固まる砂は自作すれば1kg約15.3円!材料と配合を解説します。
冬は、雑草対策には最適な時期。
というのも冬は雑草が多くなく、対策には適している時期なんです。
業者としてもオフシーズンで依頼がしやすいというメリットも!
この記事では、
を解説します。
元・エクステリア商社営業マン、外構の専門家です
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
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※1
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固まる砂のメリット・デメリット
固まる砂とは、セメントと砂と着色料が配合されたモノ。
地面に撒いて水をかけるだけで固まる手軽な商品です。
- ホームセンター
- Amazon
- 楽天
比較的、手に入りやすく施工しやすい防草対策グッズなんですよ!
固まる砂は自作すると「コスパが良い」
固まる砂のメリットはコストパフォーマンス。
- 安い
- 危険性がない
- 手軽
コンクリートのようなコストもかからず、除草剤のような危険性もありません。
色味は土色に着色されているものがほとんど。
茶系の色なので、コンクリートのように照り返しも少ないです。
固まる砂には、透水性がある
固まる砂には透水性があります。
降った雨が地面に染み込むので、ガーデニングや植栽にも水分がいきわたります。
透水性があるので水たまりができにくいのもメリット。
- 水撥ねが少ない
- 家の汚れ防止になる
一方…、デメリットもあります。
非常に手軽に設置ができますが、デメリットもあります。
主に、耐久性の弱点が気になるところ…。
耐久性は、ちょっと心配な面もある
性質上、一定以上の強度が出ません。
コンクリートのようにセメントを練り上げていないことが原因です。
歩行強度はあっても、摩耗には弱め。
- バイク
- 自転車
- 自動車など
これらの重量には耐えられません。
スタンドなど1点に力が加わった場所が削れることもあります。
特に広い面積を施工する場合は、伸縮などによってひび割れが発生。
ヒビに再度、固まる砂を流し込めば直りますが、正直、手間です。
固まる砂は、汚れやコケが目立つ
固まる砂は、透水性、保湿性があるので夏場が熱くなりにくいというメリットがあります。
その反面、水分が残るので、ホコリやコケが気になってきます。
特にコケは厄介者。
- 見た目が悪い
- 滑りやすい
普段あまり使わない勝手口に施工した場合、雨の日に滑る危険性が!
自作しても固まる砂は、やり直しが大変
意外と盲点なのが、やり直しについて。
1度コケが生えたとして、「やり直したいな」と思った場合、1度剥がさないといけません。
上に積みかさねて施工も可能ですが、だんだん厚みが出てきて段差もできます。
固まる砂をやり直す際は、1度全部剥がしてやり直すのですが、土の廃棄の手間もかかってきます。
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固まる砂は自作できる、しかも超激安
実は、固まる砂は自作できます。
パッケージで市販されている固まる砂は、砂とセメントの混合物。
「お好み焼き粉」のように、小麦粉や調味料が混ざっており、配合の手間なく一定の品質が出来上がるのです。
自作する雨に、固まる砂の主原料を確認する
主に、主成分になっているのはこれら。
- セメント
- 砂
- 着色料
着色料が入っていない場合は、コンクリートのようなグレーの仕上がりになります。
固まる砂を自作する配合の推奨割合
配合の割合は、セメント:3kg、砂:5kg。
それに対して、水は1L。
手順はこちら。
- 砂とセメントを容器に入れ、混ぜる
- 敷きならして叩いて固める
- 水を1L撒く
水は多ければ多いほど強度が弱くなり、少なすぎると硬化が進みません。
固まる砂の自作するときの原料価格
ホームセンターで販売されているものを参考に見てみます。
重さ(kg) | 価格(税抜) | |
セメント | 約25kg | 365円/1袋 |
砂 | 約18kg | 229円/1袋 |
自作した固まる砂を4cm厚で敷く場合
4cmの厚みで敷くと仮定した場合、1平米あたり約48kg必要になります。
量で言うと、砂30kg、セメント18kg。
この割合は多少前後しても問題ありません。
セメントの方が多いと強度が出ます。
ざっくり計算で、1平米あたりの価格は733円。
1kgあたり15.3円。
実際、固まる砂は15kg千円ほど。
1平米に4~5袋必要なので、約5千円。
- 施工面積
- 道具の有無
- 混ぜる手間
別に、砂を購入しなくてもいい
施工する砂は、購入した砂である必要はありません。
例えば、施工予定場所の土をふるいにかけて、粒子を細かくしたものを使用しても問題なし。
固まる砂の、固まる要素はセメントです。
家にある土をふるいにかけて使用も可能。
仕上がりはクリーム色、茶色になります。
温かみが出る反面、ムラもでやすいですが、味わいのある仕上がりになりますよ。
家にある土を使うことで、
- 運搬の手間も少なくなる
- 土の処分の必要がない
- 味わいのある仕上がりに
自作を問わず、固まる砂の施工時期は夏・冬以外
施工する時期は、できれば夏場を避けましょう。
夏場は、雑草が生え盛るタイミング。
雑草の処分から始めなければなりません。
冬場は、落ち着いていることもあり、手間が少なくなります。
直射日光の影響を受けて、硬化不良を起こす
夏場は、直射日光などにより急激な乾燥をすることがあります。
- ヒビ割れ
- 強度不良
これらが起きやすくなるのです。
推奨する固まる砂の施工場所
固まる砂を推奨する場所はこちら。
- 植栽の足元
- 落ち葉が落ちる植え込み
- 人が歩かない場所
- 駐車場スリット
固まる砂は透水性があるので、植物には好影響を与えます。
セメントによるアルカリ化が心配されますが、アルカリ成分が溶け出すのは施工直後の限定的な期間。
人が歩かない場所というのは、こういったところ。
- ポストの足元
- 室外機の下
- 斜面(法面)
- 駐車場のスリット目地
- レンガの目地
固まる砂を使うことで雑草が生えにくくなります。
「コンクリートを入れるほどのものでもないけど…」という場合には使いやすいです。
逆に固まる砂の施工を推奨しない場所
固まる砂を推奨しない施工場所はこちら。
- 歩く場所(コケで滑って危険)
- 駐車場(摩耗が避けられない)
- 道路面(見た目)
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雑草対策をするなら防草シートが一番良い
雑草対策で推奨しているのが、防草シート。
- 耐用年数が長い
- リフォームしやすい
一般的に、外構業者さんは固まる砂を施工しません。
しかし、それよりもクレームを言われたくないと思っています。
上記で紹介した通り、固まる砂にはデメリットもあります。
耐久性に難があると言わざるをえません。
- 汚くなった
- 割れてきた
あとから、こういったクレームを言われると補修の手間も発生します。
確実性のあるモノを推奨し、採用。
コンクリートを提案するのも、確実に雑草対策が出来て、ある程度の単価があるからです。
おすすめの防草シートは「ザバーン」
防草シートは素材も進歩し、かなり耐久性が上がっています。
なかでも、ザバーンがおすすめ。
このザバーンは、業者さんも御用達の商品です。
正直、お金ももらえないので気持ちもネガティブに。
ですから、確実性のある商品を採用したがります。
ザバーンは、過去に施工した事例を見ても、クレームなし。
どうしても、スキマ、つなぎ目、乗ったホコリから発芽はありますが、素材自身の劣化でのクレームはゼロ。
その他、オススメの防草シートはこちらの記事でまとめてますので参考になると思います!
固まる砂を自作するのか、防草シートに頼るのか、記事を読んでから決めると良いです。
固まる砂を使って良い場所、悪い場所!【まとめ】
手間が少なく、コスパも良い固まる砂。
自作も可能です。
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