新築外構で失敗するには理由がある
外構は一生に一度の買い物です。
建物の次にお金がかかる部分ですが、実はあまり打ち合わせをしません。
後から自分たちでDIYをするから大丈夫と考えている方もいます。
しかし業者さんと一般の方とでは、知識の差がありすぎて困ることが多いです。
「失敗事例を見て喜ぶ」のではありませんよ、過去の失敗から教訓を得て成功につなげるんです!
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お金が無駄に!失敗した新築外構【9選】
ベースとなるのは、実際にあった相談や、過去に見てきた現場ばかり9つ。
つまりすべて、実話です。
- アプローチにスリットデザインを採用した
- 憧れの枕木階段がすぐに腐った
- 目隠しフェンスはそこじゃない
- 一瞬で割れたレンガ
- ウッドデッキが熱くて使えない
- 全く見えない中庭
- 雑草の本気をみくびっていた
- 飛び石のアプローチ
- タイヤのところだけコンクリート
なので、それぞれ
- 失敗した実例紹介
- その理由、リアルな声
- 事前にできる対策
- 事後にできる対策
を、解説します。
1.アプローチにスリットデザインを採用した
玄関アプローチに敷いた砂利が飛び散り、非常に使いづらくなった実例です。
スリッドデザインに散らばった砂利は歩きづらく、ベビーカーや自転車が挟まって非常に使いづらいです。
人が歩くところは砂利が散らばるため、おすすめはしません。
どうしてもスリッドデザインが良い場合は、平坦なインターロッキングを使ってスリッドデザイン調にするのがおすすめです。
事後対策
事後対策は隙間にコンクリートを埋める、もしくは溝にマッチングしたレンガやブロックを使って埋めてしまいます。
2. 憧れの枕木階段がすぐに腐った
枕木はすぐに腐ってしまうので敷くものではありません。
駐車場に行く階段を値段が安いという理由で木の階段にしたところ、腐ってしまい大失敗した実例です。
階段の隙間から雑草が生え、抜いたあと大雨が降ると土砂が流れ出ることもあります。
階段の金具も錆びてきて、階段が崩れる恐れがあり危険です。
この場合は、枕木を天然木ではなく石材を使って事前に対策します。
木材ではなくコンクリートに着色した商品は劣化しません。だから、安心です。
事後対策
あとから対策するなら、枕木をコンクリートブロックに変えることをおすすめします。
コンクリートブロックは安く、階段として十分機能します。
手すりを設置する方法もありますが、根本的な問題解決にはならないです。
3.目隠しはそこじゃない
次に目隠し位置がずれていたケース。つまり「道路側から見えないように目隠ししたけれど、実はお隣さんの目線のほうが気になった」です。
実例の写真がコチラです。
開放的なお庭にしようと、予算を抑えてサイドは網目のメッシュフェンスを選択。
その結果お隣さんから丸見えになり、結局DIYで板を貼り付けることになりました。
事前対策
実際に現地で計測してどこまで目隠しが必要か必ず確認してください。
目隠しを1枚2枚設置するだけで、道路やお隣さんの目線を遮れます。
建物がまだない場合は、急いで設置することはありません。
完成後に計測して、目隠しを決めていきましょう。
事後対策
事後対策としては、後付けフェンスの取り付けがあります。
風の影響を受けにくい範囲や、必要最小限であれば対応可能です。
推奨はできませんが、シェードも目隠し効果があります。
4.一瞬で割れたレンガ
費用を抑えるためにホームセンターで購入したレンガを駐車場の縁に設置したところ、車重がかかり一瞬で割れてしまったそうです。
そもそも車重がかかる場所には、割れやすいレンガや対荷重のないものは使わないようにしてください。
またレンガを使ったデザインにしないことも大事です。
事前対策
どうしてもレンガを使いたい場合は、ピンコロと呼ばれる天然石を使うことをおすすめします。
最終的にはメーカーさんの基準書で耐荷重を確認しますが車重に耐えられるものが多いです。
事後対策
事後対策は、割れてしまったレンガを必要に応じてピンコロに取り替えていただくことがベターです。
5.ウッドデッキが熱くて使えない
写真は南面にウッドデッキを設置した事例です。直射日光の入る日当たりが最高の場所ですが、実際には熱くて裸足で歩けないほどです。
メンテナンスが大変な天然木のかわりに人工木にしたところ、夏場は直射日光が当たると約60〜70度ほどの熱を持ちます。
事前対策
屋根を用意しておくことをおすすめします。
また真夏にウッドデッキを使用する場合はスリッパを用意しましょう。
そもそも使わないウッドデッキは設置しないのが賢明ですが、すでに南面にウッドデッキがある場合は屋根を取り付けます。
シェードもいいですが、屋根のほうが雨漏れや汚れもつきにくくなるためおすすめです。
6.全く見えない中庭
中庭がある間取りにしたところ照明を設置しておらず、夜は全く見えない実例です。
植栽もあって雰囲気のあるお庭なのに、夜は全く見えないのでは残念ですよね。
ローイガラスなど遮熱ガラスを使っている場合は、反射が強く外の光が入ってきません。
家の中を暗くして、外を明るくしてやっと中庭が見れるようになります。
事前対策
対策として、普通の複層ガラスを使用します。
高断熱複層ガラスなどを使うと特殊なフィルムで反射してしまうからです。
家の中も、明るさを調整できる照明を使うことをおすすめします。
中庭を明るくし、部屋の中をムーディーな明るさに調整するとよく見えます。
事後対策
事後対策は照明器具を増やすしかありません。
ソーラー式は光量が足りないため、コンセント式の有線の照明がおすすめです。
7.雑草の本気をみくびっていた
お隣さんの敷地から雑草が入ってきても、なかなか手がつけられません。お隣さんが防草シートを敷かず、予算を抑えるためにメッシュフェンスだけ設置。
除草剤の散布や枯れた草の処理は必須ですが、お隣さんが雑草まみれの場合、防草シートだけの対策では不十分です。
できれば目隠しフェンスと隙間塞ぎ材で雑草が入ってこないようにします。
事後対策
事後対策としては、フェンスにシェードを取り付けて雑草をガードすることをおすすめします。
お隣さんとの境界線で、風の影響を受けにくい場所であれば雑草対策として有効になります。
8.飛び石のアプローチ
玄関前の飛び石アプローチが「使いにくいったらありゃしない」というご相談です。当初、アプローチはできるだけDIYしようと計画していたそうです。
ホームセンターを回って必要な資材を集めてアプローチを作ったものの、やはり素人の制作でチープな感じになってしまいました。
さらに維持のために余計な労力がかかってしまいます。
- 雑草を年5回ほど除去
- 自転車が通過しづらい
- 石の上に砂利がのる
- 雨の日は滑るおそれがある
などなど、飛び石はあまりおすすめしません。
事前対策
事前対策は、飛び石のフロートステップを使います。
大きめの石を使って、少し浮き立たせることで砂利が乗りません。
事後対策
飛び石以外を色違いのピンコロで埋めます。
雑草対策や砂利の飛散を防ぐ目的です。
アプローチについて、こちらの記事でより詳しく解説しています。
外構アプローチの鉄則は【安全第一】【デザイン二の次】【長さは最短】!素材別の特徴と予算も解説
9.タイヤのところだけコンクリート
予算削減のために轍(わだち)部分だけコンクリートにしてしまった実例です。
せっかくの土間コンクリートに、真ん中の砂利が飛んでしまいメリットが半減しています。
予算をかけてでも、全面コンクリートにすることをおすすめします。
後からカーポートを設置したり目隠しフェンスを設置することは、そこまでコストアップにはなりません。
コンクリートを後から設置する場合は費用もかかり、後悔が多いです。
事後対策
事後対策は、轍部分をコンクリート平板のブロックで埋めることです。
コンクリート平板を敷くことで、雑草や砂利の飛散を防げるためおすすめです。
まとめ:先人の失敗を活かしてください!
今回は9つの「失敗実例」をご紹介しました。
実際の失敗や後悔を知っていただき、該当する場所はなるべく早く対策していきましょう。
ぜひあなたの外構プランに活かしていただければ嬉しいです。
とはいえ、全部を自分たちで考えるのは難しいもの。だって、ほとんどの人が外構を作った経験がないからです。
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