ガチで買ってはいけないvsおすすめしたいカーポート
「カーポートを検討しているけれど、違いがよくわかりません。ハウスメーカーさんから提案されたものを買えば間違いないでしょうか?選ぶときのポイントってありますか?」
大切な愛車を守るために、カーポート選びは妥協したくないですよね。ただし一生に一度買うかどうかの代物。「できるだけ安く買いたい…」「でも失敗したくない」というのが本音のはず。
ぶっちゃけ、ハウスメーカーさんから購入すると損をするかもしれません。
業者さんによっては、同じ商品を半額以下で買える可能性があるんです!
この記事では、
- 買ってはいけないカーポート5選
- カーポートを設置するときに外してはいけない5ポイント
- 安いけどおすすめしたいカーポート5選
について解説します。
「カーポート」マニアの元・エクステリアの営業マン!
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
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選んではいけない、おすすめしないカーポート5選
ここだけの話、選んではいけないカーポートがあるんです。
カーポート大好き人間の私が、ガチでおすすめしないカーポートを5つご紹介します。
一部の人だけにおすすめできるホームセンターカーポート
ホームセンターのオリジナルカーポートはおすすめしません。
大手メーカーさんと同じような見た目なのに、比較的安いのでお得感がありますよね。
ただし、安いのには理由があります。
- サイズ、色が限定的
- 柱や梁、屋根材の肉厚が薄い
- 耐風圧強度が低い
材料の薄さは見た目では判断できませんが、持ってみると明らかに軽いんですよね…
使っている材料が少ないので、それだけコストを抑えられているというわけです。
そのため「耐風圧強度」と呼ばれる、風に耐える力が弱い可能性があります。
一般的なカーポートの耐風圧強度は38m/sが目安です。
しかしホームセンターの商品は34m/sと、一割くらい強度が落ちる計算です。
ハウスメーカーでカーポートを買うのは…おすすめしない
ハウスメーカーさんからカーポートを購入すると、割高になるのでおすすめしません。
ハウスメーカーさんの本業は建物を建てること。
つまり、外構やカーポートは専門外なんですよね。
外構工事を外注して、商品の価格に仲介手数料をプラスしていることが多いです。
カーポートは金額が高いので、手数料が数十万円上乗せされていることも…。
コストを抑えたければ施工業者さんに依頼してください!
後方支柱のカーポートは、おすすめしない
後方支柱タイプのカーポートも、全面的におすすめできる形状ではないです。
なぜなら値段が通常のカーポートの3〜4倍するから。
例えば2台用のカーポートであれば、30〜40万円くらいが相場です。
場合によっては、通常のカーポートより50万円~60万円高くなります。
そのお金を他のエクステリアや家電に使った方が、人生の幸福度が上がると私は思います。
さらに、価格が高い以外にも
- サイドパネルをつけられないことがある
- 耐風圧強度・積雪性能は高くない
といったデメリットがあるので注意してください。
無駄に高級なカーポートは、おすすめしない。よく考えて
無駄に高級なカーポートもおすすめしません。
例えばこちらはLIXILさんの「カーポートSC」という商品。
シンプルなデザインでカッコいいですよね。
めっちゃ良い商品なんですよ。
でも、でも!このカーポートも普通のカーポートの3〜4倍くらいのお値段がします。
お家の外観によっては、カーポートだけ浮いてしまう可能性も。
「どうしてもデザインにこだわりたい!」という方でなければ、無理して高級カーポートを買う必要はないと思います。
もちろん、LIXILさんの商品を否定している訳ではありませんよ~
こういった商品があるから外構が楽しいんです。
狭い場所には、カーポートをおすすめしない
狭い場所にカーポートを設置するのはおすすめしません。
カーポートには柱があるので、どうしても駐車スペースが減ってしまいます。
- 柱の太さ:16cm
- 後ろの基礎の部分:6.3cm以上
が、必要になりますので、片足なら少なくとも20cm、両足なら40cmは減ると考えてください。
それでも、どうしても屋根がほしい場合は、テラス屋根を転用する方法があります。
テラス屋根の柱は75mmくらいなので、省スペースでも設置可能ですよ。
カーポートを設置するときに外していけない5ポイント
カーポートの設置に失敗しないために、気をつけてほしいポイントを5つ紹介します。
過去の積雪量を必ず調べる
過去の積雪量は必ず調べてください。
カーポートは屋外に設置するものなので、雪の影響をダイレクトに受けます。
例えば30cmの新雪が積もった場合、約1.2tの重さがのしかかるんです…!
過去の積雪量は、気象庁のデータベースで調べられます。
「過去20年の最大積雪量×0.8」くらいが必要な耐積雪量です。
一般的なカーポートの耐積雪量は20~30cm程度ですが、積雪量が多い地域は50cm以上の商品をおすすめします。
耐積雪量は、基本的に「新雪」の場合を想定して設定されています。
雪質によって耐積雪量は変わるので、できるだけ強度の高いものを選んでください!
カーポート以外の選択肢を持つ
駐車スペースを検討するときは、カーポート以外の選択肢にも目を向けてください。
お家の間取りによっては、写真のようにテラス屋根を転用したほうがスペースを有効活用できるかもしれません。
また、カーポートをルーフバルコニーにする方法もあります。
子どもの遊び場や、パーティースペースに活用すればお家時間がもっと楽しくなりますよ。
≫夢しか広がらない!【グランフローア(三協アルミ)】カーポート屋根をルーフバルコニーにできる後付ガレージ
片流れカーポートには、サポート柱がおすすめ
片流れカーポートは、柱が片側にしかありません。
片足だと風の影響を受けやすいので、着脱式のサポート柱を用意するのがおすすめ。
普段は外して収納しておいて、台風が近づいているときや、積雪が予想されるときなどに取り付けて使います。
カーポート本体の揺れを軽減して、破損や倒壊を防いてくれますよ。
片足なので工事費も少なくてすんで、柱も邪魔にはならない画期的な構造なんですが、デメリットもありますね。
カーポートのサイズは大きめを選ぶのが、おすすめ
敷地に余裕があるなら、できる限り大きなカーポートを取り付けてください。
サイズが大きいほうが車を雨風や直射日光から守れます。
1台用の横幅は、最低でも2.7m以上ほしいです。
カーポートは1サイズアップしても、そこまで値段が変わりません。
「値引きの代わりに、サイズアップしてくれませんか?」と交渉すると、すんなり承諾してもらえることもありますよ。
カーポートの施工業者の選定に、一番配慮スべし!
カーポートはさまざまなメーカーさんから販売されていますが、施工業者さんによって割引率が違います。
そのため、業者さん選びが非常に重要です。
例えばエクスショップさんの場合、同じカーポートでも61%OFF+施工費無料で販売しているんです。
カーポートは価格が20万円近くする超高級品なので、この差は大きいですよね。
施工費が安いと「質が悪いのでは?」と不安に感じる方がいるかと思います。
カーポートの施工はそこまで難しくないので、基本的に取り付けに失敗することはありません。
どこで購入しても商品自体は同じものなので、できる限り安く施工してくれる業者さんを選ぶことをおすすめします!
安いけどガチでおすすめしたいカーポート5選
安いけどガチでおすすめしたいカーポートを紹介します。
外構のプロである私が、重視しているポイントは以下の3つです!
- 雨風や直射日光から車を守れる
- 必要な積雪性能・耐風圧強度を備えている
- コスパがいい
おすすめの「1台用カーポート」
1台用のカーポートは標準モデルを選べば間違いありません。
例えば、三協アルミさんの「カムフィエース」は、ベーシックで人気の高い商品です。
標準モデルの中でも、特に「アール屋根」がおすすめ!
屋根先が緩やかにカーブしているタイプで、どんなお宅にも合わせやすいデザインです。
アール屋根を選ぶメリットは以下の通りです。
- 力学的に強度が高い
- 高さがあるため、解放感を感じられる
- 流通量が多いため価格が安い
≫カーポート1台用のおすすめ【ベスト10】価格や選ぶポイントを解説
おすすめの「2台用カーポート」
2台用のカーポートも、同じように標準モデルがおすすめです。
強風や積雪の心配がなければコスパモデルでも問題ありません。
どちらにしても、アール屋根を選んでください。
カーポート最大手LIXILさんの「ネスカR」がおすすめ。
高性能でカラーバリエーションも豊富、使い勝手の良い定番商品です。
≫カーポート2台用のおすすめ【ベスト10】最安値を狙うためのポイントを解説
おすすめの「3台用カーポート」
3台用カーポートも標準モデル、アール屋根がおすすめです。
例えば、YKK APさんの「アリューストリプル」はデザイン性と性能を兼ね備えています。
YKK APさんの商品は安くて強度が高いので、非常にコスパがいい!
私の体感ですが、YKK APさんの柱・梁は重たいんですよね。
重量があるということは、それだけ柱に厚みがあって頑丈ということです。
≫ぜひ、おすすめしたい!3台用カーポートなら迷わず選ぶ【ベスト10】さらに、コストカット術も紹介
おすすめのカーポート「高強度モデル」
風の強い地域にお住まいの方は「耐風圧強度」の高いモデルを選んでください。
風速42m/s以上に耐えられる強度があれば、高強度モデルといえます。
特に以下の立地条件に当てはまる方におすすめしたいです。
- 台風がよく通過する地域
- 住宅地の角地、端
- 沿岸部(川・池沿いも含む)
ただし、隣のお宅が風よけになるケースなど例外もありますので、少しでも迷ったら庭ファンまでお問合せください。
実際に現場を見られなくても、グーグルマップのストリートビューなどで立地を確認して、最適な商品を提案できます!
おすすめのカーポート「積雪対応モデル」
積雪量が多い地域では、積雪対応のカーポートが必須です。
雪の重みで破損することがないように、耐積雪量が50cm以上の商品を選んでください。
耐積雪量100cmでも値段はそこまで変わりません。
また、積雪対応タイプは屋根材に鋼鉄の折板を使用しているため、光を通しにくいのがデメリットです。
リビングの前にカーポートを設置するケースなど、暗くなるのを避けたい場合は採光モデルがおすすめです。
≫おしゃれ&安い&強い!大満足カーポート17選!コレで見つからなければ諦めろ!
上手にカーポートを取り付けたい人からよくある質問
カーポートを検討している方から、よくいただく質問をまとめました。
Q.エクスショップは、なぜ安いの?
エクスショップさんが安い理由は以下の2つです。
- 圧倒的な販売量
- 徹底した管理体制
メーカーさんと交渉することで、無駄なコストを徹底的に省いているんです。
エクスショップさんなら商品購入から施工相談まで、ワンストップで対応可能。
一般的なカーポートは誰が取り付けても失敗しないように作られているので、専門メーカーに依頼する必要はありません。
エクスショップさんは商品と工事、どちらに対しても保証がつくので安心ですよ。
Q.カーポートは何年ぐらい持つ?耐用年数は?
カーポートの耐用年数は、ほぼ永年です!
台風や極度の積雪など、特別な理由がない限り壊れることはありません。
柱のアルミや、屋根材のポリカーボネートは耐久性の高い素材です。
紫外線などで劣化する心配も少ないですよ。
私の実家のカーポートは取り付けてから30年近く経っていますが、全く問題なく使えています。
Q.黒いカーポートのデメリットは?
最近、黒い外壁や窓サッシが流行っていますよね。
カーポートも黒を検討している方がいるかと思いますが、以下のデメリットがあるので注意してください。
- 暗く見える
- 泥汚れが目立ちやすい
カーポートは外構を占める割合が大きいので、全体的に暗い印象になる可能性があります。
周辺に土が多くて汚れやすい場合は、汚れが目立ちにくいグレーやシルバー系がおすすめです。
夜間は黒い柱が見えにくくなるので、事故を防ぐために照明を設置してください。
Q.ポリカーボネートは何色がおすすめ?
屋根材のポリカーボネートのおすすめは、すりガラス・クリアマット一択です。
上部からの目隠し効果を期待できるだけでなく、採光率が高いので明るく見えます。
屋根材には熱線吸収・熱線遮断タイプもありますが、通常タイプで十分ですよ。
ただし、直射日光から完全に車を守りたい場合は、写真のようなブルー系の熱線吸収タイプをおすすめします。
ちなみに、ポリカーボネートは複数の種類を組み合わせることができます。
お好みでいろいろ検討してみてください。
≫\永久保存版/カーポートのサイズと色の決め方がわかる!失敗しないための視点・ポイント5選
買ってはいけない&ガチでおすすめカーポートまとめ
今回は、カーポート選びのポイントを解説しました。
私がおすすめしたいのは以下の3つを兼ね備えた商品です!
- 雨風や直射日光から車を守れる
- 必要な積雪性能・耐風圧を備えている
- コスパがいい
さらに、安く買いたいなら「業者さん選び」がめちゃくちゃ重要です。
同じカーポートでも、業者さんによっては61%OFF+施工費無料で購入できる可能性がありますよ。
優良業者さんを探すには、一括見積もり依頼をぜひご活用ください。
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本当に…良い外構を手に入れる方法
外構工事は、人生でも非常に大きなお買い物です。
だからこそ、安心して外構工事をご依頼いただいてもらえるように庭ファンでは、信頼できる業者のみを厳選してご紹介するようにしました。
審査は、庭ファンがすべて自分で行い合格した優良業者とのみ提携しています。
人気の外構業者さんは、見積もり前の打ち合わせですら数ヶ月先まで埋まっていることもよくあります。
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一生のうちに外構やエクステリアを購入することは2回・3回と経験するもではないですよね。
だからこそ、後悔してしまわないように、価格を安くするだけではなく、失敗しない外構にするためにも、依頼する会社選びは慎重になりつつ、1社ではなく複数業者に依頼を私は強くオススメしています。
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そうすることで成功に近づき、外構で失敗する可能性が低くなります。
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検討タイミングでも問題ありません。
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懇切丁寧に相談に乗ってもらえます。
そして、何と言っても見積もりを取ることの最大のメリットは「プランの精度が高くなる」「適正価格が見つかる」ことです。
業者さんによって、エクステリア商品・工事費用に大きな差があります。
実際の訪問までの見積もりは2社ほどでも問題ないのですが、スケジュールや担当者との相性があるので、まずは相談してみるのをお勧めします。
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