外構・エクステリア工事に含まれる諸経費ってなんだ?
外構工事の諸経費について調べている人
「外構の見積書をもらったら、諸経費という項目が入っていました。
これは何の費用ですか?高いのか安いのかも分からないし…
詳しい内訳がないと少し不安です。諸経費は値引きしてもらえるものなのでしょうか?」
外構工事の見積もりで出てくる「諸経費」は、現場を進めるために必要な管理費・車両費・運搬費・消耗品費・事務作業費などをまとめた費用です。
ただし、結論から言うと、諸経費だけを見て「高い」「安い」「値引きできる」と判断するのはおすすめしません。
外構工事で本当に見るべきなのは、諸経費の金額ではなく、見積もり全体の総額とプランの妥当性です。
諸経費の内訳も計算できる庭ファンです。
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ぶっちゃけます、外構工事の諸経費とは?
正直、あんまりつついてほしくない項目です。
外構工事の見積書に出てくる諸経費とは、工事そのものを進めるために必要な「もろもろの経費」をまとめた項目です。
たとえば、職人さんが現場へ向かうための車両費、材料を運ぶための運搬費、現場で使う消耗品、重機の回送費、現場管理にかかる人件費などが含まれることがあります。
つまり、諸経費は「何に使っているか分からない謎の上乗せ費用」ではありません。
外構工事を安全に、予定通り、きちんと進めるために必要な費用です。
ただ、見積書の中では「諸経費 一式」とだけ書かれることも多いため、一般のお客様からすると不安になりやすい項目でもあります。
ぶっちゃけると、いちいち現場まで何キロで、燃費がいくらの車が、何日通って、日割りにするとい保険料がどれぐらいで…っていう計算はやってられないです。
めんどくさいし、時間が取られるだけなので。
そこで、一律8%や6%と決めている業者さんがいるのが現状です。
この記事では、外構工事の諸経費とは何か、何が含まれるのか、相場はどれくらいなのか、そして見積書を見るときに本当に注意すべきポイントを解説します。
諸経費に含まれる主な内容
外構工事の諸経費に含まれる内容は、会社によって少しずつ違います。
ただ、一般的には次のような費用が含まれることが多いです。
現場管理費(スケジュール管理・資材発注)
現場をスムーズに進めるための管理費です。
外構工事は、土工事、ブロック工事、左官工事、金物工事、植栽工事など、複数の工種が絡みます。
職人さんの段取り、材料の手配、工程調整、現場確認、近隣への配慮など、実際の作業以外にも管理業務が発生します。
こうした現場管理にかかる費用が、諸経費として計上されることがあります。
車両費・運搬費(ガソリン代、レンタル料)
形があるので、これはわかりやすいですね。
外構工事では、職人さんが現場に行くだけでなく、材料や道具を運ぶ必要があります。
ブロック、フェンス、カーポート、砂利、人工芝、セメント、工具など、外構工事はとにかく物量が多いです。
そのため、トラックや軽バンの使用費、ガソリン代、運搬費などが必要になります。
高速代・駐車場代
現場まで距離がある場合、高速代や駐車場代が発生することがあります。
特に都市部や住宅密集地では、工事車両を現場前に停められないこともあります。
その場合、近隣のコインパーキングを使う必要があり、その費用が諸経費に含まれることがあります。
重機回送費
土を掘る、残土を処分する、コンクリートを打設するなどの工事では、重機が必要になることがあります。
重機そのものの使用料だけでなく、重機を現場まで運ぶための回送費も発生します。
小さな工事では目立ちにくいですが、土工事が多い現場ではこうした費用が見積もりに影響します。
養生費・清掃費・消耗品費
工事中に建物や既存の床を傷つけないように保護する養生材、掃除に使う道具、シーリング材、ビス、テープ、袋、段ボールなどの消耗品も必要です。
ひとつひとつは小さな費用でも、現場全体で見ると無視できない金額になります。
測量・調査・事務作業費
外構工事では、現場の高さ、勾配、排水、境界、配管位置などを確認する必要があります。
また、見積書や図面の作成、メーカーへの確認、商品手配、工程表の作成など、事務的な作業も発生します。
こうした見えにくい作業の費用も、まるっと諸経費に含まめて計算を略しています。
いちいち計算しているとその人件費も見積もりに乗っちゃいますからね。
外構工事の諸経費の相場は何%?
外構工事の諸経費は、見積総額の5%〜15%前後で計上されることがあります。
ただし、これはあくまで目安です。
実際の見積書を見ると、諸経費を6%と明記している会社もあれば、10%前後で計上している会社もあります。
ハウスメーカー経由では、14%や20%などゴッソリ行ってるケースもあります。
一方で、諸経費という項目を大きく出さず、各工事項目の単価の中に管理費や運搬費を含めている会社もあります。
つまり、「諸経費が安いから良心的」「諸経費が高いから悪い」とは言い切れません。
資材倉庫や事務所が賃貸ではなく、自社所有の業者さんは諸経費が低い傾向にあります。
大事なのは、諸経費だけを見ることではなく、見積もり全体として妥当かどうかです。
実際の見積書で見る諸経費の出方
実際の外構見積もりを見ると、諸経費の書き方は会社によってかなり違います。
たとえば、ある見積書では、工事金額に対して諸経費が約9%前後で計上されていました。
別の見積書では、諸経費が6%と明記されており、金額も分かりやすく表示されていました。
また、別の見積書では、諸経費の備考欄に「重機、車両、測量、消耗品等」と書かれており、何のための費用なのかが比較的分かりやすくなっていました。
一方で、諸経費という項目が目立たず、各工事項目の中に費用が含まれている形式の見積書もあります。
このように、諸経費の出し方に統一ルールはありません。
だからこそ、諸経費だけを切り取って比較するのは危険です。
見るべきなのは、次の3つです。
- 工事内容に対して総額が妥当か
- プランに無理・無駄・ムラがないか
- 不明点を聞いたときに、業者さんがきちんと説明してくれるか
諸経費が高く見えるケース
諸経費は、現場条件によって高く見えることがあります。
特に次のようなケースでは、諸経費や管理費が増えやすいです。
工事店から現場まで距離がある
工事店から現場まで距離がある場合、移動時間、ガソリン代、高速代、車両費が増えます。
1日だけの工事ならまだしも、数日から数週間かかる工事では、移動コストも積み重なります。
重機や車両が必要な工事
土を大量に掘る、残土を処分する、カーポートを設置する、大きな材料を搬入するなどの工事では、重機やトラックが必要になることがあります。
その場合、重機回送費や車両費が発生し、諸経費が高く見えることがあります。
手作業が多い現場
道路が狭い、重機が入らない、敷地に高低差がある、材料を手運びしないといけない。
こういった現場では、同じ工事内容でも手間が増えます。
職人さんの作業量が増えれば、その分だけ費用も上がります。
特殊な調査や段取りが必要な工事
配管位置の確認、境界確認、排水計画、高低差の調整、既存物の撤去など、事前確認が多い現場では調査や段取りの手間が増えます。
こうした費用が、諸経費や現場管理費として見積もりに入ることがあります。
諸経費だけを値引き交渉するのはおすすめしません
昔は、諸経費を値引き交渉の対象として考えることもありました。
しかし、現在の庭ファンの考えとしては、諸経費だけを切り出して「ここを値引きしてください」と交渉するのは、あまりおすすめしません。
理由はシンプルです。
諸経費は、現場管理、車両、運搬、消耗品、事務作業など、工事を進めるために必要な費用だからです。
また、諸経費の内訳を細かく出してもらおうとすると、その分だけ積算や説明の手間が増えます。
見積もりを細かくすればするほど、業者さん側の作業時間が増え、結果的にそのコストがどこかに反映される可能性もあります。
もちろん、不明点を確認すること自体は悪いことではありません。
ただし、最初から「諸経費は削れるもの」と考えるのではなく、まずは総額とプランの妥当性を見ることが大切です。
確認するなら、こう聞くのがおすすめです
諸経費について不安がある場合は、業者さんに聞いても大丈夫です。
ただし、聞き方には注意が必要です。
いきなり「諸経費を値引きしてください」と聞くよりも、次のように聞く方がスムーズです。
諸経費には、主にどのような費用が含まれていますか?
現場管理費や車両費、運搬費などが含まれている認識で合っていますか?
予算に少し合わないため、プラン全体で調整できる部分があれば教えていただきたいです。
ポイントは、諸経費だけを攻撃しないことです。
外構工事は、商品代、施工費、土工事、撤去費、運搬費、管理費など、すべてがつながっています。
諸経費だけを下げるのではなく、プラン全体でどこを調整できるか相談する方が、業者さんとの関係も悪くなりにくいです。
大事なのは、諸経費ではなく「総額」と「プランの妥当性」です
外構工事の見積もりで一番大事なのは、諸経費の金額ではありません。
本当に見るべきなのは、総額とプランの妥当性です。
たとえば、諸経費が安く見えても、商品代や施工費に費用が含まれていることがあります。
逆に、諸経費が高く見えても、工事項目の単価が良心的で、総額としては妥当なこともあります。
つまり、諸経費だけを見ても、見積もりが高いか安いかは判断できません。
見るべき順番は、次の通りです。
- まず希望するプランを固める
- そのプランで総額が予算に合うか確認する
- 予算オーバーする場合は、プラン全体で調整する
- 最後に、どうしても不明な項目だけ確認する
この順番で見た方が、見積もりの判断を間違えにくくなります。
庭Link経由なら、諸経費を含めて見積もり全体をチェックできます
外構工事の見積もりは、一般の方が見ても判断しにくいです。
特に、諸経費は会社によって書き方が違うため、「高いのか」「普通なのか」「何が含まれているのか」が分かりにくい項目です。
そこで庭ファンでは、外構業者さん探しに悩んでいる方向けに、庭Linkという無料サービスを提供しています。
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さらに、庭Link経由で紹介された工事店さんの見積もりであれば、庭ファンが見積もりの総額、プランの妥当性、無駄な工事が入っていないか、諸経費の考え方なども含めてチェックできます。
諸経費だけを見て不安になるのではなく、外構全体として納得できる見積もりかどうかを確認することが大切です。
まとめ:諸経費は悪ではない。総額で判断しよう
外構工事の諸経費は、現場を進めるために必要な費用です。
現場管理費、車両費、運搬費、重機回送費、駐車場代、消耗品費、測量や事務作業費など、さまざまな費用が含まれることがあります。
ただし、諸経費の書き方は会社によって違います。
6%と明記する会社もあれば、10%前後で計上する会社もあります。
また、諸経費という項目を出さず、各工事項目の中に含めている会社もあります。
そのため、諸経費だけを見て「高い」「安い」と判断するのは危険です。
大事なのは、諸経費ではなく、見積もり全体の総額とプランの妥当性です。
不安な場合は、諸経費だけを値引き交渉するのではなく、プラン全体で調整できる部分がないか相談しましょう。
そして、自分だけで判断できない場合は、外構のプロに見てもらうのがおすすめです。
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