「置くだけ」目隠しフェンスは危険をともなう
毎日、お隣さんの目線が気になる…!いい感じの目隠しのフェンスを置きたいなぁ。でも工事の手配はめんどくさい。工事がなければ値段も安いよね。「置くだけ」で十分だな。
ホームセンターなどでは「置くだけの目隠しフェンス」が売られています。
工事いらずで設置できて、お値段も手ごろなので、気になっている方も多いと思います。
でも、置くだけの目隠しフェンスは、プロとしてはおすすめしません。
工事して設置する固定式の目隠しフェンスよりもろいですし、何か事故が起きたとき、補償などの責任範囲も多くなります。
目隠しフェンスを「置くだけ」のリスクについて、詳しくご紹介します!
外構の専門家が、置くだけフェンスの実情をお伝え!

はじめまして、庭ファンと申します。
「庭のことなら、すぐ庭ファン!」をコンセンプトにお庭・外構・エクステリアのお悩みをすべて解決するために生きています。
総SNSフォロワーは約27万人※1からフォローいただける内容を配信していると自負しています。
※1
YouTube:チャンネル登録者数は14.0万人、総再生数は約5,250万回 Instagram:フォロワー数も9.4万人、その他:2025年10月現在
このサイトでは、お得にお庭づくりをするための外構・エクステリア商品情報やコストカットの秘訣などを、すべて無料で配信しています。
外構・エクステリアは、建物の次に高額な買い物です。
絶対に、失敗・後悔してほしくないという私の思いが伝わることを願いながら、お庭づくりで悩んでいるあなたのお役に立てると嬉しいです。
また、私の詳しい経歴を知りたい方は、≫わたしのプロフィールをご参照ください。
目隠しフェンスは置くだけだと倒れやすくて危険!
 
置くだけのフェンスは、工事不要で設置できる便利さに、ついつい心ひかれます。
プランターやベンチを兼ねたタイプもあるので、ガーデニングなどをされる方には特に魅力的に見えるかもしれません。
でも、基礎工事なしで、しっかり固定していない目隠しフェンスは、倒壊やケガの危険もあります。
目隠しフェンスは構造上、風に弱い!
そもそも目隠し目的で屋外に設置するフェンスは、倒れやすくて危険です。
前提として目隠しフェンス=見えないように隠すので、風が抜けにくくて強風の影響を受けやすい性質があります。
実際に写真で見比べてもらうと分かりやすいんですが、まず境界をはっきりさせるためのメッシュフェンスやアメリカンフェンスは、こんな感じ。
 
 
一方で、目隠しフェンスってこんな感じです。
 
 
目隠しフェンスはそもそも隙間が少なく、風の通り道がないので、強風の影響を受けやすいんです。
選ぶなら、ボーダーの板の間に小さな隙間が開いているルーバーフェンスがおすすめです。
設置工事をしていれば安心。でも置くだけだと不安が…
 
きちんと基礎工事をしたうえで設置してあるなら、たとえ台風が来てもまだ耐えられます。
それでも、これだけ自然災害が多いなかで変形リスクはあります。
地面に固定されていない目隠しフェンスなら尚更ですね。台風や強風時に影響を思いっきり受けてしまうことになります。
 
既存のフェンスにラティスフェンスを取り付けるのも危険です。
置くだけフェンスと同様に、強風の影響を受けやすいので注意してください。
最悪の場合、お隣さんの車や外壁を破損させてしまう
 
フェンスが自分の敷地側に倒れるだけで済めば、まだマシです。
最悪の場合、目隠しフェンスが倒れたことで、隣家の車や外壁まで破損させてしまう可能性も考えられます。
窓が近くにあったら、そのガラスも割ってしまうかもしれません。
さらに、お隣の敷地や通行人に迷惑をかけたら損害賠償ということも考えられます。
まだある!目隠しフェンスを置くだけのリスク
 
置くだけの目隠しフェンスには、ほかにもリスキーな点があります。
「手軽だから」と飛びついてしまうと、後悔してしまうかもしれません。
いざというときの対策が面倒
 
第一に、いざというときにきちんと対策するのが難しいこと。
置くだけの目隠しフェンスの場合、強風時や台風が接近しているときの対策は必須です。
置くフェンスの種類にもよりますが、以下のいずれかの対策が必要になります。
- 目隠しフェンスを外して収納する
- 安全な場所に目隠しフェンスを移動させる
- その場で倒しておく
やることは簡単そうに見えますよね。
でも置くだけの目隠しフェンスを使っていて、かつ、こうした対策をちゃんとやってる人を私は一度も見たことないです。
転倒防止対策は自己責任!倒れても誰も助けてくれない
 
さらに、置くだけの目隠しフェンスの注意書きを見ると、こんな文面があります。
「転倒防止対策は、十分にお願いします」。
これってつまり、「転倒しても、メーカーで責任は負いませんよ」ってことなんです。
だから、たとえ目隠しフェンスが倒れて外構が壊れたり、皆さんがケガをしたりしても、メーカーは助けてくれません。
しかも、お伝えしているように目隠しフェンスはもともと強風に弱いもの。
なので、転倒防止対策が不十分で、お家や皆さんに良くない影響が出てしまうことだって十分考えられます。
だから、プロは置くだけの目隠しフェンスをおすすめしないんです。
逆に、置くだけ設置でもOKな場面って?
 
このように、置くだけの目隠しフェンスのリスクはいろいろあります。
でも逆に、強風対策さえきちんとできるなら、置くだけの目隠しフェンスも全然アリです。
特に以下のような場合は、置くだけの目隠しフェンスも前向きに検討していただいてよいと思います。
- 風があまり通らない場所に設置する場合
- 目隠しフェンスを部分的にしか使わない場合
- きちんと収納できる自信がある場合
風があまり通らない場所に設置する場合
まず風があまり通らない場所に設置する場合は、置くだけの目隠しフェンスでもOKです。
下の写真のように、お隣さんの家と自分の家が近くて、家自体が風よけになる場合ですね。
ただし右の写真のように、何もないところに設置したいなら話は別です。必ず基礎工事をする目隠しフェンスにしてください。
 
あと、こうやって家の前に置きたい場合も、基礎工事が必須です。
公道に向かって倒れたり、飛ばされたりしたら大変なことですからね。
 
目隠しフェンスを部分的にしか使わない場合
目隠しフェンスを部分的にしか使わない場合も、置くだけのタイプで問題ないと思います。
高さ180cmのフェンスを立てたいと思ったとき、全部目隠しフェンスにするんじゃなくて、半分だけ目隠しフェンスにするといったような場合です。
フェンスのどこかに風の抜け道があれば、強風が吹いても倒壊しづらくなります。
きちんと強風対策できる自信がある場合
あとは、緊急時にきちんと対策できる自信がある場合!
「自分は、絶対に面倒くさがらずに収納したり倒したりできる!」という方なら、置くだけの目隠しフェンスでも問題ないです。
置くだけの目隠しフェンス、実はそこまで安くない
 
目隠しフェンスも使いどころによっては置くだけでも悪くありません。
ただ実は、置くだけの目隠しフェンスの値段ってそれほどお得でもないです。
とある置くだけの目隠しフェンスは、横幅90cm・高さ180cmサイズのものが2セットで、約6万円で販売されています。
ですが、固定式の目隠しフェンスでも、探せば安いものはあります。
高さ200cm・横幅200cmサイズのものが、基礎工事・品質保証付きで8万円前後で手に入ることも珍しくないです。
数万円程度の差であれば、ケチらずに固定式の目隠しフェンスを選んでください。
中でも木目調のフェンスがおしゃれで人気ですよ。
人工木を使った商品よりも、木粉を練りこんだ樹脂製のフェンスがおすすめ。経年劣化や気温差による伸縮に強い性質があります。

≫かっこいい&オシャレすぎる、秀逸目隠しフェンス10選【これで、お家は完璧!】
置くだけも悪くないが、せっかくなら固定式を
 
置くだけ目隠しフェンスについてご紹介しました。
工事いらずで設置可能なのは魅力的に感じるかもしれませんが、「強風で倒れやすい」「自己責任の部分が多い」といったリスクもあります。
そして、よく見るとお値段も特別安いわけではありません。
せっかく設置するなら、固定式目隠しフェンスを選ぶことをおすすめします。
ただ、置くだけの目隠しフェンスも、使いどころを選べば選択肢として入れておいても良いと思います!
どちらのフェンスにしようか迷ったら、ぜひプロに一度相談してみてくださいね。
費用を抑えたいならDIYもおすすめ!
DIYで風に強い目隠しフェンスを設置する方法は、こちらの記事で解説しています。

≫DIYで風に強い目隠しフェンスを作る3要素とは?コスパ悪いと思うなら諦めて
専門業者の相見積もりで最安値フェンスも狙える!
工事付きでフェンスを安く設置するためには専門業者さんに依頼することが大切です。
ハウスメーカーや工務店に工事を依頼すると、実際の工事は外構の専門業者が行うため仲介手数料が加算されてしまうのです。
外構の専門業者さんに依頼すれば仲介手数料がかからないので、見積もりが2~3割安くなることもあります。
さらに複数の専門業者さんに相見積もりをとることで最安値も狙えますよ!
 
自分でイチから業者さんを探す手間が省けるので、時短にもなっておすすめです。
フェンス費用は、何もかもカットすればいいというわけではありません。
\まずは、無料で優良外構業社を探す/
≫(無料)庭ファン推奨店に相談する
※見積は何度でも無料です。
外構を安くするためのお得な情報があります!
 
いかがでしたでしょうか?
庭ファンの過去の経験や考えていることを全部出し切って紹介しました。
外構を検討している、すべてのひとに応援したくコンテンツを配信しています!
外構工事は、そのお家によって、訪問する業者さんによって値段が大きく変わるので、庭ファンは3社以上から見積もりをもらうことを推奨しています。
その相見積もりは、ただの金額が比較できるだけじゃなくて…実は、その後の値下げの材料の武器になります!
見積書は、1社では何もわからない…
でも、2社の見積もりがあれば、どっちが良いか。
3社の見積もりがあれば、だいたいの相場がわかるようになります。
こっちのプランのほうが良いというのは比較してはじめてわかりますね。
しかも、何度も話し合いすることで気づかないうちに、安心して任せられる業者さんか自分でわかるようになれます。
なので、相見積もりを推奨してます。
さらに、相見積もりを取った上で、庭ファンにご相談ください。
この限定リンクからご依頼いただいた方、限定であなたの家に合ったプランのチェック・アドバイスします。
相見積もり+庭ファンアドバイス=これが一番安心です。
実際にアドバイスを受けた方は、大きな節約につながりました!
 
\節約できたお金でなにできる?/
\諦めていたオプションや便利な時短家電も!/
まったく同じ商品でも業者によって何万円も差があることもよくあるし、
相見積もりを取らないと、価格が安くなることにすら気がつけず、知らないと損するかもしれません。
たった、打ち合わせの1〜2時間で、数十万円やすくなり、使い勝手の良いプランも手に入る可能性も高まります。
残念ながら、業者さんの比較は、契約したあとではできません…
まだ、見積もりを依頼していない、今なんです!
庭ファンがアドバイスするにも、比較するにも見積書が必要です。
外構業者さんを見積もり相談するところから始めてください。
ぜひ、このリンクから見積もり依頼をしてください。
※このリンク限定で、庭ファンの無料アドバイス特典をおつけできます。
※他の方法から依頼されると状況を確認できないため、サポートができません。
「業者探しがめんどくさい、時間がない」
「どこがいいかわからない、見積もり良し悪しがわからない」
とはいえ…比較って忙しいし、時間がない…
わかります…、庭ファンも三児の父です。毎日バタバタします。
庭ファンのオススメのサイトはマジデ1分で入力が終わります。
LINEに返事する感覚でOK!
 
あてはまるところをポチポチ押すだけ
そして、依頼が終わったら庭ファンにこのフォームからお知らせください。
これだけ!
折り返し、相談用フォームとアドバイスに向けて用意してほしい書類をご案内します!
今から見積もり依頼をする人限定です。すでに依頼した方は…ごめんなさい。
いただいた見積書・図面を見て、あなたにぴったり合わせたアドバイスをご回答申し上げます。
アドバイスの内容と質は、いままでにご覧いただいたブログで期待いただけると思います。
あなたのお家のプランに適用させたあなた専用、総まとめになる見込みです。
期待できませんか?
ご満足いただけると、自信アリです。
庭ファンからの無料アドバイスがほしい!という人は、外構業者さんをまず見積もりを頼むことから始めてください。
こちらのリンクからお申し込みいただいた方限定で、このアドバイスは無料で行ってます。
本当にお得です。
申込みが終われば終わったら庭ファンにこのフォームからお知らせください。
相見積もりと庭ファンの全力アドバイスで、後悔しない外構に近づられると思いませんか?
ぜひ思い描いた外構に近づくために、庭ファンがお手伝いします。
手伝ってほしい方は、このリンクから見積もり依頼をして見積もり依頼が終わればこのフォームからお知らせください。
ぜんぶ自力で頑張って失敗するかもしれない
アドバイスなしで、何百万円もムダになるのか
…どちらがいいですか?
今ならまだ、大丈夫!
ここから始めてください。
依頼が終わったら、必ずこちらからお知らせください。
最後まで、ご覧いただきましてありがとうございました。
 
											




 
							
							
							
															 
							
							
							
															 
							
							
							
															 
										
					 
									

 
										
										
										
																	 
										
										
										
																	 
										
										
										
																	 
										
										
										
																	 
										
										
										
																	