自転車がお互いを傷つけあうのはツライ…
駐輪場が自転車で溢れていると出し入れしづらく、見栄えも悪いですよね。
ドミノ式に倒れて大事な自転車が傷つくことも…。
そんなときにサイクルスタンドがあると整理整頓できて、倒れる心配もありません。
狭い場所でも設置可能で、自転車をしっかり固定してくれます。
この記事では、
- サイクルスタンドのメリット、デメリット
- おすすめのサイクルスタンド
- サイクルスタンドの設置方法
を紹介します。
元・エクステリア商社マン、サイクルポートに詳しい
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サイクルスタンドの種類とメリットは?
サイクルスタンドとは、自転車を固定して保持しておく台のことです。
- 木製
- 金属製
- コンクリート製
などいろいろな種類があります。
ふつうの輪止めとは違い、車輪ごと自転車本体を固定できるのが特徴です。
サイクルスタンドは防犯や破損防止になる
強風や台風がきても自転車が倒れにくいことがメリットです。
スタンドは固定して駐輪場所を決めておけば整理整頓されたきれいな状態を保ち、スペースを有効活用できます。
さらに盗難や転倒による自転車の破損も防げます。
サイクルスタンドはバイクに非対応
サイクルスタンドは自転車専用なので、バイクには対応できません。
タイヤの幅が6cmぐらいまでなので、バイクには細すぎます><
それに設置して整理整頓できたからといって収容台数が増えるわけではありません。
また設置する際は、単純に費用が必要です。
サイクルスタンドの選び方と配置のポイント
サイクルスタンドは、設置場所に合わせて選びます。
私は普段、地面の固定タイプをおすすめしています。
置くだけのコンクリートタイプだと、ズレてしまうのでおすすめしません。
自転車のサイズで選ぶ
サイクルスタンドを選ぶ際は自転車のサイズを参考にします。
自転車の配置間隔は通常60cm間隔が多いですが、40cm間隔まで狭くすることも可能です。
ただし自転車の出し入れを考えると、80cm間隔がおすすめ。
角度や方向を決めて、現場に合わせて省スペースに設置すると良いですね。
詳しくはこちらの記事でも解説しています。
≫【プロが提案】お庭に駐輪場を作るなら!失敗しないポイント3選!【外構づくり】
サイクルスタンド設置は土間コンが良い
サイクルスタンドを設置する際は、土間コンをおすすめしています。
地面にビスを固定するだけで設置完了です。
土間コンに置くだけタイプのものも、必ずボンドで固定していただきたいです。
地面が土の場合は…、地面の舗装が最優先。
土の上にサイクルスタンドを設置する場合は、まずコンクリートを設置してください。
平板を敷くだけでも設置可能ですが、固定が可能なコンクリートを推奨します。
土の上にスタンドを置く場合は、20cm角以上の束石を地中に埋め込んで設置もできます。
でも束石より土間コンクリートのほうが断然おすすめですね。
サイクルスタンドを実際に取り付けてみた
実際にゲートファクトリーさんのサイクルスタンドS01型を設置してみました。
費用は13,750円(税込)です。
今回取り付けたのは大人用のサイクルスタンドを3台分。
我が家には子ども用自転車が2台あるんですが、どうせ子どもは大きくなるので大人用3台のパターンにしました。
中学生になる5年~6年後には、大人サイズの自転車になります。
なので、子供用だからといって小さいものではなく、大人サイズ!
間隔も子供だからといって狭くする必要はなく、大人サイズ!
このサイクルスタンドを選んだ理由は、
- 置くだけタイプは、強度が心配…。
- 頑丈で錆びないアルミ素材がいい
- この先、20年ぐらい使う予定ので頑丈なもの。
土間コンに固定できて、無料の工具レンタルもあるので選びました。
設置場所は、風の影響を受けやすい高台
駐輪場が少し高台にあり、風の影響を受けやすい場所です。
自転車にチャイルドシートを取り付けていたため、重心が高くなり倒れやすい状況。
- 置くだけタイプ
- 車止めのバー
この2つでは強度不足が心配だったため、ガッチリ固定できる商品を選びました。
無料の工具レンタルがマジで神!
サイクルスタンドを設置するために必要な工具一式が無料でレンタルできます。
ビットサイズやドリルの長さも商品に合っているため、確認する手間がないのは楽ちん。
工具の使い方の説明書もあり、納品されたその日に作業ができました。
また取り付けが終わったら、そのまま着払い伝票で返送できてスムーズでしたね。
サイクルスタンドの設置手順とポイント
設置した際の手順は、
- 自転車を一時的に移動する
- スタンドを仮設置し、車体の取り付けや間隔を確認
- 決まった位置にドリルで下穴4つを開ける
- スタンドの位置を垂直に調整し、ビスで固定
完成品がそのまま届くので、組み立て不要で設置のみでした。
スタンドを仮設置した際に、自転車のカゴやタイヤが外壁にぶつからないか確認。
設置する時は1カ所目の穴を先に開け、残りの穴を開けるとスムーズです。
全ての穴を先に開けてしまうとスタンドの位置がズレる可能性があります。
また設置場所が斜めだったため、ワッシャーを隙間にいれて垂直に調整しました。
最初は説明書を見ながら30分ほどかかりましたが、慣れれば1台5分程度で設置できます。
まとめ:長期的に設置するなら固定式が安心
ゲートファクトリーさんのサイクルスタンドS01型を紹介しました。
駐輪場を設計する場合は、固定式が圧倒的におすすめです。
- アルミ製で20年以上錆びない
- 無料で工具をレンタルしてくれる
- スタンダードタイプ設置で子供用の自転車でも問題ない
将来的に必要な台数を加味して、最小の台数を検討してみてください。
設置してみた様子を知りたい方は、YouTube動画が参考にしてください。