外構工事ってどのくらいかかる?入居はいつから?
外構工事ってどのくらいの日数が必要でしょうか? 引越しの日までに工事が完了するのか心配です…。あれ、外構工事が終わらなくても先に入居できますか?
工事期間中、生活への影響や不便なことってなんかあるのかな? 初めてのことだらけで、何もかもわかりません!
外構工事をこれまでに発注した経験がある人は、ほとんどいないはず。
そう、工事が始まってから終了するまでのステップやプロセスがわからないのが当たり前です。
ただ工事期間中の生活への影響や不便を知れば、事前に対策も考えられるもの。
不安や疑問を解消しておくのは、大事ですね!
- よくやる外構工事、実際にかかる工事日数の目安
- 生活に不便しないための様々な対策方法
- 具体的な工事費用について
今回は、こんな内容についてしっかり解説します!
なお、今回の記事では「外構工事にかかる期間」のみ解説します。
各工事にかかる費用については、こちらの記事をご覧ください!
≫外構工事の相場費用はこれぐらい!騙されないための相場価格を徹底解説
外構工事の疑問は、業界歴17年のプロに聞いて!
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
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外構工事は、それぞれの工事を組み合わせて作る
外構にかかわる工事全般のことを外構工事といい、工事期間は個別工事を合算した日数を指します。
つまり
- 門柱
- 土間コンクリート
- フェンス
- ウッドデッキ
- 植栽
…などの工事をすべて含めた日数が工事期間ですね。
それぞれの工事に専門のチームを組んで、複数が同時に作業すれば工期の短縮は可能です。
ただ駐車スペースや作業場所が限られていると、短縮できない場合もあり、現場の状況に応じても工期は変わるんですね。
業者側としても、工期はできるだけ短くしたいのが本音。
最適な工事の時期や季節が決まっている施工内容も踏まえながら解説していきましょう。
以下で、外構工事を16パートにわけて、工事期間や注意点、費用などをチェックします。
気になるところだけをチェックするでも構いません。
1. 門柱の工事期間
門柱の工事期間は、1日~1週間程度が目安です。
日数は、造作にするか、既成品門柱を選択するかによって変わります。
既製品門柱(機能門柱など)にかかる工事日程は、1~2日程度と短いです。
門柱工事の流れは以下の通りです。
- 基礎工事(約1日):門柱を設置する場所の地面を掘り、基礎作る
- 門柱の設置(約1日):既製品の門柱ならば、基礎と一緒に整形し設置は完了+配線作業
一方で、造作門柱(塗り壁・タイル仕上げなど)にかかる工事日程は、5日~1週間程度です。
造作門柱にかかる工程は、下記のようになります。
- 基礎工事(約1日):門柱を設置する場所の地面を掘り、基礎を作る
- ブロック積み(約1~2日):門柱のベースとなる壁を作り上げる
- 仕上げ工事(約1~2日):門柱の表面処理や塗り仕上げ・タイル装飾などを仕上げる
門柱の工事費用は、安くて6万円~高級なものになると30万円ほどかかります。
門柱設置の予算や具体例をは、こちら2つの記事が参考になります。
≫選ぶの激ムズ…!門柱を選べないあなたに送る【オススメ9選】
≫ガチでおすすめしない、買ってはいけない門柱v.sガチでおすすめしたい門柱5選
2. 門扉の工事期間
門扉の工事期間は、1~3日程度が目安となります。
工程に関しては、以下のような流れです。
- 取り付け準備:門扉を取り付ける場所の調整、必要に応じて基礎工事をおこなう
- 門扉の取り付け(約1日):新しい門扉を取り付ける
- 動作確認(約1日):門扉の開閉や施錠などの動作を確認する
門扉に柱が必要な場合もあります。柱は半日の作業で完了させる事が多いですね。
柱の地盤が固まってから後日、柱を吊り込む作業を小一時間ほどで終わらせるという流れになります。
門扉にかかる工事費用は、5~20万円が目安です。
また門扉についての解説記事も、参考にしてください。
≫【失敗しない!】門扉選びに重要な8つの法則!見た目は大事!
3. アプローチの工事期間
アプローチの工事には、3日~1週間+養生に1週間程度かかると考えてください。
縁石を入れる、カーブのデザインをする場合は、さらに1日必要です。
アプローチに関する工事の流れは、下記のようになります。
- 地面の整地(約1日~2日):アプローチを設置する場所の地面を整地する
- 基礎工事(約1日~2日):必要に応じて、基礎や下地を作成する
- 仕上げ工事(1~2日):タイル、石、コンクリートなどでアプローチを仕上げる
- 養生期間(長くて1週間):コンクリートタイルなどを固める期間
工事している間はアプローチが使えないため、コンパネなどを敷いて仮の通路を用意する必要があります。
アプローチの工事費用は、シンプルな土間コンなら平米1万円~、ゴージャスなタイル貼りなら平米3万円~ぐらいです。
アプローチの効果的な選び方を知りたいなら、この2つの記事も参考になります。
≫外構アプローチの鉄則は【安全第一】【デザイン二の次】【長さは最短】
≫アプローチ選びミスってない?安くておしゃれな理想の玄関周りを作る3つの法則
4. 土間コンクリートの工事期間
土間コンクリートに必要な工事期間は、2~4日+養生期間1週間程度です。
工程は、以下のようなパターンが基本的な流れです。
- 整地(1日~2日):土間コンクリートの施工面を整地する
- 型枠の設置(1日):コンクリートを流し込む範囲を決める型枠を設置
- 配筋作業(型枠と同日):必要に応じて鉄筋を配置する
- コンクリートの打設(1日):コンクリートを流し込み、表面を整える
- 仕上げ工事(打設と同日):表面の仕上げや縁仕上げをおこなう
- 型枠の除去(約1日):養生1週間後を目安に取り外し作業をする
土間コンクリートの工事では、整地作業時にショベルカーが必要なこともあり、かなりの騒音・振動が発生します。
作業開始から型枠の撤去まで約2週間ほど駐車場が使えないので、自家用車を停める場所を確保する必要が出てきます。
通例としてよくあげるのが、下記のような方法です。
- お隣さんの了承を得て道路に停めておく(エリアによる)
- 1ヶ月だけ月極の駐車場を借りる
土間コンクリート工事の注意すべきポイントとしてほかには、工事が向かない季節があることです。
真夏は、乾くのが早すぎてヒビ割れのおそれがあり、避けたほうがよい季節です。
真冬も凍結するとヒビ割れのおそれがあるので避けたい季節ですね。
土間コンクリートの工事費用は、1平米あたり1~12万円が目安となります。
紹介するこちらの記事では、土間コンクリートにかかる費用を自分で計算できます。
良い業者さん探しのポイントも解説していますので、参考にしてください。
≫パッと自動計算¥土間コン価格シミュレーターできた!【平米単価計算】
5. カーポートの工事期間
カーポートの工事期間は、基本的に1~3日程度で終わります。
職人さん2人で作業した場合は、1台用カーポートは1日、2~3台用は2日程度かかります。後方支柱カーポートだと、3日程度必要ですね。
カーポートの工程は次のような感じです。
- 基礎工事(1日):柱を固定するための掘削、コンクリートを除去(ハツリ工事)
- カーポートの組み立てと設置(1日):部品を組み立ててカーポートを設置する
- カーポートの添え木改修(後日):片流れタイプの場合、添え木を後日回収
カーポートの工事中は、基本的に車を停めておけません。
ただ、作業場所やカーポートの形状によっては、工事作業中以外なら駐車可能なケースもあります。
契約前など作業工程の説明を聞くときに、駐車場を手配する必要があるか担当者へ確認するのがオススメです。
カーポートの工事費用は、10~100万円程度と駐車する台数とデザインによって幅が広く、どれがいいか悩むことも。
選び方のポイントや予算について詳しく書かれたこちらの記事も、カーポート選びの参考になると思います。
≫2023年版【買ってはいけない】v.s.【ガチでおすすめ】カーポート5選をプロが解説
6. サイクルポートの工事期間
サイクルポートの工事期間は、基本的に1~2日くらいで完了します。(マンションやアパート用の大型サイズでなければ)
サイクルポートの工事は、以下のような流れです。
- 基礎工事(1日):柱を固定するための掘削、コンクリートを除去(ハツリ工事)
- サイクルポートの組み立て(1日):設置:部品を組み立ててサイクルポートを設置
- サイクルポートの添え木回収(後日):片流れタイプの場合、添え木を後日回収
サイクルポートの工事費用の目安は、10~30万円程度となります。
また、ちょっとおしゃれなサイクルポートをお探しなら、次の記事が参考になると思いますよ。
7. ウッドデッキの工事期間
ウッドデッキの設置にかかる工事期間は、基本的なものだけなら1~3日程度が目安です。
地面をコンクリートに整地する場合は、さらに+2日程度、必要です。
またフェンスやステップなどのオプションがある場合は、追加で1~2日程度はかかります。
ウッドデッキ設置は、以下のような流れですが、工事内容によって必要な日数は増加します。
- 地面の整地(1日):ウッドデッキを設置する場所の地面を整地する
- 基礎工事(整地とあわせて1日):ウッドデッキの下地となる束石を作成
- コンクリートに整地するなら、+2日必要
- ウッドデッキの組み立て(1日):人工木などのウッドデッキを組み立て、設置
ウッドデッキの工事費用は、10~300万円程度と設置するサイズに比例して変わります。
また2023年の最新ウッドデッキの情報を知りたい方は、特徴や価格について比較したこちらの記事を参考にするといいですよ。
≫ウッドデッキを最安値にする衝撃のコツとは?特長や価格を徹底比較【2023年最新】
8. タイルデッキの工事期間
タイルデッキの工事期間は、1週間~10日程度必要となります。
基本的な施工内容に加えて、掃き出し窓と段差をなくすためのグレーチングを一緒にする場合は+1日かかります。
タイルデッキの施工工程は次のとおりです。
- 地面の整地:(1~2日)タイルデッキを設置する場所の地面を整地する
- 基礎工事(2~3日+養生期間):タイルデッキの下地となる基礎の作成をおこなう
- タイルの敷設(1~2日):タイルを敷設し、目地を充填する
タイルデッキの工事費用は、15~300万円程度が目安です。施工面積に比例して価格は大きく変わります。
注意してほしいのは、高さが50cm以上ある場合ですね。高さが増すと費用は激増するので、私はタイルデッキよりウッドデッキのほうをオススメすることもあります。
タイルデッキのメリットやデメリット、メーカーさんを知りたいならぜひこの記事を。
≫外構のタイルの費用を安くできる!タイルのメリット・デメリット
9. ブロック塀の工事期間
ブロック塀の工事期間は、3日から2週間程度が目安です。
工程は次のようになります。
- 地面の整地・測量(1日)ブロック塀を設置する場所の地面を整地、作業スペースの確保
- 資材の運搬(1日):使用する資材が多い場合、運搬のみで1日使うことも
- 掘削・基礎工事(1~4日):ブロック塀を安定させるための基礎を作る
- ブロックの積み上げ(1~4日):基礎の上にブロックを積み上げていく
- 仕上げ工事(1~3日):ブロックの目地を充填し、塗装や防水処理を行う
- 清掃・完成確認(1日):現場を清掃し、養生材などを処分する
ブロック塀の工事場所によっては、お隣さんへ入って作業させて貰う必要が出てくることもあります。
隣地へ侵入の許可取りは、工事業者さんが代行することもありますが、本来は「依頼主が許可を取るのが基本」と覚えておいてください。
工事中は、騒音・土埃などでなにかとご迷惑をおかけすることが多くなるものです。
事前のご挨拶は、ご近所付き合いのマナーとしても当然のことですよね。
とくに隣家との境に設置するブロック塀は、クレームが多い箇所。
境界ラインからはぜっっっったいに出て施工しないよう、業者側でも細心の注意が必要な場所なんです。
ブロック塀の工事費用は、10~300万円が目安です。価格は面積・距離に比例します。
自分の家はどのくらいの費用になるかが気になる方に向けて、簡単に計算できるシミュレーターを作ってみました。
相場感をつかみ、さらに最新のブロック塀の情報もゲットして、外構工事の参考にしてくださいね。
≫ブロック塀の価格・費用はどれぐらい?【相場がわかるシミュレーター付き】
10. フェンスの工事期間
フェンスの工事期間は、1~3日程度が目安です。
取り付けるブロック塀がないときは、柱の位置だけ独立基礎にして設置工事をできます。その場合は、1~2日ほど工期は長くなります。
工事の流れは、独立基礎でフェンスを取り付けるケースで見ています。
- 独立基礎工事(1~2日):フェンスの柱を固定するための基礎を作成
- フェンスの組み立て・設置(1~2日):部品を組み立ててフェンスを設置する
フェンスは非常に単純な部材同士の組み合わせ。だから取り付け自体にかかる日数は短くて済むんですね。
スクリーンだとか、特殊なフェンスになると余計に2~3日がプラスでかかることもありますよ。
ブロック塀を作った上にフェンスを取り付ける場合は、塀を作る分の作業工数(3日〜2週間程度)もかかるのでご注意ください。
フェンスの工事費用は、6千円/1m~・3万円/1mなど商品により開きがあります。
商品によって費用が大きく変わるフェンス。お得に選ぶポイントを最新の商品情報と一緒に紹介している記事がこちらです。
フェンスを選ぶ参考にしてくださいね。
≫おすすめフェンス超まとめ!外構歴15年のプロが教える商品選び
11.砂利敷きの工事期間
砂利敷きの工事期間は、1~2日程度が目安です。
一緒に防草シートを敷くことも多いんですが、その場合もう1日はプラスで必要ですね。
また施工場所に重機が入れない場合や、施工面積・作業場所などの条件によっては、プラスαかかることもあります。
砕石敷きにかかる工事の流れは、以下のようになります。
- 地面の整地(1日):砂利敷設の地面を整地、不要な草や土を取り除き、平らにする
- 防草シート(必要に応じて+1日):整地した地面に防草シートを敷く
- 砂利の敷設(1日):砕石を敷き詰める
砂利敷きの工事費用は、3千円~/平米とダントツでローコストです。
ちなみに防草シートを敷く場合は、+1~2千円/平米ほどかかります。
砂利敷きはもっとも安く雑草対策になりますが、撤去のほうがお金がかかるので慎重に検討してほしいと思います。
砂利敷きについてメリットとデメリットを踏まえた詳しい解説は、こちらの記事が参考になりますよ。
≫【コスパ最強!】砕石敷きの基本を解説!駐車場のコストを抑えよう!
砂利と一緒に防草シートの施工を検討している方は、最新情報が載ったこちらも参考になりますよ。
記事を参考に長持ちする高品質な防草シートを選んでくださいね。
12. テラス屋根の工事期間
テラス屋根の工事期間は、基本的に1日で終わることが多いです。
さらに目隠しパネルなどのオプションや大型サイズを施工する場合は、もう1日ほしい感じですね。
工事の流れ(壁付・独立もおおよそ同じ)は、下記のようになります。
- 掘削・基礎工事:テラス屋根の柱を固定するための基礎を作成する
- 柱の設置:基礎に柱を取り付ける
- 屋根の取り付け:柱に屋根材を取り付けていく
- 清掃・完成確認:工事が完了したら、現場を清掃し、お客様と一緒に完成を確認する
テラス屋根の工事費用は、10万円から30万円程度が目安です。
価格は大きさに比例しますし、おしゃれなものにする場合も値段は高くなります。
取り付けるとQOL爆上がり間違いなしのテラス屋根。商品が多すぎてどれを選んだらいいのか悩むこともあるんですよね……。
≫テラス屋根のおすすめはコレ!パターン別×失敗しない選び方を解説
13. ガーデンルームの工事期間
ガーデンルームの工事期間は、最短で3日、最長で2週間が目安です。
床をタイルにする場合は、タイルデッキ工事が加わるため、さらに2週間ほど多くかかります。
ガーデンルームの工程に関する基本的な流れは、次のとおりです。
- 地面の整地・基礎工事(1日):ガーデンルームを設置する場所の地面を整地する
- フレームの組み立て(1日):ガーデンルームの骨組みとなるフレームを組み立てる
- 内装・仕上げ工事(1日):内部の床材の敷設や窓の取り付け、電気工事などの仕上げ工事をおこなう
ガーデンルームはおしゃれな商品も多く、デザイン性の高いものほど部材が複雑で細かくなるため、プラスで1~2日工期が欲しくなります。
床をウッドデッキにする場合は、タイルデッキほど工期はかかりません。トータル1週間程度かかるだけで済みます。
タイルデッキの工期は2週間かかりますから、用途や使い勝手を考えてどちらがいいのか検討してくださいね。
ガーデンルームの工事費用は、50~300万円が目安となります。
価格の開きが大きいのは、商品のグレードがかなり違うからです。
ガーデンルームの選び方は、こちらの記事が参考になりますよ。
≫ガーデンルームはコレを選べ!おすすめの商品&メーカーの相場価格を一挙公開
14. 人工芝の工事期間
人工芝の工事期間は、一般的な広さで1日~3日程度が目安となります。
「車1台分(15平米)増えると、工事期間も1日延びる」と覚えればいいですね。
工程は、以下の通りです。
- 地面の整地(1日):不要な草や土を取り除き、平らにならす
- 下地の敷設(1日):再生砕石や砂を敷き詰めて、転圧・平準化する
- 人工芝の敷設(1日):防草シートを敷き人工芝を敷く。端や必要な部分をピンやテープで固定。
もちろん、作業中はお庭が使えませんが……。まぁでも困らないですよね?
工事中は土いじりが多い作業のため、砂埃もかなり発生しますし、窓ガラスは汚れちゃうかもしれません。
洗濯物もタイミングによっては外に干せないかも?
換気などで窓を開けるのも、工事中は我慢するほうが無難ですね。
人工芝の工事費用は、1平米あたり5千円から6千円程度が目安となります。
地面の凹凸具合やお庭の排水状況によりますが、追加の設備工事が必要になるケースもあります。
ちなみに価格が高い人工芝ほど、品質が高くて耐用年数も伸びるうえに、質感もまったく違いますよ。
そんなプロ目線でおすすめできる人工芝を以下の記事で解説しています。
15. 天然芝の工事期間
天然芝の工事期間は、1~3日が目安です。
あとは、車1台分(15平米)増えるごとに工事期間が1日追加ぐらいの感覚なので、人工芝と工期は同じぐらいですね。
天然芝に必要な工程は、こんな感じです。
- 地面の整地(1日):不要な草や土を取り除き、平らにならす
- 土壌改良(1日):有機質の堆肥や砂を混ぜ込むのが一般的
- 天然芝の敷設(1日):整地した地面に天然芝を敷き詰める
- 水やり:敷設後、しっかりと水を与えて芝を定着させる
芝生の種類によりますが、真夏の施工は気温が高く傷みやすくなります。
頻繁に水やりが必要になるなど手入れも大変になるため、天然芝は夏場の施工に適していないと考えたほうがいいです。
天然芝の工事費用は、1平米あたり3~4千円程度が目安です。
芝を青々と育成させるには、追肥や芝刈りなどの手間も必要になります。
あこがれだけでなく自分の生活スタイルに合っているかも、しっかりと考えて導入してくださいね。
≫人工芝と天然芝はどっちが良いの??よくある悩みを完全解決!
≫庭の芝生をやめたいですか?解決できるデメリットと解決できないこと
16. 植栽の工事期間
植栽の工事期間は、1~3日が目安です。
花壇を作ったり、植える場所をデザインしたりする作業は、工事期間と別に必要になります。
植栽の工程は、以下のような流れです。
- 地面の整地:植栽を行う場所の地面を掘削、整地する
- 土壌改良:土壌改良のための資材や有機質の堆肥を混ぜ込む
- 植栽:改良した土壌に植物を植えつける
- 水やり:植栽後、しっかりと水を与えて植物を定着させる
植栽の工事費用(高木1本、中木1本、下草を植えるなど一式)でだいたい3万円~5万円程度かかります。
予算削減するなら、自分で苗木を買ってきて植えつけし、成長を楽しむこともできますね。
この場合は、大きな植木だと運搬が大変になるので、苗木を購入するのがおすすめです。
ちなみに植栽は、なんでも植えればいいわけではありませんよ。
シンボルツリーは、特にそうです。
植える前によくよく考えないと、後悔のもとになっちゃうかもしれませんので慎重に。
≫植えてはいけない木v.s.ガチでおすすめのシンボルツリー5選
まとめると外構工事は3タイプ、期間はどのくらい?
施工する立地環境によって、外構工事は大まかに3つのタイプに分けられます。
かかる工事期間は、タイプによってそれぞれ異なります。
- クローズド外構:3週間~1ヶ月
- セミクローズド外構:2~3週間
- オープン外構:1~2週間
クローズドの外構は周囲を塀で囲むなど、工事項目が多くなるので、工期も費用もかさみます。
反対にオープン外構は開放された構造になる分、工事項目が少なく工期も短くすむため、費用も安くなる傾向です。
外構工事の工期が遅れる原因、伸びる要因
外構工事が遅れたり、伸びたりする原因は、おもに「天候不良」「資材の遅れ」「近隣トラブル」の3つがあげられます。
台風や大雨など「天候不良」の対応は、いくら努力しても無理ですよね。できることは、天候不良も見込んで余裕をもって予定を組むことくらいです。
「資材の遅れ」は、今できるほかの作業を優先しておこなうなど、業者側が柔軟に対応することでなんとかできる場合もあります。
ただ「近隣トラブル」が起こる原因には、業者だけで解決できない要素も含まれるんですよね…。
トラブルを避けるのに一番効果的だったのは、工事に入る前、施主ご自身が挨拶をしていたケースです。
事前の一言があるのとないのとでは、大きな差となって帰ってきます。
外構工事(エクステリア)を始めるまでの流れは?
外構工事をスムーズにおこなうには、紹介した順番の通りに進めるのがオススメです。
- ステップ1:自分なりのプランや要望をまとめる
- ステップ2:依頼先候補をいくつか選定する
- ステップ3:相見積もりをとる
- ステップ4:依頼する業者を決定する
- ステップ5:契約を締結する
どんな順番で進めるかわからなくて悩みつづけるより、できるだけ早くプランを考えて行動するほうが重要!
今回紹介した各工事の日数は、私が今まで経験したことから割り出しています。
しかし作業する職人さんの数や工数によっても日数は変わりますから、工事の予定表や工程表を見て、工事期間を自分で把握しておくことが大切です。
また先に業者さんへ要望を伝えておけば、順番変更や振替対応など工期の調整もしてくれますよ。工期の余裕を持たせるほうが、予算面だけでなく仕上がりもよくなるんです。
外構工事をすると決まっているなら、早めに行動して契約したほうが吉。
優良業者さんを探すには、スピードがなにより重要。
1社に決め打ちせず、一括見積り依頼を利用して複数の業者さんから見積もりをもらうことが第一歩ですよ。
本当に…良い外構を手に入れる方法
外構工事は、人生でも非常に大きなお買い物です。
だからこそ、安心して外構工事をご依頼いただいてもらえるように庭ファンでは、信頼できる業者のみを厳選してご紹介するようにしました。
審査は、庭ファンがすべて自分で行い合格した優良業者とのみ提携しています。
人気の外構業者さんは、見積もり前の打ち合わせですら数ヶ月先まで埋まっていることもよくあります。
引渡日が決まっている方は、»お早めにフォームよりご依頼ください。
一生のうちに外構やエクステリアを購入することは2回・3回と経験するもではないですよね。
だからこそ、後悔してしまわないように、価格を安くするだけではなく、失敗しない外構にするためにも、依頼する会社選びは慎重になりつつ、1社ではなく複数業者に依頼を私は強くオススメしています。
入力は必要最小限の項目だけでたった1分で終わります。
エンジンをかけて、車に乗って、外構業者さんの店舗に出かける必要もありません。
業者さん探しの手間が省けます!
それに、本来一番重要である商品の検討&プランの検討に時間を使えるようになるので、本質的に、正しく検討ができるようになりますよ。
そうすることで成功に近づき、外構で失敗する可能性が低くなります。
よく聞く話ですが、業者さん探しに億劫になってしまって、商品選びに疲れてしまって・・・結局、何をしたかったか見失ったりしませんか?
検討タイミングでも問題ありません。
「注文できるかどうか、まだわからなくて…」と言ってもらえれば大丈夫です。
懇切丁寧に相談に乗ってもらえます。
そして、何と言っても見積もりを取ることの最大のメリットは「プランの精度が高くなる」「適正価格が見つかる」ことです。
業者さんによって、エクステリア商品・工事費用に大きな差があります。
実際の訪問までの見積もりは2社ほどでも問題ないのですが、スケジュールや担当者との相性があるので、まずは相談してみるのをお勧めします。
特にカーポートやフェンスなどは価格が大きくなることが多く、5%の差でも金額にすると2万円~3万円変わってきます。
1時間~2時間の打ち合わせで、この先10年~20年使うお庭が変わるので、ここを手を抜いてしまうともったいない!
もちろん、新築の外構もバッチリ対応しているので、新築外構の方も気軽に申し込んで下さいね。
ささっと、今、外構についての要望が頭に残っているうちに、一緒にやっておくと楽に終わります!
追伸です。
庭ファンが業者さんを紹介するのページの最後に、お得なフォローアップキャンペーンについて紹介しています。
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外構を適正価格にする自信はありますし、値段を下げなかったケースはほとんどありません。
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最後までご覧いただいた、あなたへお礼のプレゼントです。
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最後までご覧いただきまして有難うございました!
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