おしゃれなロックガーデンの作り方
ロックガーデンにしたいんだけど、外構業者さんからの提案がイマイチ…。もっとおしゃれにしたいんだけど、子ども3人いるし手入れの手間がかからないようにしたい…どこをどう変えるべき?
「お庭づくり初心者!センス?全くないです。」「忙しいけどカッコイイお庭にしたい」。
そんな方にこそおすすめしたいのが、「ロックガーデン」です。
大きな岩石や、乾燥に強い植物を使ってつくるお庭で、明るく開放的な雰囲気が特徴。
しかも、コスパがよく、お手入れや作り直しも簡単なんです!「あぁ…失敗した」なんてことも防げるはず。
今回の記事では、ロックガーデンの作り方や、お庭づくりに使える石材・植栽・照明の選び方・使い方を解説します。
おすすめの外構エクステリア商品もご紹介するので、ぜひ参考にしてください!
ロックガーデンについて、外構のプロがまるっと解説!
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ロックガーデン=岩石がアクセントのお庭
「ロックガーデン」とは、名前の通り岩石や溶岩石をアクセントに使用するお庭です。
よくあるお庭のように、ブロックを積み込んだり、コンクリートを敷き詰めたりはしません。
「カリフォルニアガーデン」「ドライガーデン」とも呼ばれます。
また、「マリンガーデン」や「サーファーガーデン」も、雰囲気が近いです。
ロックガーデンの4つの特徴
ロックガーデンは、
- オープンスタイルの家にマッチ&手入れも簡単
- カラフルで温かみのある仕上がりにできる
- 素人でもDIYしやすい
- オープン外構&耐久性が高いため、コスパが良い
という特徴があります。
1. オープンスタイルの家にマッチ&手入れも簡単
ロックガーデンは、開放的な雰囲気でオープンスタイルのお家に最適!
植栽には乾燥を好む植物を使用するので、水やりの回数も少なくて済みます。
しかも、雑草にも強い!
2. カラフルで温かみのある仕上がりにできる
ロックガーデンは、温かみのある見た目も楽しめます。
地面をコンクリートで覆ってしまうと、こんな感じでシンプルで無機質な印象になりがち。
でもロックガーデンは地面にカラフルな岩石を敷き詰めるので、全体的に明るい雰囲気に仕上がるんです。
3. 素人でもDIYしやすい
お庭づくり初心者でも、DIYしやすいのが魅力です。
基本的に、ロックガーデンには岩石を置くだけ。
固定したり土台を作ったりしないので失敗しにくいです。
また、もし「なんか違うな~」と思ったら、お庭のデザインは何度でもやり直しができます。
4. オープン外構&耐久性が高いため、コスパが良い
そして、初期費用やランニングコストが低く、コスパが良い点も見逃せません。
ロックガーデンは、目隠しの塀などを作らない、スペースが広く感じられるオープン外構が基本です。
外構工事の費用をあまりかけなくても、十分カッコイイお庭になります。
しかも岩石は天然木などと違って耐久性が高いので、劣化知らず!
買い換えやメンテナンス関連の費用も、ほとんどかかりません。
また、植栽にもそれほど多くの植物を植える必要がありません。
そのため、ロックガーデンに合う植物をきちんと選べれば、おしゃれにしやすくなります。
ロックガーデンの3つの注意点
魅力的な特徴の多いロックガーデンにも、こういった注意点があります。
- 傾斜地や高低差50cm以上の場所には不向き
- 使用する岩石や植物の選び方が難しい
- 家の雰囲気と合わないとちぐはぐに…
1. 傾斜地や高低差50cm以上の場所には不向き
ロックガーデンは、傾斜地に建つお家には不向き。
高低差が50cm以上ある場所でつくるのも、避けたほうがいいです。
ロックガーデンに使用する岩石は、基本的に地面に固定せず、ポンポンと置いていきます。
傾斜や高低差がある場所だと、置いた岩石が転がってしまったり、細かい土や砂などが流出したりしやすいんです。
どうしてもこんな傾斜のある場所にロックガーデンを作りたいなら、業者さんにお願いしたほうがいいです。
2. 使用する岩石や植物の選び方が難しい
岩石がメインになるお庭なので、ロックガーデンに使用する岩を選ぶのはけっこう難しいです。
ロックガーデンに使用する岩石って、色も形も、非常にバリエーション豊富。
輸入品の岩石は、輸入先によって岩石の雰囲気が全然違うこともあります。
それに、岩石って雨に濡れるとまた表情が変わるんですよね。
なんとか選べたとしても、実際どのように配置するかも悩みどころ…。
あと岩だけじゃなくて、植物もロックガーデンに合うものをうまく選ぶ必要があります。
3. 家の雰囲気と合わないとちぐはぐに…
そしてロックガーデンは、建物の外観に大きく依存します。
お家の形・色・スタイルをかなり選ぶので、どんなお家でも、なんでもできる! というわけではないんです。
たとえば和風の家でロックガーデンにすると…
こんな感じで、典型的な日本庭園になってしまいますw
合わないお家に無理矢理ロックガーデンを作っちゃうと、ちぐはぐになったり、逆にちょっとダサくなる可能性もあります。
ロックガーデンに合う石材・植栽・照明
ロックガーデンにするなら、こんな石材・植栽も一緒に置いてほしいという私のおすすめをご紹介します。
- 石材は大ぶり×明るめカラーを
- 植栽には多肉植物など乾燥に強いものを
という視点で選ぶのが、おしゃれに仕上がるコツです。
また、土っぽいものだらけにならないよう、照明を置くのもポイント!
石材は大ぶり×明るめカラーを
お庭のメインになる石材は、形・色の両方を重視して選ぶのが重要!
ロックガーデンに適した石材としては、
- クラッシュブロック
- ぐり石(割栗石)
- 割石
- 溶岩石
などがあります。
色は、このあたりの温かみのある色がいいですね。
- グレー
- ブラック
- ホワイト
- イエロー
- オレンジ
- ピンク
石材はホームセンターでも売ってますし、Amazon・楽天など通販サイトでも取り扱っています。
植栽には多肉植物など乾燥に強いものを
ロックガーデンを石材だけで構成してしまうと、非常に無機質な印象になります。
なのでぜひ、植栽も行ってください!
植物は、多肉植物など乾燥に強いものをいくつか選ぶといいですよ。
迷ったら、このあたりがおすすめです。
- アガベ
- ユッカ
- ヤシ
- サボテン
- プルメリア
中でもサボテンやヤシは、カリフォルニアスタイルのお庭によく合う植物として定番です。
照明はアクセント&防犯対策になる
そしてぜひ、照明も設置してみてください!
石材・植栽だけだと、土しかなくてまだまだ無機質な印象があります。
そこにワンポイントとして照明を入れると、夜もグッとおしゃれになるんです!
また、ロックガーデンはオープン外構で人の出入りがしやすいので、夜間の防犯対策としても照明設置はおすすめ。
照明の種類や、ライティングの方法はいろいろあります。
お庭の広さや配線なども考えながら、どんな照明がいいか考えてみてください。
ライティングの方法を詳しく知りたい方は、こちらもどうぞ!
≫おしゃれな外構にはライティングが絶対に欠かせない!テクニック5選
押さえるべき石材・植栽選びのポイント
「さあ、これで石材や植物を買いに行けるぞ!」…とその前に!
まだまだ知っておいていただきたいポイントがあります。
石材はホームセンターで購入を。河原で拾うのはNG!
石材は、ホームセンターで購入するのがおすすめです!
Amazonや楽天などでも売っていますが、石材は重くてサイズも大きいので、送料がかさみがち。
しかも、梱包されずに届くことがほとんどです。
手間はかかりますが、実店舗に行って買ってきた方が、安上がりになりやすいです。
あと、コストを抑えたいからといって、河原に拾いにいくのは控えてくださいね!
基本的に、河川の石の採集には許可が必要です。
多少であれば黙認されるんですが、あまりにも量が多いと「業者」とみなされる可能性も。
そして河原で拾ってきた石は色合わせも難しくて…。
正直、わざわざ拾いに行くメリットは全然ないですよ。
岩石は低めに設置、カラーは混ぜないように注意!
岩石を設置する際は、「低めに設置」を意識してみてください。
ブロックみたいに積まず、地面の土が隠れるぐらいの高さがあれば十分です。
配色も、「茶色系」「黄色系」「グレー系」と決めたら、その系統のみでまとめるのがベスト。
何色も使っちゃうと統一感がなくなって、そこら辺の石を並べたようなダサい仕上がりに…。
しかも、安っぽさも出ちゃいます。
花壇も低めに、既製品のエクステリア商品も使える
花壇を作りたい場合は、岩石のふちに植物を植えるだけでOKです。
あまり高さを出した花壇を作ってしまうと、土が流れ出てきて崩れたり、せっかくのお庭が汚れてしまったりする恐れがあります。
どうしても高めの花壇が作りたい場合は、まずブロックなどを積んで花壇を作ってください。
その表面の土を隠すように岩石を置けば、大丈夫です。
あとは石材や植栽でつくるのもいいんですが、既製品のエクステリア商品を使用する方法もありますよ。
たとえば、大人気の「ガビオン」。
本物の岩石を、「蛇籠(じゃかご)」と呼ばれる金網のかごに入れて作っています。
金網のかごはもともと建築資材として使われていたものなので、耐久性もばっちりです。
ロックガーデンのもっとおしゃれな作り方
ここからは、ロックガーデンをさらにおしゃれに仕上げるポイントを紹介します!
プロの業者さんも採用している内容ばかりなので、ぜひ参考にしてください。
門柱もロックガーデンテイストに合わせたものを
ロックガーデンに合う門柱選びもポイントです。
私のおすすめは、トーシンコーポレーションさんの「ユナイト ログ」!
この洗練され過ぎてない感じが、ロックガーデンにベストマッチ。
あとは、タイル調の門柱もロックガーデンと相性がいいです。
たとえば、エスビックさんの「ラピス・ウォール」。
石材の質感を感じる雰囲気で、ロックガーデンにもぴったりです。
壁と地面の境界線・スキマは岩石やレンガで埋める
ロックガーデンの壁と地面に境界線がある方は、スキマに岩石を詰めてください。
こんな感じで壁と地面の境界線を曖昧にすると、おしゃれに仕上げられるんですよね。
具体的には、
- 駐車場の土間コンクリートと、お庭の目隠しの部分が連結している部分
- フェンスやブロックの足元
といった場所です。
室内でこの記事を読んでいる方、周りを見回してみてください。
壁とフローリングの間、こんな風になってませんか?
これは「巾木(はばき)」といって、お家の壁と床の隙間を隠し、汚れを防ぐ役割があります。
室内・室内のどちらも、壁と床・地面の境界の部分とか足元って、あまりきれいじゃないんですよ。
でもスキマをきちんと処理してあると、おしゃれかつキレイに見せられます!
アルミフェンスよりも木製フェンス・樹脂フェンスを
ロックガーデンにフェンスを置くなら、自然の素材に近い質感のものがぴったり。
たとえばアルミフェンスよりも、木製フェンス(ウッドフェンス)や樹脂素材のフェンスがおすすめです!
ちなみにアルミフェンスってこういうタイプ。
これ自体はカッコいいフェンスなんですが、ギラギラした質感があります。
なので、自然の素材を多く使用するロックガーデンに置くと、ちょっと浮いた感じになっちゃう可能性大です。
おすすめのウッドフェンスはこちらの記事でもご紹介しています!
≫おすすめウッドフェンス5選!おしゃれ×価格×耐久性も文句なし、その中でもベストは◯◯◯フェンス!
ロックガーデンが得意な業者に頼ろう!
ロックガーデンについて、特徴や注意点、石材・植栽選びの方法をご紹介しました。
ただ、紹介したものを使えば誰でもおしゃれなロックガーデンが作れるか?というと…
そううまくはいきませんw
やっぱり業者さんは経験値が違いますし、細かい部分の処理のスキルもあります。
かといって、工事を頼む外構業者さんはどこでもいい訳でもないんです。
外構業者さんには、「和風庭園が得意」「モダンテイストが得意」「タイルが得意」など、それぞれ得意分野があります。
無理にお願いすると、変なテイストになる危険もあります。
なので、ロックガーデンにしたいと思ったら、得意な業者さんを探して相談してみてください!
得意かどうかわからなければ、業者さんに直接聞いてみたり、その業者さんの過去の施工実績も見てみてくださいね。
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