職業柄、よーーーく街並みを見ており、過去いろんな外構のエクステリア現場を経験してきました。
各社、エクステリア・外構製品メーカーのコンテスト写真には必ず目を通しています。
10年以上も見ているので、さすがにこれらを熟知しています。
- 良し悪し
- 傾向・流行り
- 自分の好み
外構のおしゃれとは、デザインが洗練したものにしようと気を配ること。
また、その結果、洗練されていることを指します。
知らない間におしゃれな外構になってた!なんてことはありませんから。
事例も含めながら外構をおしゃれに魅せるポイントをご紹介します!
なお、こちらの記事では、街中で実際に見た外構で「これはおしゃれだな」と思った、25個の施工事例を紹介しています。併せて読んでみてください。
エクステリアを卸売り販売している外構のプロです
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
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外構をおしゃれに魅せるポイント1:全体の色を合わせる
外構工事において、道路から見える外観が大切になります。
- ベース
- メイン
- アクセント
施工例1
パースと呼ばれる、イメージ図で説明します。
- ベース:外壁・アプローチのベージュ
- メイン:窓サッシ・ポスト・門袖の白
- アクセント:玄関ドア・フェンスの木調
外壁のタイル、アプローチ(道路から玄関までの道)はベージュで統一感を出しています。
メインの白、アクセントの木調も調和し、全体があたたかい雰囲気の施工例です。
エクステリア商品は、色が変わっても値段は変わらないのもポイント!
施工例2
シックでシンプルな外構ですね。
- ベース:外壁・袖壁の白
- メイン:門扉・フェンス・ゲートの黒
- アクセント:玄関ドアの木調
白・黒・木調の3色のバランスを整えながら間に植栽を入れています。
例えば、ここにシルバー系のフェンスが入るとガラッと印象が変わります。
色彩バランスはプランナーさんと相談しましょう!
外構をおしゃれに魅せるポイント2:見せたくないものは隠す
見せたくないもの例
- 洗濯物
- ガスメーター
- 電気メーター
- 物置
- 自転車など
洗濯物や住宅設備は表に出すとおしゃれにはなりません。
- ガスメーター
- 電気メーター
- 雨どい等
これらは、パース図やイメージ図に入っていないことも多いです。
お客様に見せるとかっこよくないという理由で、意図的にパース図、イメージ図では書かない業者も。
メーターは箱を開けてメンテナンスをしなければなりません。
作業スペースが必要なため、近くにエクステリア商品を置けないことも覚えておいてください。
他に、盲点になりやすいのがこちら!
- 自転車
- 室外機
- 物置
特に注文住宅で新築に外構をする場合、計画のタイミングではこれらを考慮した図面は書かれません。
エアコンの室外機は引き渡しが終わってから取り付ける場合もあります。
エクステリアの外構プランナーは、室外機の場所まで把握していない場合が多いので、エアコンを何台付けるのかなど予定を共有しなければなりません。
そこまでしないと、図面に反映しずらいのです。
どうしても、隠したいものを隠す場所がない!という場合の対処法
- 裏手に隠せるよう、建物の位置を50cmずらす
- 西側にずらして東側にスペースをつくる
隠すスペースとして、建物の位置を変更するというのも、1つの手です。
外構をおしゃれに魅せるポイント3:余計なものは置かない
エクステリア写真コンテストの受賞作品を見ると、よくわかります!
視覚に入ってくる障害物がありません。
- 電柱
- 物置
- 生活感のあるもの
これらを裏側や袖壁に隠してあります。
コンテスト受賞した外構なだけあって、見るだけで目の保養になりますよ!
各メーカーのコンテストページを参考に
各メーカーのコンテストページをご紹介します。
▼エクステリアメーカー
▼ブロックメーカー
コンテストページを見る際の注意点
- 各メーカーの商品メインの事例が受賞している
- コンテストありきで設計しているものもあり
- 予算度外視
- 使い勝手二の次
- 一般戸建て向けでないものも含まれている
外構をおしゃれに魅せる3つの法則まとめ
- ベース
- メイン
- アクセント
全体の色を合わせると、自然とスタイリッシュでおしゃれなお庭に仕上がります。
そして、余計なものは置かず、見せたくないものは隠しましょう!
また、外構、エクステリアについて聞きたいことがあればお悩み相談窓口にて質問を受け付けております。
無料かつ効率的に、見積もり金額を下げるテクニック
外構・エクステリア商品は人生でも、購入することもほとんどありません。
しかも、普段意識することもないので、急に言われても相場価格・費用感がわからないですよね。
そんなあなたに最強のテクニックをご紹介します。(乱用厳禁です。)
実は、テクニックは簡単です。
≫ほしい商品/したい工事が決まっている場合
「「○○(商品名)は何%OFFで購入できますか?」」
「「○○(工事名)の過去実績はありますか?」」
≫ほしい商品/したい工事が決まってない場合
「「○○(カーポートなど)で一番安くできる商品は、いくらぐらいで、何%OFFですか?」」
「「○○(工事個所・手法など)の普段対応されていますか?」」
と、複数の業者さんに問い合わせてください。
この質問を投げかけて比較見積もりをすることが≪最も効率的に、最安値に近づける最適解≫と思っています。
いやらしい話、メーカーさんから出荷された商品はどこで買っても、品質は同じです。
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特にカーポートやフェンスなどは価格が大きくなることが多く、5%の差でも金額にすると2万円~3万円変わってきます。
1時間~2時間の打ち合わせで、この先10年~20年使うお庭が変わるので、ここを手を抜いてしまうともったいない!
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