街の協定で目隠しフェンスが付けれなくて困っている
街の協定で目隠しフェンスが付けれなくて困っている人
「外構工事のデザインや取り付ける物が、街の協定で決まっているらしい。だから防犯や美観の関係で目隠しフェンスが取り付けできなくてこまってる。透過率は50%以上じゃないとダメらしいんだけど、一般的な目隠しフェンスは透過率が50%を下回っていて到底無理そう・・・でもどうにか目隠ししたいんだけど、良い方法ないですか??」
←透過率が50%でも目隠し性が高いフェンスあります。
地区協定・美観協定でお困りの方へ
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たまに見かけるのが「美観協定」や「街づくり協定」などで外構のデザインに制限がかかっている地区。
リフォーム工事にも自治会の承認が必要なぐらい厳しいエリアもあり、普段言われていないのであれば特に気にする必要がありませんが、特にハウスメーカーさんなどがまとめて開発・コンセプトを決めて分譲しているエリアには厳しい規定があることがあります。
そういった規定があるからこそ、街並みがきれいになり、土地の価値が高まるメリットがあります。
その反面、個々の好きなデザインなどが採用できず、縛られてしまいます。
特に私のもとにも相談が多いのが「目隠しフェンスが取り付けできない」という相談です。
ちょっとコアな内容になりますが、相談に対しての私なりの回答を紹介したいと思います。
最終、こちらの内容が正解かどうかは自治会の判断になりますが、解決への手掛かりにしてもらえると幸いです。
外構に関する細かいルール事がある場合があります
「美観協定」や「街づくり協定」と言われてもピンとこない人が多いと思います。
実際どうなのか、、、公表されている事例を紹介します。
▼リビオ姫路大津 ブルームガーデンのぞみ野よりhttp://www.nozomino.com/rule/rule2.html
隣地境界の植栽
- 隣家との間は、生垣、フェンスなどを設置する。
- フェンスを使用する場合、日照や通風を採るため、透過性(透過率50%以上)の物で地盤面からの高さが1.2m以下のものとし、 隣地境界の境界ブロックの基礎は、高さ0.4m以下とする。
- 室外機器などを隠すため、総延長5m以下のフェンスパネル、スクリーンブック等を併用することは可能。
とのことです。
「フェンスを使用する場合、日照や通風を採るため、透過性(透過率50%以上)の物で地盤面からの高さが1.2m以下のもの」
フェンスは取り付けてもOKだけど、透過率50%以上が条件になるという内容です。
目隠しフェンスの透過率は「0%」
透過しては逆に困るのですが、目隠しフェンスの透過率は0%です。
なので、一般的に美観規定や街づくり協定がある地区には取り付けができない商品です。
とはいえ・・・どうしても隣家からや道路から目隠しをしたい。
そんな時に役立つのが「奥行のある縦格子のフェンス」です。
奥行きのある縦格子のフェンスが透過率50%以上で目隠し効果が得られる
フェンス自体の透過率は50%を確保しつつ、奥行きがあるため目隠し効果も期待できる商品です。
私がこういった相談をもらうときには以下の2商品を提案します。
それでだいたい通ることが多いので、おおむね了承が出ているものかと思いますよ。
少し通常のフェンスより少し値が貼りますが、どうしてもという部分のみ使うのであればべらぼうに高い金額にはならないかと思います。
F&F社 マイティウッドシリーズ「ラインスタイル」
F&F社が販売するマイティウッドシリーズ縦格子タイプです。
F&F社 マイティウッド ラインスタイル
https://www.fftokyo.com/linestyle/index.html
縦の格子で構成されたフェンスですが、格子と格子の間から斜めの目線では向こう側が見えにくく、かつ透過率は高い特殊なフェンスです。
植栽や美観ともマッチする木目調のあたたかなフェンスなのでアクセントポイント使いにもおすすめのフェンスです。
四国化成 ハイパーテーションシリーズ 7型デザイン
こちらも縦格子の厚みのあるフェンスです。
マイティウッドと同じく、斜めからの視線はほどよくカットでき、真正面からは格子の隙間分の少しだけしか見えない特殊なフェンスです。
こちらも見た目は細い縦格子なので圧迫感が軽減されているデザインです。
「美観協定」や「街づくり協定」がある地区に適用したフェンス
紹介したフェンスのほかにも美観協定や街づくり協定から指定のフェンスがあることがあります。
最終判断は、自治会の議会で審議されるかと思うのでこのブログでの決定づけることはできませんが、「美観地区でも目隠し効果の高いフェンスを取り付けできるんだ」「取り付けするための商品選びの手掛かりがつかめた」と思ってもらえると幸いです。
詳しいことを書きすぎるときりがないのですが、「こういう場合はどう?」「どうしたらいいですか?」ということがあればお問合せからご気軽にご相談ください。
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