ガチでおすすめしたい宅配ボックス10選&NGタイプ
宅配便の利用が増加し、宅配ボックスはもはや生活必需品となっています。
しかし、すべての商品がおすすめできるわけではありません。
この記事では、買ってはいけない宅配ボックスとその理由、また2023年版のおすすめ宅配ボックス10選を紹介します。
ふつう、宅配ボックス選びに時間をかけるケースは少ないもので、しれっと業者さんがつくる施工プランに入っているものです。
この機会に、自分に合うものをじっくり選んでみてください。
- 壁掛けタイプ
- スタンドタイプ
- 一体型ポストタイプ
- セキュリティ機能付きタイプ
さまざまなタイプの宅配ボックスを詳しく解説していますので、参考にしてください。
宅配ボックスに詳しい元エクステリア商社マンです!
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買わないで!おすすめできない宅配ボックス
宅配ボックスは便利なアイテムですが、おすすめできないタイプや製品の特徴があります。
ここではおすすめしない理由について紹介します。
スタンドタイプの宅配ボックスは選ばない。
スタンドタイプの宅配ボックスは一見魅力的ですが、使うたびにボックスが動いて玄関ポーチを傷つけるリスクがあり非推奨です。
とくに端部の処理が甘く低い品質の商品はサビやすく、タイルを痛める可能性も。
これらを考慮すると、据え置き型の固定式宅配ボックスを選ぶのがおすすめです。
固定式であれば床やタイルの損傷リスクが低く、品質面でも優れていて長期的にコストパフォーマンスが良いです。
ムダに大きい宅配ボックスは、考えものです…
不必要なほど大きい宅配ボックスは邪魔です。
庭ファン家に昨年配達された郵便物は、162件でした。
そのうち宅配ボックスにおさまらなかった大きさの荷物はたったの4件だけでした。
大きすぎる宅配ボックスは必要ないことがわかります。目安は100サイズのダンボールが入れば十分です。
過去1年に配達された荷物のサイズを確認して、最も大きい荷物にあわせておけばOK!
めんどくさい、分からないという場合は、100サイズと覚えてください。
建物貫通式の宅配ボックスは、メンテナンス性に疑問
建物貫通式の宅配ボックスは便利ですが、メンテナンスが怖いのでおすすめしません。
万一、扉が壊れて交換が必要になった場合、全く同じサイズや商品が見つからないことがあります。
家の壁も長く使うものですからね…
仮に10年後に壊れたとして、商品がすでに販売終了となっていたら……
「サイズが微妙に異なるので隙間ができてしまう」ことになりかねません。
異なる場合は、交換ができないので工事もオオゴトになりそうです。
また、建物貫通式の宅配ボックスは断熱・気密性に不利です。
貫通部分が熱の損失の原因になるので、非推奨です。
ネット対応した、IoT対応のハイテク宅配ボックス
IoT対応宅配ボックスは荷物の預け入れ通知や遠隔確認ができますが、費用対効果が悪いですね。
- 宅配ボックス用の電源が必要
- 屋外まで届くほどのWi-Fiを飛ばす必要がある
宅配ボックスの本体以外にも設備投資が必要になるかもしれないので、使用頻度を考えると「ちょっと値段をかけ過ぎかな」というのが率直な感想です。
それなら防犯目的なら防犯カメラ設置の方が圧倒的に有利です。
宅配ボックスが生活動線に邪魔な位置にある
コレもアカンやつです。
宅配ボックスを邪魔な位置に設置してしまうと、生活が不便確定です。
大きな箱は圧迫感もあるため、駐車場や生活動線の邪魔になることもあります。
必要最小限のサイズで、生活の邪魔にならない位置に設置すべし。
中身が入っているか、玄関までの通路で確認できるのがベスト!
ガチでおすすめする宅配ボックス10選
ここからは、外構のプロである私がガチでおすすめする商品を紹介していきます。
タイプ別に特徴や具体的な製品、価格帯などを参考にしてください!
埋め込みタイプのおすすめ宅配ボックス
埋め込みタイプの宅配ボックスは、防犯面で有利であり取り付け場所によっては生活動線もスムーズです。
1.豊富なカラーバリエーション「ヴィコ」
ユニソンさんから販売されている埋め込みタイプの宅配ボックス「ヴィコ」です。
6色から選べる豊富なカラーバリエーション、埋め込み以外にも据え置きや自立タイプにも対応しています。
フレームレスの美しいデザインが特徴的です。
相場価格は8.1万円(工事費・税込)です。
2.元祖宅配ボックス「コンボ」
宅配ボックスの先駆けとなったパナソニックさんの元祖宅配ボックス「コンボ」です。
パナソニック品質のスタイリッシュなデザインが魅力で、
- 独自の押印機構
- 品質が高い
- 防犯性能も高い
などの性能にこだわりが見られますが、操作に慣れるまでちょっと戸惑います…。
相場価格は18.1万円(工事費・税込)です。
3.宅配ボックス「KS-TLT340-FN415」
集合住宅向けポストで圧倒的なシェアを誇るナスタさんの「KS-TLT340-FN415」です。
ナスタさんは集合住宅向けのメーカーで、メンテナンス用品が充実しているのが特徴です。
写真はホワイトですが、アクセントカラーのレッドもあります。
しかしあまり知名度がないため、業者さんに相談してもわからないことがあるのがデメリットです。
相場価格は7.5万円(工事費・税込)です。
据え置きタイプのおすすめ宅配ボックス
据え置きタイプは工事が簡単で、DIYでの取り付けができ、機能が単純明快でメンテナンスもしやすいことが特徴です。
4.据え置き箱の決定版「コンボライト」
パナソニックさんが開発した軽量版宅配ボックス「コンボライト」
埋め込み型で紹介したコンボとの違いは、ビールケースに使われる樹脂素材を使用しているため、軽くて丈夫で、金属ではないので錆びないことです。
工事や電源などは不要で、ボンドで固定するだけで設置完了します。
据え置き型の宿命「盗難のリスク」はゼロではないです!
相場価格は約4.9万円(DIYで取付可能なため工事費別・税込)です。
5.ベンチ型の宅配ボックス「くつろぎ」
「くつろぎ」はカバポストさんから販売されている、ありそうでなかったベンチ型の宅配ボックスです。
耐荷重は150kgと、大人2人が座っても問題ありません。
価格は2.9万円(DIYで取付可能なため工事費別・税込み)と安価です。
座っても大丈夫な商品は少なく、荷物置きにもなります!
が、最大のデメリットがあります!
これをおいても十分な広さ玄関ポーチが必要なことです!
一体型ポストタイプのおすすめ宅配ボックス
一体型ポストは省スペースでスタイリッシュな宅配ボックスです。
良い意味でも悪い意味でも存在感を放つ魅力的なアイテムをご紹介します。
6.スリムで機能的「ミース」
ユニソンさんが販売する「ミース」は、装飾をほとんど省いたスリムな門柱型宅配ボックスです。
スリムな形状ですが、宅配ボックスがなんと2個もついています!
省スペースでありながらすべての機能を集約しているため、非常に便利です。
相場価格は約22.0万円(工事費・税込)です。
こちらの記事でも詳しく解説しています。
≫え?そっぽ向いた門柱!?ユニソン「ミース」の開発者に突撃インタビュー【独自取材】
7.フレームレスな「機能門柱FS」
リクシルさんが販売する「機能門柱FS」は、フレームレスな機能門柱に宅配ボックスを取り付けたタイプです。
スタイリッシュなデザインで、最近のモダンな新築住宅にぴったり。
省スペースでありながらすべての機能が集約されているため非常に便利です。
ただし宅配ボックスが大きいため、せっかくのスタイリッシュさが台無しになる可能性があります。
相場価格は約27.8万円(工事費・税込)と、他と比べてお高くなっています。
デザイン重視タイプのおすすめ宅配ボックス
デザインによって好き嫌いや興味が分かれますが、機能を抑えつつデザインに強みを持つ商品を紹介します。
8.サイドテーブルのような「オルレア」
ディーズガーデンさんから販売されている「オルレア」は、見た目が寝室のサイドテーブルのような宅配ボックスです。
可愛い見た目ですが、100サイズ(33cm×40cm×45cm)の荷物も受け取り可能で、玄関前の荷物台としても機能します。
価格はやや高めですが、デザイン性と機能性を兼ね備えたおしゃれな宅配ボックスとしておすすめです。
相場価格は9.7万円(DIYで取付可能なため工事費別・税込み)です。
9.雪国で活躍「ホームスライド ダスポン スタンダード」
ナカノさんが販売する「ホームスライド ダスポン スタンダード」です。
珍しい スライド式の扉を持つ収納庫で、ゴミ収納庫と宅配ボックスの両方として使えます。
積雪エリア用に設計された傾斜の屋根が特徴で、雪が積もりにくい構造です。
奇抜なスタイリッシュなデザインで特徴的な見た目をしており、ステンレス製なので耐久性があります。
価格は約16.8万円(DIYで取付可能なため工事費別・税込み)です。
10.特徴的なデザイン「デポ」
美濃クラフトさんの「デポ」は、郵便受けと宅配ボックスが一体型になっているタイプ。
特徴的なデザインで、わかりやすく目立つ見た目が魅力です。
分かりやすい見た目とアクセントの色で映えますが、デザインを考えないと浮いてしまう可能性があります。
相場価格は約16.9万円(工事費・税込)です。
宅配ボックスの種類とそれぞれの特徴
具体的な商品を見てきましたが宅配ボックスにはいろいろな種類と、それぞれ異なる特徴があります。
埋め込みタイプの宅配ボックス
空間を取らずに、狭い場所にも設置できるタイプです。
玄関先やブロック塀に取り付けられ、コンパクトな住宅でも活用できます。
ただしスペース効率が高い一方で、点検や修理が難しい場合があるため、メンテナンスの際には注意が必要です。
据え置きタイプの宅配ボックス
自立式で設置が容易で、DIYでも固定が簡単な特徴があります。
好みの場所に設置できる利点がある一方、低い位置にあるため荷物の取り出しが面倒であることが挙げられます。
また宅配ボックスが持ち去られないように、固定が必須です。
自由度が高い分、使いやすさや安全性に注意が必要です。
一体型ポストタイプの宅配ボックス
宅配ボックスとポストが一体になったデザイン性に優れたタイプです。
スペースを有効活用できるため、限られた場所でも機能的に利用できます。
しかし、一体型の宅配ボックスは値段が高い傾向にあることが挙げられます。
デザインと省スペース性を重視する方には一体型ポストタイプの宅配ボックスがおすすめですが、予算面も考慮する必要があります。
≫安くて、キレイで、おしゃれな機能門柱のおすすめ5選、省スペースでも完璧!
デザイン重視タイプの宅配ボックス
おしゃれなデザインが特徴で、見た目からは宅配ボックスと分からないほどスタイリッシュです。
しかし値段が高い傾向があり、実用性は二の次になります。
デザイン性を重視する方には魅力的な商品ですが、予算や利便性を考慮する必要があります。
タイプ別おすすめ宅配ボックスはこちら!
個人的におすすめな宅配ボックスはこちらです。
失敗しない宅配ボックス選びのポイント
一度設置すると10~20年使用することが想定されるため、耐久性の高いものを選ぶことが大切です。
ただし、丈夫な宅配ボックスの設置場所や設置方法を誤ると、長い間ストレスを感じる可能性があります。
サイズ・容量は、100サイズを目安にすべし!
宅配ボックス選びでは、受け取りたい荷物のサイズ・容量を考慮し、横幅×奥行き×高さの合計が100cmのものを目安にします。
我が家の場合、昨年のAmazon注文162件中、受け取り不可は4件に抑えられました。
大きすぎず、小さすぎないサイズを選ぶことをおすすめします。
ちなみに受け取れなかった物は、
- 車のワイパー
- 業務用のシュレッダー
- 突っ張り棒
- 除湿機
見ての通り、ちょっと長いものや、普段買わないものばかり。
飲み物の箱買いや日用雑貨など、普段の生活は100サイズで十分です。
耐候性・防犯性はそれほど気にしなくて大丈夫
屋外で使う宅配ボックスなので、耐候性や防犯性は大事ですね!
宅配ボックスが登場しはじめたころは、粗悪品が多かったです。
ですが、いまは各メーカーさんが改良を重ねて、どの商品も強度や使い勝手が良くなり日常使いには問題はありません。
あとは、扉の開く方向には要注意ですね。
「右側開きしかない」という商品もあるので、使い勝手が悪い組み合わせもあります。
絶対に後悔しますので、宅配ボックスは生活動線に合わせて選んでください。
デザイン・カラーは攻めすぎないで
宅配ボックスのデザイン・カラー選びでは、地味なものに抑えて、あえて攻めないことをおすすめします。
宅配ボックスは、大きめのハコなので、目立ちます。
適度なオシャレさは良いですが、宅配ボックスは生活の補助でありメインではないので、目立たせすぎないように注意してください。
使い勝手の良さは、設置場所次第
宅配ボックスの使い勝手は、設置場所や取り付け方法に合わせて変わります。
表札、ポスト、インターフォンは道路側に設置し、宅配ボックスは玄関ポーチに設置するのがおすすめです。
こちらの記事を参考にして、ご自身の生活導線に合わせた場所を検討してください。
≫ポストはどこに置く?外構の間取りをテーマに位置を考えよう!
まぁ、安くて、予算は少ないに越したことはない
予算はできるだけ抑えてコストパフォーマンスの良い宅配ボックスを選びたいところですね。
私がいつもおすすめしているのは、据え置き型のタイプです。
据え置きタイプは、ボンドで固定できるのでDIYでも設置可能。
工事費がかからず手軽に設置できます。
買ってはいけない&ガチでおすすめ宅配ボックスまとめ
この記事では、2023年のおすすめ宅配ボックス10選を紹介し、宅配ボックスの選び方や種類ごとの特徴を解説しました。
買ってはいけない宅配ボックスの法則は、
- 自立型スタンドタイプ
- 無駄に大きい宅配ボックス
- 建物貫通式
- IoT対応
- 邪魔な位置に配置する
でした。
そのうえで、失敗しない宅配ボックス設置の法則は、
- 据え置きタイプ
- 必要最小限のサイズ
- 生活動線上の玄関ポーチに設置
これらを意識して、おすすめした宅配ボックスから選べば間違いないです。
宅配ボックスだけに時間をかけて提案してくれる業者さんはほぼいません。
しれっとプランに入っているため、よく考えずに後悔することがあります。
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