カーポートには柱がある。絶対に。
カーポートには屋根を支える構造上、絶対に柱があります。
これがまた邪魔なんですよね、屋根ができて雨や日差しを遮れる代わりに柱が立ちます。トレードオフですよ。
さてさて、カーポートを建てるときにどちら側に柱をもってきますか?
両足タイプであれば、選択肢はありませんが、片流れタイプのカーポートは左側に柱を持ってくることも右側に柱を持ってくることもできます。
悩む場合があるかと思います。
誰も教えてくれませんが、カーポートの柱の方向にはセオリーがあります。
このブログではカーポートとうまく付き合うコツとどうしても柱を移動させたい時の解決方法まで、さらにカーポートの設置工事の相談先まで伝授します!
片流れのカーポートの柱は、左右どちらか選べます
選べるんですけども、実際どちらが正解なのか難しいところです。
具体的に片流れタイプのカーポートについてお話いたします。
私がよく言う優先順位としては
「まず駐車する時の邪魔にならない場所に柱を持ってくること」
です。
経験上、明らかに台風の破損で取り替える方よりも車を当ててしまって取り替える方の方が多いです。
使い勝手の良い場所の確認は、私の場合、現場調査に立ち会ったときに、カーポートの柱が立つ場所に立たせていただいて、実際に車の出し入れをやってもらうことです。
次の仕事の時間があるときにしかできないですが、柱役としてお客様に実感してもらうのが、一番早いです。(まさに人柱!。。。どうでもいいですね。
どっちでもいい場合、カーポートの柱は境界側に
敷地の境界と建物の間に駐車場があるパターンは、柱を境界側に立てて置くのがベストです。(こちらの方が出し入れもしやすいです)
上記の理由は2つあります。
- 1.雨風から車をしっかり守ることができる。
- 2.強風の吹き上げに対して、影響を受けにくい。
です。
家屋側に屋根先があると、柱側である境界側が下がるので雨の吹込みをより多く防ぐことができます。
また、よくあるケースなのですが、建物に近い場所には汚水管・雨水管やガス管などの配管が埋設されていることがあります。
掘ってみないとわからないのですが、埋設物と当たってしまうリスクをできるだけ回避できる方法にもなりますので、この設置方法がセオリーです。
えーそれじゃぁ隙間ができて雨が入っちゃう
安心してください。
家屋側に隙間があっても、屋根幅があるので雨の入り込みは意外と少ないんですよ。
一般的な住宅は外壁の汚れを防止するために外壁から屋根が30cmぐらい飛び出していることが多いです。だから、家の屋根とカーポートの屋根でそのスキマからの雨の侵入は意外と少ないんです。
どうしても、イヤ!という人は、カーポートを外壁に固定できるタイプもありますので、壁付けタイプもおすすめです。
一般的な戸建ての屋根は外壁から約30cm~60cmほど屋根が飛び出しているので、多少カーポートと外壁の間に隙間があっても雨の吹込みは少なくなります。
https://springbd.net/fix-to-wall-carport
カーポートの柱はどっちに立てても同じ料金
カーポートの柱は右側でも左側でもどっちに立てても、作業量・商品には変更がないので同じ料金です。
特に干渉するものがなければ、工事当時に「じゃぁ、こっちで!」という選択してもらうことも可能です。
ですが、干渉してしまうものや雨樋の位置など付帯工事が変わることがあるので現場調査のタイミングで相談・決めていただけるとスムーズです。
柱が左右にない、後ろ側にある特殊なカーポート
今回は、片流れのカーポートの話でしたが、柱が左右にも前面にもない後方支柱タイプのカーポートもあります。
角地などで車の出し入れが難しい、柱が邪魔になる場合は、後方支柱タイプのカーポートもおススメです。なんといっても圧倒的な開放感がチョー気持ちい。
お値段はそれなりにします。
1台用のカーポートと2台用のカーポートのまとめた記事がありますので、せっかくこの記事を読んだので、柱位置を見ながら検討してももらえるといいんじゃないかなと思います。
https://springbd.net/carportprice-for2
柱位置の移動・回避方法についてはこちらのブログでも紹介しています。
おおよそ設置法と商品が決まれば次は業者さん探しです
おおよそ設置法と商品が決まれば次は業者さん探しですね。
ネットなどで調べたりするもの良いのですが、実際に敷地を見てもらってプロのアドバイスを聞いて商品を決めていくのが良い方法だと思います。
エクステリアの専門業者さん選びのコツ・失敗しない方法は下記のブログで詳しく紹介してますので、ぜひ失敗しないため・安く・正しく設置するために一読下さい。