土間コン以外の選択肢もぜひ知ってほしい!
土間コンって本当に高い!もしこれだけのお金を払って後悔したら…と思うと、なかなかGOサインを出せません。他にもっとよい素材はありませんか? できれば安く、見た目も格好いい仕上げ方を教えてください!
土間コン工事の見積もりを見て、金額にびっくりした方は多いと思います。
気軽に施工を決断できない人も多いはずです。
「本当にこれが正解なの?」と悩んでしまうものですよね。
しかし「高いけど、これしか方法はないし…」と見切り発車する時代は終わり!
土間コン以外にも、コスパ、耐久性、デザイン性に優れたコンクリートがいろいろあります。
今回は、土間コンの失敗事例の紹介とともに、土間コン以外の選択肢を提案します。
元・エクステリア商社マンが土間コンで後悔しない庭を提案
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
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絶対に、失敗・後悔してほしくないという私の思いが伝わることを願いながら、お庭づくりで悩んでいるあなたのお役に立てると嬉しいです。
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庭をコンクリートにするメリットとデメリット
まず、コンクリートのメリット・デメリットを整理しておきますね。
メリット:耐久性に優れている
コンクリートは、トンネル、ビル、陸橋、ダムなどに使われている、丈夫な素材です。
定期的なメンテナンスも必要なく、ほったらかしでも30~50年は余裕。ほぼ永久に使えると思ってもらって大丈夫です。
さらに石や木などの天然素材そっくりに仕上げるコンクリート商品もあります。
工事する前のコンクリートは液体です。
だから自由自在に形を変えてデザインすることができるんです。
また、コンクリートには気温の変化でひび割れを起こさないための目地が欠かせません!
追加費用ゼロでおしゃれなデザインを実現できます。
≫コンクリート目地で変わる!駐車場デザインでおしゃれ外構を実現【追加費用ゼロ】
デメリット:費用が高い…
コンクリートのデメリットは、なんといっても費用が高いことです。
1平米当たりの費用は1万円以上するので、敷地をくまなくコンクリートにしようとすると50~100万円はかかってしまいます。
駐車場1台分だと広さは15平米程度ですが、それでも15~20万円はかかる計算です。
コンクリートは経年劣化に強い反面、天候による変色や摩耗によるひび割れを起こしやすいという短所も。
どうしても表面が雨で汚れたりガサついたりしてきます。
とはいえ、壊れたり使えなくなったりするわけではありません。
コンクリート以外の素材を使っても同じなので、この点は大きな問題ではないですね。
デザイン面に関しては、見た目が無機質になりがち。
みすぼらしいとまでは言いませんが、暗い印象になってしまうかもしれません。
- 目地を装飾する
- ほかの場所に木目調デザインを入れる
- 植栽を植える
など、地味に見えない工夫をする必要があります。
庭をコンクリートにして大後悔!よくある失敗5選
私のもとには、土間コン工事に関するお悩みや失敗談がたくさん届きます。毎日20~30通くらいはあるでしょうか。
その中でもとくによくある後悔事例5つを、失敗回避のアドバイスを交えながらご紹介します。
大後悔1. お金がかかりすぎた
コンクリート工事で総額がふくれあがってしまい後悔している方は、かなり多いです。
舗装をしなければならない面積が多ければ多いほど、値段は跳ね上がります。
「こんなに高いなら、砕石で済ませればよかった」と感じる方も多いようです。
確かに砕石だと、コンクリートの10分の1程度の値段ですが、砂利の飛散や雑草問題といったデメリットもあるので、よっぽど後悔するかも。
毎日使う駐車場だけ土間コンにして、使用頻度が低く見栄えを気にしない場所は「オワコン」という新素材コンクリートを使う選択肢もありますよ。
≫新素材コンクリート「オワコン」が安くて優秀!進化コンクリートを知らずに発注しないで
大後悔2. 照り返しがひどく、庭全体が暑くなった
「表面で太陽光が反射して、想像以上に暑い!まぶしい!」という声もよく聞きます。
コンクリートは太陽光をため込んで熱を蓄えるので、夏場は夕方になっても暑いんですよね。
暑くて外出したくなくなるし、だからクーラーの電気代も上がるし。
楽しめないお庭に大金を払ってしまったと感じる方が少なくないようです。
こういった場合は、植栽やシェードなどを設置して対策できます。
影を作ってあげることで、お庭の涼しさを確保できますよ。
≫ただの日除けと侮るな!オーニングのメリット・デメリット、設置費用まで徹底解説
散水栓を設置して、水を撒くのもオススメです。
決まった時間になったら自動で散水してくれる、便利な商品もあるんです。
おしゃれでお庭になじむ水栓も、以下の記事でたくさん紹介していますので、よかったら参考にしてくださいね。
≫ダサい【立水栓】が破格でおしゃれに!プロが厳選した商品ランキング【ベスト7】
大後悔3. 土間コンに予算をかけた意味が全くない
実用性が高い土間コンにしたけれど「そもそもあまり必要なかった」と、後から気づく人もいます。
多くの方は、耐久性や水はけの良さに惹かれて土間コンを選ぶはずですが、そもそも使用頻度が低い場所だと、お金をかけたほどのメリットを感じられないわけです。
ただ使用頻度なんて、実際に生活してみるまでわからないですよね。「住んでみたら、使わなかった」を見通すのは難しいですね。
地面の水はけをよくしようと頑張るより、屋根を付けて雨が落ちないようにするほうが安くなるケースもあるんです。
雨に濡れない動線もできるので、生活しやすくなりますしね。
- テラス屋根
- サイクルポート
- カーポート
などの屋根商品を設置するプランを提案することも多いですね。
水はけだけのために土間コン舗装するのは、オーバースペックかも。
大後悔4. 灰色だけの色抜けしたカッコ悪い庭に
写真のように、ブロックも床もグレーで垢抜けないお庭になってしまったという後悔事例です。
雑草・水はけ対策を徹底してコンクリートをふんだんに取り入れた結果、地味で温かみのない庭になってしまうのはよくあること。
せっかくのマイホームが、とっても残念ですね。
緑がまったくないと寂しいお庭になるので、植木鉢1個、シンボルツリー1本でも入れると印象が変わりますよ。
季節感も出て、華やかになります。
大後悔5. 業者選びを失敗して仕上がりがあまりに汚い
完成した土間コンのクオリティが低すぎるという後悔ポイントも見逃してはなりません。
色ムラや欠け、ひび割れがあり、お金を払えるレベルではない仕上がりを見て落胆してしまう方も少なくないです。
これは、スキルが低く、モラルのないハズレ業者に工事を依頼してしまったのが原因。
安さに惹かれるだけでなく、優良業者をしっかり見極める必要があります。
コンクリートで後悔しないためには業者選びが重要!
「せっかく予算をかけてコンクリートでお庭を作ったのに、がっかりな仕上がりでお金を無駄にした」と嘆く声が止まりません。
外構工事での大失敗を避けるには、とにかく良い業者さんに依頼することに尽きます。
良い業者さんは、みなさんの予算や生活の希望に合わせて最適なプランを提案してくれるので、余計なコストはカットできます。
暑さ問題やデザイン性にも配慮してくれるため、使いやすく快適なお庭を実現できるんです。
優良業者に依頼する方法は、主に2つ。
- 各業者の過去の実績を確認し、比較する
- 庭ファンに優良業者さんを紹介してもらう
業者さんのスキルや信頼性は、過去の実績を見ればわかります。
コンテストの受賞歴を調べたり、施工写真を見せてもらったりすることで、比較検討する材料が集まります。
しかし外構に関して知識がなければ、何が良くて何が良くないのかわかりませんよね。
実績や評判だけで、良し悪しを判断するのって、意外と大変です。
庭ファンが紹介する優良業者さんは、スキルが高いのはもちろん、アドバイスで値段も安くなりますよ!
コンクリートと他の素材を比べてみた
コンクリートとアスファルト、どちらが良い?
コンクリートの代わりに、アスファルトの使用を検討している方もいますよね。
アスファルトはコンクリートに比べて耐久性は劣るものの、コスト面で優秀です。
ただ、道路と駐車場に段差がある場合や、駐車場以外の場所には使いづらいという難点もあります。
また、一般住宅をメインにしている外構業者は、アスファルト工事は不得意な場合も。
アスファルト工事が得意なのは、公共施設を専門とする業者さんや土木業者さんですが、彼らは逆に一般住宅の工事には精通していません。
コンクリートにするか、アスファルトにするかは、お願いする業者さんが得意としているほうを選ぶことを推奨します。
地盤の条件や環境によっても変わってくるので、まずは専門家に相談してください。
コンクリートとオコシコン、どちらが良い?
「オコシコン」とは、雷おこしのような内部に空洞がある特殊なコンクリートです。
空洞の中を水が流れるため、非常に水はけが良い素材として注目を集めています。
駐車場の舗装材としてオコシコンを検討中の方もいると思いますが、排水に問題がない土地なら通常のコンクリートで十分だと思います。
オコシコンは、まだ対応できる業者が少なくて工事費用も合わせると土間コンより高額になる傾向があるからです。
しかし、オコシコンが得意な業者さんなら、土間コンより割安になるかも。
コスパ最強なコンクリートは「オワコン」
「オワコン」という激安のコンクリートをご存じでしょうか?
1平米あたり約3,000円、恐ろしいほど安く、駐車場にも使えます。
ただ、ゴツゴツ感があり見た目が良いとはいえず、はがれやすい特徴も頭に入れておいてください。
見た目を気にしない裏口や、コストを下げたい広い面積に使用する場合はオススメできる素材です。
≫新素材コンクリート「オワコン」が安くて優秀!進化コンクリートを知らずに発注しないで
土間コンクリートで後悔しないためのQ&A
庭のコンクリートをDIYで施工したい…できる?
ホームセンターに行って、セメントを購入すれば、すぐにDIYはできます。
しかし、コンクリートの打設はプロでも難しい技術です。
雨水を流すため、コンクリートには1mごとに1~2cmの勾配をつける必要があります。
この勾配がうまく機能しないとコンクリートの表面に水たまりが残って、苔の原因になることも…。
こうなると後で解体が必要になったり、水通しのための穴を作ったり、余計に対策が必要です。
技術面で自信がない場合、DIYはあまりオススメできません…。
コンクリートのDIYは以下の記事も参考にしてください。
≫≫土間コンクリートDIYの大失敗事例7選!費用を抑えるなら「オワコン」や!
庭をコンクリートにすると固定資産税は変わる…?
庭の土間コンが理由で固定資産税が変わることは、ないです。
固定資産税は「壁に囲まれたスペース」が課税対象です。
カーポートのように地面から柱を立てても、それは「壁に囲まれたスペース」にはならないため、税がかかることはありません。
ただ三方が壁に囲まれているようなガレージや、シャッター付きの車庫は、固定資産税の対象になることがあります。
コンクリートには本当に寿命がないの…?
土間コンの法定耐用年数は15年です。
しかし、コンクリートはひび割れや沈下がない限り、ずっと使えます。
ただ土間コンって結構ひび割れますし、少しでもたわみがあると水たまりがや苔が生えることもしばしばあります。
プロが施工しても色ムラがでるほど、土間コンの施工って難しいんですよ…。
最終的には専門家への相談をオススメします
土間コンを採用したとしても、完全に満足できるとは限りません。
失敗を回避するには、さまざまな工夫をする必要があります。
今は新しいコンクリートが続々と登場しており、思考停止で土間コンを選ぶ時代は終了しました。
土間コンは、車が乗らない場所や普段使わない場所にはオーバースペック。
ウッドデッキや人工芝の下地、勝手口などは、土間コン以外の選択肢も検討してみてください。
どの場所にどんなコンクリートを使えばコスパ良く工事できるのか、最終的には専門家へ相談することをオススメします。
優良業者さんに出会えれば、みなさんに最適なプランを提案してもらえるので、賢い外構工事ができますよ!
本当に…良い外構を手に入れる方法
外構工事は、人生でも非常に大きなお買い物です。
だからこそ、安心して外構工事をご依頼いただいてもらえるように庭ファンでは、信頼できる業者のみを厳選してご紹介するようにしました。
審査は、庭ファンがすべて自分で行い合格した優良業者とのみ提携しています。
人気の外構業者さんは、見積もり前の打ち合わせですら数ヶ月先まで埋まっていることもよくあります。
引渡日が決まっている方は、»お早めにフォームよりご依頼ください。
一生のうちに外構やエクステリアを購入することは2回・3回と経験するもではないですよね。
だからこそ、後悔してしまわないように、価格を安くするだけではなく、失敗しない外構にするためにも、依頼する会社選びは慎重になりつつ、1社ではなく複数業者に依頼を私は強くオススメしています。
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そうすることで成功に近づき、外構で失敗する可能性が低くなります。
よく聞く話ですが、業者さん探しに億劫になってしまって、商品選びに疲れてしまって・・・結局、何をしたかったか見失ったりしませんか?
検討タイミングでも問題ありません。
「注文できるかどうか、まだわからなくて…」と言ってもらえれば大丈夫です。
懇切丁寧に相談に乗ってもらえます。
そして、何と言っても見積もりを取ることの最大のメリットは「プランの精度が高くなる」「適正価格が見つかる」ことです。
業者さんによって、エクステリア商品・工事費用に大きな差があります。
実際の訪問までの見積もりは2社ほどでも問題ないのですが、スケジュールや担当者との相性があるので、まずは相談してみるのをお勧めします。
特にカーポートやフェンスなどは価格が大きくなることが多く、5%の差でも金額にすると2万円~3万円変わってきます。
1時間~2時間の打ち合わせで、この先10年~20年使うお庭が変わるので、ここを手を抜いてしまうともったいない!
もちろん、新築の外構もバッチリ対応しているので、新築外構の方も気軽に申し込んで下さいね。
ささっと、今、外構についての要望が頭に残っているうちに、一緒にやっておくと楽に終わります!
追伸です。
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