外構工事の費用、普通はいくらかかるの?
外構工事について考え始めました。どんなお庭にするかはまだ決まっていないんですが、一般的な外構工事はいくらくらいなのか知っておきたいです。相場を把握して、ぼったくりを回避したい!
マイホーム作りでは、建物にばかり目がいきがちですよね。
でも、外構工事について考え始めなければならないタイミングが出てきます。
「お庭にそこまで明確なこだわりがあるわけじゃない。でもみずぼらしい外構はイヤ!」と思っている方は、平均的な相場が気になりますよね。
私は、日常的に見積もりを作っている外構のプロ。
業界歴15年の経験や知識をもとに、外構工事にかかる費用の目安をどこよりも詳しく丁寧に解説します!
今、みなさんのお手元に業者さんからもらった見積もり書があるなら、適正価格かどうか確かめる参考にもなりますよ。
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大前提!外構工事は、外構費用。建物費用は関係ない
大前提としてみなさんに知っておいて頂きたいのは「外構費用は建物費用と無関係」ということ。
建物にいくらお金をかけようと、それに比例して外構工事もリッチにする必要はないのです。
業者さんは「外構は、建物費用の10~15%程度予算をかけるのが普通ですよ~」とか言ってくるかもしれません。
でもこれは営業トークですから、信じてはいけません!
外構にかかる費用は、各工事の合算です
外構工事の総額は、駐車場、デッキ、アプローチなど、各場所の工事費を全部足し合わせたものです。
総額をイメージするには、それぞれの工事にどれくらいかかるのか、細かく見ていかなければなりません。
面倒に思えるかもしれませんが、あなたに必要な外構を、必要なだけプランすることができるということです!
一つひとつの減額は、微々たるものかもしれません。
しかしその小さな積み重ねで、10万円単位で外構工事費用を削減できる可能性があるんです。
外構相場費用はこれぐらい!を網羅的に紹介します。
各工事の平均的な相場費用を詳しくお伝えします。加えて、
- 使う素材による費用の違い
- 高額になる要因
- 追加費用が発生する可能性
- お金を出してでも検討すべきオプション
- メンテナンス周期
- 安くしたいときの要望の出し方
など、コストを下げるコツや使い勝手に影響する細かい部分もご紹介します!
門柱にかかる外構工事の相場費用
門柱とは、この写真のブルーのエクステリアのことです。
相場は、約10~40万円。上の写真のような宅配ボックス付きの造作門柱なら、40万円クラスです。
棒タイプのシンプルな門柱であれば、10万円程度で作れます。
費用の内訳としては、工事費用が約3万円、電気配線費用が約3万円。
既存の門柱を撤去して新たに作る場合は、約2万円かかります。
高額になる要因は、素材です。大判タイルなどを使うと、それだけ値段が高くなります。
また、建物から門柱までが遠く長い電気配線が必要な場合や、門柱の高さが1.6mを超える場合は、さらに追加費用が必要です。
工事費用を抑えるなら、アプローチの照明を兼ねた場所の設置がオススメ!
お庭の照明を1個削減できるので、その分安くなるはずです。
おすすめのオプションは、笠木(かさぎ)と呼ばれるもの。門柱の最上部にある仕上げ材のことです。
ちょっとしたオプションですが、壁面に雨水などの汚れが付きにくく手入れが楽になります。
とはいえ、年1回は塗り壁の清掃が必要です。
門柱のサイズは大きくしすぎないほうが、コスト面でも使い勝手の面でもいいと個人的に思います。
門柱の失敗例やオススメの商品は以下の記事をチェックしてください。
≫ガチでおすすめしない、買ってはいけない門柱v.sガチでおすすめしたい門柱5選【一戸建て2023年版】
門扉にかかる外構工事の相場費用
門扉の相場は、片開きなら10万円~、両開きなら15万円~です。
グレードの高い素材を使ったり電気錠を付けたりと、高級仕様なら30万円以上になることが多いですね。
値段が高くなりやすいのは、門扉が高くなるときで、フルクローズ外構で1.6mを超えるとかなり高額に!
予算を抑えるには、1.2~1.4mくらいの高さが適切です。
一般的に門扉の素材はアルミですが、ステンレス・天然木・アイアン(鉄)などの素材を使うとオーダー品の扱いになるため、追加費用がかかります。
不要なところにまで門扉を作らないことも大切ですね。
建物正面に作るのはいいと思いますが、勝手口など正面以外には正直必要ないと思います。
防犯性はあまり変わりませんし、付けたところでほとんど使わないことが大半です。
「本当に必要か?」をよく検討してくださいね!
おすすめのオプションは、通常のレバーハンドルの取っ手からプルプッシュ錠への変更。
1万円くらいで変更できるので、ぜひ取り入れてみてください。
メンテナンス頻度は年1回以上、鍵穴や落とし棒の掃除が必要です。
門扉の基礎知識や、おしゃれな商品を知りたい方はこちらをどうぞ!
≫【失敗しない!】門扉選びに重要な8つの法則!見た目は大事!
アプローチにかかる外構工事の相場費用
アプローチは、素材によって1平米あたりの値段が変わってきます。
土間コンや洗い出し仕上げの場合は1万円代、タイルや天然石貼りの場合は3万円代まで上がります。
タイル仕上げだと初期費用はかかりますが、作ったあとのメンテナンスにはお金も手間もほとんどかかりません。
年1回の軽い掃除だけで十分です!
コスパを最も重視するなら、洗い出し仕上げがオススメです。
見た目と費用のバランスが取れています。
デザインを良くしようとすると、それだけ工事費用が上がるのがアプローチです。
複雑なデザインだったり階段を付けたりすると、使う材料も多くなるのでそれだけ高額になるんですね。
安く作りたいなら、必要以上の動線は作らないようにしてください。
業者さんは「歩くのが楽しくなるアプローチを!」だの「玄関から直線のアプローチはNGですよ!」だの言ってくると思いますが、ちょっと時代遅れかと思いますね。
以下の記事で、アプローチ作りで失敗しない鉄則を解説しています。
≫外構アプローチの鉄則は【安全第一】【デザイン二の次】【長さは最短】!素材別の特徴と予算も解説
土間コンクリートにかかる外構工事の相場費用
土間コンの平均的な相場費用は、10cmの厚みで1平米あたり1~1.5万円。
表面を洗い出し仕上げにするとプラス5,000円、タイルにするとプラス1~2万円程度と考えてください。
積雪エリアでは、コンクリートに厚みをもたせるため高額になりやすいです。
追加費用が発生するのは、地面の高さの関係で雨水枡や排水溝を作る場合ですね。
少しでも工事費用を抑えたいときは、新素材コンクリートの「オワコン」などを使うのも手ですよ!
≫新素材コンクリート「オワコン」が安くて優秀!進化コンクリートを知らずに発注しないで
土間コンを使う駐車場などは面積が広い分、どうしても高額になりがちですよね。
でも、ノーメンテナンスでいいのは大きなメリットです!
オプションとして、目地は「伸縮目地」を選んでもらうとさらに管理が楽になりますよ。
土間コンの見積もり価格が適正か知りたい方は、ぜひこちらをご活用ください。
≫パッと自動計算¥土間コン価格シミュレーターできた!【土間コンの平米単価計算が一瞬】 20
カーポートにかかる外構工事の相場費用
カーポートの工事費用は「何台用か」で変わってきます。
- 1台用:15万円~
- 2台用:25万円~
- 3台用:60万円~
これくらいが相場ですね。
かっこいいデザインを望むなら
- 1台用:30万円~
- 2台用:50万円~
- 3台用:100万円~
と、2倍近く値段が変わります。
そして、積雪対応50cm以上の商品も高額になりやすく、デザイン性が高い商品と同じくらいの費用が必要です。
追加費用が発生するのは、既にコンクリートを打っている場所にカーポートを取り付ける場合ですね。
コンクリートを撤去して埋め込む「ハツリ工事」が必要となり、残土やガラの処分費が高くなりやすいんです。
カーポートは商品自体がお高いので、割引率がものを言う世界。
まったく同じ商品なのに、40%または50%引きなど、業者さんによって割引率はまちまちです。
一括見積もりサイトなどを利用して、少しでも高い割引率で販売してくれる業者さんをリサーチするのが、もっとも安く買える方法です!
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ちなみに、片流れのカーポートの場合はサポート柱のオプションを採用することを推奨します。
基本メンテナンスはなしで大丈夫ですが、年1回ぐらい屋根に歪みがないかだけチェックしてください。
オススメのカーポート商品は、こちらで最新情報を解説しています。
≫2023年版【買ってはいけない】v.s.【ガチでおすすめ】カーポート5選をプロが解説
サイクルポートにかかる外構工事の相場費用
サイクルポートの平均的な相場費用は、12~35万円くらいです。
デザインを良くしたい場合は、30~60万円は見ておいてください。
こちらもカーポートと同じく、積雪対応50cm以上の商品、ハツリ工事が必要な場合は高額になりやすいです。
割引率の高い業者さんを探して商品価格を抑えることが、コスト削減のキーになります。
また、上の写真のように大きなサイズのサイクルポートを設置するなら、カーポートを代用したほうが安いケースもあります。
カーポートは競合が多いので、破格の値段で売られていることも多いもの。
しかしサイクルポートの場合はそこまで競争が激しくないため、あまり値下がりしない傾向にあるからです。
おすすめのオプションとしては、サイクルスタンドをご提案。
自転車を簡単に固定できるので、駐輪場の整理整頓や台風対策に役立ちます。
サイクルポートにこだわる方は、ぜひこちらの記事もご参照ください。
≫コレ以外は選べない!おしゃれなサイクルポート13選、失敗しない選び方、狭い場所にも!
ウッドデッキにかかる外構工事の相場費用
ウッドデッキの相場は、素材によって変わります。
人工木の場合は1平米あたり2.5~6万円、天然木の場合は1平米あたり3万円~を見ておいてください。
人工木のほうが安くてメンテ不要ですが、質感や木の香りは天然木の方が圧倒的に良いです。
また、追加になりやすい費用として「束石工事費」です。
柱と地面の土の間にあるコンクリートの板状の基礎を束石と言います。
地面が土の場合は、沈み込みを防ぐためとして、束石と呼ばれる基礎が必要なので、追加コストがかかります。
オプションのフェンス設置に注意して
高額になる要因として注意して頂きたいのが、オプションのフェンス!
ウッドデッキ本体の購入を決めたお客さんは、もう他メーカーに依頼することはないため、ウッドデッキメーカーさんもかなり強気のカタログ値段に設定しているんです。
クルマのフロアマットみたいな位置づけです…。
もし、オプションを付けたいなら、フェンスよりテラス屋根が断然オススメ!
フェンスは高いうえ、お庭全体が狭く見えてしまいます。
屋根のほうが、日除けや洗濯物干しなど使い勝手がいいです。
コスト対策なら、ネットショップで激安のメーカー品を取り寄せるのがオススメ!
ステップをU字溝で代用するのも、費用削減のコツです。
また、お得感を得られる知識として「出幅」についても知っておいてください。
出幅150cmと180cmの商品で、お値段はあまり変わりません。
デッキのサイズを大きくしても、プラス3,000円くらいで済むことも。
値段がほぼ同じなら、広々と使えるほうが得した気分になれますよね!
以下の記事では、価格破壊を起こしている最新ウッドデッキ商品を紹介しています。
≫ウッドデッキを最安値にする衝撃のコツとは?特長や価格を徹底比較【2023年最新】
タイルデッキにかかる外構工事の相場費用
タイルデッキにかかる平均的な相場費用は、高さ40cmの場合1平米あたり3.5~6万円くらいです。
ウッドデッキよりちょっと高いですね。
セラミックタイルや天然石などを選ぶと、上限の価格に近くなります。
素材の違いだけでなく、デッキの「高さ」も高額になる要因!
実はタイルデッキの中身は土で、高くなるほど使う土が多くなり、運搬費用が上乗せされるんです。
さらに、家のフローリングとタイルデッキの高さを合わせたいなら、つなぎ目を加工しなくてはならないので追加費用がかかります。
グレーチングという金網が必要で、これが1mあたり3万円前後とまあまあ高いんですよね…
工事費用を安くしたいときは、タイルデッキの高さは30cmくらいにすることを推奨します。
また、建物の基礎を作るときにデッキの基礎も同時に作ってもらう方法も。
フルフラットにできないデメリットはあるものの、コスト削減の方法として有効です。
ウッドデッキと同じく、手すりやフェンスなどのオプションは、せっかくの開放感がなくなるうえ、値段も高いので非推奨です。
代わりに、シェードや屋根などのオプションを採用することをオススメします。
タイルデッキ工事でやらかしたくない!という方は、こちらの記事をぜひ読んでください。
≫タイルデッキで絶対に後悔する9失敗←コレを避ければ大丈夫!【メリットとデメリットを解説】
ブロック塀にかかる外構工事の相場費用
ブロック塀工事の相場費用は、1平米あたり1.5~2万円程度。
平米というのは、高さ×距離のことです。見方がちょっと専門的ですね。
普通のコンクリートブロックではなく、おしゃれな化粧ブロックにすると高額に。
材料費のぶん、1平米あたり3~4万円にも跳ね上がります。
また、基礎が弱かったり、高さが1.2m以上だったりするのも値段が高くなる要因です。
裏庭や道路から離れた場所に工事する場合も、運搬費が余分にかかるケースがあるので注意してください。
私が作ったブロック塀の費用シミュレーターがあるので、こちらもご活用頂ければと思います。
≫ブロック塀の価格・費用はどれぐらい?【相場がわかるシミュレーター付き≫
安く工事したいなら、できるだけ低く作るのがポイントです。
ブロック塀工事を得意分野とする業者さんを選ぶのも、コストを下げるコツ。
こちらも一括見積もりサイトを利用して、ブロックに強い業者さんを探すのが早いです!
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技術力のある業者さんに依頼すれば、ブロック塀のメンテナンスは必要ありません。
汚れや苔を定期的に掃除する程度で大丈夫です。
汚れ防止のために、笠木のオプションを付けるとなおよし。
目隠しフェンスを付けるのも、実用的でオススメです。
見た目がおしゃれなブロック塀をお探しなら、こちらの記事でお好みのものが見つかるはずです!
≫おしゃれコンクリートブロック塀のベスト24選!相場価格まで徹底解説!
フェンスにかかる外構工事の相場費用
フェンスの平均的な相場費用は、幅1mあたり6,000~5万円くらいです。
これは素材や機能による価格差が大きく、
- メッシュフェンス:6,000円~
- 目隠しフェンス:1万円~
- 木目調フェンス:1.5万円~
- 2m超えのフェンス:3万円~
- 防音フェンス:5万円~
といった具合に、商品によって相場費用に幅があります。
このような、木目調で高さがあり、目隠し性能もあるフェンスはけっこうな値段がします!
高機能であればあるほど、高くなる傾向にありますね。
また、基礎工事の有無で追加費用が発生する場合があります。
地面に直接建てる場合、束石を設置する費用がかかるんです。
フェンスを安く設置してもらうポイントは、必要以上の高さ・幅にしないことです。
大きすぎるフェンスは、強度面でも予算面でも不利ですし、圧迫感も出ます。
目隠しなどの目的を果たせる必要最小限、ギリギリを狙うことで賢いお買い物ができますよ!
こちらの記事で、最安値を狙えるやり方を徹底解説しています。
≫おすすめフェンス超まとめ!外構歴15年のプロが教える商品選び・設置・コストカットの秘訣
フェンス工事の失敗としてありがちなのが「目隠ししたかったのに、隙間から敷地内が見えてしまう」というもの。
基礎のブロック塀とフェンスの間にある隙間が、ちょうど通行人の目の高さにきてしまうのはあるあるなんです…
それを解消してくれるのが「隙間ふさぎ材」というオプション!
これを付ければ「目隠しフェンスなのに目隠しになってない」という事態を回避できますよ!
ちなみに、フェンスにはさまざまな素材がありますが、素材によってメンテナンス周期が変わります。
アルミフェンスならメンテゼロ、天然木フェンスなら年1回は塗装が必要です。
砂利敷きにかかる外構工事の相場費用
砂利時期の相場は比較的安く、1平米あたり2,500~5,000円前後で工事可能。
砕石が一番安く、カラフルな砂利なら3,000円~1万円程度です。
低コストですが、砂利が沈んで減ってしまった際は補充の必要があることを覚えておいてください。
砂利敷き工事が高額になる要因は、地面のぬかるみがひどかったり、傾斜があったりするケース。
地盤改良が必要なので、その分お金がかかります。
コンクリートブロックと同じく、運搬車両から離れた場所では運搬費が高くなるので注意です。
少しでも外構工事の値段を下げたいと、砕石を選ぶ人は少なくありません。
でも個人的には、よほどのことがない限りやめておいたほうがいいと思います。
使い勝手が悪いうえ、後から変更しようとするとムダなお金がかかりますよ!
砂利敷きの外構にするなら、防草シートは必須です!
そのままにしておくと、ゼッタイに雑草が生えてきます。
また「グラベルフィックス」という、砂利を固定する専用商品を使用することを推奨。
砂利道の歩きにくさを解消してくれます。
防草シートとグラベルフィックスについてまとめた記事はこちら。
≫2023年最新版!おすすめ防草シート人気ランキングTOP5&選び方ガイド【超マニアックなプロの解説付き】
≫砂利なのに歩きやすい。グラベルフィックスプロで砂利敷きが美しい【デメリットも紹介】
テラス屋根にかかる外構工事の相場費用
テラス屋根の工事費用は、10~50万円が目安。
基本的にサイズに比例して価格が上がりますが、強度・デザインによる違いも大きいです。
おしゃれなデザインになれば、上限の価格に近くなります。
高額になる要因は、ハウスメーカー保証の関係で、壁付けではなく独立にした場合です。
外壁に凹凸がある場所、敷地形状に合わせて斜めに加工する場合も追加費用が発生するので覚えておいてください。
費用を抑えたいなら、オーソドックスな商品を選ぶのが一番!
10万円を切る価格で手に入ることもあります。
屋根の形にはRタイプとFタイプがあり、Fのほうが若干安い傾向が。
まあ、性能は同じなので見た目で選んでいただいてOKです。
メンテナンスも特に必要ありません。
オプションは、物干し竿や前面スクリーンが使い勝手が良くオススメです。
目隠しを作りたいなら、フェンスを建てるよりもスクリーンを付けるほうが安いです。
以下の記事では、高性能な商品やコスパの良い商品を紹介しています!
≫テラス屋根の後悔しない選び方!プロも太鼓判を押す価格帯ならコレ!
ガーデンルームにかかる外構工事の相場費用
ガーデンルームの価格は、30万~500万円と非常に幅が広く、相場や平均を出すのは難しいです。
基本的に価格はサイズに比例しますが、おしゃれなデザインになると1番小さいサイズでも100万円超え!なかなかの贅沢品です。
タイルデッキの上に取り付ける場合、さらに高額になります。
少しでも工事費用を抑えたいなら、これも割引率を重視してください。
商品そのものが高額なため、割引率30%か40%では総額がかなり変わってきます。
また、ガーデンルームは提案も施工も難易度が最高レベル。
業者さんの過去実績は必ずチェックしてください。
リッチなエクステリアですが、メンテナンスがほとんど不要なのはありがたいですね。
屋根材を洗う場合は、傷が付きやすいので流水のみの使用を推奨します。
網戸orシェード、透明ガラスor不透明ガラスなど、無料で変更できるオプションが意外と多いのも嬉しいポイントです。
「コスパが良いガーデンルームがほしい」「最高におしゃれなガーデンルームを見たい!」という方のために、こちらの記事で最新情報をまとめています。
≫ガーデンルームはコレを選べ!おすすめの商品&メーカーの相場価格を一挙公開【2023年】
人工芝にかかる外構工事の相場費用
人口芝は、1平米あたり8,000円~1.5万円(整地工事費込み)が相場価格です。
高級グレードの人工芝だと、2万円を超えるケースもあります。
高額になる&損をする要因は、人工芝のロス。
人工芝は「1m幅×20m」「2m幅×10m」といった単位で販売されているので、中途半端な施工になるとロスが出てしまうんです。
たとえば25平米のお庭で敷地すべてに人工芝を敷くなら、
- 2m幅×10mをひとつ購入
- 残り5平米のために2ロールめの購入
2ロールめのあまる分が、非常にもったいないですよね。
使わない部分が出ないよう、人工芝の幅に合わせて設置するほうが経済的です。
人工芝の工事で追加費用が発生するのは、以下のようなケースです。
- ぬかるみやすい地面
- 排水が悪い地面
- 排水改善処置が必要
人工芝の設置は、特殊な工具不要、危険な作業もありませんが、整地作業などはかなり重労働。
それに、DIYしても費用全体の20~30%くらいしか削減にならないんですよね…
コスパがいいとは言い難いかもしれません。
それでも「少しでも費用を抑えたい!」という方のために、人工芝のDIY手順などを解説した記事をご用意しました。
≫人工芝はコレを選べ!プロのおすすめ人気ランキング5選【失敗しない選び方伝授】
人工芝のメンテナンスは、適時ゴミの掃除をして、芝が寝てしまったらデッキブラシで起こすといいです。
オプションで防草シートを張ると、さらに手入れが楽になりますよ!
天然芝にかかる外構工事の相場費用
天然芝にかかる費用は人工芝よりも安く、1平米あたり3,000~5,000円(整地工事費込み)くらいです。砕石の次に安いですね。
上限に近い金額になるのは、緑が美しくて生長が遅い「TM9」などの商品です。
土壌が芝生の生育に適さない場合は、追肥が必要なので高額になりやすいです。
地面がぬかるみやすかったり、排水が悪かったりするケースでは、排水改善処置が必要なのでさらに追加費用が必要になります。
しかし、DIYがしやすいので予算が少ない方にもオススメ!
仕上がりが多少デコボコになっても、芝生なので許されます。
低コストで実装しやすい天然芝ですが、毎週の芝刈り、水やり、追肥、サッチング、雑草・虫対策などなど…。
今まで紹介してきた商品とは比にならないほど管理の手間がかかります。
メンテナンス自体を楽しめる人じゃないと、難しいです。
オプションで立水栓や散水システムを付けると、お手入れが楽になりますよ!
人工芝か天然芝か、どちらか迷っている方はこちらの記事を参考にしてください。
≫人工芝と天然芝はどっちが良いの??よくある悩みを完全解決!
植栽にかかる外構工事の相場費用
植栽の平均的な相場費用は、5~30万円です。
目安として、低木2本・高木1本・下草をバランスよく配置して5万円~10万円で見積もっておくといいですね。
植栽を使う面積を増やしたい場合や、3mを超える高木を採用する場合は高額になりがち。
お庭に花壇や植える場所がない場合、追加費用が発生しやすいです。
花壇だけを業者さんに作ってもらい、苗木を買ってきて自分で植えるとコスト減できます。
後々のメンテナンスのことを考えて、立水栓や散水システムを付けてもらうといいですね。
植栽は、水やり、追肥、防虫対策、適時剪定など管理が大変ですが、緑があるかないかで外見は大きく変わってきますよ。
「植栽を植えたいけど、面倒なのはイヤ!」というあなたのために、手入れのいらないツリーをご紹介しています。
≫手入れのいらない庭木TOP7はコレだ!絶対に失敗しないシンボルツリー選びを徹底解説
外構費用は各工事の積み重ね!騙されちゃいけない
外構工事の費用は、建物の費用とまったく関係ありません。
駐車場、門柱、アプローチ、ウッドデッキなど、それぞれの工事の積み上げで計算されます。
営業マンの巧みな営業トークに騙されず、自分たちに必要な工事だけを上手にプランニングしてください。
コストを抑えたいなら、それぞれの工事の減額ポイントを知ることが大切!
一つひとつの減額は小さくても、積み重ねでウン10万単位で節約できます。
「この工事をもっと減額できないかな?」「もらった見積もりが適正価格かわからない…」という方のために、庭ファンが調べる無料サービスもやっています。
担当プランナーさんの言葉を鵜呑みにせず、多角的に検討して賢いお買い物を!
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※見積は何度でも無料です。
無料かつ効率的に、見積もり金額を下げるテクニック
外構・エクステリア商品は人生でも、購入することもほとんどありません。
しかも、普段意識することもないので、急に言われても相場価格・費用感がわからないですよね。
そんなあなたに最強のテクニックをご紹介します。(乱用厳禁です。)
実は、テクニックは簡単です。
≫ほしい商品/したい工事が決まっている場合
「「○○(商品名)は何%OFFで購入できますか?」」
「「○○(工事名)の過去実績はありますか?」」
≫ほしい商品/したい工事が決まってない場合
「「○○(カーポートなど)で一番安くできる商品は、いくらぐらいで、何%OFFですか?」」
「「○○(工事個所・手法など)の普段対応されていますか?」」
と、複数の業者さんに問い合わせてください。
この質問を投げかけて比較見積もりをすることが≪最も効率的に、最安値に近づける最適解≫と思っています。
いやらしい話、メーカーさんから出荷された商品はどこで買っても、品質は同じです。
そんないくつも業者さんを探して、つどつど問い合わせるのも面倒だという方は、無料で優良業者さんを簡単に検索できるサービスがありますので、ぜひご利用ください。
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一生のうちに外構やエクステリアを購入することは2回・3回と経験するもではないですよね。
だからこそ、後悔してしまわないように、価格を安くするだけではなく、失敗しない外構にするためにも、依頼する会社選びは慎重になりつつ、1社ではなく複数業者に依頼を私は強くオススメしています。
先ほど紹介した外構相談比較ランキングのサイトは、業者さんの登録審査が厳しく、悪徳業者は完全に排除されます。
定期的に見直しが図られているので、登録業者数が少ない地域がありますが…精鋭部隊なので安心してください。
サイトを見ていただけるとわかると思いますが、大手ハウスメーカーから地元の工務店まで網羅し、今まさに家づくりをしている方の「新築外構」にも対応しています。
入力は必要最小限の項目だけでたった1分で終わります。
エンジンをかけて、車に乗って、外構業者さんの店舗に出かける必要もありません。
業者さん探しの手間が省けます!
それに、本来一番重要である商品の検討&プランの検討に時間を使えるようになるので、本質的に、正しく検討ができるようになりますよ。
そうすることで成功に近づき、外構で失敗する可能性が低くなります。
よく聞く話ですが、業者さん探しに億劫になってしまって、商品選びに疲れてしまって・・・結局、何をしたかったか見失ったりしませんか?
「注文できるかどうか、まだわからなくて・・・」と言ってもらえれば大丈夫です。懇切丁寧に相談に乗ってもらえます。
また事前に要望を出すことで、その工事を得意な業者さんを紹介してもらえます。
そして、何と言っても相見積もりを取ることの最大のメリットは前述の通り「プランの精度が高くなる」「価格が安くなる」ことです。
業者さんによって、エクステリア商品・工事費用に大きな差があります。
実際の訪問までの相見積もりは2社ほどでも問題ないのですが、価格や割引率の事前確認は、できるだけ多くの業者さんに相談してみるのをお勧めします。
特にカーポートやフェンスなどは価格が大きくなることが多く、5%の差でも金額にすると2万円~3万円変わってきます。
1時間~2時間の打ち合わせで、この先10年~20年使うお庭が変わるので、ここを手を抜いてしまうともったいない!
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もちろん、新築の外構もバッチリ対応しているので、新築外構の方も気軽に申し込んで下さいね。
ささっと、今、外構についての要望が頭に残っているうちに、一緒にやっておくと楽に終わります!
追伸です。
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外構の値段を下げる自信はありますし、値段を下げなかったケースはほとんどありませんので、有料級のサービスかと思います。
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最後までご覧いただきまして有難うございました!
「この記事に出会えてよかった、価格交渉ができました」「注文する前に確認すべきポイントがわかって助かった」という声を頂いています。事前に知識を仕入れておくとコスト削減にもつながり失敗も少なくなりますよ!