カーポートの建築面積について答えが欲しい人
「カーポートの屋根が全部が全部建築面積に入らないって聞いた。緩和されるケースがあるって聞いたけど、どこを調べても載ってないし、よくわからない。基準もバラバラのような感じで、何を調べたら良いかわからない。詳しい人、教えて!」
←はい。カーポートは、外壁後退などの特例を受けて建築面積の緩和があります。
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普段は商品を卸すのみなのですが、確認申請などで強度計算書や申請資料の用意を依頼されることがあり、いわゆる4号申請の対応補助の経験は多数あります。(実際の申請は、建築士でもないので対応できませんが。。。)
今日は「カーポートの建築面積でどう計算するの?」という質問をよくいただくので、私なりの見解を元に解説とその理由もお伝えします。
「カーポートの建築面積」について調べている方へ、結論は
「役所により解釈が異なるため、明確に提示できない」
が正解になります。ですが、それだとよくわからないので、解釈を公表されている自治体の紹介と、自分のエリアの場合はどうすれば良いかをご紹介します。
事例1:福岡県北九州市のカーポートの建築面積の取り扱い
『北九州市建築基準法関係の解説及び運用等』
第5一般構造 13.第 1・2 種低層住居専用地域内における外壁後退の取り扱いについて(P.78)(1)カーポートの取り扱い
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000833781.pdf
事例2:兵庫県神戸市のカーポート建築面積の取り扱い
建築面積とは
庇や軒などが、柱や壁に支えられずに1メートル以上はね出している場合、その先端から1メートルの範囲は建築面積に含まれません。近年増加している戸建住宅用カーポートも、同様に建築面積の算定対象に含まれます。
神戸市 建築住宅局 建築指導部 建築安全課
http://www.city.kobe.lg.jp/life/town/house/chishiki/1-4-1.html
各区役所などの方が基準となっている書物があります
https://www2.icba.or.jp/products/detail.php?product_id=431
全ての自治体がこの本に倣って解釈しているわけではないのですが、私が知るいくつかの自治体はこの本の解釈を基準に判断されていることが確認できています。
ややこしいのが、市区町村別で独自で決めていること
こちらの解釈については、全国統一解釈ではなく、各市町村別で決められています。というか、担当者ごとに解釈が異なることもあるので、都度確認がどうしても必要になります。
文書化されていない、公表されていないという理由の一つです。
(amazon、Yahoo、楽天に置いていないのが残念!!!!)
カーポートの建築面積については地元の業者さんが最も詳しい
カーポートの建築面積については地元の業者さんに聞くのが一番良いですね。
なぜなら申請実績や算出実績があるからです。
カーポートを年間に何台も立てている場合や、公共工事や病院・幼稚園などの施設の工事をしている場合、申請には慣れている方が多いです。
相談先はネットショップでなく、地元に根付いて営業されている工事店さんが最適です。
地元のエクステリア専門店はネットで検索ができます
そのお住まいの土地でカーポートの建築面積の算出基準・計算式については地元のエクステリア専門店が一番詳しいです。
なぜなら普段から、普段から申請業務を行っているからです。
もしお知り合いや地元のエクステリア専門店をご存知でない場合は、是非下記のリンクから工事店さんの検索が可能です。
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外構費用の比較やデザインが比較も行えるので、ひとつの業者さんで見積もりを依頼するよりも適切なアドバイスやアイディアが複数業者さんからもらえるので失敗するリスクも軽減が可能です。
業者さんによっておすすめする内容が異なるかもしれませんが、提案内容に正解はありません。
私は、損をしないエクステリア見積もりを取るためにも、複数の専門業者さんにアドバイスを受けることをお勧めします。
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