カーポートの耐用年数について調べている人
「カーポートを設置しようと思っているけど思いのほか、高い!一度設置すると何年つかえるのだろうか?使える年数によっては、元が取れるかもしれない。乗り降りの時に子供を担いでいると雨がふると大変、平均的なカーポートの使える期間を教えてください。」
←カーポートはそう簡単には壊れませんよ、すくなくとも10年〜20年使えますよ。
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長年カーポートを販売していると長く使えるかどうか、耐久性についても自然と理解できます。
入社したばかりの時に売ったカーポートは、健在です。配達ルートの道路から見えるので思い出の地みたいなものになってます。
さて、今日は、カーポートの耐用年数についてのご紹介です。
カーポートの設計上の強度ついて
最近では、異常気象や台風などの気になる災害のニュースが報道されています。
それに合わせて、カーポートも高強度の機種が開発販売され、旧規格の古いカーポートをリニューアルする人が実際、増えています。
事実、カーポートを購入して設置すればかなり長い期間使えます。
そこで、一般な「カーポートの耐用年数」はどれくらいかご存知でしようか?
カーポートは日本の住宅には広く比較的普及はしてはいますが、1台用、2台用、3台用とものによって価格は、決して安いものではありません。
カーポートを建ててから、実際にどのくらいの年月を利用することができるのか、気になる方も多いのではないかと思います。
長く使えればその分だけ年間に割ったコストが下がり、元をとりやすい算段です。
カーポートは、家電製品のように設計上の耐用年数という取り決めはなく、最近のカーポートならば、少なくとも10年から20年の耐用年数を有していることが一般的です。
なによりも、カーポートの寿命を脅かすのは、台風や積雪などカーポートに力が加わってしまう自然災害がほとんどです。
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カーポートの耐用年数について
結論、カーポートに寿命はありません。
その理由として、カーポートの金属部分はアルミ製で錆びる素材でもなく、劣化する素材でもないので一生使えるものです。
耐用年数は一般的は、台風や雪で壊れるまでの期間を指しますが、お客様から「どれくらいもちますか?」と言われたとき、カーポートの耐用年数は10~20年と私は回答しています。
カーポートの種類や使用される場所など(特に沿岸部)にもよって異なってくるため、一概に確実な回答をすることはできません。
今、日本で販売されているほとんどのカーポートはアルミ金属製で、工事に不備がなければ、劣化の心配もありません。
唯一、怖いのが本来の耐用強度を超えた力が加わってしまう台風の強風や大雪、地震等といった災害で、カーポートが破損してしまうといった危険性があげられます。
そうならないために、有事の際には、カーポート補強や、普段からの不具合がないか等のチェックをすることが大切です。
カーポートの種類よる耐用年数の違い
カーポートメーカーやサイズによる大きな耐用年数の差はありません。
物理的には同じ商品であれば、小さいサイズの方が有利です。
メーカーの設計強度の基準も規格で一番大きなサイズをベースに考えられており、スペック以上の強度を有していることがほとんどです。
ちなみに、カーポートは使われる屋根の差でおおきく2種類に分けられます。
「ポリカーボネートを使用したカーポート」と「スチール折板を使用したカーポート」の2種類です。
カーポートは一般的に屋根材に透明なポリカーボネートという素材を使用します。
ポリカーボネートはガラスのような透明な薄い板材ではありますが、非常に耐候性・高耐久であるのが特徴の屋根です。
ポリカーボネートは表面に紫外線をカットする加工がされており、劣化のしにくい素材です。耐用年数も長く高速道路の防音壁などにも利用されているほどです。
なので、長年屋外に放置され、耐用年数にシビアなカーポートや屋外商品のパネル材、屋根材として広く利用されている素材です。
しかも、ポリカーボネート自体は簡単に取り外し、交換をすることが可能です。(多少のコストはかかりますが。。。)
周期的にポリカーボネートに付着した汚れや雨水を水で洗い流し、メンテナンスをしてあげましょう。
続いて、折板カーポートについてです。
ポリカのカーポートとは異なり、スチール折版を折って屋根材に使用しています。
スチール折板とは、鋼鉄を0.6mmや0.8mmなどに薄く伸ばした板では鉄素材です。
そのため積雪・強風などにも十分な強度を発揮します。
当たり前ですが、防錆加工も施されており、身近なところでは、工場の屋根や駅のプラットフォームなどの屋根材としても広く普及している屋根材です。
そのため、強度が必要な箇所や、積雪地域には一般的にスチール折板カーポートを用いられることが多いですね。
ポリカーボネートのカーポートよりも値段は高く頑丈ですので、強度を重視される、より耐用年数が長いカーポートを望むのであれば、折板カーポートがおすすめです。
カーポートの劣化を防ぐためには
では、出来る限り長くカーポートを使うためにはどうすれば良いのか。
カーポートの耐用年数を短くする要因としては、なんらかの理由による「破損」が主な要因になります。素材の劣化が原因で使えなくなることはほぼありません。
さらに、破損する要因は三つ。
- 台風などの強風による破損
- 積雪による雪の荷重による破損
- 地震などの自然災害よる破損
地震災害についてはなかなか対策が地面に固着しているカーポートなので、できません。
ですが、雪と台風に対しては対策ができます。
耐用年数を伸ばす対策として有効なのは、片流れタイプのカーポートの場合はサポート柱を取り付けることで補強が出来耐用年数が伸びる傾向にあります。
普段からずっとサポート柱付けている必要はなく、台風や大雪の積雪が想定される日だけ利用することもできます。
サポート柱をつけられない形状の両足タイプのカーポートは、日頃のメンテナンスを行うことで対応年数を伸ばすこともできます。
アルミ素材なので錆びたり、腐ったりしてしまう事はありませんが、やはり金属です。
もらい錆などの発生がゼロではありません。
近くに化学工場やもしくは沿岸部の場合、通常のエリアに比べて少し錆が進む可能性があります。
年に一度でも良いので、水雑巾で拭くなどをして表面の化学物質などを塩などを落としておくと良いでしょう。
また、基本的にはカーポートを固定しているビスなどは、緩まない構造になっていますが、長年の風を受けて揺れたはずみなどで緩んでしまうこともあります。
これも年1回の年末年始の掃除でも良いので、ビスの緩みがないかを確認してると耐用年数をより長く破損を防ぐことができるコツです。
カーポートを付けることでメリットもあります台風の時など枝や小石などが飛んでくることがありますが、その飛んできたものをカーポートが受け止めてくれることで車のボディやガラスへの傷を防ぐことができます。
ポリカーボネートはガラスの200倍の強度があり傷はつくものの割れたりしづらい素材です。
あとは、人的にミスについても保証があるとあんしんです。
あってはいけないことですが、例えばビスを止め忘れていたなどで、本来の製品強度が発揮できず、破損してしまったケースです。(施工不備ですね)
カーポートの設置工事についてはどうしても人がすることなので、完璧・0%というわけにはいきません。
業者さんを選ぶ場合は、カーポートの設置後に工事保証がついてる会社などに依頼することでその辺りの担保が取れます。
カーポートの耐用年数を伸ばすまとめ
カーポートは一度を設置してしまうと、皆さんは屋根に対しての興味を失って、ほったらかしということがよくあると思います。
それでも全く問題はないのですが、できれば1回の年末年始のお掃除のタイミングで確認してもらえると嬉しいです。
- 雨樋に詰まってしまった落ち葉などを取り除く
- もらい錆を防ぐ年一回水拭きをする。
- ボルトの締め直しを行うことで予期しない外れ破損を防ぐ
とても細かいようですがこういった小さな積み重ねがカーポートの耐用年数を伸ばすことになります。
何もなければ、ほったらかしでも大丈夫です。
ですが、上記のようなこういった気配りで自宅のカーポート車を守る屋根を長く使って行きましょう。
施工後の保証が付いている会社を探す場合は、ぜひ一度複数業者さん紹介サービスを利用いただくと良いと思います。
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