新築外構は100万円でも、十分なものが作れます
外構の費用を圧縮したい人
「ハウスメーカーさんの見積もりをみて驚愕しました。『建物の15%が相場』とか一式300万円って書いてあるんです。コレ、本当に必要ですか? 一式の見積もりに納得がいかないけど、みすぼらしい外観はイヤです…。お任せするしかないのでしょうか。」
実は予算100万円で効率よく外構工事はできます。しかも、満足度はそのまま。
要するに皆さん、適切なコストカット術をご存知ないんです。でも、外構の相場なんて知らなくて当たり前ですよ。一生に一回の買い物なんだから。
外構は、建物の次に金額の買い物のはずなのに、十分な時間をかけている人が少なすぎます。
家の中のほうが使用頻度が多いのは分かります。でも外から見えるのは外構ばかりですよ! 部屋の様子なんて通行人には分からないんですから。
私は元・エクステリア商社マン、外構の専門家です
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
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外構・エクステリアは、建物の次に高額な買い物です。
絶対に、失敗・後悔してほしくないという私の思いが伝わることを願いながら、お庭づくりで悩んでいるあなたのお役に立てると嬉しいです。
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ハウスメーカーの営業マンは…めちゃくちゃヤリ手
決して悪く言う意図はありません。ただ…ハウスメーカー・工務店さんも営利企業です。
本当は、予算を全て建物につかってほしいと思っているのが自然でしょう?
借り入れ額は上限のギリギリMAXで、すべて建物に割り振ってもらいたいはずですよ。
「とりあえず、外構予算は100万円ですね」って適当に予算枠だけ抑えられるなんて、よく考えるとおかしいですよね。
- 駐車場は1台用、2台用かも決まっていないのに?
- 建物は坪単価で計算するのに、外構は一式って変だと思いませんか?
- あれ、そもそもお庭は何坪の割り当てか…決めましたっけ?
プロの巧み過ぎる【営業術とトーク事例】を知っておく
プロはすごい。そもそもハウスメーカーの営業担当って優秀なんです。平均年収もバカ高い。
でも、巧みな営業術・トーク事例を知っておくだけでも、対策できます。
ローンにまつわる誤解
営業マンの必殺セリフと言えば「銀行のローン通りましたので、大丈夫ですよ!」
「このプランでいけます!」これ、非常に危険です!
銀行さんがOKしたから安心!というのは違います。
銀行さんがローンの審査しているのは、与信額と返済能力です。図面と見積もりの商品などは見ていません。
ぶっちゃけ、銀行さんはプランの善し悪しに関心はなく、良貸したお金に利息をつけて返してもらえればそれで良いのです。
営業マンも、銀行マンも「高い金額であなたに契約してもらいたい」という意味ではまったく同じです。
「立派なお家だから外構の予算は15%がオススメ」のウソ
「これだけ立派なお宅なら、外構の予算は15%ぐらいかけるのがオススメです!」
これも危険ですね…。
お風呂のグレードを高くして建築費用が高くなったとしても、外構にかける費用が上がるわけではないからです。
外構費用は、施工する面積や、生活に必要なアイテムで決まるものですよね。
建物の費用から誘導する手法がロジックとして合っていないことをぜひ認識してください。
3つの中から「中間」を選ぶ心理をついてくる
- 私だけ、高いのを掴まされれるのはイヤ
- 3つグレードがあれば、真ん中を選ぶ
得を求めるよりも、損失を避けたい。これ、人の本能で、損失を避けるためなら2~2.5倍の人が行動します。
営業成績が優秀な方はこうした心理学や営業術を勉強しています。
企業によっては研修で学ぶことも多いので、ぜひ防衛策として知っておきましょう。
「みんなと同じですね!」他人との同調で選ばせる
- お隣さん見てください。やっぱり土間コンにされる方が多いですよ
- 人が持っているから自分も欲しい、流行に乗り遅れたくない
日本人は、「平均」「みんなやっている」という言葉に弱いですが、これも危険です。
自分が本当に必要なものにだけ、予算をつけるべき。
周りが付けているからと、意思決定の軸を他人軸にしてはいけません。
必要かどうかは、価格ではなく価値で判断すべきです。
工事個所を優先順位をつけて外構100万円を考える
さて本当に価値があるものはなんでしょうか?
それは「人によって違う」が正しいと、私は思います。
その中で私の考える優先順位をお伝えしますが以下の3つは、絶対に生活する上で必要な3つです。
- 玄関までのアプローチの工事
- 門柱は来客時や郵便に欠かせない
- フェンス・ブロック塀も最低限
生活に最低限必要1:道路から玄関までのアプローチ工事
道路から玄関をつなぐアプローチ作りは絶対に必要です。
そうでないと、毎日・毎朝・毎晩歩きづらくなってしまいます。
また雨がふったら、せっかくの新築なのに泥をはね上げてしまう可能性も。
生活に最低限必要2:来客時や郵便の受け取りに必要な門柱
2つ目は門柱です。いろんな種類があるのですが、生活には最低限必要ですね。
- シンプルで予算を抑えられたもの
- オシャレで機能が詰まったもの
- 目隠しを兼ねた高級なもの
など、いろいろ。
ただどんなお家でも
- 表札
- インターホン
- ポスト
は必要。以下にオススメの記事があるので、ぜひ参考にしてくださいね。
生活に最低限必要3:ブロック塀やフェンス
続いて、境界を明示して、外部からの侵入を防ぐブロック塀・フェンスです。
これも欠かせないものですが、敷地やお隣さんとの兼ね合いで必要な高さや目隠しの程度は変わりますよね。
条件によって最適なフェンス選び、しかも失敗しない方法を詳しく解説した記事は以下を参考にしてください!
最適なフェンスの選び方×設置方法、この9商品以外選ぶの禁止です
「あれば生活が便利になる外構」は優先度:中
ここから紹介するのは「必須ではないけどあればいいな」というレベルの外構工事です。
- 駐車スペースの土間コン
- 洗濯物を干すテラスや勝手口の屋根
- 屋外にあると便利な物置
あると便利な外構1:駐車スペースの土間コン
「なくても生活はできるレベル」が駐車場の土間コン工事。
私であれば、お客様の生活スタイルをよくお聞きした上で提案しますが、駐車スペース丸ごとコンクリート工事は、必須ではありません。
毎日の通勤などにクルマを使う家庭ならもっと優先度が高いかもしれませんが、土間コン工事はそれなりに高価です。
ちなみに最近のオススメはドライテックの姉妹商品「オワコン」です。透水性とコスパに優れて、永続性もある夢のような素材です!
こちらも詳しく紹介しているので、以下の記事をご覧くださいね。
ついに雑草対策が終わります。新しいコンクリート「オワコン」を徹底紹介
あると便利な外構2:ブロック塀やフェンス
次に、洗濯物を干すためのテラス屋根、勝手口屋根です。
生活動線に屋根があるととても便利です。洗濯物を干すスペースがないというお家では、手軽に設置できる商品なのでオススメ。
このあたりは、お家の条件次第ですね。
あると便利な外構3:屋外の収納に便利な物置
あると便利「優先度:中」シリーズの続いては、お部屋の中を広くしてくれる物置です。
家の中にしまわなくてよいものを外に出せると、お家が快適になります。
こちらも選び方、設置の向きなどを詳しく解説した記事があります。
暮らす時間が長くなれば、どんどん物は増えていきますので、収納スペースの確保はオススメですよ。
失敗しない物置選び、商品・サイズのココを見よ!絶対やるべき8手順
飾りや見栄えを良くする工事は、優先度:低
さて、最後に「優先度:低」のもの。
予算100万円以内に抑えるなら、真っ先にカットを検討する外構を紹介します。
優先度が低め1:あこがれのウッドデッキ
誰しもがあこがれるウッドデッキ、テラスなんですが、私の中では消去法でカットすべき。
ウッドデッキがあると、お庭が狭くなってしまいます。
「結局使わない…」という声もけっこうお聞きします。
もし設置するなら「一番安く設置する方法はどれ?」という解説記事を参考にしてみてください。
優先度が低め2:生活に彩りを加える植栽・花壇・芝生
植栽・花壇・芝生も生活必需品ではなく、見栄えをよくする目的なので優先度は低いと考えます。
もちろんグリーンが大好き、ガーデニングが命!という方もいるでしょう。
引っ越し直後は何かとやることも多いものです。そこに植物のお世話も含めるのはちょっと大変。
これから長く住むお家ですから、少し落ち着いてお庭の様子を観察してからガーデニングや造園のDIYに着手するのも悪くないと思います。
優先度が低め3:見た目重視のおしゃれフェンス
ただ単に、見た目を整えるだけのフェンスの優先度は低くてよいかなと思います。
先ほども紹介した記事で、おしゃれフェンスも紹介しているのでよかったら合わせて参考にしてください。
最適なフェンスの選び方×設置方法、この9商品以外選ぶの禁止です
まとめ:優先順位は「壁より屋根、屋根より床」です
予算オーバーになりそうなときの判断基準です。
どの工事を残せばいいか分からなくなってら、まず「床を固めて」ください。
- 屋根は後
- 壁はさらに後
でも大丈夫です。
住み始めてからでも、取り付けられます。床は、あとで工事すると高額になります。
そして
- 営業術やトーク事例を知っておく
- 優先順位をつけて考える
優先順位の考え方は「価格でなくて価値」。生活にすぐ必要かで判断してくださいね!
本当に…良い外構を手に入れる方法
外構工事は、人生でも非常に大きなお買い物です。
だからこそ、安心して外構工事をご依頼いただいてもらえるように庭ファンでは、信頼できる業者のみを厳選してご紹介するようにしました。
審査は、庭ファンがすべて自分で行い合格した優良業者とのみ提携しています。
人気の外構業者さんは、見積もり前の打ち合わせですら数ヶ月先まで埋まっていることもよくあります。
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一生のうちに外構やエクステリアを購入することは2回・3回と経験するもではないですよね。
だからこそ、後悔してしまわないように、価格を安くするだけではなく、失敗しない外構にするためにも、依頼する会社選びは慎重になりつつ、1社ではなく複数業者に依頼を私は強くオススメしています。
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業者さん探しの手間が省けます!
それに、本来一番重要である商品の検討&プランの検討に時間を使えるようになるので、本質的に、正しく検討ができるようになりますよ。
そうすることで成功に近づき、外構で失敗する可能性が低くなります。
よく聞く話ですが、業者さん探しに億劫になってしまって、商品選びに疲れてしまって・・・結局、何をしたかったか見失ったりしませんか?
検討タイミングでも問題ありません。
「注文できるかどうか、まだわからなくて…」と言ってもらえれば大丈夫です。
懇切丁寧に相談に乗ってもらえます。
そして、何と言っても見積もりを取ることの最大のメリットは「プランの精度が高くなる」「適正価格が見つかる」ことです。
業者さんによって、エクステリア商品・工事費用に大きな差があります。
実際の訪問までの見積もりは2社ほどでも問題ないのですが、スケジュールや担当者との相性があるので、まずは相談してみるのをお勧めします。
特にカーポートやフェンスなどは価格が大きくなることが多く、5%の差でも金額にすると2万円~3万円変わってきます。
1時間~2時間の打ち合わせで、この先10年~20年使うお庭が変わるので、ここを手を抜いてしまうともったいない!
もちろん、新築の外構もバッチリ対応しているので、新築外構の方も気軽に申し込んで下さいね。
ささっと、今、外構についての要望が頭に残っているうちに、一緒にやっておくと楽に終わります!
追伸です。
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外構を適正価格にする自信はありますし、値段を下げなかったケースはほとんどありません。
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