梅雨前に洗濯物干し場が欲しい人
「この春、新居に引っ越してきた。生活をしている中で、洗濯物干し場が少なく雨の日に困った。勝手口か、お庭のほうに屋根を付けようかと思うんだけど、どうやってつけたらいいかな?ハウスメーカーのサポートに問い合わせしたらいい?」
←家を建てたところに相談が正解ですが、値段は高くつきますよ。
洗濯物干し場の屋根は外壁に固定するのが基本
洗濯物を干す場所としてよく、テラス屋根や、バルコニー屋根が候補として挙がります。
これらの商品は外壁に固定するので、家に小さなビス穴を開けて固定します。
小さなビス穴にはシーリングなどで止水処理をするので問題はない設計、確立された施工方法にはなってますが、壁にはビス穴が空きます。
業者にとって外壁に固定するエクステリアはドル箱
壁に穴を開けて固定する関係上、ハウスメーカーや工務店さんは漏水のリスクが発生するのでとても嫌がります。
そのため外壁の保証や家の補償は「穴をあけた時点で無くなります。」というハウスメーカーや工務店さんは多いです。
逆に、ハウスメーカーや工務店さんは自分たちでテラス屋根工事を請け負う分に関しては外壁補償の対象にしてくれることが多いです。
ですが、“外壁の保証”を人質にエクステリア工事の金額は高めに設定してるところがほとんどです。
外壁の保証という最強の囲い込みツールがあるので、高めに見積もりしても発注せざるを得ないせざるを得ない状況のため、正直言って儲けの多いドル箱商品の位置付けですね。
外壁に固定しない特殊なタイプ(独立式)
外壁に固定しないタイプのテラス屋根であればその辺の外壁補償を気にしなくて大丈夫です。
そのかわり少し外壁と屋根にスキマが出来ますので、雨が入ってくることもあります。
家の屋根の出っ張りがあるので吹き込みは気にしなくて良いレベルだとは思いますが、デメリットととして挙げられますね。
一長一短ありますが、ハウスメーカーの言いなりで高額のテラス屋根商品を買う選択肢のほかに、こういったコストカット術がありますので知っておくとgoodですね。
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