フェンスの向きが思っていたのと違う!逆!
新築の際にフェンス設置を依頼しましたが、業者さんから表裏の確認がないまま、思っていたのと逆に施工されました。「素人相手なのだからこそ確認してほしかった…」という気持ちでいっぱいです。
新築外構で意外と多いのが、フェンスの表裏が想定と逆につけられるケース。
お互いに「そうつけるのが当たり前」と思い込んでいたため、気づいたときにはもう手遅れの場合もあります。
今回は
について解説します!
外構一筋17年のプロがフェンスの表裏を解説!
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フェンスには「表」と「裏」がある
フェンスにはさまざまな種類がありますが、必ず表と裏があります。
一般的には、道路側に表、敷地側に裏を向けるのが標準施工です。
そもそもフェンスは、家全体の見た目を美しくするもの。
そのため、特に指定しなければ自動的に「表=外側」「裏=内側」で施工されます。
この確認をしないままだと「思っていた向きと違う!」というトラブルになりかねません。
ちなみに、表裏が逆になっても強度面に影響はありません。
フェンスなしの外構については、以下の記事で解説しています。
≫フェンスなしの外構、やめとけばよかった?リアルな失敗例と解決策
フェンスの表裏を逆にしたときのメリット・デメリット
以前は、フェンスを裏向きにつけることはありませんでした。
というのも、昔のフェンスはデザイン性が低く、表も裏も関係なかったんです。
しかし、最近では、おしゃれで意匠性の高いフェンスが増えています。
その流れで「裏表逆につけてもいい」という情報も出回り、施工の自由度が上がった一方で、思わぬ後悔につながるケースも増えています。
ここでは、家側を表・道路側を裏にした場合のメリットとデメリットをまとめます。
家側を表、道路側を裏にするメリット
リビングからの見た目が美しい
意匠性の高いフェンスなら、室内から見える景色がより美しくなります。
フェンスの連続性が際立ち、統一感のある外観が楽しめるんです。
片面木目調のフェンスを活かせる
最近では、表だけ木目調・裏がアルミという「片面化粧タイプ」のフェンスが出てきました。
いわゆる「貧ぼっちゃま式」フェンスで、片面のみ木目加工のため安いんですね。
このタイプを家側に木目を向けて施工すれば、コスパよくデザインを楽しめるのが魅力です。
施工費は変わらない
作業スペースに問題がなければ、向きを変えても施工費は変わりません。
特殊な部材も必要なく、同じ費用・材料で、より美しく見せることができます。
家側を表、道路側を裏にするデメリット
とはいえ、いいことばかりではありません。
防犯面で不利になる
通常、多くのフェンスは裏側からプラスドライバー1本で、固定金具を外せる構造になっています。
なので、裏面を道路や隣地側に向けると、外部からパネルが取り外されてしまうリスクがあるんです。
隣地境界ならギリギリセーフですが、人通りの少ない裏路地だったらちょっと心配です。
そのリスクを承知のうえで、「家側を表にしたい」と指定してください。
ちなみに樹脂フェンスの場合、ビスで固定しているので、この点は関係ありません。
外から見たとき柱が目立つ
フェンスの裏には柱が立つため、道路側から見ると、柱がごちゃごちゃ見えてしまうことがあります。
あくまで主観の問題ですが、気になる方はメーカーさんの公式サイトやショールームで裏側の見た目を確認してください。
表と裏がないフェンスだとややこしい
最近、数が減りましたが「間柱仕様」のフェンスには表裏の区別がありません。
ただし、2020年頃から特注扱いとなり、標準では自由柱方式が主流です。
詳しくは設計者向けの話になりますので、ここでは軽く触れる程度にしておきます。
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【原因】フェンスの向きで実際に起きた後悔事例
原因として多いのが「コスパのよい片面木目調フェンス」です。
私のもとに寄せられる「裏表が逆になっている」という相談の多くが、この片面木目調フェンスを採用されているケースなんです。
片面化粧フェンスの一例
- LIXIL「フェンスAB YS3-K型」
- YKK AP「ルシアスフェンス YS3F型」
- 三協アルミ「シャトレナフェンスII 1型」
せっかく木目調を選んだのに、道路側が木目で、リビング側はアルミ色。
「リビング側がアルミなら、初めから安い両面アルミタイプにすればよかった…」と後悔される方が少なくありません。
「なんで高い木目調を他人に見せないといけないの?」
そんな気持ちになるのも、よくわかります。
おさらい:片面木目調の標準施工
- 道路側が表(木目調)
- 敷地側が裏(アルミ)
片面化粧という仕様上、商品知識や事前情報がないと裏表の向きを間違えやすいものです。
このブログを読んでいただける方は、きっともう大丈夫ですね。
その他のフェンスの後悔エピソードについては、こちらの記事をお読みください。
≫おすすめフェンス超まとめ!外構歴17年のプロが教える商品選び・設置・コストカットの秘訣
フェンスの向きで後悔しないための対策
「内面化粧」施工と図面への記載
「裏表」というとややこしいので「内面化粧」施工と図面に書き入れてもらってください。
図面通りでない工事をされた場合、発注者側には是正を求める権利があります。
防衛策というと大げさですが、図面は現場作業者さんへの伝達も兼ねています。
イレギュラー工事の内容を図面に記載しておくことで、問題が起きにくくなるんです。
さらに、図面に反映すれば、責任の所在もはっきりします。
図面を見て柱の位置を確認する
図面を拡大コピーして、ペンを片手にセルフチェックをしてみてください。
フェンスの図をよく見ると必ず柱が描かれています。
この柱がある側が裏面です。
細かいところまでチェックして、意図通りになっていなければ修正図面をもらってください。
「現場で指示します」は、非常に危険です。
やはり、図面に書かれていることがすべてなんです。
図面に記載しなかったり、施主側の確認が不足したりすると、トラブルはあとを絶ちません。
実際、私のところにも月1回ほど同じ相談が届きます。
しかも、修正はかなり難しいんです。
事後対策は高くつく
事後対策としては、フェンスの柱を抜いて、向きを変えて再設置するしかありません。
しかし、一度設置した柱は、簡単には抜けない構造になっています。
そのため、柱を再手配し、柱穴をつくり直す必要があります。
事後対策にかかる費用の一例
- 柱の商品代
- 柱の処分代
- 柱の穴あけ工事費
- パネルの再設置用
これらの費用を合わせると、当初の設置費用の50%ぐらいになることもあります。
費用をどちらが負担するかはケースによりますが、図面に明示されていれば業者さんのミスなので、お客さんが負担することはないと思います。
施工中に裏表の逆を見つけた場合
もし施工途中で、向きが逆になっていることに気づいたら、すぐに施工店に写真を送り相談してください。
柱がまだ固まっていない段階なら、リカバリーコストは最小限で済みます。
気づいた時が最速のタイミング。
どうかあきらめず、早め早めの声掛けでトラブルゼロを目指してください!
まとめ:フェンスの裏表で後悔しない!
フェンスの向きで後悔しないために
- フェンスには表裏があることを知る
- 家側を表にするなら、防犯や外観デメリットも理解する
- 図面に明記してチェックを怠らない
を解説しました。
特に片面木目調フェンスを発注する際は、要注意です。
実体験からのアドバイスをひとつ。
それは「“当たり前”を必ず言語化せよ」ということです。
たった一行、赤字で「内面化粧」と書き込むだけで、ウン十万円単位の出費やご近所トラブルを防げます。
フェンスは家の顔です。
正しい向きで施工して、安心と満足を長く味わってください!
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