選び方や設置の注意点を詳しく解説しますね。最後には「私ならコレを買う」も解説しているので参考にしてください。
元・エクステリア商社マン、テラス屋根に詳しい専門家
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
総SNSフォロワーは約24万人※1からフォローいただける内容を配信していると自負しています。
※1
YouTube:チャンネル登録者数は12.5万人、総再生数は4,190万回 Instagram:フォロワー数も8.4万人、その他:2024年10月現在
このサイトでは、お得にお庭づくりをするための外構・エクステリア商品情報やコストカットの秘訣などを、すべて無料で配信しています。
外構・エクステリアは、建物の次に高額な買い物です。
絶対に、失敗・後悔してほしくないという私の思いが伝わることを願いながら、お庭づくりで悩んでいるあなたのお役に立てると嬉しいです。
本気で外構について考えたい人は、≫無料メルマガがおすすめです。
また、私の詳しい経歴を知りたい方は、≫わたしのプロフィールをご参照ください。
テラス屋根の費用を知らないのは当たり前です
長年、お客様のエクステリア選びをお手伝いしてきましたが「屋根」「テラス」って恐ろしく種類があります。
価格相場なんて知らなくて当たり前です!だって、屋根買ったことないですよね。
となると当然、価格が高いの安いのか、ぼったくられていないか超心配になりますよね、
でも、安心してください。しっかりタイプに分けて「これさえ選べば間違いない!」というテラス屋根をご紹介します。
テラス屋根は大きく分けて4種類
まずテラス屋根について知っていただきたいポイント、大きく分けて4つに分類できます。
- コスパタイプ
- 高強度タイプ
- 独立タイプ(外壁に固定しない)
- おしゃれタイプ
カラーも豊富だし、中には木目調のものなどもありますから、お家に合ったイメージに仕上げられますよ。
1階用・2階用・3階用の違い
実は同じ商品で、2階・3階のベランダへ設置可能です。
柱の固定方法が違うだけで、実は同じ商品を使っているんですね。
ただし独立タイプだけは1階専用で、2階、3階では設置できるサイズに制限があるので、その点は注意です。
形状が違っても、屋根先の高さは同じ、工事費用も同じ
よくご質問を受けるのが「カーブ曲がりのあるRタイプと、平らなFタイプはどっちがいいですか?」というもの。
結論としては、お好みで選んでください。耐風圧などの性能は変わりません。
また屋根先の高さは一緒ですし、外壁側に取り付ける高さも現場によって調整可能なんです。
見た目が変わるとしても、この程度です。どちらが自宅に合うか、好みに合うかで選んでいただければいいと思います。
ちなみに、雨が降り込まない最適な洗濯物干し場のサイズを知りたいなら、こちらの記事もおすすめです。
≫後付けのベランダ屋根の費用相場を暴露&成功のための黄金ルール
テラス屋根は外壁に穴を空けて、固定するもの
テラス屋根は外壁を使って固定する商品です。
- 地面に柱を突き刺す
- 外壁は7cmくらいのボルトで固定する
柱部分と屋根部分の2カ所で固定するんですね。
バルコニーでは、手すりを使って固定します。
ただ外壁への固定ができないお家があるんです。
それはハウスメーカーの注文住宅を建てて外壁保証がある場合です。
外壁に後で穴を開けると、メーカー保証が失われてしまうためですね。
失われないように屋根をつける専用商品が開発されています。
対策としては「独立タイプ」の商品を取り付ければいいでしょう。
1階設置専用ですが、地面に穴を掘って柱を埋めてから、モルタルコンクリートで固める工事を行います。
外壁との隙間が10センチほどできますが、ここはオプションの塞ぎ材のゴムを使えば大丈夫です。
雨の吹き込みが少ない角度、場所ならオプションなしの場合もありますね。
ハウスメーカーさんの長期保証について解説した記事はこちらです。
≫【独立テラス】ハウスメーカーの保証をきかせつつテラス屋根を設置する方法!
テラス屋根の定番商品と相場価格、費用は?
効率よく商品を選びたいという方のために、超ド定番商品を紹介します。
とくに特別な事情がなければ以下の商品が、見積書に入っているはずです。
表記価格は、以下の内容を含んだ目安だと思ってください。
- 商品代金
- 工事費
- 消費税
・その業者さんの得意なメーカー(仕入れの安い)で見積もりすべし!
日本で最も売れているテラス屋根を知りたいなら、こちらの記事も参考になりますよ。
コスパモデルなら設置費用も安い、コレを選んで!
コストパフォーマンスに優れた商品を紹介します。
コスパ優先と言いながらも、リビング前でも十分使えるデザインだと思います。
各社から選んだモデルは次の通りですね。
- LIXIL スピーネ 7.8万円/12.0万円
- YKKAP ソラリア 7.6万円/11.8万円
- 三協アルミ レボリュー 7.8万円/12.4万円
価格帯は一番小さなタイプ(幅1.8m×奥行90cm)とよく売れているタイプ(幅3.6m×奥行180cm)の2種類を比較のために並べています。
R型に比べ若干安い、F型の価格を紹介しました。
メーカーによる価格差、性能の差は少ないので、なじみの業者さんが安く仕入れられるメーカーの商品を選ぶのがおすすめです。
風や雪に強い高強度タイプのテラス屋根
風・雪に強いテラスで、耐風圧強度は40m/s以上、積雪30cmに耐えられる水準の強い商品です。
こちらはLIXILの「テラスVS」一択です。他社ではコレという商品がないためです。
- テラスVS 10.4万円/17.3万円
コスパタイプに比べると2~3割のお値段アップの印象ですが、骨組みが決して多くない見栄えながら強度は上がっている、ここがスゴイです。
高台での設置や、沿岸部のように風が強い場所、また少しの積雪が予想されるエリアにはうってつけですね。
おしゃれテラス屋根は、いっぱいあるけれど…
おしゃれなテラス屋根は商品パターンも多いですね。
- LIXILX シュエット 13.1万円/21.2万円
- YKKAP サザンテラス 12.5万円/18.4万円
-
三協アルミ ナチュレ 13.8万円/22.3万円
価格はフレームタイプを紹介していますが「金属フレーム」になっているタイプと、飾りのようになっている「パーゴラタイプ」があります。
飾りがついている分、少し割高ですが個人的にはパーゴラタイプが好きです。
パーゴラタイプを付けるなら、シェードありを選ぶのがおすすめ。日除け効果もあるし、リゾート感がかなりアップしますよね。
おうちの印象がグッと変わりますよ。
おしゃれタイプはもう少しだけ他の商品も紹介させてください。
この他にもいっぱいあります。
- LIXIL テラスSC 13.1万円/21.2万円
- 三協アルミ シャルレ 13.1万円/21.2万円 (2022年5月販売終了)
- タカショー ポーチテラス 13.1万円/21.2万円
- 四国化成 アレグリアテラス 13.1万円/21.2万円
- 四国化成 ファンルーフ 13.1万円/21.2万円
- 四国化成 F.リードテラス 13.1万円/21.2万円
独立タイプのテラス屋根で、おすすめしたい!
定番商品の最後に紹介するのが独立タイプのテラス屋根です。
- LIXIL フーゴF 12.0万円/15.0万円
- YKKAP レセパ 13.4万円/16.4万円
- 三協アルミ レボリューD 13.5万円/17.2万円
地面に穴を開けて、独立・自立させて設置するので外壁は傷つけません。
だからハウスメーカー外壁保証や長期優良保障を満たしたまま、洗濯物用の屋根設置ができるというわけ。
隙間ふさぎのゴム材はだいたいプラス2万円くらい。
独立タイプのテラス屋根について、こちらの記事も参考になりますよ。
私ならコレを買う!「推奨品」とは?
4タイプ紹介しましたが、私が自分のサイフからお金を出して買うならコレという商品を理由とともに解説します。
コスパのテラス屋根なら「YKKAP ソラリア屋根」
コスパタイプには「YKKAP ソラリア屋根」を選びます。
理由は2つです。
- 他メーカーさんの同グレード商品と比べて、耐風圧強度が少し有利
- 強風時に屋根のバタつきを抑えるゴム材で補強されている
実際によく見積もりに入れさせていただいています。
高強度のテラス屋根なら「コスパタイプの積雪50cm仕様」
純粋な高強度タイプだと、LIXILさんのテラスVS一択だと書いたのですが、私ならコスパモデルのテラス屋根で積雪50センチ仕様を選びます。
テラスVSは、少ない骨組みでデザイン性を損なわずに高い強度を実現していますが、コスパモデルはかなり骨組みが多くなります。
ただ頑丈に見えるから安心という見え方もあるので、ここは好みの分かれるところかなと思います。
おしゃれタイプなら「YKKAP サザンテラス」を買う
「サザンテラス」のパーゴラタイプが才色兼備、強度とオシャレさを兼ね備えて良いと私は思います。
積雪50センチ仕様または、幅240センチ以上のタイプがおすすめですね。これだと、写真のように垂木の間隔が狭くなって、引き締まった印象になりますよね。
少しお値段はかかるのですが、せっかく設置するのだからこうした見栄えにこだわるのがいいかなというのが私の考えです。
独立タイプのテラス屋根は「LIXIL フーゴF」を買う
独立タイプは、柱が太くなりゴツくなりやすいのですが、一番スタイリッシュなのがこの「LIXILフーゴF」だと私は思います。
同じ強度なら柱が細いほうが、都会的な印象になるのではないでしょうか!
まとめ:テラス屋根を設置してもっと快適に!
さて、本日のまとめです。
- 知っておくべき、商品の特徴(テラス屋根4タイプ)
- メーカー別の定番品と相場価格
- 私の推奨品と「なぜ買うのか?」の理由
今日、紹介したテラス屋根のほとんどは10~20万円前後の費用で設置できます。
洗濯物の対策に、テラス屋根ひとつあるだけで生活の動線が劇的によくなる可能性もあります。
お手元に見積書があるという方は、ぜひ金額も見比べてみて少しでもお得な方法を探してみてくださいね。
本当に…良い外構を手に入れる方法
外構工事は、人生でも非常に大きなお買い物です。
だからこそ、安心して外構工事をご依頼いただいてもらえるように庭ファンでは、信頼できる業者のみを厳選してご紹介するようにしました。
審査は、庭ファンがすべて自分で行い合格した優良業者とのみ提携しています。
人気の外構業者さんは、見積もり前の打ち合わせですら数ヶ月先まで埋まっていることもよくあります。
引渡日が決まっている方は、»お早めにフォームよりご依頼ください。
一生のうちに外構やエクステリアを購入することは2回・3回と経験するもではないですよね。
だからこそ、後悔してしまわないように、価格を安くするだけではなく、失敗しない外構にするためにも、依頼する会社選びは慎重になりつつ、1社ではなく複数業者に依頼を私は強くオススメしています。
入力は必要最小限の項目だけでたった1分で終わります。
エンジンをかけて、車に乗って、外構業者さんの店舗に出かける必要もありません。
業者さん探しの手間が省けます!
それに、本来一番重要である商品の検討&プランの検討に時間を使えるようになるので、本質的に、正しく検討ができるようになりますよ。
そうすることで成功に近づき、外構で失敗する可能性が低くなります。
よく聞く話ですが、業者さん探しに億劫になってしまって、商品選びに疲れてしまって・・・結局、何をしたかったか見失ったりしませんか?
検討タイミングでも問題ありません。
「注文できるかどうか、まだわからなくて…」と言ってもらえれば大丈夫です。
懇切丁寧に相談に乗ってもらえます。
そして、何と言っても見積もりを取ることの最大のメリットは「プランの精度が高くなる」「適正価格が見つかる」ことです。
業者さんによって、エクステリア商品・工事費用に大きな差があります。
実際の訪問までの見積もりは2社ほどでも問題ないのですが、スケジュールや担当者との相性があるので、まずは相談してみるのをお勧めします。
特にカーポートやフェンスなどは価格が大きくなることが多く、5%の差でも金額にすると2万円~3万円変わってきます。
1時間~2時間の打ち合わせで、この先10年~20年使うお庭が変わるので、ここを手を抜いてしまうともったいない!
もちろん、新築の外構もバッチリ対応しているので、新築外構の方も気軽に申し込んで下さいね。
ささっと、今、外構についての要望が頭に残っているうちに、一緒にやっておくと楽に終わります!
追伸です。
庭ファンが業者さんを紹介するのページの最後に、お得なフォローアップキャンペーンについて紹介しています。
カンタンな条件を満たしていただければ、私が、「価格のチェック」&「プランの精査」をいたします。
外構を適正価格にする自信はありますし、値段を下げなかったケースはほとんどありません。
本来は5万円で提供している有料サービスですが、ご利用いただいた方に無料でご提供しています。
最後までご覧いただいた、あなたへお礼のプレゼントです。
詳細は、コチラの庭ファンの優良業者さん紹介サービスの下部を参照してみてください。
最後までご覧いただきまして有難うございました!
「この記事に出会えてよかった、価格交渉ができました」「注文する前に確認すべきポイントがわかって助かった」という声を頂いています。事前に知識を仕入れておくとコスト削減にもつながり失敗も少なくなりますよ!