防草シート+砂利はコスパ良い雑草対策!
庭の草むしり、しんどそうだな…。防草シートと砂利で対策できるって聞いたけど本当? コスパ良い施工方法を知りたい!
せっかくの庭に草が生い茂ってる…。
こんな状態、避けたいですよね。
真夏の炎天下、蒸し暑さに耐えながらの草むしりは、やりたくない…。
キツイだけじゃなく、熱中症の危険もあります。
雑草対策の強い味方が、防草シートです!
シートの上に砂利を敷けば、防草効果が長持ちし、しかも安いので超オススメ。
でも、砂利敷きが向かない場所もありますし、将来的に庭を別の形にしたいなら注意。
今回の記事でお伝えしたいのは、次の3つ!
- 防草シート+砂利は最安で長持ちする雑草対策
- 施工後の高額なリフォーム費には要注意
- 材料費をケチるのはDIY失敗の元
実は庭ファンは、外構工事の砂利敷きをあまりおすすめしていません。
その理由も詳しく解説しますので、ぜひ最後までお読みください!
元エクステリアの商社マンが防草シートで雑草対策します
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
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※1
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防草シートは草刈り回避!雑草対策の必須アイテム
防草シートは雑草対策には欠かせないアイテムです。
庭ファンが思う防草対策とは…
- しっかり防草できる(当たり前!
- 対策にかかるコストが安いこと
- メンテナンスが少なく、耐用年数が長い
- 見た目も良い、美しい
この4要素が必要だと思ってます。
防草シートは、地面に敷くだけで雑草の成長を抑え、除草の手間を減らしてくれます。
「1.しっかり防草できること」は公共工事でもお墨付きです
防草シート+砂利敷きの施工費は1平米あたり2,500~3,500円くらい。
土間コンクリートにするとこの4~5倍はかかるため、初期費用を抑えて雑草対策をしたい方に最適です。
「2.対策にかかるコストが安いこと」というのもバッチリです。
シートは透水性もあるので水たまりの心配もありません。
砂利にかかる費用は、2トントラックをいっぱいにしても5,000円ほど。
運搬費(トラック+人件費)込みでも4万〜5万円くらいです。
さらに、砂利だけでは地面が沈み込む可能性がありますが、防草シートを敷けば安定性がアップします。
一度敷けば、定期的な除草剤散布も不要になり、維持がグッと楽になります。
ちゃんとした防草シートを選び、正しい施工を行え10年以上は防草してくれます。
庭ファンがおすすめする防草シートはこちらの記事で紹介してます。
≫2024年最新版!おすすめ防草シート人気ランキングTOP5&選び方ガイド
土間コンクリートに比べると耐用年数の点では劣りますが、
「3.メンテナンスが少なく、耐用年数が長い」という点も満たした防草対策です。
ただし、砂利は重たいので施工は体力勝負。炎天下で作業する場合は水分補給や帽子の着用など、熱中症対策も忘れずに!
問題は、「4.見た目も良い、美しい」コレだけですね。
どうしても砂利を敷くことで美しさにおいては弱点があります。
その分、コストメリットがあるのでご自身の感覚で見ていただいて天秤にかけて選択いただきたいなと思います。
ではでは、改めて、防草シートに砂利を敷くメリット/デメリットを解説したいと思います。
防草シートに砂利を敷くメリット
雑草対策に欠かせない防草シート。その上に砂利を敷くと、効果がさらにアップします。
シートの劣化を防げる
いくら高耐久の防草シートは紫外線にさらされると劣化して破れやすくなります。
でも上に砂利を敷けば、直射日光をバッチリさえぎってくれるんです。
耐久性大幅アップで、張り替えの必要性が激減します。
防草シートのめくれを予防できる
防草シートは専用のピンで固定するのが鉄則です。
いくら固定しても、端っこはめくれちゃうことがあります。
長い間使っていると、風に吹かれたり人が歩いたりすることで浮いてきてしまうんです。
めくれを放置すると、草が生えるすき間を与えてしまいます。
そこで上から砂利で押さえつけておけば、雑草が生えるスキを与えません!
化粧砂利を使うと見た目もバッチリ
防草シートは、むき出しだと黒っぽく、無機質な印象になるのが残念なポイントです。
濃い緑や濃い茶色のシートもありますが…庭全体が殺風景になってしまいます。
でも砂利を敷けば庭の雰囲気を一変させることも可能!
砂利にはさまざまな色やサイズがあり、ナチュラルな雰囲気からモダンなデザインまで自由に演出できます。
白や赤、緑やピンクなど、お好みの化粧砂利を使えば、雑草対策をしつつ見た目も美しく仕上がるのでおすすめです。
防犯効果も期待できる
防草シートの上に砂利を敷くことで、防犯効果も期待できます。
砂利の上を歩くと「ジャリジャリ」と音が鳴り、不審者も避けたくなるはずです。
大きく音が鳴る防犯砂利を選べば、効果はさらにアップします!
施工後は基本放置でOK!
防草シート+砂利敷きの施工後は、基本的にメンテナンス不要です。
ただし、防草シートが高い効果を発揮しても、雑草は砂利の層からも生えます。
生えてきたら、若いうちに抜いてください。放置すると根を張り、広がってしまう可能性があります。
防草シートに砂利を敷くデメリット
防草シート+砂利には多くのメリットがありますが、デメリットも無視できません。
撤去時の手間やコスト、石の飛散、歩きにくさなど、注意すべき点がいくつかあります。
撤去費が高く、リフォームしにくい
防草シートに砂利を敷く最大のデメリットは、撤去時の高額なコストです。
敷くときの施工費は平米あたり2,500〜3,500円程度と安価ですね。
でも撤去するとなると7,000〜8,000円もかかります。なんと倍以上!
砂利は重たくて、大量に運び出すには人手もトラックも必要だからです。
将来的に人工芝や土間コンなどにしたいなら、砂利は敷かないことをおすすめします。
石が飛び散って面倒
石が飛散するのも、砂利敷きのデメリットです。
車で乗り入れたり、人が歩いたりするたびに砂利が押し出され、周囲に飛び散ります。
道路に出た砂利を拾うのは面倒だし、危険です。
砂ボコリも完全には防げません。
週1回以上使うスペースに砂利を敷くのは、避けることをおすすめします。
歩きにくく通路に不向き
砂利敷きは、歩きにくくなるのもデメリットです。
足元が不安定になるので、通路として使う場所には向いていません。
自転車やベビーカーには特に相性が悪いです。
タイヤが埋まって進めなくなり、転倒リスクも高まります。
頻繁に歩く場所や、移動のしやすさを重視する場合は、土間コンを検討するのが無難です。
掃除しにくい
砂利敷きの欠点には、掃除のしにくさもあります。
落ち葉やゴミがあっても、ほうきでサッと掃けませんからね。
風で飛ばされてきた落ち葉やゴミは砂利に絡まりやすい。かといって放置すると見た目が悪い…。
手作業で取り除く必要があり、腰にも負担がかかります。
砂利の層から雑草が生える
防草シートを敷いても、砂利の層から雑草が生えてきます。
風で飛んできた種が砂利の隙間に入り込み、成長してしまうんです。
手で抜くのは簡単ですが、見た目はよろしくないですね。
何度も同じ場所から雑草が生える場合は、シートに穴が空いているのかも。
防草シート用のテープで補修が必要です。
防草シートと砂利選びで失敗しないためのポイント
防草シートと砂利は、耐久性や見た目、用途をよ〜く考えて選んでください。
シートをケチると防草効果が弱まります。砂利はサイズや色で印象がガラッと変わります。
最適な選び方を詳しく解説しますね。
防草シートは密度が重要!圧倒的おすすめは「ザバーン」
防草シート選びで最も重要なのは密度です。
密度が高いほど防草効果が大きく、耐久性もアップします。
その分、価格も上がるので買うのをためらうかもしれませんが、次のようなシートは避けるのが無難です。
- 安価なノーブランド品
- メーカー名・商品名が不明
- 実績が公表されていない
せっかく手間ひまかけて雑草対策をするのに、草が次々生えてきては意味がありません。
信頼できる商品を買うことをおすすめします。
防草シートの鉄板は、化学繊維技術で有名な米デュポン社製の「ザバーン」です。
ザバーンには136G・240G・350Gの3つのグレードがあり、最も強度が高いのがザバーン350G。砂利なしでも10〜15年の耐久性を誇ります。
しっかりとした雑草対策をしたいなら、ザバーン一択です。
240Gを在庫で持ってるので、とりあえず砂利下でも240Gを使いますね。
おすすめの防草シートを紹介した記事もありますのでぜひ参考にしてください!
≫2024年最新版!おすすめ防草シート人気ランキングTOP5&選び方ガイド
砂利は実際に目で見て、確認すべし!
砂利には色や形、大きさなど、いろ~んな種類があり、庭の雰囲気がけっこう変わります。
好みや使いみちに合う砂利を選ぶためにも、買う前に現物や商品写真を確認してください。
見た目を重視するなら丸みのある「化粧砂利」、駐車場には岩石を砕いて角張っている「砕石」がおすすめです。
ちなみに、地域によって採れる砕石の色に特徴があるのをご存じでしょうか。
奈良産は白く美しいものが多く、和歌山産は褐色系の色味が特徴です。
用途やデザインに合わせて、最適な砂利を選んでください!
防草シート+砂利の施工手順
防草シートと砂利を敷く作業はDIYでも十分可能です。
ただし、適切な手順で施工しないと期待する効果が得られません。
雑草の成長をしっかり抑え、長持ちさせるための正しい手順を解説します。
手順1: 道具をそろえる
防草シートと砂利敷きをスムーズに進めるための必要な道具は次のとおりです。
- カマや除草剤:雑草を取り除く
- スコップやレーキ:地面の凹凸をならす
- 板きれやプレートダンパー:地面をしっかり固める
- ハサミまたはカッター:防草シートを適切なサイズにカットする
- 固定用ピン:防草シートを地面に固定する
- ピン打ち用の金づち:防草シートを地面に固定するピンを打つ
- 固定用テープ:防草シートのつなぎ目を固定する
防草シートを固定するピンの長さは、通常15cmが適しています。
ただし、斜面や柔らかい地面では、しっかり固定するために20cm以上のピンを選んでください。
手順2: 雑草を抜く
道具をそろえたら、雑草を取り除きます。
根まで枯らせる除草剤を使うのが効果的です。
手作業では、根っこからしっかり抜くことを意識してください。
根が残っていると、シートのすき間から草が生えてくる原因になります。
小石やゴミも取り除いて可能な限り地面を平らにしておくと、続く整地・転圧の作業がスムーズです。
手順3: 整地・転圧する
防草シートの効果を長持ちさせるには、整地と転圧がとても重要です。
手を抜くと施工後に地面が沈んでボコボコになり、防草シートのピンが抜けやすくなります。
まずはスコップやレーキで地面の凹凸を整え、続いて転圧作業です。
板切れを地面に置き、体重をかけて踏み固める方法もありますが、しっかり圧をかけるならプレートダンパーをレンタルするのがおすすめです。
ホームセンターで借りても1日あたり2,500~4,000円くらい。
20平米ぐらいの場合は絶対合ったほうがいいです。作業が早く、キレイに仕上がりが違います。
エンジンの掛け方などは、レンタル時に教えてもらえるので動画を撮っておけば、覚えなくても家で問題なく再現でき、スムーズに使えます。
広い範囲を均一に転圧したい場合に活用すると作業がラクになりますよ。
手順4: 防草シートを敷く
防草シートを敷く際は、すき間を作らないようにします。
固定するピンは指定の間隔にしてください。
注意点は壁際です。壁ギリギリでシートの端をカットすると、すき間から雑草が生える可能性があります。
シートを並べる場合は10cm以上重ねることで、つなぎ目から雑草が生えるのを防ぎます。
重ねた部分は専用テープで固定するのを忘れずに!
ズレや隙間ができないようにするのが、雑草対策のコツです。
手順5: 砂利を敷く
防草シートを敷いたら、上から砂利を均等に敷き詰めます。
砂利の層の厚さは、
- 人が歩く部分:4~5cm
- 駐車場:10cm
が目安です。
1平米あたり約60~100kgの砂利が必要になります。
砂利を敷いたらレーキで均一にならし、見た目を整えてください。
ちなみに敷きならしを業者に依頼すると、平米あたり2,000円程度の追加費用がかかります。
防草シート+砂利のDIYで材料費はケチらないで
防草シートは多くのメーカーが販売しており、安く買える商品がたくさんあります。
でも、雑草対策の場合、材料費をケチると失敗する原因になります。
密度が小さく、耐久性の低いシートを使ってしまうと、防草効果が弱くなって草ボーボー状態になることもあるからです。
シートを固定するテープもとても大切です。
つなぎ目が浮くと雑草が生える原因になるため、専用テープでしっかり固定します。
雑草対策で成功するコツは、質の良い材料を選ぶことです。
防草シート+砂利以外のおすすめは土間コン
防草シート+砂利敷き以外で最も確実な雑草対策はズバリ、土間コンクリートです。
土間コンなら雑草が一切生えず、掃除も簡単で耐久性も抜群!
30年以上長持ちし、一度施工すればほぼメンテナンスは不要です。
土間コンの上に人工芝を敷けば、雑草のない歩きやすい庭ができあがります。
ただし、施工費は高めです。平米あたり12,000〜13,000円と、防草シート+砂利敷きの4倍以上します。
コスパ重視なら人工芝や天然芝も選択肢になります。
雑草対策をまとめた記事もありますので参考にしてください。
≫もう限界!庭の雑草を根絶やししてやる!これ見れば安心、おすすめ雑草対策9選
このほか、新素材のコンクリート「オワコン」も選択肢に入ります。
安く、透水性があり、タイヤ痕が目立ちにくいのもメリットです。
オワコンの詳しい解説はこちらにあります。
≫新素材コンクリート「オワコン」が安くて優秀!進化コンクリートを知らずに発注しないで
雑草対策なら「防草シートのみ」もアリ
防草シート+砂利敷きは、雑草対策として非常に効果が期待できます。
施工費が安い上に、防草シートの劣化やめくれを砂利が防いでくれるからです。
ただし、砂利の撤去には高額な費用がかかります。
将来的にコンクリートや人工芝にするなら、最初は防草シートのみで様子見するのもアリ。
土間コンや人工芝なども含めて雑草対策を検討するなら、敷地の形状や好みに合わせた選択も重要になります。
失敗すると後戻りは難しいので、複数の業者から見積もりを取り、最適な方法をよ~く選んでください!
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