門扉選びに重要な8つの法則!見た目は大事!
最近では、オープン外構が多くなってきました。
ですが、門扉にも着目していただきたい!
実は、クローズド外構の方が、満足度が高いという結果が出ています。
オープン外構でも門扉があるだけで印象が大きく変わります。
元・エクステリア商社営業マン、外構の専門家です
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機能的な門扉でおしゃれに魅せる
機能的な門扉でおしゃれに魅せる方法を3つ。
高さ・幅・デザインの定番の選び方を紹介します!
おすすめしたい門扉の高さ、中途半端はダメ
門扉の高さは、袖壁の高さに合わせるか、マイナス10cmが目安。
門扉と塀の高さが20cm開くと、凹んでみすぼらしく見えることがあります。
袖壁がない場合は、120cmもしくは140cmを選びます。
なかでも、120cmを選ぶことが多いです。
おすすめの門扉の幅、使い勝手が大きく変わる
門扉の幅は70cm以上とるようにしましょう。
個人的には、80cmを理想として紹介しています。
門扉では、こういった状態で出入りすることもあるからです。
- 自転車を押す
- 両手で荷物を持つ
- 家電の搬入
こういった場合、70cmでも問題はありませんが、広い方が使い勝手が良い!
80cmを目安にしていただきたいのですが、実際には部屋の扉幅を目安にするのもコツです!
例えば扉が76cmの場合、「80cmならもうちょっと広いな」とわかりやすいし、普段使っている体感からイメージを沸かせやすいですよ。
おすすめの門扉デザインは、統一感
門扉を選ぶうえで、セオリーと呼ばれているデザインが2つあります。
- 玄関ドアのデザイン、色と合わせる
- フェンスのデザイン、色と合わせる
上記の写真のように、玄関ドアは縦ラインが入った木目調のデザイン。
門扉も同じデザインと色で合わせています。
こうして、手前と奥のデザインを合わせることで奥行き感があり、全体の統一感が出るのです。
敷地に合わせた門扉の種類を選ぶ
門扉を選ぶ際に大事なことは、敷地に合わせた門扉の種類を選ぶこと!
門扉には大きく分けて3種類あります。
- 開き戸
- 引き戸
- アコーディオンタイプ(伸縮タイプ)
「開き戸」何もなければ、このタイプが良い
一般的に選ばれるのは開き戸タイプ。
9割ぐらいの方が開き門扉を選ばれます。
- 見た目も良い
- コストが安い
敷地や生活導線に問題がなければ、開き戸タイプで間違いないです。
「引き戸」奥行きにスペースない場所に
逆に、奥行き方向に階段などがある場合は、引き戸を選択する場合があります。
引き戸の場合は、引き込み代が必要です。
「間口方向に坂道がない」など諸条件がありますが、奥行きがない現場には最適!
「アコーディオンタイプ」奥行きもスペースもないとき
奥行も間口も取れない場合は、伸縮するアコーディオンタイプが採用されます。
折りたたんで収納できるので、引き込み代も必要なく、小スペースで設置可能。
ですが、目隠しという点では弱点…。
ペットの逃走防止対策のためにと選択される方も多いです。
もっとも選ばれている「開き戸」の開き方
最も選ばれている開き門扉の「開き方」について解説します。
門扉は、開き方がいくつかあります。
戸建て住宅で採用されるのは4パターン。
- 片開き
- 親子開き
- 両開き
- 3枚折れ戸
片開きは1枚で出来ているタイプ。
親子開きは大きい方を「親扉」、小さい方を「子扉」と呼びます。
普段、子扉は閉まりっぱなしです。
両開きもどちらか片方は閉めたまま過ごします。
3枚折れ戸は、カースペースや間口が広い場合に選びます。
間口の大きさに応じて設置方法を検討できますよ!
左右の開く方向は調整可能。
一般的に、門扉は”外から見て”右に開くことを右開きと言います。
画像の片開タイプは、外観から見て右側に吊元があるので、「外観右吊り元」と指定。
打合せの時に「どちらに開くのか」という話になるので、”外観から見て”ということを覚えておきましょう!
門扉は「内開き」で使うのがオススメです。
門扉というのは基本的に内開き。
敷地外(道路側)に開くというのはご法度です。
事故防止のためでもありますが、法律で決まっています。
やむを得ず道路側に開く場合は、開いた際でも敷地内で収まるように設計。
門扉は標準錠のままではもったいない
門扉を標準錠のままにしているのはもったいない!
標準錠というのは、上記画像左側のようなレバーハンドル型。
プッシュプル型は、取っ手を押しても開くし、引いても開くのです。
特に荷物を持っている際はヒジで押せば開くのでラク!
外に出る際も取っ手を引くだけで出入りできます。
門扉は毎日使うものなので、ストレスが少なくなるだけで満足度は上がります。
設置後の交換は値段が高くなるので要注意!
門扉の耐用年数は、どの素材も長い
門扉の耐用年数は10~20年。
今販売されているものは長く持ちますし、メンテナンスもいりません。
アルミ形材
門扉の種類は、アルミ形材が主流。
木調のラッピングなどもあり、カラーバリエーションが豊富になってきました。
- 和風な外構
- モダン形
価格がやすいうえに、幅広く対応しているのでよく採用されます。
アルミ鋳物
鋳物の門扉は、溶かしたアルミを型に入れて鋳造したもの。
- 重厚感がある
- デザイン性
- 植栽と相性良し
高級感がありますが、価格も高いです。
アルミ形材に比べると、目隠しデザインは不得意。
木樹脂
人工木で作られています。
アルミにラッピングしたものと似ていますが、触った質感は木に近いのが特徴。
- 耐久性が高い
- 色持ちが良い
スチールメッシュ
よく公園などで設置されているメッシュフェンスの門扉バージョン。
いろんな素材がありますが、共通して言えるのは10~20年使えるということ。
よほど乱暴な使い方をしない限り、長く持つのです。
ただし、マンションのような不特定多数が使う場合は摩耗が進むので、壊れた部分の部品を交換して対応。
- 見た目
- デザイン
- 自分の好み
一般家庭の場合は、壊れることは少ないので、これらを意識して選ぶと良いですよ!
開き門扉のおすすめ商品
開き門扉のおすすめ商品を紹介します。
フェンスと同じく、門扉もたくさん種類があります。
- LIXIL
- YKKAP
- 三協アルミ
厳選9商品!
コスパモデル
- 開き門扉AB
- シンプレオ門扉
- ニューカムフィ
価格帯は工事費込みで約7~12万円。
見た目はいまいちですが、耐久性が低いわけではありません。
標準モデル
- 開き門扉AA
- ルシアス門扉
- フレイナ門扉
木目調のラッピングがされており、デザインが綺麗!
高級モデル
- プレミエス門扉
- エクスティアラ門扉
- ラグレシア門扉
高級モデルになると高さもあり、重い門扉になります。
いわゆる、邸宅と呼ばれる豪華なお家向きです。
超コスパモデル
番外編としてコスパを最優先したモデルを紹介します!
- ハイ千峰
- シンプレオT1型
- 有磯
縦格子のシンプルな門扉は工事費込みでも6万円ほど。
スチールメッシュの門扉も6万円ほどで購入できます。
スチールメッシュは、ドッグランや太陽光施設に使われています。
商品選びの参考にしてくださいね!
引き戸のおすすめ商品
省スペースで使える、引き戸。
開き門扉に比べて売れる数も少ないので、商品もたくさんはありません。
標準モデルしかない場合がほとんど。
- アーキスライド
- ルシアススライド
- レナード
これらは、地面に多少の傾斜があっても対応できます。
デメリットは、引き込み代が必要な事。
間口方向に余裕が無いと設置できないのです。
引き込み代を確保するためにブロック塀を壊さなければならなかったり、不随工事が発生しやすいのもデメリット。
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門扉をDIYする場合
門扉をDIYする場合は、「柱建て」を選びましょう。
門扉の仕様は2種類から選べます。
- 埋め込み仕様
- 柱仕様
埋め込み仕様は、左側の金具をブロック塀に埋め込み。
ブロック塀がすでにある場合は埋め込むことが不可能なので、柱建て一択になります。
DIYする場合、ブロック塀を積んで、門扉も付けるというのはハードルが高い!
柱を建てるだけなので施工性も良く、何か不具合があっても柱を調整するだけで済みます。
門扉は商品サイズが小さく、DIYするにも危険が少ないです。
- 危険な工具が要らない
- 重量物でもない
- DIYの難易度が低い
門扉選びに重要な8つの法則!【まとめ】
高さは、≒袖壁~マイナス10cmまで。
幅は70cm以上、80cmだと理想的!
デザインのセオリーは、玄関やフェンスと合わせること!
開き門扉が一番選ばれています。
門扉の耐用年数は10~20年。
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