注文住宅のすべてを台無しにする外構設備!ケチると大後悔&致命傷の7選!
この記事は、普段、お客様に外構工事を買わせている業者側の立場からのお話しです。
- ケチってほしくない工事
- ケチってほしい工事
普段から外構を買わせている立場の私ですが、自分の財布からお金を出すならケチりたくない場所ってあるんです。
せっかくの注文住宅、外構でも後悔したくないですよね?
いわゆる邸宅のようなデコラティブなお庭ではなく、普通のお庭、外構を目指すときのポイントについて紹介します。
外構の詳細は決まっていないのに、なぜか予算だけ決まっていませんか?
ハウスメーカーさんで、家を建てるときにに資金計画を建てるはずです。
そのときに担当の方から予算取りがあったと思いますが、なぜか外構の予算だけ先行して決まっていることがあります。
- 予算だけ決まってて、内容が全く決まっていない
- 金額の良し悪しもわからない
外構は建物のつぎにお金をかける高額商品。
なのに、考えているひとが少ない!!
外構を考えている人も検討の時間がみなさん少なすぎます。
確かに、使用頻度は家の中に比べると低いく、金額にしても1/10ぐらいでしょう。
ですが、外構に付いて考える時間は1/10以下じゃないですか?
私の経験上、予算から外構を考えるのは失敗のもとです。
そもそも、なんで家は坪単価で計算するのに外構は一式なのでしょうか?
何も決まってないのに、150万円という予算を決められるのでしょうか?
もちろん、予算も無限にあるわけじゃないので、この記事では妥協すべきところも紹介します。
- ケチってほしくない工事
- ケチってほしい工事
元・エクステリア商社営業マン、外構の専門家です
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
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外構・エクステリアは、建物の次に高額な買い物です。
絶対に、失敗・後悔してほしくないという私の思いが伝わることを願いながら、お庭づくりで悩んでいるあなたのお役に立てると嬉しいです。
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ケチってはいけない注文住宅の外構:表札・門柱・ポスト
- 表札
- 門柱
- ポスト
上記3つは、生活には必ず必要なエクステリアです。
「設置しない」という選択肢は基本的にないでしょう。
しかも、後から交換することはほぼありません。
門柱
LIXILさんから販売されている機能門柱FWはコスパ良し!
少し見た目が質素には見えるのが難点ですね。
同じくLIXILさんのウォールスクリーンユニットは、幅があって目隠し効果もあり。
ディーズガーデンさんのルポは塗り壁で高級感が出ます。
一生交換することのないエクステリアは、高級感のあるものを選ぶと良いですよ!
表札
大きな門柱は必要ないのであれば、表札やポストをおしゃれにしましょう。
予算にプラス3万円で家の印象が大きく変わります。
道路から見て目立つ場合はぜひお金をかけていただきたいですが、現場によって判断は変わりますよ。
実はケチっていい注文住宅の外構:アプローチ
基本さえ押さえておけば、アプローチはケチっていいと思っています。
アプローチは、玄関と道路を繋ぐ大切な場所。
家族全員が毎日歩く場所でもあります。
そんな重要なアプローチで絶対に外せないのは、安全性!
安全性を担保するために、必要なのは次の2つ。
- 耐久性が高い
- 滑らない
コンクリートやタイルは劣化しにくく、耐久性も高いです◎
反対に、芝生や枕木は雨の日は特に滑りやすいので採用しないようにしてください。
アプローチ施工例
よくアプローチに採用するのは、
- 洗い出し仕上げ土間コンクリート
- インターロッキング
- タイル仕上げ
見える場所、使い勝手によって予算の配分を変えましょう。
個人的に、壁よりも床にお金をかけるべきだと考えています。
壁紙のグレードよりも、床材のグレードを上げた方が満足度が高いです。
ただ、家族と言えど価値観は違うでしょう。
どちらの価値観も違いであって、間違いではありません。
注文住宅の外構で駐車場は全面土間にすべき
駐車場はコストをかけてでも全面土間コンにすべきだと考えています。
現場によっては、お庭の1/3~1/2以上が駐車場になることもあるでしょう。
駐車場の選択肢がないというのが正直なところではありますが、よくとられるプランは、
- 砂利(砕石)だけ敷く
- 土間コンクリート/ドライテック
- 土間コンクリート&カーポート
砕石だけの場合は1平米あたり3,000円ほどで施工可能。
土間コンクリートになると1平米あたり1万円~1.2万円ほど。
カーポートを付ける場合は1平米あたり2.5万~3万円。
砕石のみとカーポート付きでは、10倍ほどの価格差があります。
轍の部分だけ土間コンクリートをしているご家庭も多いですが、
- 砂ぼこり
- 砂利の飛散
- 雑草
土間のメリットを感じにくい仕上がりになってしまいます。
土間コンクリートにするのであれば、他の予算をケチってでも土間コンに集中すべきです!
注文住宅の外構で気になる境界工事
境界フェンスの目的は、さまざま。
- ただお隣さんとの境界を提示したい
- 目隠しをしたい
- おしゃれなど
共通して言えるのは、できれば低予算で目的を達成したいというところではないでしょうか。
ブロックを積んでフェンスを設置することが多いですが、ブロックをただ積むのではなく基礎を作る必要があります。
基礎はだいたい1mあたり1万円。
ブロックは1平米当たり1~1.2万円。
境界に設置する目隠しフェンスとして、グレードは3つに分けられます。
- シンプル(メッシュフェンス)
- スタンダード(アルミフェンス)
- ゴージャス(木目調フェンス)
価格差は大きいですが、目的に合わせた商品選定が大事ですよ。
フェンスの種類と共に大事なのが、フェンスの高さ!
必要以上の高さにするデメリットは2つ。
- 強度面で不利
- 値段も高い
絶妙なラインを狙うには、必要最小限の高さでおさめるしかありません。
注文住宅の外構にぶっちゃけ必要ないウッドデッキ
外構業者としてはあるまじき発言なのですが…本当にウッドデッキは必要ですか?
ウッドデッキを取り付けて後悔をしたという声もあります。
- 憧れだけで付けて使っていない
- お庭が狭くなった
- 使用用途がない
- 生活導線が悪い
うちの実家には、1.5m×5.4mのウッドデッキを取り付けています。
使用用途は、駐車場からの買い物袋を中継する場所として使っているのがメイン。
あとは、
- 布団を干す
- しいたけを干す
- 孫が遊ぶ
これぐらいです。
それでも欲しいと思うのか、予算とのバランスをちゃんとみましょう。
詳しくは【実話例】ウッドデッキのデメリットは?大成功×大失敗【事例17選】で解説しています。
ウッドデッキの設置費用
商品のグレードによって価格は変わります。
うちの実家ように1.5m×5.4mのウッドデッキを取り付けると40~50万円ほどかかるので、生活スタイルを考えて検討しましょう。
注文住宅が完成後に考えるべき外構
テラス屋根やバルコニーなど、屋根の商品は生活スタイルがわかってから取り付けるべき商品です。
掃き出し窓の前や、生活導線上にあると便利な屋根ですが、必要のない場所に付けてしまうとお金のムダ。
- 本当に必要なのか?
- 必要なサイズは?
実際に生活をしてから決めていいんですよ。
図面で見てもサイズ感がわからず、「思ったより小さかった」なんてこともあります。
具体的な商品
屋根商品と言ってもたくさんあり、価格も幅広いです。
- LIXIL スピーネ
- 三協アルミ ナチュレ
- LIXIL サニージュ
上記3つの商品は2階でも設置可能。
雨よけにこの値段を出してメリットを感じられるのか?
注文住宅でコストカットすべき外構
物置は、コスパを追求すべきです。
そもそも、収納しなければならないものは持たないようにしましょう。
物置に収納するというのは、最終手段です。
持論ですが、物置に対して求めているのは収納力のみ。
週に1回開けるか開けないかな商品なので、毎日開ける冷蔵庫とは違って利便性も求めていないのです。
- 雨
- 風
- ほこり
- 虫
収納物を守ってくれさえすればいいので、なによりもコスパを優先します。
収納庫の選択肢
私なら、ホームセンターオリジナルの安い物置を選びます。
同じサイズでもイナバの物置より1~2万円安く買えますよ。
安くなったとはいえ、
- 収納力
- 使い勝手
それほど変わりません。
注文住宅の外構費をケチってどうするの?
- ケチってほしくない工事
- ケチってほしい工事
それぞれ紹介しました。
じゃあ、ケチって浮いたお金で何をするのか?
人生を楽しむための出来事にお金を使うのもいいじゃないですか。
外構工事というのは、多数の商品・施工の積み上げで完成します。
ですから、予算から作るものではないのです。
今の生活スタイルに必要のない外構もあるでしょう。
ケチると大後悔!注文住宅で選ぶべき外構7選!まとめ
この記事で紹介した順番は、あとから工事するときに費用が高くなる順番です。
門柱~アプローチ~駐車場は、リフォームのときに割高になりやすいですよ。
テラス・ウッドデッキ・物置は、あとから工事しても追加料金はかかりにくいのであとからの検討でも大丈夫。
外構のプランはぜひ間取りと一緒のタイミングで考えてください。
どうせするなら後悔のない外構に!
本当に…良い外構を手に入れる方法
外構工事は、人生でも非常に大きなお買い物です。
だからこそ、安心して外構工事をご依頼いただいてもらえるように庭ファンでは、信頼できる業者のみを厳選してご紹介するようにしました。
審査は、庭ファンがすべて自分で行い合格した優良業者とのみ提携しています。
人気の外構業者さんは、見積もり前の打ち合わせですら数ヶ月先まで埋まっていることもよくあります。
引渡日が決まっている方は、»お早めにフォームよりご依頼ください。
一生のうちに外構やエクステリアを購入することは2回・3回と経験するもではないですよね。
だからこそ、後悔してしまわないように、価格を安くするだけではなく、失敗しない外構にするためにも、依頼する会社選びは慎重になりつつ、1社ではなく複数業者に依頼を私は強くオススメしています。
入力は必要最小限の項目だけでたった1分で終わります。
エンジンをかけて、車に乗って、外構業者さんの店舗に出かける必要もありません。
業者さん探しの手間が省けます!
それに、本来一番重要である商品の検討&プランの検討に時間を使えるようになるので、本質的に、正しく検討ができるようになりますよ。
そうすることで成功に近づき、外構で失敗する可能性が低くなります。
よく聞く話ですが、業者さん探しに億劫になってしまって、商品選びに疲れてしまって・・・結局、何をしたかったか見失ったりしませんか?
検討タイミングでも問題ありません。
「注文できるかどうか、まだわからなくて…」と言ってもらえれば大丈夫です。
懇切丁寧に相談に乗ってもらえます。
そして、何と言っても見積もりを取ることの最大のメリットは「プランの精度が高くなる」「適正価格が見つかる」ことです。
業者さんによって、エクステリア商品・工事費用に大きな差があります。
実際の訪問までの見積もりは2社ほどでも問題ないのですが、スケジュールや担当者との相性があるので、まずは相談してみるのをお勧めします。
特にカーポートやフェンスなどは価格が大きくなることが多く、5%の差でも金額にすると2万円~3万円変わってきます。
1時間~2時間の打ち合わせで、この先10年~20年使うお庭が変わるので、ここを手を抜いてしまうともったいない!
もちろん、新築の外構もバッチリ対応しているので、新築外構の方も気軽に申し込んで下さいね。
ささっと、今、外構についての要望が頭に残っているうちに、一緒にやっておくと楽に終わります!
追伸です。
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