玄関前にカーポートを設置しないといけない人
「敷地の関係で玄関前にカーポートを設置しないといけない。でも、屋根ができると邪魔じゃないかな?回避方法があればよいのだけど、、、雨除けに便利なので、カーポートはほしい。カーポートを玄関前に設置する場合の注意点があれば、教えてください。」
←注意事項として、玄関ドアを開いた時に当たらないように配置してくださいね。
このページでは、
- 玄関前にカーポートを置くメリット&デメリット
- 玄関前に設置するときのカーポート商品選定のポイント
- 玄関とカーポートの関係で注意しないといけないポイント
が、わかります。
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今日は「玄関前に設置するカーポート」についてお話ししたいと思います。
警告と言ったような強い言葉を使用してますが。。。取り返しがつかないことなので念押しでご紹介します。
自分の家に最適なカーポートを探しているという方は
それぞれの記事を見てもらえると、日本で市販されているカーポートの95%をご理解いただけるラインナップになってます!
あわせてご覧くださいませ!
では、本題です!!
玄関前にカーポートがあると雨の日に便利
玄関前にカーポートがあると、特に雨の日に便利です。
傘を差しながら家の鍵を探さなくて良いですからね。
さらに、屋根があるとその濡れた傘をそのまま家に入れなくて済むので非常に便利です。
マンションの場合はエントランスやアルコーブ部分がありますので、濡れた傘をそのまま家の玄関に持ち入るってことはないです。
ですが、一般戸建住宅の場合は雨除け屋根のスペースがマンションに比べて狭く、濡れた荷物をそのまま持ってく入るということもありますよね。
結果的に雨水を持ち帰ることになってしまい、玄関のジメジメの原因になってしまいます。
玄関前のカーポートは、家の目隠しにもなる
敷地状態や隣の家の窓の場所にもよりますが玄関前のカーポートは目隠しとしての活用方法も可能です。
通常、住宅の設計段階で道路からの目線は外して設計することが多いのです。
ですが、隣の家からの視線(特に2階から)についてはなかなか考慮できてないことがあります。
カーポートには不透明な目隠し屋根材がありますので、そちらを利用するとカーポートが玄関の目隠しにもなります。
玄関前カーポートの問題は「圧迫感」と「暗さ」
さて、一番問題になるポイントですね。
カーポートを玄関前に設置してしまうとどうしても圧迫感や暗さが出てきてしまいます。
屋根を設置する以上、多少の圧迫感や日陰ができてしまうことは致し方ないのです。
解決は、
- カーポートの柱をできるだけ高くすること
- 屋根材は光を通しやすい素材・色にすること
で対策ができます。
カーポートの柱はあまり高くしすぎると、雨の吹き込みになってしまいますので絶妙なバランスで設置することが必要になります。
この辺りの知識経験については専門業者さんに相談してみるのが良いかと思います。
カーポートの柱をできるだけ高くすること
柱の高さですが、高ければ高いほどよいというわけではなく、高くなれば価格も上がります。
以前、カーポートの柱の高さについて以下のツイートしてました。
カーポートの柱の高さは2.5mまで
それ以上は"理由なく"高くする必要はない
標準柱の価格を100としたら
ロング2.5m柱までは価格差105%~110%と大差はない
しかし、ロング2.8m柱は140%~150%と劇的に上がる
雨の吹込みも多くなるので理由なく高くする必要ナシhttps://t.co/CRB0nET5L4
— 庭ファン【外構の大学】@YouTuberエクステリア情報発信犬 (@niwafan1128) February 4, 2020
カーポートの柱の高さは2.5mまで
それ以上は”理由なく”高くする必要はない
標準柱の価格を100%としたら
ロング2.5m柱までは価格差105%~110%と大差はない
しかし、ロング2.8m柱は140%~150%と劇的に上がる
雨の吹込みも多くなるので理由なく高くする必要ナシ
できれば、各社が設定しているロング柱で抑えるのが良い選択なのですが、必要に応じてさらに高いハイロング柱に変更も検討が必要です。
1台用のカーポートであれば、+3万円~4万円、2台用であれば5万円~6万円プラスになっちゃいます。
玄関前ではないですが、過去のブログでサイズ・高さ検討方法について紹介しています。
↓LIXIL ネスカRの標準柱:2200mm
↓LIXIL ネスカRのロング柱:2500mm
↓LIXIL ネスカRのロング28柱:2800mm
比べてみるとわかりますが、ロング28柱は高すぎて、雨よけの意味をなさなくなってしまいますね。
より詳しい最適なサイズについてはこちらのブログを参照してみてください。
個人的には・・・悩ましい部分ですが、今後10年、20年使う場合は、圧迫感のほうがイヤなので、高くしちゃいますね。
屋根材は光を通しやすい素材・明るい色にすること
そして、圧迫感を減らすためには光を通しやすい明るい色にすることですね。
具体的に各社の屋根材の名前として挙げられるのは、
- LIXIL社:ポリカーボネート(クリアマット) ※83%
- YKKAP社:ポリカーボネート(トーメイマット)※85%
- 三協アルミ社:ポリカーボネート(かすみ)※88%
です。
ちなみに、それぞれ屋根材の色はこんな感じ
↓LIXIL社 ポリカーボネート(クリアマット)※採光率83%
↓YKKAP社ポリカーボネート(トーメイマット)※採光率85%
↓三協アルミ社 ポリカーボネート(かすみ)※採光率88%
この屋根材が市販されている屋根材で最も明るく、圧迫感を感じにくい屋根材です。
そして、採光率とは、屋根材が光をどれぐらい通すかという割合です。
採光率88%というと、「12%の光は吸収されて88%の光が屋根の下に落ちる」という指標です。
・・・で、でも、採光率って言われてもよくわからないと思います。
体感できる目安となるものはコチラ。
テラスは雨よけにも日よけにもなる有能な屋根
しかし、透光率は最大でも90%なので、10%ぐらい暗くなる
「薄手のレースカーテンが1枚増えるぐらいの感覚値」と私はいつも説明してます
もともと日当たりが悪い北側窓ならあまり気にならないので大丈夫
でも、南側・東側・西側は一考下さい
— 庭ファン【外構の大学】@YouTuberエクステリア情報発信犬 (@niwafan1128) January 6, 2020
ラスは雨よけにも日よけにもなる有能な屋根
しかし、透光率は最大でも90%なので、10%ぐらい暗くなる
「薄手のレースカーテンが1枚増えるぐらいの感覚値」と私はいつも説明してます
もともと日当たりが悪い北側窓ならあまり気にならないので大丈夫
でも、南側・東側・西側は一考下さい
具体的には「レースのカーテン」くらいを想像してもらえると良いかなと思います。
屋根ができるとレースのカーテンぐらいの暗さになると思ってもらえると、どれぐらい光が失われるかが体感できると思います。
やっぱり結論は、生活スタイルのことを考えて提案してくれる優良業者さんに出会うことが重要ですね。
面倒でも2~3社に話を聞くことで色んな意見・プランを知ることができ、失敗の確率・選択を減らす事ができます。
手間と時間はかかりますが、勉強が出来て、価格面も比較ができる、オススメの方法です。
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警告!玄関ドアを開いた時に当たらないように!
そして当たり前の事すぎて忘れがちなのですが、玄関ドアを開いた時にカーポートへ当たらないような位置に必ず施工してください。
※玄関ドアが完全に開かない場合は、消防法などで避難経路が確保ができずとても危険な状態になります。
業者さんは当たり前ですがこのあたりを確認しますが万が一漏れている場合は、その業者さんは省いた方が良いですね。。。後々怖いですね。
というのが、カーポートを玄関前につけるときに注意しないと行けないポイントです。
まとめると
- 玄関前にカーポートを置くメリットは、雨除け・目隠し
- デメリットは、圧迫感と暗くなるという点
- デメリットを解消には、柱高さと屋根の色を工夫する
- 玄関ドアとカーポートの干渉には要注意
ですね!
たかが、カーポート。されどカーポート。
とても奥が深いですね。
これからカーポートを玄関前に取り付ける方の参考になれば幸いです!
よし、カーポートを玄関前に取り付けるイメージができた!、と思った方はぜひ地元のエクステリア業者さんに相談をしていただきたいのです!
ですが、業者さんによっては割引率がマチマチで、とあるところは50%OFFで見積もりに記載されていたところが、別業者さんは同じ商品でも55%OFFで見積もりになります。
カーポートは高額な商品なので、この5%の割引率が数万円の差になります。
なので、割引率の高い業者さんを探し当てるのが、賢く&お得にカーポートを購入するポイントになります。
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特にカーポートやフェンスなどは価格が大きくなることが多く、5%の差でも金額にすると2万円~3万円変わってきます。
1時間~2時間の打ち合わせで、この先10年~20年使うお庭が変わるので、ここを手を抜いてしまうともったいない!
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