新築ポストで失敗しないための法則がある!
新築のポスト設置に悩んでいます。意外と目立つエクステリアですし、毎日使うものなので、取り付けてから「こんなはずじゃなかった」と後悔したくないんです。使いやすく、見た目もおしゃれで満足できるポストを付けるにはどうすればいいですか?
業者さんから提案されたポストを、そのまま採用しようとしていませんか?
「プロに頼めば安心」と思われがちですが、新築のポスト設置は考えるべきポイントがけっこうあるんです。
一度失敗すると、やり直しのコストや手間がかかります。
新築ポストの失敗事例を頭に入れたうえで最適な設置をすれば、後悔を避けられますよ!
よくある失敗6つと、失敗を回避するための法則をご紹介します。
「おしゃれなポストがほしい」という方のために、ポストに強いメーカーさんのカタログ集もご用意しました。
新築のポストに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
元・エクステリア商社マンが新築ポストの失敗例を教えます
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
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絶対に、失敗・後悔してほしくないという私の思いが伝わることを願いながら、お庭づくりで悩んでいるあなたのお役に立てると嬉しいです。
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新築ポストの失敗例!対策もあわせてチェック
せっかくの新築、ポストの設置で後悔しないために、よくある失敗例をご紹介します。
失敗した人と同じ地雷を踏まないように、そしてみなさんにとっての正解を導き出せるように、対策もあわせてチェックしてください。
1. 新築ポストの「位置」で失敗
新築ポストで最も多い失敗、それは設置位置です。
帰宅してから家に入るまでの導線をよく考えなかったために、毎日確認するのが面倒な場所にポストを設置してしまう事例です。
上の画像を例に考えてみます。
車で帰宅して、本来なら駐車場の横にある玄関階段から最短ルートで家に入りたいですよね。
しかし、もし画像左側の階段のところにポストを設置してしまったら、確認のためにわざわざ歩かなければなりません。
たった数歩の差かもしれませんが、毎日のこととなるとかなり面倒に感じるはずです。
玄関までの通路の途中でチラ見して、投函物の有無をチェックできるような位置にポストを置いてください。
どういった配置にするか考える際は、以下の記事が参考になります。
≫ポストはどこに置く?外構の間取りをテーマに位置を考えよう!
最短の帰宅ルート上にポストを置けるのが「独立式」のポスト。
場所によって、ブロック門柱を作る場合は埋め込みタイプでも良いですが、壁掛けと違い、自分で場所を指定して設置できるのでオススメです。
独立式ポストには、デザイン性が高い商品がたくさんあります。
建物や外構がシンプルでも、ポストがおしゃれならぐっと雰囲気がよくなりますよ。
ここは、ちょっと予算をかけてもいいですね!
私のオススメは、ユニソンさんのスタンダードなポストです。
2. 新築ポストの「取り出し口」で失敗
新築ポストの「取り出し口」の高さをよく考えず、失敗する人も多いです。
取り出し口側の地面の高さは、アプローチや階段の影響で、投函側よりも少し高くなっていることが多いんです。
上開きのポストだと、郵便物を取り出すために腰をかがめる必要が出るかもしれません。
面倒なうえに腰痛の原因にもなるので、ポストの取り出し口は下開きタイプを推奨します。
ポストの位置が多少低くなっても、郵便物をかがまずに取り出せます!
取り出し口の高さが最終的にどうなるか、図面では把握できません。
業者さんに事前に確認してくださいね。
安心してください。濡れることはないです。
また、スペースに余裕があれば、取り出し口は縦向きではなく横向きのポストを推奨します。
縦向きは投函物が曲がって取り出しづらく、プチストレスになるからです。
ディーズガーデンさんのポストは取り出し口が横向きの商品が多く、機能的にも優秀です。
デメリットとして値段が高めです。
ですが!可愛らしいデザインがお好きな方にはとくにオススメです!
3. 新築ポストの「防犯対策」で失敗
ポストに投函される郵便物は、プライバシーの塊です。
通販で買ったものがポストに投函されることも多いので、簡単に取り出せるようなポストだと防犯面が心配ですね。
新築ポストは防犯の観点から、前から投函して後ろ側から取り出すタイプを推奨します。
一旦投函すると、取り出せないような仕様になっているものも安心です。
一流メーカーさんのポストなら、この機能が標準で付いていることが多いですよ。
防犯性が高いポストでオススメのメーカーは、ナスタさんです。
ロックがかけられたり、抜取防止機能が付いていたりと、防犯機能が充実した商品がたくさんありますよ。
4. 新築ポストの「サイズ」で失敗
ポストの見た目のおしゃれさばかり重視して、サイズのことを考えてなかった!という人が続出しています。
私は職業柄、住宅街でポストに目が行くんですが、全然荷物が入らなそうな小さなポストをよく見かけます。
「ぶっちゃけ使いづらいだろうな~」と思いながら観察してますねw
最近は手紙やチラシだけでなく、ネコポスなどの宅配物の投函も増えました。
ポストは、容量が大きいほうが絶対に便利です。
以前は「新聞2~3日分を目安に」といわれていましたが、今の時代に新聞を目安にするのはナンセンス。
これからは、宅配物を目安に「ブロック2個分(B2タイプ)」と呼ばれるものがベストです!(1Bタイプでも十分大きいです)
5. 新築ポストの「デザイン」で失敗
画像のような、真っ黒な金属製のポスト、カッコいいですよね。
でもこれを、真南や西日が当たる場所へ設置してはいけません。
冗談抜きに、ポストが熱くなりすぎて触れなくなります。
最近は、温度が上がりすぎない樹脂製のポストが多くなっていますね。
とくに南側に設置するなら、光を吸収しにくい明るい色を選ぶことを推奨します。
デザインは、完全に個人の好みによるので、ぜひたくさんカタログを見て検討してください。
庭ファンが厳選したおすすめのポストは、こちらの記事で紹介しています!
≫2023年版!新築に超おすすめポストランキング|選び方・取り付け方も徹底解説
6. 新築ポストの「取り付け方」で失敗
ポストは、残念ながらエクステリア商品の中でも最も壊れやすい商品です。
エクステリアの中で唯一、家族以外に他人も使う共有物であり、悪気がなくても乱暴に取り扱われる場合もあるからです。
なので、壊れることを前提に取り付けなければなりません。
だから建物の外壁に取り付けるのは絶対にやめてください。
10年に1回くらい、ポストを補修・交換する必要が出てくるのですが、そのたびに外壁がもろくなります。
外壁への埋め込みタイプも同じ理由でオススメしてません。
漏水リスクが怖いですし、重たいものを入れてポストが取れた…なんて最悪な事態も!
外壁掛けではなく独立ポストを採用して、スタンドを再利用しながら本体だけを交換するタイプがオススメです。
デザインで失敗しない!好みを指定できるカタログ一覧
新築ポストのデザインは、完全に好み・主観になるので「これがオススメ!」というものはありません。
自分でカタログを見て、好みを指定できるようになっていただきたいです。
どんなカタログを見ればいいかわからない人のために、一流メーカーのカタログを集めました!
- ユニソン (P.102~)
- トーシンコーポレーション (P.75~)
- ナスタ
- ディーズガーデン
- パナソニック (P.94~)
これらを見て「好みのポストが全くない…」ということはないはずです。
気になるポストが見つかったら「○○のポストが好みです。これに似たポストで提案してください!」とオーダーすればOK。
あとは、ご自宅の条件に即した最適解をプランナーさんが提案してくれます。
ポストでは減額できません。コスト重視は失敗のもと
外構工事の費用を少しでも抑えたくて、ポストで減額を試みている人がいるかもしれません。
しかし、ポストでの減額はあまり期待できないのが実情です。
施主支給などで安く仕入れたとしても、1万円安くなるかどうか…
そもそも壊れやすいエクステリアなので、コスト重視で選んだ製品は結局メンテナンス費用が高く付く可能性もあります。
ポストで減額しようとするよりも、メンテナンス性や設置方法をよく検討して、後悔のないお庭を実現して頂きたいです。
新築ポストの成功は、失敗から学ぼう!
新築ポストの失敗には、6つの要因があります。
- 「位置」で失敗
- 「取り出し口」で失敗
- 「防犯対策」で失敗
- 「サイズ」で失敗
- 「デザイン」で失敗
- 「取り付け方」で失敗
もっとも多い失敗は、設置場所を考えなかったゆえ、生活動線が悪くなることです。
デザインに凝るよりも、まずは設置場所を練りに練って使いやすいポストを目指してください。
業者さんは、みなさんの生活スタイルまではイメージできません。
どういう風にしたら使いやすいか、みなさん自身で考える必要があります。
また、ポストで外構工事費用を減額しようとするのはあまり意味がありません。
たいした減額はできないどころか、コストを重視したことによって、後から追加でお金がかかることもあるんです。
節約に本当に効果があるのは、1社だけでなく複数社のプランを比較することです。
全く同じ現場、全く同じプランでも、業者さんが違うだけで総額が大きく異なるケースは多々あります。
複数社のプランを比較して多角的に検討するほうが、ポストの値段を下げるよりずっと効果的です。
複数社からプランを提案してもらうなら、一括見積もりサイトが便利です!
優良業者だけを掲載しているので、コスパや相性がいい業者さんが必ず見つかります。
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※見積は何度でも無料です。
本当に…良い外構を手に入れる方法
外構工事は、人生でも非常に大きなお買い物です。
だからこそ、安心して外構工事をご依頼いただいてもらえるように庭ファンでは、信頼できる業者のみを厳選してご紹介するようにしました。
審査は、庭ファンがすべて自分で行い合格した優良業者とのみ提携しています。
人気の外構業者さんは、見積もり前の打ち合わせですら数ヶ月先まで埋まっていることもよくあります。
引渡日が決まっている方は、»お早めにフォームよりご依頼ください。
一生のうちに外構やエクステリアを購入することは2回・3回と経験するもではないですよね。
だからこそ、後悔してしまわないように、価格を安くするだけではなく、失敗しない外構にするためにも、依頼する会社選びは慎重になりつつ、1社ではなく複数業者に依頼を私は強くオススメしています。
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業者さん探しの手間が省けます!
それに、本来一番重要である商品の検討&プランの検討に時間を使えるようになるので、本質的に、正しく検討ができるようになりますよ。
そうすることで成功に近づき、外構で失敗する可能性が低くなります。
よく聞く話ですが、業者さん探しに億劫になってしまって、商品選びに疲れてしまって・・・結局、何をしたかったか見失ったりしませんか?
検討タイミングでも問題ありません。
「注文できるかどうか、まだわからなくて…」と言ってもらえれば大丈夫です。
懇切丁寧に相談に乗ってもらえます。
そして、何と言っても見積もりを取ることの最大のメリットは「プランの精度が高くなる」「適正価格が見つかる」ことです。
業者さんによって、エクステリア商品・工事費用に大きな差があります。
実際の訪問までの見積もりは2社ほどでも問題ないのですが、スケジュールや担当者との相性があるので、まずは相談してみるのをお勧めします。
特にカーポートやフェンスなどは価格が大きくなることが多く、5%の差でも金額にすると2万円~3万円変わってきます。
1時間~2時間の打ち合わせで、この先10年~20年使うお庭が変わるので、ここを手を抜いてしまうともったいない!
もちろん、新築の外構もバッチリ対応しているので、新築外構の方も気軽に申し込んで下さいね。
ささっと、今、外構についての要望が頭に残っているうちに、一緒にやっておくと楽に終わります!
追伸です。
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