外構フェンスのおすすめはコレだ!最強の選び方8選
- 外構の打ち合わせが始まった
- なんだか、しっくり来るフェンスが見つからないという方
失敗しなくなる、方法を伝授しますよ!
そうですよね、私の元にもほぼ毎日「オススメのフェンスはどれですか?」と、質問がきます。
思考ステップ・手がかりは誰も教えてくれませんからね…。
あなたが思うより「フェンス選び」は重要です。
外構工事は、
- 1/3は駐車場に
- 1/3はフェンス
- 残りはその他の工事
というぐらい大きなウェイトを占めています。
知っておかないと、カモになってしまうので、事前防衛策を実施してほしいのです。
この記事では、重要だと思う優先順位順でフェンス選びの極意を紹介していきます。
「フェンスの選び方」で考えるべき要素、重要度順に8つご紹介します。
- 設置する目的
- サイズの決め方
- 設置方法
- コスパ
- 素材選び
- 強度の配慮
- エリアの特性
- 業者さん選び
フェンスをつくるのにオススメの商品・寸法がわかり、コストを抑えながら目的を達成するための手段を知りましょう!
元・エクステリア商社営業マン、外構の専門家です
はじめまして、庭ファンと申します。元・外構エクステリア販売の商社マンでした。
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※1
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外構・エクステリアは、建物の次に高額な買い物です。
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【1】どうです?フェンスを設置する目的考えています?
あなたは、なぜフェンスを設置するのですか?
効率的な打ち合わせを行うため、私は設置目的を訪問前に想定・確認しておきます。
なぜ目隠しフェンスという結論にいたったのか、背景を確認します。
確認する箇所は、
- お隣さんの家の形
- お隣さんの窓の位置
- 道路の接道部分など
問題点をヒアリングすると、実はフェンスでなくて良いケースもあるんです。
例えば、段差で高低差がある家。
お隣さんが1m高いとします。
この環境で「お隣からの目線を目隠す」ためにフェンスを設置すると、2.6m~3.0mの目隠しが必要!
コスパ面を考えると、他の対策の方が良い場合もあるんです。
- カーテン
- テラス屋根
- オーニング
- シェード
- 内窓
フェンスを取り付ける目的は、5つに分類できます。
経験上、フェンスを設置する目的は5つです!
- 目隠しをしたい
- 境界を明示したい
- 土留めをしたい
- お洒落にしたい
- 転落防止が欲しい
お洒落にしたい場合、
- 木目調
- ハイデザイン
- 竹垣フェンス
- 塗り壁
- 植栽
- ライティングなど
別の解決策もあります。
意外と知られていないことで、転落防止用にはフェンスは使えないということも知っておいてください。
手すりとフェンスは、設計上の強度基準が、違います。
と言いつつも、転落防止用にはフェンスは使えませんが…高さ40cmの転落防止ならリスクは少ないので使用することもありますよ。
反対に、2m越えるとちょっと怖いので手すりを推奨します。
【2】最適なフェンスのサイズの決め方を伝授します!
大原則として、コスト面&圧迫感から考えても最小限で最低限が良いと考えています。
フェンスは高さが高くなるほど
- コストアップ
- 圧迫感も出る
- 強度も不利
ブロック40cm+フェンス80cm=120cm
が、見た目&コスパが良いと考えています!
これは個人的な根拠なのですが、
- バルコニーの手すりは115cmと決まってる(建築基準法)
- 115cmは転落防止できる高さ
- 見た目の安心感がある
- ブロックは20cm刻みで高さが決まる
ブロックは4段~5段以上積むと基礎を大きく作る必要があります。
ですから、コスパ面を考えても120cm前後で検討することをおすすめ!
「とりあえず、目隠ししたい!」というのは超危険!
サイズの相談が多くあるのは、目隠しフェンス。
中でも危険なのは、「とりあえず、目隠ししたい」という言葉を言う人!
目隠しというのは、
1.どこを(リビングの窓、浴室の窓、お庭など)
2.どこからの視線を(道路から、お隣の窓から、隣の2階マンションから)
3.どれだけを(完全に目隠し、適度に目隠し、腰から上だけ、とりあえず仕切りがあれば良い)
を、絶対にハッキリさせてください。
目隠しフェンスで失敗を防ぐために
面倒でもご夫婦で実測目隠し役&目線役を交代で実測すべし!
フェンス役と通行人役を、かわりばんこにやってください。
例えば旦那さんとしては170cmの目隠しで十分だと思っていても、奥さんから見ると200cm欲しい場合も。
フェンスの高さ・サイズを決めるときの注意点
カタログで高さ80cmと書いてあっても、実際のサイズは高さ72cmの場合があります。
ブロックとフェンスの間に隙間があるからです。※商品によって差あり
高さ80cmフェンス+高さ80cmフェンスでは、実際は、144cmしかないんです!
最後に、予算と優先順位を考慮すべし!
例えば、「西側と南側に目隠しフェンスを設置したいのに予算が足りない」という場合。
中途半端に付けずに、
- 目隠しの頻度が必要な方は?
- 通行量は?
- 植栽で目隠しはできないか?
予算と優先順位を考慮して検討しましょう。
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【3】あなたに最適なフェンスの設置方法は、どっち?
フェンスの設置方法は大きく分けて2つ!
- ブロックに柱を取り付ける方式
- 地面に直接柱を建てる独立基礎式
1は、よく見かけるフェンスの通常設置方法です。
2は、地面をほって、柱を直接地面に埋め込方式。
実は、敷地の端っこに柱が立ち、邪魔になりにくいのは独立式。
経験上、ブロックがない場合、独立基礎方式のほうが安くなります。
じゃぁ、同じ180cmならどっちが安いの?
結論、現場の状況と業者さんの得意分野によります!
プロの方に、現地をみていただいて提案してもらうのが良いと思います。
目隠しをしようとするとフェンスに頼りがちですが、植栽のほうが安くなることが多いです。
カーポートの側面パネルやテラスなどのオプションを転用も検討してみてくださいね。
【4】コスパを最高にするためのおすすめフェンス
フェンスを安くしたいなら、商品選びを工夫しましょう。
同じ商品でも、上下のグレードがありますからね。
LIXILさんで例えると、フェンスAAとAB。
- サイズ
- 強度
どちらも一緒ですが、違うのはカラーバリエーションや見た目!
どうせ、目隠しフェンスを選ぶならルーバーが最適
私は、目隠しは目隠しでも、ルーバータイプをおすすめします。
具体的な商品は、
- LIXIL フェンスAB YL3型
- YKKAP シンプレオフェンス13型
- 三協アルミ レジリアフェンスYL1型
庭ファンがいつもおすすめしているモデル
コスパモデル→安さ重視であれば、
- ハイグリットフェンスUF8型(LIXIL)
- イーネットフェンスF3型(YKKAP)
- ユメッシュE型(三協アルミ)
木調モデル→おしゃれ重視であれば、
- フェンスAB YS3型(LIXIL)
- ルシアスフェンス F04型(YKKAP)
- シャトレナフェンス M1型(三協アルミ)
目隠しモデル→目隠し重視であれば上記で紹介した通り、
- フェンスAB YL3型(LIXIL)
- シンプレオフェンス13型(YKKAP)
- レジリアフェンスYL1型(三協アルミ)
ちょっとでも風の影響を受けにくいルーバーが最強です。
ほんと、これしか提案してないです。
これを基準に目隠し性を高くするのか、どうか判断しています。
通風性がない完全目隠しタイプでも値段は同じですが、フェンスの破損の原因は強風。
ですが、
- 道路の音
- ご近所の話し声
- 料理の匂いなど
シャットアウトしたい場合は、目の詰まった目隠しを選びましょう。
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【5】最適なフェンスの素材選びのポイント
結論、迷ったらアルミフェンスを選びましょう!
フェンスの素材は、
- 天然木・自然木
- スチール(メッシュフェンス)
- アルミ
- 樹脂(人工木)
この4つが代表的です。上から順番に価格順で天然木が一番安い傾向にあります。
天然木のフェンス
ナント言っても風合いがよく、美しいのですが、定期的なメンテナンスが必要。
天然木は、経年により腐食する可能性があるので注意が必要です。
特に、高台に設置する場合は、落下の危険があるので私は採用しない。
スチールのフェンス
主に、公園などで見かけることが多い網のメッシュフェンスが該当します。
値段も安く、強度も高い。
敷地境界に設置するには最適なフェンスです。
アルミフェンス
直線的なデザインが特徴で、安価にして、塩害にも強い。
一般戸建てには最も採用率が最も高い、フェンスでオシャレです!
樹脂・人工木フェンス
天然木に近い質感で、高耐久。
技術進歩により本物により近く、本物よりも高耐久。
ハイブリットで良いところどりをしている分、お値段がちょっと高め。
あとは予算と見た目で決めましょう!
【6】台風の強風にも強い、最強のオススメフェンスは?
フェンスが壊れる原因のほとんどは、台風での破損・車の物損事故。
たまに、こどものよじ登り、取り付け不良もありますが、99%で強風が原因です。
耐風圧強度が40m/s以上のフェンスは耐風圧強度が高い部類だと考えてください。
- 風が心配
- 通風性が心配
通風性のあるデザインは、目隠し性能と通風性は両立が難しいので、バランスをみて選びましょう。
リビング前だけ目隠しで、その他は通風性のあるフェンスというハイブリットのより付け方ができます。
街中を見てもらって、目隠し性など見てみましょう。
ちなみに、独立基礎でもブロック積みでも強度は同じ。
これもよく頂く質問なのですが、強度のお話しをすると、基礎について聞かれることが多いです。
ブロック上に設置するフェンスも、独立基礎上に設置するフェンスも、強度面どちらも同じなので安心ください。
【7】フェンスは、カタログだけでなく周辺環境を見て選ぶ
よくチェックしているポイントです。
- 沿岸部
- 高台
- 住宅街の角地
該当する方は耐風圧強度を気にしてください。
沿岸部や高台は、比較的、風の強いエリアです。
住宅街の角地は陽当りが良いとも言われますが、風の影響も受けやすいんですよ。
対策としては、
- 強度の高いフェンスを選ぶ
- 通風性のあるフェンスを選ぶ
- 柱を増やす
通常、フェンスは2m置きに1本の柱を設置します。
ですが、1mごとに設置することで強度を上げられますよ。
風のみならず、雪の降るエリアもフェンス選びにご注意ください。
積雪分は、ブロックで対応するのがセオリー。
雪も積もると雪圧でフェンスが曲がることも…。
ブロックの方が耐久力が強いので、例年30~40cmの積雪が見込まれるエリアでは、ブロック2~3段積んだ上にフェンスを設置することがおすすめ。
- 長崎・鹿児島・高知などの風の強いエリア
- 東北の積雪地域
と言われていますが、「うちはそんなに影響ない」というエリアもあるでしょう。
敷地内でも特に、勝手口の近くは住宅と住宅の間で囲まれていると影響が少ない箇所です。
そういったところは、耐風圧強度は気にしなくて良いです。
【8】失敗できない!欠かせない業者さん選び
フェンス工事を行う上で、業者さん選びは特に重要です!
依頼先は、外構・エクステリア専門業者さんへ依頼すべきです。
なぜなら、
ハウスメーカーさん、工務店さんだと、作業するのは専門業者になるので中間マージンが15%~30%入ることもあるから。
ハウスメーカーさんの担当の人は、建物の専門家です。
結局、ハウスメーカーさんに依頼しても、打ち合わせに来るのは専門業者さんですよ。
打ち合わせの専門性、価格面においても専門業者は強し!
- ブロック積みの最適な高さ
- フェンスの商品知識
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外構フェンスのおすすめはコレだ!最強の選び方8選まとめ
「フェンスの選び方」で考えるべき要素、重要度順に8つご紹介しました!
- 設置する目的
- サイズの決め方
- 設置方法
- コスパ
- 素材選び
- 強度の配慮
- エリアの特性
- 業者さん選び
とはいえ、、、コレ全部は難しいですよね。
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無料かつ効率的に、見積もり金額を下げるテクニック
外構・エクステリア商品は人生でも、購入することもほとんどありません。
しかも、普段意識することもないので、急に言われても相場価格・費用感がわからないですよね。
そんなあなたに最強のテクニックをご紹介します。(乱用厳禁です。)
実は、テクニックは簡単です。
≫ほしい商品/したい工事が決まっている場合
「「○○(商品名)は何%OFFで購入できますか?」」
「「○○(工事名)の過去実績はありますか?」」
≫ほしい商品/したい工事が決まってない場合
「「○○(カーポートなど)で一番安くできる商品は、いくらぐらいで、何%OFFですか?」」
「「○○(工事個所・手法など)の普段対応されていますか?」」
と、複数の業者さんに問い合わせてください。
この質問を投げかけて比較見積もりをすることが≪最も効率的に、最安値に近づける最適解≫と思っています。
いやらしい話、メーカーさんから出荷された商品はどこで買っても、品質は同じです。
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一生のうちに外構やエクステリアを購入することは2回・3回と経験するもではないですよね。
だからこそ、後悔してしまわないように、価格を安くするだけではなく、失敗しない外構にするためにも、依頼する会社選びは慎重になりつつ、1社ではなく複数業者に依頼を私は強くオススメしています。
先ほど紹介した外構相談比較ランキングのサイトは、業者さんの登録審査が厳しく、悪徳業者は完全に排除されます。
定期的に見直しが図られているので、登録業者数が少ない地域がありますが…精鋭部隊なので安心してください。
サイトを見ていただけるとわかると思いますが、大手ハウスメーカーから地元の工務店まで網羅し、今まさに家づくりをしている方の「新築外構」にも対応しています。
入力は必要最小限の項目だけでたった1分で終わります。
エンジンをかけて、車に乗って、外構業者さんの店舗に出かける必要もありません。
業者さん探しの手間が省けます!
それに、本来一番重要である商品の検討&プランの検討に時間を使えるようになるので、本質的に、正しく検討ができるようになりますよ。
そうすることで成功に近づき、外構で失敗する可能性が低くなります。
よく聞く話ですが、業者さん探しに億劫になってしまって、商品選びに疲れてしまって・・・結局、何をしたかったか見失ったりしませんか?
「注文できるかどうか、まだわからなくて・・・」と言ってもらえれば大丈夫です。懇切丁寧に相談に乗ってもらえます。
また事前に要望を出すことで、その工事を得意な業者さんを紹介してもらえます。
そして、何と言っても相見積もりを取ることの最大のメリットは前述の通り「プランの精度が高くなる」「価格が安くなる」ことです。
業者さんによって、エクステリア商品・工事費用に大きな差があります。
実際の訪問までの相見積もりは2社ほどでも問題ないのですが、価格や割引率の事前確認は、できるだけ多くの業者さんに相談してみるのをお勧めします。
特にカーポートやフェンスなどは価格が大きくなることが多く、5%の差でも金額にすると2万円~3万円変わってきます。
1時間~2時間の打ち合わせで、この先10年~20年使うお庭が変わるので、ここを手を抜いてしまうともったいない!
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