カーポートの設置を検討している人
「カーポートもいっぱい種類があって、何を比べたらいいかわからないなぁ。とりあえず、2台車があるから2台分。サイズはできれば雨が当たらないようにっと。。。そうなると他何に気を付けてカーポートを設置すればいいのかな?まぁまぁ金額の高い買い物になるので、検討すべき設置ポイントがあれば押してください。」
→カーポートの設置時に気を付けたいポイントを4つ紹介します。
このページのもくじ
私は、エクステリア専門店に商品を卸す商社マンです

「この記事に出会えてよかった、価格交渉ができました」「注文する前に確認すべきポイントがわかって助かった」という声を頂いています。事前に知識を仕入れておくとコスト削減にもつながり失敗も少なくなりますよ!



いわば、プロのプロと自負しており、商品提案や対応力には自信があります。
普段は商品を卸すのがメインですが、繁忙期には現場での採寸・打ち合わせを実施することも多々あります。
カーポートの設置について「カーポートを設置に何に気を付ければいいの?」という漠然とした質問をいただくので、最低限必要事項を4つのポイントにまとめました。
将来まで見据えて、カーポートの設置台数とサイズを決める

「いま」ではなくて将来を見据えて考える。
お子様が大きくなれば、大きな車に買い換えるかもしれません。
成人すれば車をもち必要駐車台数が増えるかもしれません。
しかし、結婚後には家を出てまた減ってしまったりライフサイクルに応じて必要な車台数も変わります。
また、お子さんがいる場合には自転車やバイクの駐輪スペースも必要になりますよね。
将来起こり得る変化をある程度見込んで、大きめのカーポートを選ぶことをおすすめします。
カーポートの設置にはサイズ選びが重要ポイント

カーポートでまず最初に検討するのは駐車台数ですよね。
一般的に「1台用カーポート」は幅240cm~300cmのもので、奥行きが5m~5.7mぐらいのサイズを指します。
次に「2台用カーポート」の場合、幅は3.6m~6mぐらいになります。
2台用と書いてありますが、4.5m未満のサイズは2台横並び駐車は物理的に難しいので車の大きさに合わせたカーポートを設置してみましょう。
1種類のカーポートでも異なるサイズが2~3パターン用意されているものですので、車の大きさに合わせて選ぶのが吉です。
設置するカーポートのサイズは余裕をもって
カーポートの設置を検討するうえで、乗り降りのスペースも考慮して余裕のある大き目のサイズを選ぶことがポイントです。
奥行(道路に向けって垂直方向)は、ハッチへの荷物の出し入れや開閉スペースも考慮しましょう。
横幅方向の幅は、ドアの開閉や人の通路も、自転車を押す場合はその広さも計算に入れておく必要があります。
設置すると変更できないカーポートの柱高さ・サイズ

カーポートの設置後は柱の高さ・サイズ変更はできません。
当たり前なのですが、カーポートなどの商品は設置後サイズ変更ができません。
アウトドアやスキーなどを趣味にしている場合、車の屋根の上にカーキャリアを設置したいと思ったことはありませんか?
または、大きく背の高いRV車への買い替えを検討している場合は、カーポートにもある程度背の高さが必要になってきます。
カーポートの屋根が低い理由で車をカスタムできないこともあるので、要検討です。
一般的なカーポートの柱高さは3種類
一般的なカーポートの柱は3種類に分かれていることが多いです。
標準柱:1.8m~2.2mぐらいの高さ

最新のカーポートはひと昔に比べ高く設計されている傾向にあり、あまり意識しなくても高めの設定になっていることがあります。設置工事のタイミングで柱をカットして、短く加工もできますよ。
ロング柱:2.2m~2.5mぐらいの高さ

良く選ばれているタイプの柱で、メーカーさんによってはハイルーフタイプや延高タイプなどと呼んだりしています。
圧迫感を防ぐことができ、将来の車の買い替え・来客に備え人気の高さです。標準柱ともそこまで価格も変わらずに対応が可能なタイプです。跳ね上げゲートなどを合わせて設置する場合はゲートとカーポートが干渉しないようにこちらのタイプを採用することが多いです。
ハイロング柱:2.8m~3.0mぐらいの高さ

圧倒的な高さを感じる高さです。バンタイプやハイルーフタイプの車や屋根にキャリングケースを載せている場合は、このタイプの柱にするなどの検討もしておくと良いですね。
しかし、柱が高くなる分、風・雨の吹き込みがありますので、意図なくこの28柱・ハイロング柱にする必要はないと私は思います。
大は小を兼ねる「+α」のサイズのカーポートを設置も便利
「奥行方向に延長」もしくは「間口方向に延長」の長さのカーポートを選べば、バイク・自転車を一緒に駐輪・駐車スペースとして活用できます。


さらに、駐輪スペースというだけでなく、作業スペース、物置スペースにも活用できますね。
1台用+αで、玄関アプローチに張り出すように設置すれば、車から玄関まで雨に濡れずに済むようカーポートを設置することもできます。
玄関前に設置する場合は延長タイプも候補として、知っておくと良いです。
業者さんも提案をしてくれますが、過信するのは良くないと思います。
カーポートの設置はプロに相談が必要です
ざっくりとカーポートの設置について4ポイントをご紹介しました。
人生の中でも、エクステリアについてはあまり購入する頻度が高くないので、わからないことがたくさんあります。
ぜひ、複数社に見積もりを取って頂き、カーポートの強度や保証の有無、アフターフォローの内容含めてを比較検討して頂くと必要があると思います。
そうすることで、外構やお庭工事を得意とする専門の業者からのアドバイスやアイデアがもらえるので、失敗するリスクも軽減できます。
あまりそういった業者さん複数社知らないという場合には、下記のリンクのようなインターネットで業者さんを紹介いただける地元の優良業者さんを紹介いただけるサービスもありますよ。
業者さんによっておすすめする内容が異なるかもしれませんが、提案内容に正解はありません。
私は、損をしないエクステリア見積もりを取るためにも、複数の専門業者さんにアドバイスを受けることをお勧めします。
「この記事に出会えてよかった、価格交渉ができました」「注文する前に確認すべきポイントがわかって助かった」という声を頂いています。事前に知識を仕入れておくとコスト削減にもつながり失敗も少なくなりますよ!



お引越し後や家を建てていている途中に検討することの多い外構工事・エクステリアについて一番の悩みは、
- 納得の行くプランと最適な設置方法の提案
- 高い工事品質と施工後の安全性
- 予算内に費用を抑える、工夫と商品選び
ではないでしょうか?
外構やエクステリアの予算配分で悩んでいる方へ「相見積もり」を活用することで大きく見積金額ダウンも期待できます。プラン比較も相見積もりは非常に有利ですよ。

さらに、タウンライフリフォームに相談すれば1社だけでなく、なんと相見積もり先の優良企業さんまで紹介してもらえます。(しかも外構業者さんには内緒で)
もう一つ特筆したいポイントとして、タウンライフリフォームは事前に紹介してもらう業者さんを指定できます。
今から業者探しをしている方は、一石二鳥の無料サービスですので利用しない手はないですね。