カーポートを外壁にぴったりくっつけたい人
「カーポートの見積打ち合わせに来てもらった人が、「外壁には固定できません、10cm離して設置します」って言ってた。10cmも隙間が空けば雨が吹き込んでしまうし、せっかくカーポートの屋根付けるのに、雨に濡れてしまうなんて嫌だ。どうにかなりませんか?」
←普通のカーポートは壁付けできません。が、特殊な壁付け専用カーポートがあります。
元エクステリア卸売の業者です。
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「カーポートと外壁とのスキマをなくしてほしい」
と、よく相談をいただきますが、出来ない理由があります。
カーポートはなぜ壁から離して設置しないといけないのか
さてさて、本題の良くもらう質問なのです。
という内容です。
カーポートはそもそも壁につけられる構造をしていないので、無理やりビスやコーキングなどで外壁に固定する必要があります。(メーカー設定するの規格から外れて工事をするので、保証が効かなくなってしまうこともあります)
それに加えて、ちょっと困った理由があります。
壁から離す理由は、カーポートは風で揺れるから
両足タイプのカーポートは良いのですが、片足タイプ・片支持タイプのカーポートは風のあおりを受けて揺れることがあります。
通常の風であればそんなに問題はないのですが、台風のとき・春一番など特に風が強く吹くタイミングを考えると、壁から離して設置したほうが良いことが解ります。
具体例として、強風で揺れるカーポートの動画があります。
実際に台風で風に揺れるカーポートの動画がyoutubeに公開されていますので一度見てみてください。
柱元が壁際にありますが、屋根先はもっと動きます。
だから、屋根先でも少なくとも5cm、出来れば10cm以上開けるようにしてください。
だから、カーポートは壁から離して設置しないといけない
カーポートが外壁に当たってしまうと外壁が割れたりしますよね。
傷がつくレベルだけなら良いのですが、割れ目から家の壁の中に水が入ってしまったら大変です。外壁の補修などで思わぬ補修費用が発生します。
しかも外壁の補修作業をするときにカーポートが邪魔になってしまうので、カーポートも一度解体しないといけない悪循環に陥る可能性も。。。
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解決策として、壁につけたい場合は「壁付け専用のカーポート」
通常のカーポートは固定できるような形状になってない。
なのでどうしても壁にピッタリくっつけたい場合は壁付け先方のカーポートがあるのでそちらを購入すると良いです。
現在、壁付けが可能なカーポートは
YKKAP社 レイナベーカポート
YKKAP社 エフルージュベーカポート
三協アルミ社 M.シェード
のみです。
・LIXIL社 フーゴ
・LIXIL社 ネスカ
に、「躯体付け部材前枠ふさぎ材」というオプション部材を用いて対応が可能です。
外壁と隙間なくカーポートを設置したい場合は、上記の商品名を指定して、業者さんに相談してください。
そうすれば、「壁にピッタリくっついて雨に濡れないカースペース」が手に入りますよ。
https://springbd.net/fix-to-wall-carport
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