駐車スペースの面積、費用って…?
車を使うお宅では、駐車スペースの確保は大切な問題です。新築時に駐車スペースがどのくらい必要か想像がつかないでしょう。また、後から2台目、3台目の駐車スペースが必要になった場合はより複雑です。
駐車スペースの面積を計算するのは簡単です。ただ車種や車を使う人数、生活スタイルは家庭ごとに異なりますよね。ご自身の条件に合った駐車スペースを確保しましょう。
新築時に駐車スペースをどう確保するか、またお庭や住まいのスペースを減らす代わりに駐車スペースを増やす「減庭・減築リフォーム」のニーズが増えています。駐車場を追加する費用の目安は60万円ぐらいです。
この記事では、必要な台数に応じたおすすめの駐車スペースの作り方をお教えします!
元・エクステリア商社営業マン、外構の専門家です
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土地はあるのに、車庫スペースが足りないと不便ですよね。家族構成によって2台・3台と車を使いたい世帯は珍しくありません。新築時はもちろん、後から駐車スペースを必要になるときにも一部減築・減庭のリフォームも可能です。
駐車スペースの面積を決めるために
まず、すでに車を所有しているなら、車の大きさによって。必要な駐車スペースは異なります。
軽自動車から大型車まで、国土交通省の指針を参考に「望ましいスペース」を整理しました。
車幅、車長から分かる必要な面積とは
車の車幅と車長が分かっていれば、下記の表をもとに目安のスペースを把握してください。
実際の車の大きさから幅は60~80cm程度、長さは1m以上の余裕を持たせていることが分かります。
国土交通省から発表されている、駐車場の設計基準から少し余裕をもたせた目安寸法にしています。
大きめの車種を想定して動線を考える
大きめの車種でも対応できるような想定が大事です。また車の乗り降りの動線もよく考えましょう。
車から乗り降りする際の動線、つまりどこを歩いて家から出入りするかも想定する必要があります。
他にも…
- 車庫入れが苦手だな…
- 前面の道路幅が4m以下、狭い
- 両方のドアから出入りしたいし、荷物を下ろすことも多い
- 後方のハッチバックドアが大型。開け閉めしたい
- 車椅子の移乗も想定したい
などの場合も通常よりも広くしておきたいですね。
駐車スペースのおすすめ寸法
ここまで説明したように駐車スペースに必要な寸法は、車の種類、利用目的などで異なります。
総合的、平均的な条件から、1台に必要寸法を”2.5m × 6.0m” として想定した上で比較してみます。
2台に必要な寸法
2台のときは、車幅の合計に180cmを足すのが横幅の目安になります。
小型車・中型車・ワンボックスカー2台と想定すると、170cm×2台+180cm=520cmが必要です。
縦幅は1台のときと同じく6mあると十分でしょう。
3台に必要な寸法
3台を横並びで駐車するには、車幅の合計に240cmを足すのが横幅の目安になります。
小型車・中型車・ワンボックスカー2台に軽自動車1台と想定すると、170cm×2台+150cm×1台+240cm=730cmが必要です。
縦幅は1台のときと同じです。
縦列駐車に必要な寸法
2台の縦列駐車する際に必要なスペースは、10m程度です。
2台縦列用のカーポートのサイズも奥行きは10m以上のものが多くなっています。
中型車4.7mと小型車4.1mを駐車する場合を想定すると、【4.7+4.1+奥の車の前後に30cm程度+手前の車の前方に50cm程度 = 10.1m】となるため、ほぼ同じ計算になります。
使い勝手のよい駐車スペースを作るためのコツ
長く使う自宅の駐車スペースだから、使い勝手に満足できるものを作りたいですよね。
意識してほしいポイントをご紹介します。
新築の間取りを決めるとき駐車スペースも考慮
新築の間取りで最初に決めるべきは駐車スペースなんです。専有面積が大きいので、住宅全体の設計に大きく影響します。
- 所有台数
- 来客用
- 将来の所有台数
詳しくは、外構プランの定番テクニックである「ゾーニング」の記事でお話ししています。
駐車スペースの勾配に注意
駐車スペースでは水たまりができないように、水勾配をつけることがあります。ただし、この勾配角度には要注意です。
業者さんの中には、5%程度のキツめの勾配をつける方がいます。ただ経験上、2%も勾配があれば水たまりは起きにくいものです。勾配がキツイと歩きづらい、乗降車しづらいと思う人もいます。
「ドライテック」という特殊なコンクリートを使うのもおすすめです。排水機能が備わっているので勾配は不要になります。
車止めは絶対便利!なんと費用は3,000円
車止めは安く、簡単に設置できるので、絶対に設置をおすすめします。10kg以上の自重があるので、置くだけの設置ということも可能。
- 置くだけ!簡単!
- 接着剤、両面テープでの貼り付け
- アンカーボルトで固定
車止めの購入はホームセンターなどでも3,000円程度で十分可能です。
アンカー施工をすすめる業者もいますが、自宅の駐車スペースならば置くだけでも十分。車止めの位置を一時的に後ろに下げれば、前面に空いたスペースを使えます。
素材は土間コンクリートがおすすめ
駐車スペースの仕上げには土間コンクリートがおすすめです。
1台分の駐車スペースだと、15平方メートル×1.2万円=18万円前後が価格の目安です。
またひび割れの防止のため、3メートルおきに1本の割合で目地を入れることが多いです。デザイン的にもおしゃれに見せられるかもしれません。
コストをおさえる方法として、駐車スペースすべてではなく、タイヤが乗る部分のみ土間コンクリートにするという方法があります。
土間コンクリートの施工面積が少なくなり費用が削減できます。
特に、2台、3台の駐車スペースを作る際にこの施工方法をとると、コストのメリットが大きくなります。
とくに人工芝は耐久性に優れ、コストも安めなのでおすすめです。
かつて定番だったのは砂利ですが、周囲に飛び散る、タイヤとこすれて音が鳴るなどがあるためおすすめしていません。
駐車スペースの追加設置にかかる費用
今あるおうちに追加で車庫を作るには、減築・減庭という手法が使えます。
例えば庭スペースを解体撤去し、地面にコンクリートを流し込む必要があります。さらに
- ガレージを新たに設置
- カーポートを建てて車庫にする
- とくに何も設置せずに野ざらし
という選択肢があります。
庭の一部を取り壊す場合はカーポートも一緒に設置できるとコスト面でも安く仕上げることができますね。
20年前までは「一家に一台」でしたが今では「一人一台」時代になり、様変わりしました。「一家に一台」式で作られたお庭で、駐車スペースが足りないのは当然です。
リフォーム時の費用について
使用頻度の低い庭や空いたスペースをリフォームして駐車場へ変更できます。逆に高齢になって車を手放したら、駐車場を庭へのチェンジも可能です。
庭をリフォームして車1台分の駐車場を付ける場合かかる費用の目安は60万円程度です。
- 既存のブロック塀解体 ………5万円~
- 切り崩し・残土搬出 ………15万円~
- 残土・ブロックの処分費………8万円~
- 重機レンタル費 ………………6万円~
- 土間コンクリート打設 ……20万円~
- 清掃・運搬・その他諸経費 …3万円~
ただし、ガス管があると取り回しの工事が生じ、植栽がある場合は伐採と処分費が加算されます。
仮に自宅の外に月極駐車場を借りる場合、1カ月1万円とすると5年間の支払い総額は60万円になります。子どもの成長に合わせて車が必要、また来客時の駐車場などと考えれば、意外にリーズナブルと言えるのではないでしょうか。
駐車場工事で一度にエクステリア工事もお得に
駐車場の改造工事のタイミングで、庭のエクステリア工事をセットにするのがおすすめです。
エクステリア工事と駐車場工事を同時に行うと、資材の運搬コストや人件費、手間代などが削減でき安価に施工できます。
もちろん、駐車場の造作工事よりトータルの見積もり金額は高くなりますが、職人さんも一棟単価があがると気合を入り、よりよい仕事が期待できるかもしれません。
状況によって変化が大きいのでまずはお問合せを
ここまで新築のケース、リフォームのケースなどを紹介しましたが、駐車の必要な台数、庭の形状を含め、100件の工事があれば100通りの見積もりが存在するほど個別の事情で異なります。
ぜひ業者さんに気軽に相談、問合せしてみてください。
- 電話
- Web
- 訪問など
業者のホームページから問い合わせると、後日連絡が来ます。
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※見積は何度でも無料です。
使いやすい駐車スペース作りにこだわりましょう!
今回は、駐車スペースに必要な寸法と、駐車スペースを作るときに覚えていただきたいポイントを紹介しました。
家の中でも大きなスペースを取る分、しっかりとプランニングしましょう。
外構を安くするためのお得な情報があります!
いかがでしたでしょうか?
庭ファンの過去の経験や考えていることを全部出し切って紹介しました。
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外構工事は、そのお家によって、訪問する業者さんによって値段が大きく変わるので、庭ファンは3社以上から見積もりをもらうことを推奨しています。
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