家づくりをしていると、さまざまな悩みが出てきます。
悩みの1つとしてあげられるのが、業者さんとの関係。
あなたが依頼者だからといって、”指図や、威張るような態度”をとってはいけません。
エクステリアを卸売り販売していた外構のプロです
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
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※１
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外構工事トラブル１：もらった図面を他社に渡す
外構のプランニングをしていると、ラフや設計図のようなパース図での提案をいただくこともあります。
その図面に合わせて、寸法やデザインのレイアウトを記載した図面ももらいます。
図面は、お客様に提案するためにヒアリングし、敷地の寸法や状況に合わせてプランニング。
ただの図面ではなく、時間と労力をかけて一生懸命作成した図面です。
この図面のおかけで、設計、施工すべて把握できます。
ですが、この資料をいとも簡単に他社に渡すと危険！
他社に図面を渡す危険性
業者さんのデザイン、プラン、アイデアが詰まったその図面を他社に渡すと著作権法違反になる可能性が！
A業者に描いてもらった図面をB業者に渡し、見積もりを安くしてもらってB業者で工事をしたとします。
この場合、施工したB業者ではなく、図面を渡したお客さんが罰せられます。
知らずに渡したとしても、損害賠償を求められる場合も。
JEXA（一般社団法人 日本エクステリア設計境界）
JEXA（一般社団法人 日本エクステリア設計境界）が、設計図面盗用防止活動をしています。
「New moral standard」マークが入っている業者は「盗用の図面では施工はしません」という宣言をしており、とても安心。
外構工事トラブル２：業者さんにお茶を出さない
出来れば、打合せや作業中、業者さんに飲み物を出しましょう！
工事は長期にわたるので、毎日毎週出さないといけないというわけではありませんよ！
特に夏場は、暑い中での作業。
お茶やスポーツ飲料などの差し入れがあると、職人さんに喜ばれます。
適度な休息は、工事作業の品質アップにも繋がりますよ！
返報性の原理
返報性の原理とは、「何かをしてもらったら、お返しをしなければ」という感情を抱くことです。
人間の本能的なもので、心理学でも証明されています。
マーケティングでもよく使われます。
お茶出しをすることで、「してもらったから、いい仕事をしよう」と業者さんもより頑張ってくれます。
ですから、値段は高くなくてもいいのでお茶などの差し入れはおすすめ！
外構工事トラブル３：着工挨拶を業者にしてもらう
外構工事をすると、ご近所に迷惑をかける機会が出てきます。
- 機材の大きな音
- 重機の駐車スペース
- 大勢の業者の出入り
外構工事が始まる前に、依頼主がご近所に挨拶に行きましょう！
ご近所への挨拶は業者さんがするものと勘違いしている方も多いです。
チラシを代理で作ってもらうのはありです。
チラシには、工事主任者の連絡先などを記載し、「何かあったらこちらに連絡を」などと言葉を添えます。
「数日間、ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。」などとご夫婦そろって挨拶にいきましょう。
外構工事トラブル４：工事中・作業中に顔を一切出さない
工事が終わるまで一切顔を出さないという方もいらっしゃいますが、それもタブー！
業者さんと仲良くなっておくと、ちょっとのサービスをしてもらえたりします。
職人さんと何度も顔を合わせることで、「単純接触効果」という心理効果も働きます。
単純接触効果とは
例えば、毎朝挨拶をすると安心感を覚えます。
話しをすることで「この人に任せてよかった」と感じるものです。
業者と依頼主との間に安心感や親近感が生まれると、「失敗したくない」「腕をみせたい」と業者も気合が入ります。
こういった心理効果もあるので、できるだけ現場には顔を出しましょう！
外構工事トラブル５：施工後に思っていたのと違う…と言う
慎重にプランニングをしていても、「思っていたのと違う」という場面は出てきます。
図面上は正しくても、実際のイメージと違ったというパターン。
- 思ったより狭かった
- 色がイメージと違う
こういった場合は、できるだけ早くストップをかけましょう！
出来上がってからの指摘は、解体等の費用も掛かります。
早めに言うことで傷口も少なく、対処に時間も費用もかかりません。
毎日が難しい場合は、できるだけ多く足を運びましょう！
まとめ
業界のルールや、タブーを知ることができましたね！
依頼主の心ひとつで、業者さんの気持ちも変わります。
気持ちよく業者さんに作業をしていただいて、最高のパフォーマンスで仕事をしてもらいましょう！
本当に…良い外構を手に入れる方法
外構工事は、人生でも非常に大きなお買い物です。
だからこそ、安心して外構工事をご依頼いただいてもらえるように庭ファンでは、信頼できる業者のみを厳選してご紹介するようにしました。
審査は、庭ファンがすべて自分で行い合格した優良業者とのみ提携しています。
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そして、何と言っても見積もりを取ることの最大のメリットは「プランの精度が高くなる」「適正価格が見つかる」ことです。
業者さんによって、エクステリア商品・工事費用に大きな差があります。
実際の訪問までの見積もりは2社ほどでも問題ないのですが、スケジュールや担当者との相性があるので、まずは相談してみるのをお勧めします。
特にカーポートやフェンスなどは価格が大きくなることが多く、５％の差でも金額にすると２万円～３万円変わってきます。
1時間～2時間の打ち合わせで、この先10年～20年使うお庭が変わるので、ここを手を抜いてしまうともったいない！
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