駐車スペースの面積、費用って…?
車を使うお宅では、駐車スペースの確保は大切な問題です。新築時に駐車スペースがどのくらい必要か想像がつかないでしょう。また、後から2台目、3台目の駐車スペースが必要になった場合はより複雑です。
駐車スペースの面積を計算するのは簡単です。ただ車種や車を使う人数、生活スタイルは家庭ごとに異なりますよね。ご自身の条件に合った駐車スペースを確保しましょう。
新築時に駐車スペースをどう確保するか、またお庭や住まいのスペースを減らす代わりに駐車スペースを増やす「減庭・減築リフォーム」のニーズが増えています。駐車場を追加する費用の目安は60万円ぐらいです。
この記事では、必要な台数に応じたおすすめの駐車スペースの作り方をお教えします!
元・エクステリア商社営業マン、外構の専門家です
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
総SNSフォロワーは約24万人※1からフォローいただける内容を配信していると自負しています。
※1
YouTube:チャンネル登録者数は12.5万人、総再生数は4,190万回 Instagram:フォロワー数も8.4万人、その他:2024年10月現在
このサイトでは、お得にお庭づくりをするための外構・エクステリア商品情報やコストカットの秘訣などを、すべて無料で配信しています。
外構・エクステリアは、建物の次に高額な買い物です。
絶対に、失敗・後悔してほしくないという私の思いが伝わることを願いながら、お庭づくりで悩んでいるあなたのお役に立てると嬉しいです。
本気で外構について考えたい人は、≫無料メルマガがおすすめです。
また、私の詳しい経歴を知りたい方は、≫わたしのプロフィールをご参照ください。
土地はあるのに、車庫スペースが足りないと不便ですよね。家族構成によって2台・3台と車を使いたい世帯は珍しくありません。新築時はもちろん、後から駐車スペースを必要になるときにも一部減築・減庭のリフォームも可能です。
駐車スペースの面積を決めるために
まず、すでに車を所有しているなら、車の大きさによって。必要な駐車スペースは異なります。
軽自動車から大型車まで、国土交通省の指針を参考に「望ましいスペース」を整理しました。
車幅、車長から分かる必要な面積とは
車の車幅と車長が分かっていれば、下記の表をもとに目安のスペースを把握してください。
実際の車の大きさから幅は60~80cm程度、長さは1m以上の余裕を持たせていることが分かります。
国土交通省から発表されている、駐車場の設計基準から少し余裕をもたせた目安寸法にしています。
大きめの車種を想定して動線を考える
大きめの車種でも対応できるような想定が大事です。また車の乗り降りの動線もよく考えましょう。
車から乗り降りする際の動線、つまりどこを歩いて家から出入りするかも想定する必要があります。
他にも…
- 車庫入れが苦手だな…
- 前面の道路幅が4m以下、狭い
- 両方のドアから出入りしたいし、荷物を下ろすことも多い
- 後方のハッチバックドアが大型。開け閉めしたい
- 車椅子の移乗も想定したい
などの場合も通常よりも広くしておきたいですね。
駐車スペースのおすすめ寸法
ここまで説明したように駐車スペースに必要な寸法は、車の種類、利用目的などで異なります。
総合的、平均的な条件から、1台に必要寸法を”2.5m × 6.0m” として想定した上で比較してみます。
2台に必要な寸法
2台のときは、車幅の合計に180cmを足すのが横幅の目安になります。
小型車・中型車・ワンボックスカー2台と想定すると、170cm×2台+180cm=520cmが必要です。
縦幅は1台のときと同じく6mあると十分でしょう。
3台に必要な寸法
3台を横並びで駐車するには、車幅の合計に240cmを足すのが横幅の目安になります。
小型車・中型車・ワンボックスカー2台に軽自動車1台と想定すると、170cm×2台+150cm×1台+240cm=730cmが必要です。
縦幅は1台のときと同じです。
縦列駐車に必要な寸法
2台の縦列駐車する際に必要なスペースは、10m程度です。
2台縦列用のカーポートのサイズも奥行きは10m以上のものが多くなっています。
中型車4.7mと小型車4.1mを駐車する場合を想定すると、【4.7+4.1+奥の車の前後に30cm程度+手前の車の前方に50cm程度 = 10.1m】となるため、ほぼ同じ計算になります。
使い勝手のよい駐車スペースを作るためのコツ
長く使う自宅の駐車スペースだから、使い勝手に満足できるものを作りたいですよね。
意識してほしいポイントをご紹介します。
新築の間取りを決めるとき駐車スペースも考慮
新築の間取りで最初に決めるべきは駐車スペースなんです。専有面積が大きいので、住宅全体の設計に大きく影響します。
- 所有台数
- 来客用
- 将来の所有台数
詳しくは、外構プランの定番テクニックである「ゾーニング」の記事でお話ししています。
駐車スペースの勾配に注意
駐車スペースでは水たまりができないように、水勾配をつけることがあります。ただし、この勾配角度には要注意です。
業者さんの中には、5%程度のキツめの勾配をつける方がいます。ただ経験上、2%も勾配があれば水たまりは起きにくいものです。勾配がキツイと歩きづらい、乗降車しづらいと思う人もいます。
「ドライテック」という特殊なコンクリートを使うのもおすすめです。排水機能が備わっているので勾配は不要になります。
車止めは絶対便利!なんと費用は3,000円
車止めは安く、簡単に設置できるので、絶対に設置をおすすめします。10kg以上の自重があるので、置くだけの設置ということも可能。
- 置くだけ!簡単!
- 接着剤、両面テープでの貼り付け
- アンカーボルトで固定
車止めの購入はホームセンターなどでも3,000円程度で十分可能です。
アンカー施工をすすめる業者もいますが、自宅の駐車スペースならば置くだけでも十分。車止めの位置を一時的に後ろに下げれば、前面に空いたスペースを使えます。
素材は土間コンクリートがおすすめ
駐車スペースの仕上げには土間コンクリートがおすすめです。
1台分の駐車スペースだと、15平方メートル×1.2万円=18万円前後が価格の目安です。
またひび割れの防止のため、3メートルおきに1本の割合で目地を入れることが多いです。デザイン的にもおしゃれに見せられるかもしれません。
コストをおさえる方法として、駐車スペースすべてではなく、タイヤが乗る部分のみ土間コンクリートにするという方法があります。
土間コンクリートの施工面積が少なくなり費用が削減できます。
特に、2台、3台の駐車スペースを作る際にこの施工方法をとると、コストのメリットが大きくなります。
とくに人工芝は耐久性に優れ、コストも安めなのでおすすめです。
かつて定番だったのは砂利ですが、周囲に飛び散る、タイヤとこすれて音が鳴るなどがあるためおすすめしていません。
駐車スペースの追加設置にかかる費用
今あるおうちに追加で車庫を作るには、減築・減庭という手法が使えます。
例えば庭スペースを解体撤去し、地面にコンクリートを流し込む必要があります。さらに
- ガレージを新たに設置
- カーポートを建てて車庫にする
- とくに何も設置せずに野ざらし
という選択肢があります。
庭の一部を取り壊す場合はカーポートも一緒に設置できるとコスト面でも安く仕上げることができますね。
20年前までは「一家に一台」でしたが今では「一人一台」時代になり、様変わりしました。「一家に一台」式で作られたお庭で、駐車スペースが足りないのは当然です。
リフォーム時の費用について
使用頻度の低い庭や空いたスペースをリフォームして駐車場へ変更できます。逆に高齢になって車を手放したら、駐車場を庭へのチェンジも可能です。
庭をリフォームして車1台分の駐車場を付ける場合かかる費用の目安は60万円程度です。
- 既存のブロック塀解体 ………5万円~
- 切り崩し・残土搬出 ………15万円~
- 残土・ブロックの処分費………8万円~
- 重機レンタル費 ………………6万円~
- 土間コンクリート打設 ……20万円~
- 清掃・運搬・その他諸経費 …3万円~
ただし、ガス管があると取り回しの工事が生じ、植栽がある場合は伐採と処分費が加算されます。
仮に自宅の外に月極駐車場を借りる場合、1カ月1万円とすると5年間の支払い総額は60万円になります。子どもの成長に合わせて車が必要、また来客時の駐車場などと考えれば、意外にリーズナブルと言えるのではないでしょうか。
駐車場工事で一度にエクステリア工事もお得に
駐車場の改造工事のタイミングで、庭のエクステリア工事をセットにするのがおすすめです。
エクステリア工事と駐車場工事を同時に行うと、資材の運搬コストや人件費、手間代などが削減でき安価に施工できます。
もちろん、駐車場の造作工事よりトータルの見積もり金額は高くなりますが、職人さんも一棟単価があがると気合を入り、よりよい仕事が期待できるかもしれません。
状況によって変化が大きいのでまずはお問合せを
ここまで新築のケース、リフォームのケースなどを紹介しましたが、駐車の必要な台数、庭の形状を含め、100件の工事があれば100通りの見積もりが存在するほど個別の事情で異なります。
ぜひ業者さんに気軽に相談、問合せしてみてください。
- 電話
- Web
- 訪問など
業者のホームページから問い合わせると、後日連絡が来ます。
\まずは、無料で優良外構業社を探す/
≫(無料)資料請求・プロに相談する
※見積は何度でも無料です。
使いやすい駐車スペース作りにこだわりましょう!
今回は、駐車スペースに必要な寸法と、駐車スペースを作るときに覚えていただきたいポイントを紹介しました。
家の中でも大きなスペースを取る分、しっかりとプランニングしましょう。
無料かつ効率的に、見積もり金額を下げるテクニック
外構・エクステリア商品は人生でも、購入することもほとんどありません。
しかも、普段意識することもないので、急に言われても相場価格・費用感がわからないですよね。
そんなあなたに最強のテクニックをご紹介します。(乱用厳禁です。)
実は、テクニックは簡単です。
≫ほしい商品/したい工事が決まっている場合
「「○○(商品名)は何%OFFで購入できますか?」」
「「○○(工事名)の過去実績はありますか?」」
≫ほしい商品/したい工事が決まってない場合
「「○○(カーポートなど)で一番安くできる商品は、いくらぐらいで、何%OFFですか?」」
「「○○(工事個所・手法など)の普段対応されていますか?」」
と、複数の業者さんに問い合わせてください。
この質問を投げかけて比較見積もりをすることが≪最も効率的に、最安値に近づける最適解≫と思っています。
いやらしい話、メーカーさんから出荷された商品はどこで買っても、品質は同じです。
そんないくつも業者さんを探して、つどつど問い合わせるのも面倒だという方は、無料で優良業者さんを簡単に検索できるサービスがありますので、ぜひご利用ください。
≫(無料)外構相談比較ランキングを見て優良業者さんを紹介してもらう
一生のうちに外構やエクステリアを購入することは2回・3回と経験するもではないですよね。
だからこそ、後悔してしまわないように、価格を安くするだけではなく、失敗しない外構にするためにも、依頼する会社選びは慎重になりつつ、1社ではなく複数業者に依頼を私は強くオススメしています。
先ほど紹介した外構相談比較ランキングのサイトは、業者さんの登録審査が厳しく、悪徳業者は完全に排除されます。
定期的に見直しが図られているので、登録業者数が少ない地域がありますが…精鋭部隊なので安心してください。
サイトを見ていただけるとわかると思いますが、大手ハウスメーカーから地元の工務店まで網羅し、今まさに家づくりをしている方の「新築外構」にも対応しています。
入力は必要最小限の項目だけでたった1分で終わります。
エンジンをかけて、車に乗って、外構業者さんの店舗に出かける必要もありません。
業者さん探しの手間が省けます!
それに、本来一番重要である商品の検討&プランの検討に時間を使えるようになるので、本質的に、正しく検討ができるようになりますよ。
そうすることで成功に近づき、外構で失敗する可能性が低くなります。
よく聞く話ですが、業者さん探しに億劫になってしまって、商品選びに疲れてしまって・・・結局、何をしたかったか見失ったりしませんか?
「注文できるかどうか、まだわからなくて・・・」と言ってもらえれば大丈夫です。懇切丁寧に相談に乗ってもらえます。
また事前に要望を出すことで、その工事を得意な業者さんを紹介してもらえます。
そして、何と言っても相見積もりを取ることの最大のメリットは前述の通り「プランの精度が高くなる」「価格が安くなる」ことです。
業者さんによって、エクステリア商品・工事費用に大きな差があります。
実際の訪問までの相見積もりは2社ほどでも問題ないのですが、価格や割引率の事前確認は、できるだけ多くの業者さんに相談してみるのをお勧めします。
特にカーポートやフェンスなどは価格が大きくなることが多く、5%の差でも金額にすると2万円~3万円変わってきます。
1時間~2時間の打ち合わせで、この先10年~20年使うお庭が変わるので、ここを手を抜いてしまうともったいない!
≫(無料)外構相談比較ランキングを見て優良業者さんを紹介してもらう
もちろん、新築の外構もバッチリ対応しているので、新築外構の方も気軽に申し込んで下さいね。
ささっと、今、外構についての要望が頭に残っているうちに、一緒にやっておくと楽に終わります!
追伸です。
外構相談比較ランキングのページの最後に、お得なフォローアップキャンペーンについて紹介しています。
カンタンな条件を満たしていただければ、私が、「価格のチェック」&「プランの精査」をいたします。
外構の値段を下げる自信はありますし、値段を下げなかったケースはほとんどありませんので、有料級のサービスかと思います。
最後までご覧いただいた、あなたへお礼のプレゼントです。
詳細は、コチラの≫外構相談比較ランキングの下部を参照してみてください。
最後までご覧いただきまして有難うございました!