カーポートの見積もりをもらった人
「カーポートの見積もりをもらった。思っていた相当の金額になって工事を発注しようと思うけども、ネットを見ると基礎のサイズが物議をかましているらしい。実際メーカーカタログに基礎のサイズが記載されてるからこの通りにやるんじゃないの?実際はどうなの?」
→メーカーカタログ基礎はほとんど実施されてません。
メーカーカタログ基礎サイズは、建築確認申請をする場合
一般的に、カーポートの基礎サイズはメーカーカタログ基礎寸法を守って設置されていません。
もし機会があれば、ご自身のご自宅のまわりについているカーポートの足元を見てみてください。
あとから設置した場合は、柱元の基礎の色が違うのでだいたいのサイズが分かるとおもいます。
その確認したカーポートは、去年の台風でとんでいきましたか?
その確認したカーポートは、傾いてしまってますか?
答えは、きっとNOですよね。
メーカー基礎寸法通りに工事するのは役所仕事であったり、建築確認申請を通す場合だけです。
https://springbd.net/carport-application
隣地境界ギリギリにカーポートの柱を建てる場合は、基礎寸法が確保できないので、建築確認申請なんてできません。
一般的にはカーポート基礎はA3用紙ぐらいサイズで収まっていることが多いです。
もしくは、よほどの心配性の人でないとやりません。
カーポートの基礎に心配な方がメーカー寸法で実施することもがあります。
あとは、地面がぬかるみやすい・柔らかい土の場合ですね。
大きな力が加わる時には必要な地耐力を確保する必要がありますので、極力大きな基礎が有利です。
土地に余裕があれば良いのですが、都心部や首都圏ではそんなよりょくはありませんので、ギッリギリに建てるのが一般的です。
私が理論的に大丈夫です。と説明するよりも、ご自宅の向こう三軒両隣にカーポートが立っているお家を見てもらう方がよっぽど説得力がありますね。
それよりも手抜き工事をしない業者さんを探す方が先決。
カーポートの基礎を心配するよりも、基礎を含めたカーポート本体の工事をしっかりして、保証をしている会社さんを探す方が圧倒的に安心につながると思います。
業者さん探しのポイントなどもこのブログでは紹介していますので、またよかったらご覧いただけると幸いです。
「この記事に出会えてよかった、価格交渉ができました」「注文する前に確認すべきポイントがわかって助かった」という声を頂いています。事前に知識を仕入れておくとコスト削減にもつながり失敗も少なくなりますよ!