- おしゃれな外構デザインを紹介します!
- 1:おしゃれ外構はカーポートが映える!
- 事例1:同色の木目調で統一
- 事例2:建物の軒と一体感を持たせる「カーポートSC」の設置
- 事例3:ひと目見て豪華とわかるカーポート「M.シェード」
- 事例5:美しい木目調フェンスに合わせたデザイン
- 事例6:「エルファードフェンス」で引き締まる
- 事例7:ガルバリウム鋼板の外壁に樹脂木フェンス
- 事例8:1本の板張りが美しい木目調フェンス
- 事例9:ベージュの外壁に、ブルーグレーの門柱
- 事例10:玄関と門柱、「くぐりゲート」を木目調で統一
- 事例11:木目調の色をランダムに貼った門柱
- 事例12:褐色の天然石がアクセントになる門柱
- 事例13:玄関ドアと門柱を同じデザインで統一
- 事例14:塗り壁の外壁と同じテイストで門柱を統一
- 事例15:門柱をL字に塗って、タイルを仕込む
- 事例16:外壁と門柱を同じタイル素材で統一する
- 事例17:ブリティッシュガーデン風アプローチ
- 事例18:シンプルなモルタルアプローチを設ける
- 事例19:浮き階段を設けて高級感を演出
- 事例20:少ないスペースに目隠し塀と浮き階段
- 事例21:土間コンと洗い出し仕上げの組み合わせ
- 5:おしゃれ外構は外壁とのバランスが◎
- 外構まとめ:おしゃれの好みは人それぞれ
- 本当に…良い外構を手に入れる方法
おしゃれな外構デザインを紹介します!
家の間取りは決まりましたが、外構をどうするかまったく決まっていません。
おしゃれな外構にしたいのですが、イメージがいまいちつかめません。
プロの業者さんにお任せすれば問題ないのでしょうか。あとから「あれ微妙では?…」となったら、取り返しがつかないですよね。かといって、diyはむずかしい…。うまく自分の希望を伝えられるようになりたいです。
外構プラン関連の内容をみて「見た感じは問題ないが、何がおしゃれなのか具体的に説明できない」というお客様は非常に多いです。結果的に気に入る外構が完成すればいいですけど、好みに合わなかったらイヤですよね。
この記事では、私が街中で実際に見た外構で「これはおしゃれだな」と思った施工事例をおしゃれの理由と一緒に25個、紹介します。
選りすぐりのおしゃれな事例を見れば、自然と「これは好きだな」「これは自分の好みじゃないな」等の要素が明確になるはず。そこから、新しいアイデアや好みの変化が生まれるかもしれません。
私がおしゃれだと思ったものでも、「微妙だな」と思う事例もあるかもしれませんが、それは感性の違いなので何の問題もありません。
せっかく外構を作るなら、快適な暮らしができる生活空間にしたいですよね。
ひとつでも、ふたつでも気に入ったデザインがあれば、なぜそれがいいと思ったのか(選び方)を考えてみてくださいね。
元・エクステリア商社マン、たくさん事例を知ってます
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
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おしゃれ外構を25選!解説付き再現可能です。
私が街で見かけた「めっちゃ、おしゃれ!」とビビッときた事例を25個紹介します。
スタイリッシュなものや植栽がたくさんのものまで、どこがおしゃれな住宅か具体的な理由も説明します。
25の施工事例を
- 映えるカーポート
- 特徴的なフェンス
- こだわりの門柱
- こだわりのアプローチ
- バランス重視の外壁
5つのジャンルに分けました。
完成した外構工事がイメージ通りになるのかは、外構業者さんとあなたとの相性にもよりますが、まずは「自分たちはこんなお庭にしたい」という目的をはっきりさせることです。
業者さんに、自分たちの希望を伝えるところから、外構づくりはスタートします。
この記事が役立つはずなので、ぜひ気に入るプランを見つけるのに活用してくださいね。
1:おしゃれ外構はカーポートが映える!
事例1:同色の木目調で統一
まず、こちらは茶色で美しく統一されて、落ち着いて見えますよね。
同色の木目調で統一するのは、
- 玄関ドア
- カーポート
- 門柱
- 縦格子フェンス
の4つです。
道路側から見たときに同時に視界に入ることが多く、同色の木目調で統一することで木の温かみが感じられおしゃれな外構になります。
逆に、玄関ドアやカーポートなどがアルミ素材そのままのシルバー色だった場合、冷たく質素な印象となりがちです。
植栽をたくさん植えると外構に温かみが出ますが、多いとお手入れが大変です。
そこで玄関ドアやカーポート、門柱やフェンスを木目調で統一して木の温かみを出す方法がおすすめですね。
ただし、木目調といってもあくまでアルミ素材なので、本物の木材の温かみにはかないません。少しだけでも植栽をアクセントにするのがポイントです。
事例2:建物の軒と一体感を持たせる「カーポートSC」の設置
カーポートの存在感が際立つこちらの住宅では、建物の直線ラインとカーポートの屋根の直線ラインが調和しておしゃれな見た目です。
商品名は「カーポートSC」と言います。
雨樋もなく、ビスもないため非常にスタイリッシュですが、その反面、アルミ面積が多いため冷たい印象を受けるかもしれません。
アルミは光を通しにくいため、「カーポートSC」の設置は窓が少ない場所や暗くなっても問題がない北側駐車場での採用がおすすめです。
また、門柱をタイル素材にしたり、駐車場を土間コンで舗装すると、モダンな印象がアップしますね。
設置商品:LIXIL「カーポートSC(2台用)」
- サイズ:奥行き5m、横幅5.4m
- 想定実売価:81.1万円(工事費・税込み)
事例3:ひと目見て豪華とわかるカーポート「M.シェード」
ひと目見て豪華とわかる「M.シェード」が抜群の存在感を放っているこちらのお家。
「M.シェード」は、リゾート施設にいるような、屋根部分をトラス構造にした先進的なデザインがおしゃれに彩るカーポートです。
駐車場を高級感のある見た目にしたい方や、インパクトのあるアクセントを取り入れることを検討している方におすすめです。
注意点として、「M.シェード」の設置には、外構負けしない建物にする必要があります。
写真のように屋上のある住宅、白い木目調の門扉が4枚で宅配ボックス付きの門柱があるから、カーポートも建物や外構も引き立っていますよね。
カーポートだけでも約200万円と、設置費用も実現ハードルも高いですが、予算に余裕がある人にはおすすめです。
2:おしゃれ外構はフェンスが特徴的
続いて、フェンスに着眼してご紹介する事例です。
事例4:豊かな植栽にシルバー色の背の高い縦格子フェンス
豊かな植栽とシルバー色の縦格子フェンスが明るい印象になっています。
「温かみを出すためには木目調が良い」と上のデザインで紹介しましたが、植栽がたくさんある場合、木目調フェンスにすると暗い印象になりがちです。
植栽のそばはあえてシルバー色の縦格子フェンスにすることで明るい印象になります。
また、高さのあるフェンスを設置するときに、完全目隠しにしてしまうと圧迫感が出るため、適度に目隠し性能がある縦格子フェンスにするのがポイントです。
写真の設置フェンスの高さは2.5mで、長さ1mあたり約14万円と設置費用は高額です。
事例5:美しい木目調フェンスに合わせたデザイン
こちらの外構で目立つのは、やはり美しい木目調フェンスですね。
フェンスに合わせて、土台のブロックと門袖をベージュ系で揃えています。
植栽と木目調フェンスとが相まって温かみのある見た目です。
日当たりも良く、雨よけもあって、目隠しフェンスもあるので特にガーデニングを楽しみたい方には、最高のスペースになっています。
写真の目隠しフェンスはLIXILさん(東京都)の「フェンスAA YS 3型」です。
高級フェンスになりますが素敵な施工事例だと思います。
設置商品:LIXIL「フェンスAA YS 3型」
- 高さ:1.2m
- 想定実売価格:4.7万円/1m(工事費・税込み)
事例6:「エルファードフェンス」で引き締まる
次の住宅は、三協アルミさん(富山県)から販売されている「エルファードフェンス M1型」を設置したデザインです。
「エルファードフェンス M1型」は縦格子のラインが非常に美しく、写真の事例では2階のバルコニー部分と同じ縦格子で揃えることでおしゃれに見せる工夫がされています。
完全目隠しフェンスではありませんが、お住まいの地域によって、フェンスの目隠し比率が50%以下などと決まっている場合に「エルファードフェンス M1型」が活躍します。
「エルファードフェンスM1型」は縦格子フェンスなので、真正面から見るとフェンスの反対側が見えてしまいますが、斜めからの視線を遮ってくれるため、目隠し比率を守りつつ適度に目隠しができます。
プライバシーや個人情報保護からの観点だけでなく、防犯対策にもおすすめ。
写真のように一面にフェンスを揃えることで見た目がより美しくなりますが、費用を抑えるために「ウッドデッキの前だけ」などピンポイントでの設置がおすすめです。
設置商品:三協アルミ「エルファードフェンス M1型」
- 高さ:1.6m
- 想定実売価格:9.9万円/1m(工事費・税込み)
事例7:ガルバリウム鋼板の外壁に樹脂木フェンス
ガルバリウム鋼板の外壁に樹脂木フェンスを組み合わせることで、温かみのある見た目が特徴です。
通常のアルミフェンスの場合、フェンスとブロックの間が8cmほどの隙間がありますが、樹脂木フェンスはフェンスとブロックの隙間を狭くできます。
ガルバリウム鋼板のようなシンプルな外壁に、アルミのシルバー色のフェンスを設置すると温かみに欠け非常に冷たい印象の外観になってしまいます。
そこで、写真のように木質感のあるフェンスを設置するのがポイントです。
ウッドデッキや植栽の設置でより温かみのある見た目になります。
事例8:1本の板張りが美しい木目調フェンス
初めて見かけたときに「この木目調フェンスの色をどうやって決めたのだろう?」と気になりました。
ストレートに伸びた1本の板張りフェンスはインパクトがありますね。ただ建物の外観とバランスをとるには木目調フェンスの色選びが重要です。
写真のお家では、おそらく木目調フェンスの色を、玄関ドアやバルコニーの軒天に合わせたのではないかと思います。また門柱のデザインを建物の外壁に合わせることでより温かみが出ます。
写真の木目調フェンスの背の高さも絶妙で、圧迫感が少なく、目隠しに最適解の背の高さです。
設置費用はフェンスで約22万円、門袖で約20万円ほどと設置費用としては高級ですがコスパのよい施工事例です。
3:おしゃれ外構は門柱にこだわる
続いてはお家の顔と言える、門柱です。
事例9:ベージュの外壁に、ブルーグレーの門柱
ベージュの外壁にブルーグレーの門柱、木目調のポストに植栽の組み合わせがおしゃれですね。それぞれの設置場所を工夫することでさまざまな色がアクセントとしてうまくまとまっています。
また、門扉とカーゲートが手前ではなく奥側にあり、平屋ならではの贅沢な設計となっています。
注意点として、方角や敷地の形によってはこんな配置で施工できない場合があるため、外構業者さんに確認が必要です。
事例10:玄関と門柱、「くぐりゲート」を木目調で統一
玄関と門柱、その間にある「くぐりゲート」を木目調で統一し、アプローチに設置する階段をカーブさせることで温かみと柔らかい印象を与えています。おしゃれにデザインされたアプローチ周りが特徴的ですね。
さらに階段部分にも植栽を取り入れて、より温かみを出しているのもポイントです。
また、アプローチの面積が少なめな分、後方支柱タイプのカーポートを採用して前方の柱をなくしアプローチ周辺を広く見せる工夫も効果的です。
写真のように、アプローチに面積がとれなくても、アプローチ部分に予算を集中させて高さ、色、形を工夫するとおしゃれに見せられます。
事例11:木目調の色をランダムに貼った門柱
木目調の色をランダムに貼った門柱がおしゃれな施工事例です。
個性ある見た目になりますが、外壁など面積が大きい部分にさまざまな色を施すと、主張が強すぎてフェンスや玄関ドアなどのアクセントの部分が影を潜めてしまいます。
複数色を使った木目調をランダムに配置する場合は、写真のような門柱くらいの大きさに収めるのがベストです。
施工費用は単色と複数色ではほとんど変わらないので、木目調をランダムに配置するときは事前に施工業者さんに色の相談をしてください。
事例12:褐色の天然石がアクセントになる門柱
続いても、個性的な色味の門柱がアクセントとなったデザインを紹介します。
褐色の天然石に白いフレームを組み合わせることで、褐色ばかりが主張しすぎないところがポイントです。
写真では、黒と白を組み合わせたシンプルな外壁のアクセントとして褐色の天然石の門柱を取り入れるため、外壁ともうまくバランスがとれていますね。
また、白いフレームの面積が大きすぎても門柱の汚れが目立ちやすくなるので、写真のようなバランスがおすすめです。
設置商品1:タカショー「ガーデンパッド」(白いフレーム)
設置商品2:東洋工業「プレックスストーン3」(褐色部分)
- サイズ:高さ1.6m×幅2.4m
- 想定実売価格:33.4万円(工事費・税込み)
白いフレーム部分は、ブロック塀を積んだ上に、タカショーさんのガーデンジョリパッドを塗って仕上げをしています。
事例13:玄関ドアと門柱を同じデザインで統一
スタイリッシュでまとまったデザインが目を惹きました。玄関ドアと門柱を同じデザインに統一し、門柱横の枕木をドアと同じ配色にすることで、前後で見た時に奥行きが感じられます。
広い空間を演出できますし、写真では北側玄関のため、床にタイル素材を使用しているのもポイントなんです。
北側は日当たりが悪くコケなどの汚れが発生しやすいため、タイル素材を使うといつまでもキレイな見た目を維持しやすくなります。またホワイト系の明るいタイルを使うことで、日当りが悪くても明るい雰囲気にもできます。
タイル素材は他の舗装材と比べても費用が高くなってしまいますが、特に北側玄関のお家にはおすすめですよ。
事例14:塗り壁の外壁と同じテイストで門柱を統一
境界フェンスと同じ鋳物フェンスを門柱の飾りとして取り付けているアイディアが画期的ですよね。10年以上、外構業界に携わってきた私でもあまり見たことがなく、度肝を抜かれました。
特徴的な塗り壁の外壁を生かすために、同じテイストに門柱を揃えて、さらに黒の照明やポストを設置することで、玄関ドアとの統一感も非常におしゃれになっています。
洋風の外構にしたい方はぜひ参考にしてください。
また、せり上がった門柱の笠木は、門柱が雨だれで汚れないよう雨よけとしてはもちろん、門柱のデザインにも反映されて一石二鳥になっています。
事例15:門柱をL字に塗って、タイルを仕込む
こちらは門柱が工夫されたお家の例ですね。
写真のように、門柱をL字に塗り、その中にタイルを仕込むことで、よりおしゃれな見た目を実現しています。
タイルは費用が高いのがネックなので、タイルの面積をできるだけ少なくするためのデザインなんです。
タイル部分がへこんでいるのは雨だれでタイル部分が汚れないようにする工夫です。
また門柱にも笠木をつけることで、L字部分も汚れないように対策されています。
建物の外壁に合わせて門柱も黒いタイルでも良いのでは?と思った方もいるでしょう。
しかし意外と黒いタイルは汚れが目立つので推奨しません。
写真の施工費用は門柱が約25万円、少し背の低い門袖が約15万円です。
事例16:外壁と門柱を同じタイル素材で統一する
こちらの施工事例では、外壁と門柱を同じタイル素材で揃えることで一体感のある見た目が特徴的です。
ただ単に揃えればおしゃれに見えるわけではなく、写真のように、門柱のすぐ後ろに建物がある場合に有効な施工事例になります。
門柱が建物から離れている場合には、外壁と門柱を同じ素材で揃えてもそこまで一体感は生まれません。
また外壁と門柱以外、たとえば床なども同じタイル素材にすると、違和感のある見た目になるためおすすめできません。
施工の注意点として、ハウスメーカーさん専用の外壁の場合、同じタイル素材を外構業者さんが注文できずに門柱に使用できないことがあるので、門柱に外壁と同じタイル素材を使用するときは事前にハウスメーカーさんへの確認が必要です。
門柱の設置費用はタイル素材によりますが、外壁と同じにすることで特別費用が高くなることはありません。
4:おしゃれ外構はアプローチから
アプローチは、おしゃれがほしい部分ですが、安全性を優先してもらいたい部分です。
安全性も兼ね備えた事例のみご紹介します。
事例17:ブリティッシュガーデン風アプローチ
外壁、門柱、階段、床、全てがレンガタイル調で統一されていると同時に、門柱の色を変えたり、玄関ドアを木目調にしたりと外壁とアプローチ周りのコントラストがきれいですね。
さらに、門柱上と玄関そばの照明にもこだわり、ブリティッシュガーデンのような温かみのある雰囲気を壊さないように配慮されています。
また門柱に白い笠木をつけることで、門柱が雨だれで汚れないような細かい配慮がされているのも施工のポイントですね。
事例18:シンプルなモルタルアプローチを設ける
こちらは、シンプルなモルタルアプローチが特徴の個性ある施工事例です。
玄関ドアが見えない場所にあること、そしてアプローチの途中に余計な窓がないことがおしゃれなポイントです。
また、植栽や照明などの装飾があってこそモルタルアプローチが映えるので、施工する際には植栽と照明も必須だと覚えておいてください。
ただモルタルアプローチにひび割れや、汚れはつきものなのが注意点です。
設置費用は写真のように段差をつけると、1平米あたり2〜3万円です。
事例19:浮き階段を設けて高級感を演出
浮き階段=フローティングステップと呼びますが、オシャレかつ高級感な演出方法として要望をいただくことが多い施工事例です。
階段が浮いているように見せられるので、おしゃれで高級感のあるデザインになります。
踏み面の面積が狭いと浮き階段の特徴である浮き感があまりでないため、通常の階段とあまり変わらない見た目になってしまいます。
また、最大で4〜5段が上限なので現場に高さがありすぎると設置できません。
浮き階段の浮き感をより引き出すために、踏み面は明るい色、土台となる蹴込みを暗めの色にするのがおすすめです。
浮き階段を活かせるスペースがあるか判断できないときは、事前に施工業者さんに確認してください。
設置費用は横幅の面積によりますが、通常の階段よりも1段あたり2〜5万円多く費用がかかり、写真の事例では、10〜15万円ほど通常の階段よりも多く費用がかかっています。
事例20:少ないスペースに目隠し塀と浮き階段
こちらのお家も北側の玄関で、やや玄関前のスペースが少なめです。
そこで、目隠し塀と浮き階段を設置することで、機能性と見た目を両立しています。
また、浮き階段までのスペースも妥協することなく、洗い出し仕上げになっています。
玄関ドア前に設置されている目隠し塀には笠木がついており、白い塀が汚れないように対策されているのもポイントです。
笠木の設置は4〜5,000円/mの費用がプラスでかかりますが、キレイな白い壁を維持するために設置をおすすめします。
事例21:土間コンと洗い出し仕上げの組み合わせ
次は土間コンクリートと洗い出し仕上げを組み合わせた事例です。
洗い出し仕上げは剝がれやすいため、駐車場の舗装には不向きですが、写真のように、アプローチと兼用することで普段はアプローチ、来客があるときだけ駐車場として使いわけ、おしゃれな仕上がりが期待できます。
ただし、洗い出し仕上げは剝がれるリスクを考えて周辺環境の確認が必要です。近くに砂利や砂がある場合は、洗い出し仕上げはおすすめできません。
洗い出し仕上げの費用は土間コンクリートよりも割高ですが、見た目がキレイになりますよ。
5:おしゃれ外構は外壁とのバランスが◎
事例22:真っ赤で丸いポストがかわいい印象のデザイン
ひと目見てかわいさを感じるデザイン例ですが、その中でも印象的なのは丸い形をした赤い郵便ポストです。
このポストはセキスイデザインワークスさん(東京都)から販売されている「bobi」という商品です。
「bobi」は丸い形のポストなので、より柔らかくてかわいい印象の外構になっています。四角い形をしたポストだったら印象はまるで変っていたでしょうね。
かわいい外構にしたい方におすすめの施工事例です。
設置商品:セキスイデザインワークス「bobi」
- 本体サイズ:高さ50cm×幅32cm
- 専用ポール:高さ1.6m
- 想定実売価格:約10万円(工事費・税込み)
事例23:古民家風なのに近代的デザイン!
こちらの施工事例でおしゃれなポイントは、外壁に取り付けた縦格子のスクリーン、門柱、枕木の統一感が美しいところです。
また、門柱と枕木の高さが揃っているのも一体感が感じられますね。
外壁のベージュ色とのコントラストも古民家風を演出しているポイントです。
設置費用は門柱で約25万円、枕木が約15万円ほどが想定されます。
事例24:黒の外壁に白い壁は流行りのデザイン!
黒の外壁に白い壁を対比的に設置した施工事例ですが、もし白い壁ではなく木目調や黒い壁だと暗い印象になってしまい、圧迫感が出ます。
シンプルな黒い外壁には、明るさのあるホワイト系の壁を設置するのがポイントです。ホワイト系の壁は方角によって、太陽の反射でリビングを明るくする効果もあります。
塀の設置はプライベートガーデンを楽しみたい方におすすめです。
塀の高さが180cmあれば、十分プライベートガーデンを楽しめる空間になります。
設置費用は、塀の高さ1mあたり約7万円です。
事例25:塗り壁と板塀の組み合わせ
塗り壁と板塀を組み合わせることで、板塀がアクセントとなり、塗り壁一辺倒よりも植栽も相まって温かみのある見た目になります。
外側からの見た目だけではなく、家の間取りによって、洋室と和室から見える風景を変えたい場合にもこのような組み合わせがおすすめです。
写真では分かりづらいですが、この事例では建物に対して境界線が斜めになっているため、建物のラインに合わせて塗り壁と板塀をずらして設置しているところもおしゃれポイントです。
違う素材の塀を組み合わせても、費用はプラスでかかりませんが、センスを問われるため施工業者さんを見極めて依頼するよう注意してください。
外構まとめ:おしゃれの好みは人それぞれ
25個の各事例を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
好みの事例もあれば、正直イマイチだったと思う事例もあったと思います。
好き嫌いは人それぞれ価値観の違いであって、間違いではありません。
特に外構を選ぶなんて一生に一度しかない買い物なら、知らずに選べないよりも知っていて選ばないという選択も重要です。なので、豊富な事例を知っていただいただけでも価値あり!
後悔のない外構工事を実現するには、決まった予算の中で何を優先するべきなのかを明確にする必要があります。
今回紹介したデザイン性の高い外構のうち、もし好みの施工事例を1つでも見つけられたら、次は依頼する業者さん選びです。
外構業者さんの中には得意な工事、苦手な工事があります。
もし自分の好みの施工事例でも、その施工が苦手な業者さんに無理に依頼することでクオリティが低くなったり、料金が高くなったりしてしまいます。
したがって複数の業者さんを比べてみるのが重要です。ぜひ一括で見積もりを依頼して自分と相性が合うのか、イメージしていた予算とかけ離れていないか確認してください。
本当に…良い外構を手に入れる方法
外構工事は、人生でも非常に大きなお買い物です。
だからこそ、安心して外構工事をご依頼いただいてもらえるように庭ファンでは、信頼できる業者のみを厳選してご紹介するようにしました。
審査は、庭ファンがすべて自分で行い合格した優良業者とのみ提携しています。
人気の外構業者さんは、見積もり前の打ち合わせですら数ヶ月先まで埋まっていることもよくあります。
引渡日が決まっている方は、»お早めにフォームよりご依頼ください。
一生のうちに外構やエクステリアを購入することは2回・3回と経験するもではないですよね。
だからこそ、後悔してしまわないように、価格を安くするだけではなく、失敗しない外構にするためにも、依頼する会社選びは慎重になりつつ、1社ではなく複数業者に依頼を私は強くオススメしています。
入力は必要最小限の項目だけでたった1分で終わります。
エンジンをかけて、車に乗って、外構業者さんの店舗に出かける必要もありません。
業者さん探しの手間が省けます!
それに、本来一番重要である商品の検討&プランの検討に時間を使えるようになるので、本質的に、正しく検討ができるようになりますよ。
そうすることで成功に近づき、外構で失敗する可能性が低くなります。
よく聞く話ですが、業者さん探しに億劫になってしまって、商品選びに疲れてしまって・・・結局、何をしたかったか見失ったりしませんか?
検討タイミングでも問題ありません。
「注文できるかどうか、まだわからなくて…」と言ってもらえれば大丈夫です。
懇切丁寧に相談に乗ってもらえます。
そして、何と言っても見積もりを取ることの最大のメリットは「プランの精度が高くなる」「適正価格が見つかる」ことです。
業者さんによって、エクステリア商品・工事費用に大きな差があります。
実際の訪問までの見積もりは2社ほどでも問題ないのですが、スケジュールや担当者との相性があるので、まずは相談してみるのをお勧めします。
特にカーポートやフェンスなどは価格が大きくなることが多く、5%の差でも金額にすると2万円~3万円変わってきます。
1時間~2時間の打ち合わせで、この先10年~20年使うお庭が変わるので、ここを手を抜いてしまうともったいない!
もちろん、新築の外構もバッチリ対応しているので、新築外構の方も気軽に申し込んで下さいね。
ささっと、今、外構についての要望が頭に残っているうちに、一緒にやっておくと楽に終わります!
追伸です。
庭ファンが業者さんを紹介するのページの最後に、お得なフォローアップキャンペーンについて紹介しています。
カンタンな条件を満たしていただければ、私が、「価格のチェック」&「プランの精査」をいたします。
外構を適正価格にする自信はありますし、値段を下げなかったケースはほとんどありません。
本来は5万円で提供している有料サービスですが、ご利用いただいた方に無料でご提供しています。
最後までご覧いただいた、あなたへお礼のプレゼントです。
詳細は、コチラの庭ファンの優良業者さん紹介サービスの下部を参照してみてください。
最後までご覧いただきまして有難うございました!
「この記事に出会えてよかった、価格交渉ができました」「注文する前に確認すべきポイントがわかって助かった」という声を頂いています。事前に知識を仕入れておくとコスト削減にもつながり失敗も少なくなりますよ!