玄関ポーチ(エントランス)の段差が高い。サイドに植栽予定だが、手すりは付けるべき?設置方法はタイル穴あけ?地面から?
もう一つご相談です。 エントランス(玄関ポーチ)が意外に高く、そちらサイドに植栽がくる予定です。 手すりをつけたいのですが何か方法はございますでしょうか?
よろしくお願い致します。
庭ファンからの回答
ご相談ありがとうございます。庭ファンです。 玄関ポーチの手すりについてですね。毎日の昇り降りに関わる部分なので、安全性は気になるところだと思います。
【手すりの必要性について】
まず、手すりを設置すべきかどうかですが、いくつかの判断ポイントがあります。
- ポーチのサイドに植栽を置かれるご予定とのことですね。植栽があることで、視覚的に段差の端が分かりやすくなったり、歩く際の心理的な支えになったりする場合があり、必ずしも手すりがなくても問題ないケースもあります。
- 一般的に、手すりの設置が推奨されるのは、ポーチの高さ(地面からの段差)が60cm以上ある場合が一つの目安とされています。もし、A様邸のポーチの高さがこれよりも低いようでしたら、手すりは必須ではないかもしれません。
- タイルはすでに施工済みとのことですので、すぐに手すりを設置せず、まずは実際に生活してみて、ご家族(特にお子様やご高齢の方)が昇り降りに不便や不安を感じるかどうか、様子を見てから検討するというのも良い方法です。
【設置方法について】
もし手すりを設置する場合、設置場所(タイル上)の状況から考えると**「タイルに穴を開けて設置する」方法が現実的(ベター)**です。
- 現在タイルが貼られている上に後から手すりを設置するには、多くの場合、タイルに専用のドリルで穴を開け、その穴に手すりの柱を差し込み、モルタルや接着剤、アンカーなどで固定するという施工方法が取られます。これが最も一般的で、比較的工事もスムーズに進みます。
- 「地面から直接」柱を立てる方法は、既存のタイルやその下のコンクリート基礎を部分的に解体・撤去して柱を埋め込む必要があり、工事が大掛かりになり、費用も高くなる傾向があります。タイルがすでに綺麗に仕上がっている状態であれば、あまりおすすめできる方法ではありません。
玄関ポーチの安全性はとても大切ですね。ご家族構成やポーチの高さ、実際の使い勝手などを考慮して、手すりの必要性をじっくり検討してみてください。今回の回答がその一助となれば幸いです。