家に屋上があるけど、全く使っていない人
「新居に引っ越してきて、生活も落ち着いてきた。最初いろいろ足りなかったんだけど、買い足し買い足しで快適になってきた。それはそうなんだけど、ウチには3階の屋上がある。ぜんぜん活用ができてなくて、とってももったいない。ベランピング?みたいな言葉もあるみたいだし、なんとか屋上テラス・屋上バルコニー使えない?」
←屋上バルコニーに手を加えて、屋上テラススペースを作る人増えてます。
近年屋上テラスやルーフバルコニーは、新築だけではなく今お住いの家にも増築したり、使い勝手の良いようにリフォームができます。
屋根をリフォームってなんだか難しそう。
屋上の工事大変そうと思うかもしれませんが、最近「ベランピング」屋上などのベランダでキャンプをできるようにしている人増えています。
屋上をちょっと手入れして憧れの屋上テラスをつくってみるのはいかがでしょうか。
その時の相場や、施工する際の注意点をまとめました。
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最近、人気の屋上テラスをプライベート空間に
最近3階建ての家も増えてきて、その屋上をテラスや庭園、ルーフバルコニーとして活用しするなど屋上人気が高くなっています。
従来は、鉄筋コンクリート造りなら屋上も可能でしたが、ここ数年で技術と法律が一部改正され戸建ての木造住宅でも屋上をつくれるようになったのをご存知ですか?
理由は、木造住宅における屋上の「排水勾配」と「バルコニー面積の制限」の基準が緩和されたからです。
屋上テラスは、お子さまが安全に安心して遊ぶ空間であったり、空に近い屋上にウッドデッキを設置してくつろげる空間になったり、楽しみ方はいろいろです。
スペースは広くなくても、隣家の目線を気にしない、圧倒的な空の広さが屋上が第二の庭として活躍します。
木造住宅でも屋上を作るハウスメーカーさんが増えてきた
先ほどの規制緩和も大きな理由になりますが、さらに屋上を作る理由がふえたことに保険制度があります。
住宅瑕疵担保責任保険という保険制度をご存知でしょうか。
「引っ越してきたばかりの新居に雨漏れがする!しかも、購入した業者が倒産している!どうしよう!!」
夢のマイホームが一瞬にして悪夢に変わりますよね。
というような状況にはならないように、確実に補償が実行されるための保険制度があります。
適用率は高く保険金の支払いや工事の内容や検査などの条件を満たす必要がありますので自宅の見積や契約内容を確認してみてください。
保険補償対象になるのは、家の基礎、土台、柱や横架材、屋根などの構造材と、屋根や開口部からの雨漏りについてで、とても細かく設計に対しての基準が細かく決められています。
戸建て住宅のベランダにはFRP防水が主流ですが、金属防水の技術が高くなったことで、屋上やルーフバルコニーに利用されるようになりました。
また、人が歩いたり過ごすことを前提とした屋上テラスなどでは、強度と耐久性も重要になってきます。
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屋上に屋根やウッドデッキを付けることで建ぺい率や容積率に影響は?
家の増改築では、建ぺい率や容積率が関わってきますが、屋上に雨をしのぐ屋根やウッドデッキを増築した場合はどうでしょう。
建ぺい率とは
建ぺい率は、一般的に敷地に対する建築物の水平投影面積の割合です。
つまり、家を真上から見たときの面積になります。
屋上はすでに屋根としての認定を受けているので、そこに屋根をを作っても、ウッドデッキを作っても建ぺい率は変わらないので問題ありません。
ただし、家の屋根から飛び出すサイズ物を付ける場合は、もともとの建築面積よりも広くなってしまうので、要注意です。
容積率とは?
容積率は、敷地面積に対する建築物の延べ面積の割合です。
一般的には、延べ面積は家の各階の床面積の合計ですが、床面積にに屋上が入っている場合やサンルームなどで新設した場合は、床面積にに算入させる必要があるかもしれません。
詳しい見解については、そのエリアの建築主事にゆだねられますのでわからなければ、とりあえず、業者さんに確認してもらうのが確実です。
屋上にテラスやウッドデッキを取り付ける場合
屋上に屋根を取りつけたりリフォームをする場合は、漏水などのリスクもあるためしっかりと施工技術を持った安心した業者さんに注文する必要があります。
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