「予算はここまで。でも、やりたいことは減らしたくない」
新築外構でいちばん多い悩みが、これです。
今回ご紹介するのは、北海道旭川市のY様邸。
一条工務店で建てられた新築のお住まいに、カーポート2台分、物置、駐車スペースの舗装、そしてバーベキューもできる人工芝スペースまでを、庭ファン提携の地域工事店が一式で施工しました。
Y様のご依頼内容は「プランおまかせ」。
強いこだわりを伝えるのではなく、現地を見て提案してほしい、というスタンスでした。
その結果どうなったのか。実際のお声と写真で見ていきます。
当初の見積もりを、削らずに予算内へ収めてもらえた
まず、Y様が「良かった点」として最初に挙げたのがこちらです。
当初の見積もりより値下げしてくれて予算に収まるように対応してもらって助かった。
実際に工事してくれていた職人さんや窓口の人も親切で良かった。
物置の中に余った人工芝を敷くことにしたがそれも対応してもらえて助かった。
ここ、外構を検討している方に一番読んでほしいところです。
予算オーバーの見積もりが出てきたとき、業者側の対応は大きく2つに分かれます。
ひとつは「じゃあカーポートを1台にしましょう」「舗装を砂利に落としましょう」と、内容を削って金額を下げるやり方。
もうひとつが、今回のように内容は維持したまま、金額側で調整するやり方です。
後者ができるのは、仕入れルートと施工体制を自社で持っている工事店だけです。
下請けに丸投げしている会社は、値段を下げる余地がそもそもありません。
削って安くするのは誰でもできます。削らずに予算に寄せてくるのは、地力のある会社の仕事です。
「余った人工芝を物置の中に」まで対応してもらえた
地味ですが、私が一番いいなと思ったのがこの一文です。
人工芝は、施工すると必ず端材が出ます。
普通は工事店が持ち帰って処分する部分です。
それを「物置の中に敷きませんか」と使い切ってくれた。
物置の床は基本的にコンクリートやスチールの土間なので、冬場は特に冷たく、モノを直置きすると結露や汚れが気になります。
そこに人工芝を敷くと、汚れも音も気にならなくなります。
契約書に書いていない仕事を、頼まれる前にやる。
これができる現場は、細かいところで揉めません。
バーベキューも、子どもの遊び場も。人工芝スペース1つで両立
「一番気に入っているところ」として挙げていただいたのが、こちらです。
バーベキュースペースと子どもの遊び場として人工芝のスペースをつくったりできた。
カーポートやブラックエルモなども家の外観とマッチさせることができたていて満足できる仕上がりだった。
予算内におさまって良かった。
北海道の外構で人工芝は、正直かなり実用的な選択です。
天然芝は雪解け後の管理が重く、夏の間しか使えません。
土のままだと、雨と雪解けで泥だらけになります。
人工芝なら、雪が消えた翌日からそのまま使えます。
バーベキューの直火や炭は人工芝の上ではNGですが、Y様邸のようにタイルテラス・平板部分と人工芝を分けて配置しておけば、火まわりは平板側、子どもが遊ぶのは人工芝側、と自然に住み分けができます。
「バーベキュースペース」と「子どもの遊び場」を別々に作ろうとすると、面積もお金も倍かかります。
ひとつの区画で兼ねる。予算内に収まった理由のひとつは、この設計判断です。
なお、文中の「ブラックエルモ」はヨドコウの物置ブラックエスモのこと。黒い外壁の物置で、建物やカーポートと色を揃えやすいのが人気の理由です。
カーポート・物置・門柱を「黒」で統一する
写真を見ていただくと分かりますが、Y様邸は黒でそろっています。
カーポートの柱と屋根、物置、機能門柱。すべて濃い色でまとめてあります。
グレー系のサイディングに対して、外構だけシルバーのカーポートを載せると、悪目立ちします。
アルミ製品はシルバーが標準色で一番安いので、コストだけで選ぶとそうなりがちです。
ここで色を合わせにいったのは、提案側の判断です。
カーポートの色や機種選びで迷っている方は、アルミカーポートおすすめ最強王決定戦もあわせてどうぞ。
駐車スペースはアスファルト舗装。
北海道では、コンクリートより安く、凍結融解によるひび割れにも強いアスファルトが選ばれることがよくあります。
面積が広い旭川の敷地事情に対して、コスト・耐久性・除雪のしやすさのバランスがいい選択です。
北海道旭川市・Y様邸 施工概要
| 地域 | 北海道旭川市 |
| 施工内容 | 新築外構一式(カーポート2台用、物置、機能門柱、人工芝スペース、駐車スペース舗装) |
| 完了年月 | 2026年8月 |
| お客様番号 | N28628 |
| 対応・スピード満足度 | ★★★☆☆ |
| おすすめ度 | ★★★☆☆ |
| 担当業者 | 庭ファン提携の地域工事店 |
Y様の次の課題は「隣地との境界」
アンケートの最後に、今後やりたい工事もうかがっています。
人工芝とバーベキューのスペースが隣のアパートと隣接しており、フェンスなどで仕切りたい。
これは新築外構でよくある「あとから効いてくる」課題です。
庭を使い始めてから、視線が気になることに気づくパターン。
特に隣が集合住宅の場合、2階・3階からの視線は目線の高さが違うので、フェンス1枚では隠れないこともあります。
先に全部作り込まず、暮らしてみてから必要な場所だけ足す。
予算配分としては、こちらのほうが失敗しません。
まとめ:削らずに予算へ寄せてくれる工事店を選ぶ
Y様邸のポイントを整理します。
・見積もりを内容ではなく金額側で調整し、予算内に収めた
・余った人工芝を物置の中に転用するなど、現場での気配りがあった
・カーポート、物置、門柱を黒で統一し、建物と外構の一体感を出した
・人工芝スペースをバーベキューと子どもの遊び場で兼用し、面積とコストを抑えた
外構は、同じ内容でも会社によって数十万円単位で変わります。
そして「予算に合わせる」という言葉の中身も、会社によって全然違います。
庭ファンの庭Linkでは、こうした施工事例のある工事店を、お住まいの地域からご紹介しています。
相談も見積もりも無料です。しつこい営業もありません。
北海道の事例では、北海道芽室町・F様邸の外構リフォームもあわせてご覧ください。


