駐車スペースの上をバルコニーかウッドデッキにして、スペースの有効活用をしたい人
「ウチの敷地は狭くて変形地。しかも、傾斜地にあるから駐車場が一段下がった場所にある。庭で遊んでいると砂が車に落ちるし、ちょっと手狭感がある。カーポートをバルコニーみたいにしている家が近くあるんだけど、あんな感じにしてみたい。なんていう商品だっけ・・・グランローラか。。。バルコニーか・・・んなだっけ?」
←その商品は、ズバリ!三協アルミ社のグランフローアですね。
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私は、エクステリア商社の営業マンです

どうも、庭ファン(@spring_bd)と申します。
普段は、カーポートやブロックなどのエクステリア商品をハウスメーカーさん・ホームセンターさん・外構専門業者などに卸し販売をしています。
ですが、たまに特殊な商品は設置工事を行った状態で納品・卸しをすることがあります。
その特殊な商品・大型商品の例で良く上がるのが三協アルミ社の「グランフローア」です。
かつては、YKKAP社にも「ジーポートバルコニーneo」という商品がありましたが、今年廃盤になっていまい、駐車場の上をバルコニーやウッドデッキスペースにできる商品は、三協アルミ社のグランフローア一択になりました。
そんなグランローアについてメーカーカタログには載っていないポイントなどを問屋の私が、徹底紹介。
ベランダ・バルコニーとしてカースペースを活用したい方は必見です。
三協アルミ社のグランフローアとは?


一言で言うと「2階建ての駐車場ができる商品」です。
敷地条件で駐車スペースと住居スペースに高低差がある場合や、坪単価が高く駐車場としてだけ使うにはもったいない土地の場合に、敷地を有効活用できる商品です。
他のカーポートや門扉・ウッドデッキと比べ少し投資的な要素も含む商品です。
グランフローアの価格は、ずば抜けてる

2階が有効活用できるのはグランフローアだけですが、写真を見てもらってもわかる通り、、、まぁまぁデカい大きさと存在感があります。
気になるのはグランフローアの価格について。
1台用グランフローアの価格は

1台用(たて格子パネル3.6m×5.4m・塩ビ床・階段付き)
商品価格:¥2,894,000.-~(定価)
2台用グランフローアの価格は

2台用(たて格子パネル5.6m×5.4m・塩ビ床・階段付き)
商品価格:¥3,044,000.-~(定価)
※相場価格は定価の40%オフです。最大で定価の50%オフの業者さんもいますね。
グランフローアがカタログ欲しい・情報が欲しいという場合
カタログは、メーカー公式ページから郵送依頼ができます。
検索キーワードに「グランフローア」と入れてもらえると確実です。
カタログ No. :STW0554AX
カタログ名 :グランフローア単品カタログ<価格改定版>(2019年5月版)
カテゴリ :エクステリア商品 > 庭・デッキまわり
<グランフローアのカタログ情報 2019年11月現在>
カタログの改定や訂正が入ると、カタログNoが変わり検索結果からエラーになっちゃいます。
ですので、商品名「グランフローア」で検索してもらえる方が見つかりやすいと思いますよ。
グランフローアの詳しい情報が欲しいという場合は

さらに、三協アルミさんのエクステリア熱が入り、面白いページも立ち上げています。
グランフローアの詳しい情報が欲しいという場合、この商品専用のスペシャルサイトがあります。
▼グランフローア特設サイト
https://alumi.st-grp.co.jp/products/deck/granfloor_special/index.html
メーカー公式の口コミサイトになりますが、理想を見るにはとても参考になるページだと思います。
グランフローアのオプション・詳細
2階建てのガレージが作れるグランフローアは超多彩なオプションがあります。
商品が超巨大・存在感があるので、どんな住宅にもマッチするように色やバリエーションも豊富です。
グランフローアの設置方法も多彩

安心とスタイリッシュなデザインを追求したグランフローアはいろいろなパターンで敷地や窓の位置、出入り口の場所、階段の場所などオーダーが効きます。
選択肢が多すぎるので逆に専門業者さんから提案をもらう方が良いと思いますね。
大きなお買い物になるので、設置方法は慎重に!
グランフローアには安定感のあるシャープな笠木(手すり)

120ミリ幅の笠木は肘を置きやすい大きさに設定。高さは50ミリに抑えシャープな外観に仕上げました。
手のひらより大きい12cm幅なので、思った以上に安心感とひじ置きとしても有能です。
地面から高い場所にあるので万一の落下に備えてマンションのバルコニー手すりなどと同じ強度を有しているので安心ですよ。
グランフローアの重厚なアルミ支柱

強度を考慮し重厚なアルミ支柱を採用。柱は角の面を取り、人にやさしいデザインにしました。アルミ柱は錆にくく長期にわたり美しくご使用いただけます。
モデルチェンジする前のニュービックバルコニー、スチール製の柱でした。加工性が良く、見た目もスタイリッシュなアルミになりより意匠性が向上しています。
重厚なグランフローアは、シンプルな桁デザイン

強度とシンプルデザインを兼ね備えた桁は、高さ300ミリの寸法内でデッキ部とガルバ折板を収納。一体感あるシンプルかつスタイリッシュなデザインにこだわりました。
まぁまぁ太い柱や梁を使用しているのですが、うまく化粧材などで隠してゴツゴツ感を消しています。巨大なカーポートバルコニーですが端部には繊細な設計・デザインが施されている機能商品ですね。
グランフローアを印象付ける外観フォルムのこだわり

ラミネート格子を桁部分まで伸ばし格子デザインの美しさを強調するとともに、統一感のあるすっきりとした外観フォルムを実現しました。
先ほどの部分とつながるのですが、角の部分や構造フレームなどを上手に隠して一体感を演出しています。
カラーバリエーションが充実、人工木ウッドデッキもOK

人工木デッキ材は8色展開。その中でもマーブル模様の4色はモダンでシックな床材です。
床材は、コスパに優れた塩ビタイプから、アルミ素材のものも選択できます。
ほとんどの方は、人工木のウッドデッキを選択されますね。やっぱりウッドデッキスペースの使い勝手と仕上がりが良く、有効活用できるからですね。
グランフローアは、雪にも強い!積雪地域に対応

雪に強い、床積載荷重4500N/m2を設定しています。
グランフローアは、もともと豪雪に強い折板カーポートがベースとなって設計された商品です。そのため人が乗っても大丈夫なように設計され、その分雪にも強い設計です。特に積雪について、全国的に対応できるので不安は不要ですね。
視線を気にせず快適生活 <オプション>ハイパー格子

高さ1800ミリのハイパー格子は、隣家からの視線をやわらげプライベートな時間を楽しむスペースをつくります。
ちょうど写真の右側がハイタイプの高い面格子です。
高さがあるので道路からの目隠しは気にしなくて良いのですが、隣の家の窓・2階の窓がちょうど目の前にある場合、くつろぐには気になりますよね。
そういう時は必要な箇所だけハイパーテンションにしてシャットアウト!です。
雨風の吹込みを軽減 <オプション>側面パネル

側面パネルは隣家からの視線を程良く遮るとともに、雨風の吹込みを軽減します。手すり格子と同じパネルデザインは一体感があり。外観意匠を美しく演出します。
2階部分のオプションではなく、1階部分のオプションです。
2階のバルコニー部分の素材と同じものを利用することで統一感・一体感があり美しい仕上がりになりますね。
天井もスタイリッシュに演出 <オプション>天井パネル

天井パネルを取付けることで折板屋根をカバーし、フラットでスタイリッシュな空間を創出します。ナチュラルな木調色もご用意しています。
見えないところもおしゃれに。
駐車場部分の天井を写真のように木調板でカバーすることでより高級感を演出できます。
化粧するだけなので、しなければ水漏れがあるというわけではないのでご安心ください。
工事費用はなかなか読めない、グランフローア
2台用のグランフローアで材料だけでも1トン弱の量があり、ユニック車やクレーン車などの特殊車両がなければ組み上げが出来ません。






設置前と設置後どうですか?
こういった形状の建物・敷地の場合は有効活用ができそうですね。
グランフローアをしっかりと使いこなすには現場による使い方提案も必要です。
さらに、その過程で加工が必要であったり、加工内容が異なるので一度現場で採寸や打合せが必要です。
無料で現地相談を実施している企業さんがほとんどなのでまずは相談するのが先決かなと思います。(勉強のためにもね
参考に私がよく答えている標準的な工事費用は以下の通りです。
- 1台用のグランフローアの標準的な工事費用は、約40万円です。
- 2台用のグランフローアの標準的な工事費用は、約60万円です。
さらに、
- 「2階から出入りをできるようにしたい」
- 「既存のブロックを外して、出入り口を設けたい」
となるとその加工分の費用が加算されるようなイメージです。
グランフローアの建ぺい率について
グランフローアの建ぺい率は、通常のカーポートと同じ換算になります。

グランフローア施工例と口コミ
駐車場の上がデッキスペースに。三協アルミの『グランフローア』は、限られた敷地や密集した住宅地でも家族が集まる楽しい庭が欲しい。
そんな要望を叶える商品です。
メーカーさん自ら設置された方にインタビューを行い、その動画がyoutube上で公開されていますので、ぜひ口コミとしてご覧ください。
グランフローアが欲しい!じゃぁ見積もりをするには?
ぜひ、複数社に見積もりを取って頂き、色の提案内容だけでなく工事の内容を比較検討して頂くと良いかと思います。
できれば、「グランフローアの過去施工実績がある」業者さんを推奨します。
そうすることで、外構やお庭工事を得意とする専門の業者からのアドバイスやアイデアがもらえるので、失敗するリスクも軽減できます。
あまりそういった業者さん複数社知らないという場合には、下記のリンクのようなインターネットで業者さんを紹介いただける地元の優良業者さんを紹介いただけるサービスもありますよ。
業者さんによっておすすめする内容が異なるかもしれませんが、提案内容に正解はありません。
特にバルコニーカーポートのような高額・重量商品は相談時に
三協アルミ者の「グランフローア」を検討してます。
とお伝えください。
対応の可否が事前にわかるので打ち合わせ、業者さん探しもスムーズにできます。
ちょっと手間がかかるかもしれませんが、損をしないエクステリア見積もりを取るためにも、複数の専門業者さんにアドバイスを受けることを私は、お勧めします。
1%でも見積が安くなれば2~3万円浮きます。いいお肉でバーベキュー大会できるぐらい浮くので、ここは妥協せず、辛抱強く検討を強くお勧めします。
お引越し後や家を建てていている途中に検討することの多い外構工事・エクステリアについて一番の悩みは、
- 納得の行くプランと最適な設置方法の提案
- 高い工事品質と施工後の安全性
- 予算内に費用を抑える、工夫と商品選び
ではないでしょうか?
外構やエクステリアの予算配分で悩んでいる方へ「相見積もり」を活用することで大きく見積金額ダウンも期待できます。プラン比較も相見積もりは非常に有利ですよ。

さらに、タウンライフリフォームに相談すれば1社だけでなく、なんと相見積もり先の優良企業さんまで紹介してもらえます。(しかも外構業者さんには内緒で)
もう一つ特筆したいポイントとして、タウンライフリフォームは事前に紹介してもらう業者さんを指定できます。
今から業者探しをしている方は、一石二鳥の無料サービスですので利用しない手はないですね。