ガーデンルームが欲しい!どんなタイプを選ぶ?
- 洗濯物に花粉がつくのが嫌だ
- テレワークの作業部屋にしたい
- 収納スペースにしたい
ガーデンルームにあこがれる方がとても多いです。
しかし、どんなグレードがいいのか? 注文はどこにしたら安心なのか? みなさん、よくわからなくて悩まれています。
悩んでいる方へ向けた、ガーデンルームのメリット・デメリットを徹底的に解説します。
- ガーデンルームの商品を2種類のタイプに分けて紹介
- 施工に強い業者さんを実体験と理由付きで紹介
- 【後悔する前に】サンルーム・ガーデンルームの現実を紹介
ガーデンルームは非常に高額な商品です。
矛盾を含む記事となりますが、みなさんが納得のいくものを選んでいただきたいと私は考えています。
最後まで読んで、納得いくガーデンルーム選びに役立ててください。
元エクステリア商社マン、ガーデンルームも専門です
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
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ガーデンルームの選び方はコスパ?デザイン?
ガーデンルームを購入する前に、自分の求める基準がどのあたりなのかを知っておくことが大切です。下記3つの情報をしっかりと頭に入れて、ライフスタイルにあうガーデンルームを選んでください。
- メーカー
- 商品
- 相場価格
ガーデンルームは「コストパフォーマンスに優れたもの」と「おしゃれなもの」の2種類のタイプに分けられます。
正直両者で、強度差(台風・積雪性能)は、ほとんどありません。
高いほうは、雨音が静かになるように屋根材が、厚いなどありますが…強度は同じ区分です。
デザインだけで価格は2~3倍になりますよ。
ガーデンルーム定番のコスパタイプ7選
定番タイプのガーデンルーム、いわゆる「テラス囲い」と言われる商品です。下記の代表的なエクステリアメーカーが扱う商品から7つ紹介します。
- リクシル
- YKKap
- 三協アルミ
おすすめガーデンルーム 1. サニージュ(LIXIL)
定番モデルのガーデンルームです。
- メーカー:リクシル
- 価格帯:33万円~
https://www.lixil.co.jp/lineup/gardenspace/sunnyge/
おすすめガーデンルーム 2. ガーデンルームGF(LIXIL)
ガーデンルームでも中くらいのグレードとなります。
- メーカー:リクシル
- 価格帯:60万円~
https://www.lixil.co.jp/lineup/gardenspace/garden_room_gf/
おすすめガーデンルーム 3. ジーマ(LIXIL)
高級なグレードのガーデンルームです。
- メーカー:リクシル
- 価格帯:100万円~
https://www.lixil.co.jp/lineup/gardenspace/zima/
おすすめガーデンルーム 4. ソラリア囲い(YKKAP)
通常のアルミのタイプと木調のものが販売されています。
- メーカー:YKKap
- 価格帯:ソラリア囲い30万円~/木調50万円~
https://www.ykkap.co.jp/products/ex/item/series/solarea/merit/
おすすめガーデンルーム 5. 晴れもようWith(三協アルミ)
- メーカー:三協アルミ
- 価格帯:35万円~
https://alumi.st-grp.co.jp/products/deck/terracekakoi/haremoyo_with/index.html
おすすめガーデンルーム 6. ハピーナリラ(三協アルミ)
- メーカー:三協アルミ
- 価格帯:70万円~
https://alumi.st-grp.co.jp/products/deck/gardenroom/happina_rela/index.html
おすすめガーデンルーム 7. M.フレージ(三協アルミ)
- メーカー:三協アルミ
- 価格帯:100万円~
https://alumi.st-grp.co.jp/products/deck/gardenroom/mfrage/
ガーデンルームは、一番小さなサイズで比較すると30万円台から、高級なものは100万円を軽く超えます。
ガーデンルーム独立タイプは外壁保証に対応できる
ハウスメーカーで家を建てた方から「外壁保証が心配で、穴をあける工事が心配」という相談も受けます。
ガーデンルーム(テラス囲い・サンルーム)は、基本的に外壁に直接取り付ける工事です。
しかし、フレームと呼ばれる部品を付けると、外壁に取り付けずに施工が可能になります。注意点は、フレームが追加になるため、費用が割高になる点です。
- フレーム部分はオプション
- さらにフレームをつくる工事代金が+αでかかる
- 本体代金+オプション(施工費も含め)のため、費用が高くなる
独立タイプを選べば、外壁保証を維持したまま、ガーデンルームの施工ができます。
ガーデンルームそれぞれの比較ポイントは3つ
おしゃれなガーデンルームの中から、リクシルのジーマを例に紹介します。
一般的なガーデンルームとの違いは大きく分けて3つあります。
- 天井・屋根
- パネル
- フレーム
1. 天井・屋根部分
一般的なガーデンルームは、ほとんどがポリカーボネート製の屋根ですが、ジーマは軒天(のきてん)化粧の屋根がつきます。
ジーマは化粧屋根で軒天(建物から延びる屋根の裏側部分)をつくれます。
2. パネル部分
ジーマには、正面にオプションで目隠しのパネルを取り付けられます。
目隠しパネルを使うと、ガーデンルームをまるでお部屋のようにできます。
3. フレーム部分(骨組み)の目隠し素材
一般的なガーデンルームに使われるフレームは、ほとんどがアルミです。
ジーマに使われる素材はアルミではなく、木目調のフレームが選べます。
オシャレなガーデンルームはココが違う
おしゃれなガーデンルームで紹介する商品、デザインが優れているだけでなく、機能面も向上しています。
たとえば、屋根材の厚みが厚く、大きな雨音が聞こえにくいタイプなどもあります。
高級感があって、機能面も高いガーデンルームを3つ紹介します。
おすすめガーデンルーム F.リードテラス(四国化成)
四国化成さんが制作した堅牢なガーデンルームです。
価格帯は、150万円から。
直角のフレームが特徴的なデザイン。最近の住宅の外観にマッチする仕上がりです。
https://kenzai.shikoku.co.jp/products/ex_garden/terrace/index.html
おすすめガーデンルーム オールグラスポーチ(タカショー)
業界でもド肝を抜かれた、窓にフレームがないタイプ、超高級な商品です。
窓のフレームがないので、開放感がありますね。
価格は、おそらく600万円あたりと思われます。
http://proex.takasho.co.jp/product/garden/terrece/agp
おすすめガーデンルーム ガーデンアネックス(LIXIL)
ガーデンルームというイメージを超えてきた商品。
屋根がルーバー式で、閉じると部屋に、また開くとパーゴラにもなります。
ちなみに、価格は1台1,000万円以上する商品です。
https://www.lixil.co.jp/lineup/gardenspace/s/garden_annex/
企業の保養所や結婚式場に設置されるのではないか、と思われます。
家を建てられるくらいの価格もあり、正直上を見ればキリがないですね。
ガーデンルームは、実績のある業者さんに頼もう
サンルームは、一生に一度「買うか?買わないか?」というくらいの高価な商品です。
失敗しないためにも、実績のある業者さんに頼むのが一番です。
- メーカー公認の工事店
- コンテストの受賞歴のある会社
ガーデンルームやサンルームは複雑な構造をしているため、選ぶ部材がかなり多いです。
- 横幅×奥行き
- 屋根材の色
- フレームの色
- 正面のパネル
- ドア・窓の種類
- 右側面・左側面をどうするか
- 床の仕上げ方法(タイル orウッドデッキ)
業者でも、プレゼンテーションするときに、どんなものを使うか迷うほど豊富です。
さらにカーテンやシェードなどのオプションもかなり多くて、選ぶまでにかなり悩むと思います。
ガーデンルームの施工には高度な知識が必要
ガーデンルームをつくるには、カーポートやフェンスよりさらに高度な知識が必要です。
雨水による水漏れなどのトラブルを防ぐには、施工する建物の構造についても熟知していなければできません。
- 生活動線に合わせた建具や床の仕上げを選ぶための商品知識
- 建物の外壁に固定するための建築に関する知識
- 建物内部の構造を把握する知識
- 複雑な施工をスムーズに進めるための仲介や営業力
ガーデンルームに使う部材は、種類が多く、扱いを熟知した専門家がいなければ、施工はうまくいきません。
- 壊れやすいガラスの取り扱い・施工・運搬に熟練した技術者
- フレームに使うアルミを扱える専門技術を持った職人
- 床のタイル仕上げに欠かせない左官職人
- 提案から施工まで説明できるプレゼンテーション力を持った営業スタッフ
工事にかかる手間や手順を踏まえて、お客様に説明できる営業や設計者も必要です。
ガーデンルームの施工は、絶対に失敗できない
LIXILの「暖蘭物語」という商品、1台分にかかる仕入れ価格は300万円くらいです。
仮に下記のようなミスをすると、とても大変なことになります。
- 色を間違えた
- 屋根材を間違えた
300万円かかる商品の再発注に加え、もういちど施工計画や業者のスケジュールの再調整もしなければなりません。かなりの痛手です。
失敗が許されない商品だからこそ、経験豊富な実績のある業者さんにお願いするのが最も確実だと分かると思います。
業者さんは話さない…理想と現実のリアル
気温差の激しくなるガーデンルームは、季節によっては全く使えない時期があります。
またライフスタイルによっては、ガーデンルーム以外のほうがいいこともあり、注意が必要です。
春:ガーデンルームを使いたいおすすめの季節
- ぽかぽか陽気で本当に楽しめる空間になる
- 光をふんだんに取り入れた明るい暖かな至高の空間
まさに、ガーデンルームの真価を発揮するところですね!
夏:ガーデンルームは…おすすめできない季節
- ぶっちゃけ暑くて使えない
- 工夫すれば使えないこともないが蒸し風呂状態になる
- そもそも夏はあまり外に出ない
- 屋根を付ければ、家の中の暖房効率をよくできるケースも
ガラス張りで開放感がある反面、断熱材も、遮熱する屋根もありません。
そのためどうしても夏場は熱くなります…。
仕方ないです、窓を開ければだいぶ変わりますが、夏はどこもかしこも熱いですね。
秋:ガーデンルームが使いやすいおすすめの季節
- 秋の夜長を楽しむのに最適なスペース
- 蚊を気にせずにのんびり
- 夜風に吹かれながらビールを楽しめる
蚊が出なくなった季節ぐらいが、最高!!
とりあえず、贅沢できる空間があること自体が、良い!!
冬:ガーデンルームが暖房器具になる季節
- ぶっちゃけ、寒くて使えない。
- ただ、ガーデンルームが大きな暖房器具になる
南面に向けて設置していることが多いと思うので、コレは使えます。
寒い外気をシャットアウトして、ガラス張りの温室で温められた空気をリビングに取り入れることができます。
ガーデンルームを、収納場所に使うのはおすすめできない
- 収納には向かない
- ガラスに覆われていて、気温差が激しい
- 結露しやすいため、電子機器や布製品を置くには不適切
- 布製品や紙の本は、カビが生えることも考えられる
でも、洗濯物干し場には最強です!
ガーデンルームをテレワークスペースにはおすすめできない
- 液晶画面が見えづらいなど、作業スペースとしては使いにくい
- 雨音などで、オンライン会議が聞こえにくい
- 顧客相手の重要な話をするには、周囲に音が漏れやすい
ガーデンルームは、防音・断熱性能が通常の部屋よりも低く、夏や冬の寒暖差が激しくなりやすいです。使用目的によっては、使えない場合も出てきます。
自分のライフスタイルと合っているか、考えてから検討するようにしてください。
ガーデンルームは普段使いできるならとてもいい商品
ガーデンルームを使う目的がはっきりとしていて、普段使いできるなら、とてもおすすめできる商品です。
- 日曜日の朝食をガーデンルームで楽しむ
- 洗濯物を干す場所として活用する
- ワンちゃんのひなたぼっこ
- 猫ちゃんの遊びスペース
具体的な使い道が思い浮かばないなら、無理して選ばなくてもいいと思います。
デメリットも含めて検討した結果、ガーデンルームを選択しないのもありです。
かわりにテラス屋根とウッドデッキの組み合わせにするのもおすすめです。
誰から見積もりを取ればいいかわからないときは、私にご相談くだされば、ご紹介もできます。
無料かつ効率的に、見積もり金額を下げるテクニック
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