2018年に大阪府北部地震で小学校のブロック塀が倒壊したことを受け、ブロック塀の取り換え工事などが盛んになりました。
明日で一年になりますね。
外構業界としても激動の時代でした
ブロック塀が危険なものとレッテルを貼られるようになりましたhttps://t.co/ia0tVQm8MF
全てのブロック塀が危険なわけじゃなくて、強度不足のブロック塀が危険なんです#ブロック塀
— 庭ファン@チャンネル登録者数1.9万人/外構・エクステリア系YouTuber (@spring_bd) June 17, 2019
ブロック塀が危険なのではなく、強度不足のブロック塀が危険なんだということを知ってほしい。
- 耐風圧性能
- 防音性能
- 耐火性能
- 目隠し性能
優れている点もたくさん。
この記事ではこれらを理解してほしいので、図解で解説します。
- ブロック塀の法定高さ
- ブロック塀が危険だと言われる理由
- ブロック塀の良さ
このページのもくじ
ブロックなどのエクステリア資材を卸し売りしています

はじめまして、庭ファン(@niwafan1128)と申します。
元・外構エクステリア商社の営業マン。日本全国のありとあらゆる外構・エクステリア商品を集め、プロの業者向けに販売している年商100億を超える会社の商社マンでした。
その後、2020年2月よりYouTubeでも情報配信しており、139万回以上再生されている動画もあり、トータルの再生数は850万回を超え、チャンネル登録者数は4.2万人超になりました。
このページでは、お得にお庭づくりをするための外構・エクステリア商品情報やコストカットの秘訣などを、無料で配信しています。
また、外構プランや商品選定のノウハウを惜しみなく詰め込んだ、書籍も出版しました。
外構・エクステリアは、建物の次に高額な買い物です。
絶対に、失敗・後悔してほしくないという私の思いが伝わることを願いながら、お庭づくりで悩んでいるあなたのお役に立てると嬉しいです。
より私の詳しい経歴・自己紹介については≫わたしのプロフィールをご参照ください。
ブロックのとても良いところもニュースでは、悪者として上書きされてしまっているので、名誉挽回のためにもこうやって情報発信しています。
ブロック塀には法定の高さ制限がある

ブロック塀は、好きに積んで良いものではなくて建築基準法で指定されています。
図解はこちら。

さらにわかりやすくした図解が国土交通省からでていますので、こちらを使って説明します。

出典:建築物の塀(ブロック塀や組積造の塀)の安全点検等について(国土交通省)
チェックポイントは6つ。
- 塀は高すぎないか
- 塀の厚さは十分か
- 控え壁はあるか(堀の高さが1.2m超の場合)
- 基礎があるか
- 塀は健全か
- 塀に鉄筋は入っているか
塀は高すぎないか
塀は地盤から2.2m以下。
塀は道路側もしくは相手の敷地側と、自分の敷地側の2つの地盤があります。
地盤と言うのは、いずれか低い方のことを指します。
塀の厚さは十分か
ブロックの厚みのことです。
ブロックの厚みはだいたい10cm以上。
塀の高さが2m以上2.2m以下の場合、厚みは15cm以上のブロックを使用しなければなりません。
控え壁はあるか(堀の高さが1.2m超の場合)
塀の高さが1.2mを超える場合(ブロック段数7段以上)、塀の長さの3.5mごとに控え壁を設置。
ブロック塀の強度を出すためです。
1.2mを超えない場合(ブロック段数6段以下)、控え壁は必要ありません。
基礎があるか
コンクリートをただ土の上に置いただけではいけません。
きちんと基礎があることもチェックポイント。
塀は健全か
塀は水平、垂直に立てるものです。
- 傾いている
- ヒビがある
これらは倒壊の恐れがあり、大変危険です。
家の周りにもまだまだたくさん有りました🍀
✅すかしブロックが入ったコンクリートブロック塀は「黄色信号」😅
✅現行の建築基準法では、強度面はNG
✅ぐらつき・傾きがあれば早急に取り換えを
✅まだ今は大丈夫そうでも、リフォームは最優先事項です#ブロック塀#ブロック#大阪北部地震 pic.twitter.com/ANQ0q1esXp
— 庭ファン@チャンネル登録者数1.9万人/外構・エクステリア系YouTuber (@spring_bd) June 22, 2019
塀に鉄筋は入っているか
外観からはわかりにくいですが…。
下地チェッカーという配筋チェックをする機械を使って検知することができます。
なぜブロック塀は細かく制限されているのか

理由は、重量物なので倒壊時に非常に危険だからです。
地震による倒壊は社会問題化されました。
ブロック1個の重量はこちら。

シャモティという一般的なブロックです。

こんな感じのよく見るブロックだと思います。
1個当たり13~15kg。

高さ1800mmの場合、2m当たりの重量は630~800kg。
高さ2000mmの場合、2m当たりの重量は700~900kg。
最近ではブロック塀を、軽量のアルミフェンスに替える工事も盛んです。

同じ目隠し性能を持ったものを目隠しフェンスに変更するだけで、重量が1/15~1/20程度まで軽量化できます。
これはものすごいことです。
この業界でも、フェンスの売り上げは大幅に伸びています。
各自治体ではブロック塀からアルミフェンスに変更する工事に補助金を出していることも。
全額負担での工事はなかなか厳しいですが、補助金で工事ができると助かりますね!
ブロック塀は耐風圧強度Vo46m/s以上を誇る
毛嫌い、危険物扱いを受けるブロック塀。
ブロック塀の耐風圧強度試験結果などは公表されていません。

ですが、耐風圧強度はVo46m/s以上あると推測できます。
その根拠は4つ。
- 算出する方法並びにV0及び風力係数を定められている
- 必要風圧は、沖縄県のVo46m/sが最高値
- ブロック塀の施工方法は建築基準法で定められている
- 建築基準法で定められた施工方法を採用
そうすれば、建築基準法で求めらられる強度は有しているはず。
▼私が考える算出根拠はコチラ(わからない人は飛ばしてね!
平成12年5月31日建設省告示第1454号
建築基準法施行令(昭和25年政令第338号)第87条第2項及び第4項の規定に基づき、Eの数値を算出する方法並びにV0及び風力係数を定める。
出典:国立研究開発法人 建築研究所より
↓
各地域に必要とされる耐風圧強度が個別に記載されており最も耐風圧強度が必要とされるのは、沖縄県のVo46m/sが最高値。
↓
ブロック塀の施工方法は建築基準法で定められている(前述
↓
「建築基準法で有すべき強度」・「建築基準法で定められている風圧計算の要件」の両者を満たしブロック塀は「耐風圧強度Vo46m/s以上を誇る」と考える
この風圧強度を誇る商品は現在市販はされていません。
正しく施工したブロック塀は最強である

結論、正しく施工したブロック塀は最強です。
またブロック塀か。。。
正しく施工すれば、コンクリートブロック塀は
✅耐風圧性能
✅防音性能
✅耐火性能
✅目隠し性能全てを満たした神レベル
それでいて一個100円という超安価で実現できる最強の素材
正しく施工される世の中にするため、今日も情報発信します
— 庭ファン@チャンネル登録者数1.9万人/外構・エクステリア系YouTuber (@spring_bd) October 19, 2019
こちらの記事でも解説しています。

ブロック塀の法定高さ制限について、図解で解説します!まとめ
ブロック塀を毛嫌いする方もいますが、きちんと施工されていることが証明できると強固なものになります。
DIYで工事しようと考えている方は、今一度、鉄筋の入れ方や施工方法を確認しましょう!
フェンス用のブロックには10cmブロックは強度上使えません
10cmならフェンスつけられない
取り壊して新設するか、高尺のフェンスをつける
もしそんな指摘しない業者さんなら変更の検討を
金具を使ってラティスとか・・・怖すぎhttps://t.co/04WTAMtmbZ#ラティス #フェンス #庭 #ブロック #塀
— 庭ファン@チャンネル登録者数1.9万人/外構・エクステリア系YouTuber (@spring_bd) December 13, 2019
通学路に面している部分や、近所の方から声かけがあった場合は世間体を考えて、ブロック工事を解体しないといけない、工事しないといけないプレッシャーがあるかもしれません。
できるだけ予算を掛けずに、ブロック工事をする場合は、そういったエクステリア・外構工事が得意な業者さんに相談をお勧めします。
タダで効率的に、見積もり金額を下げるテクニック

外構・エクステリア商品は人生でも購入することも、普段意識することもないので、急に言われても相場価格・費用感がわからないですよね。
そんなあなたに最強のテクニックをご紹介します。(乱用厳禁です。)
実は、テクニックは簡単です。
≫ほしい商品/したい工事が決まっている場合
「「○○(商品名)は何%OFFで購入できますか?」」
「「○○(工事名)の過去実績はありますか?」」
≫ほしい商品/したい工事が決まってない場合
「「○○(カーポートなど)で一番安くできる商品は、いくらぐらいで、何%OFFですか?」」
「「○○(工事個所・手法など)の普段対応されていますか?」」
と、業者さんに問い合わせてください。
この質問が≪最も効率的に、最安値に近づける最適解≫と思っています。
いやらしい話、メーカーさんから出荷された商品はどこで買っても品質は同じです。
ですが、不思議と業者さんによって、同じ商品でも50%OFFの業者さんと55%OFFの業者さんが存在します。
そして、工事内容については、外構と一口に言っても、土間工事が得意・ブロック積みが得意・タイルが得意などなど、外構業者さんの中でも得意・不得意が分かれています。
ワリと、複雑な業界構造・商慣習があり、このような状態になっています。
意外と複雑なんです。外構って。。。
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そうすることで成功に近づき、リフォームで失敗する可能性が低くなります。
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事前に要望を出すことで、その不安は解消できますね。
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業者さんによって、エクステリア商品・工事費用に大きな差があります。
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最後までご覧いただきまして有難うございました!
お引越し後や家を建てていている途中に検討することの多い外構工事・エクステリアについて一番の悩みは、
- 納得の行くプランと最適な設置方法の提案
- 高い工事品質と施工後の安全性
- 予算内に費用を抑える、工夫と商品選び
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