意外と盲点、雨樋が邪魔になる。失敗しないエクステリア工事
屋根のあるエクステリア商品は必ず雨水をどこかに集めて排水するようになっています。
カーポートなどのほとんどは雨樋を通じて柱元に流します。
戸建ての駐車場は道路側に向かって少しづつ水勾配(約1%)がつけられているので道路側の柱に雨水を集めておくのがベストです。
道路と反対側に雨樋をつけてしまうと雨が降るたびに駐車場が水浸しになってしまうのでご注意下さい。
ついている雨樋の数は商品によって違う
実は同じ形状のカーポートでも雨樋の数はメーカーによって、機種によって異なります。
ご存じでしたか?
二台アール屋根のカーポートは、形状的に左右に雨水が分かれるので手前側の両方の柱に雨樋があります。
これはどのメーカーも共通です。しかしながら、フラット屋根のカーポートでは各社違いがあるようです。
雨受けの構造が少し違うため、同じ見た目でも雨樋の数は違います。
細かい違いですが、個人的には雨樋は少ないほうが、美しいカーポートかと思いますし、雨水が土間を汚してしまう箇所が少なくて済むので良いと思ってます。
細かすぎて工事業者は打ち合わせしてくれないことが多い
これは業界人として申し訳ないのですが、業者さんは細かすぎて雨樋打ち合わせまでやらないことが多いです。
最近は特殊形状のカーポートも販売され、両側に柱があるのではなく後ろ側にあるカーポートです。
カーポートを付けると柱がどうしても邪魔になってしまう駐車場に対応できる素晴らしいカーポートです。
雨樋という意味では後ろ側にに雨樋が来てしまうので、後ろ側に排水溝や花壇などがある場合はできればそこに排水できるように工事すると良いです。
スムーズな排水のため、道路側に雨樋を持ってくるのが基本ですが、駐車場の形状や選択カーポートによって必ずしもその通りには行かない場合があります。
うまく現場に合わせてご提案するのもプロの仕事ですので、気になることがあればお問い合わせ下さい。
雨樋を延長するなど最適なプランをお伝えします。
使い勝手が悪いエクステリアにしないために
カーポートばかりに話が来てしまいましたが、テラス屋根や二階に設置するバルコニー屋根も雨樋があります。
テラス屋根は左右どちらでも取り付けが出来ますので生活動線に支障のない方を工事の際にお伝え下さい。
生活動線は工事や打ち合わせにきた職人さんはわからないですからね、普段使ってるあなたから説明してあげてください。
特に勝手口に付ける場合はすぐそばに側溝がある場合が多く、スムーズに排水できることが多くあります。
たかが雨樋、されど雨樋。失敗しないために
少し考えれば答えはすぐ出るのですが、考慮しなかったら失敗してしてしまうことも。
雨を集めるためのエクステリア本体勾配をつける関係で工事後では方向の変更が効かないんです。
だから打ち合わせ時や、事前に雨樋のことについて要望を出しておくのが一番いい方法です。
うーん、エクステリアって奥が深いです。
外構工事・エクステリアは、家を建てていている途中、お引越し後の超忙しいときに、検討することの多いです。
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