ぶっちゃけ、私はEV充電スタンド要らない派です
マイホーム建築中です!屋外コンセントについて打ち合わせを終えましたが、200VのEVコンセントをどうするか、一切話していません。十数年後には電気自動車が当たり前になるっていうじゃないですか。将来を見据えてEV充電スタンドを設置すべきですか…?
国会で政府が「2035年までに新車販売で電動車100%を実現する」と発表したのは、2021年1月のこと。
けっこう、話題になりました。
実質、ガソリン車が廃止される未来へ動き出したということです。
「一家に一台 EV充電スタンド」の時代がくるかもしれません。
いま家づくり&お家を建築中の方は「将来困るなら、先に充電スタンドを設置した方が良いのでは?」と、考えますよね。
追加工事は面倒そうだし、余計な工事費の負担を心配する気持ちもわかります。
ただぶっちゃけると、私は今の外構にEV充電スタンドは必要ないと思っています!
今回は、EV充電スタンドの必要性について解説し、コンセント設置における最適解をご提案します。
選べる商品と相場価格も紹介しますので、設置に前向きな方も参考にしてください。
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新築にEV充電スタンドは必要ないと思う理由
私は、今の外構にEVスタンドを設置する必要はないと考えています。
その理由を3つ解説します。
理由1. 充電は100Vでもできる
みなさん、知ってました?
普段みなさんが使っている100Vのコンセントでも、EV車の充電ができるんです。一晩で、約70~80km走行分の充電が可能です。
私は、知らなかったです。
専用スタンドよりも時間がかかりますが、お買い物や通勤など、日常生活で車を動かす程度なら、夜間充電で十分間に合います。
何も、毎日フル充電する必要はありませんよね。
理由2. 後から増設しても、費用は変わらない
充電スタンドは、外構の完成後に設置しても、工事費が高くつくことはありません。
今設置しても、本格的に必要になってから工事したって、費用は同じです。なら、焦らなくても大丈夫ですよね。
今建築中の方は、カーポートの近くにコンセントの200V用配線だけ持ってくるといいですよ。
いずれ充電スタンドを設置したいと思ったときに、工事が簡単です。
もしくは、配線用の穴を用意しておくのもひとつの手段ですね。
理由3. 今の商品はショボい&超高い
正直、今出ているEV充電スタンドを買うのはもったいないと思います。
政府の方針発表があったとはいえ、まだまだ普及が進んでいないEV車。
各メーカーがこぞって商品開発に乗り出しているわけでもなく、ぶっちゃけ商品はショボいです。
価格競争も起こっていないため、値段もかなり高いですね。
悪いというより、選択肢が少ないんです。ある程度普及が進んでから購入した方が、いい買い物になる可能性が高いです。
機能性がアップし、デザイン性も優れた商品が出てくるのを待つのがベターです。
将来の不安に備えるより、今の便利さを優先
みなさんに、質問です。
EV充電スタンドは”今”の生活に必要ですか?
答えがNOなら、今の暮らしをより豊かにしてくれる外構・エクステリアに投資する方が、満足度が圧倒的に高くなります。
例えば、
- 荷物受け取りが楽になる「宅配ボックス」
- 暑さ対策に効果的な「日除け」
- 利便性・防犯性向上に効果的な「照明」
などです。
将来の不安に備えるより、今の便利さを優先する方が、暮らしが快適になります。
配線だけ先に仕込んでおくと、後で得する
一般家庭用の100Vコンセントと、EV車を充電できる200Vのコンセントは、同じ配線から分岐できません。
太さや形状が違うから、併用できないんです。
200Vのコンセントを後付けしたい場合、家の中のブレーカーから配線を持ってくる必要があります。
大がかりな工事になるので、費用はかなり高額。ブレーカーとスタンド設置予定場所に距離がある場合は、先に配線だけ仕込んでおくのがオススメです。
コンセントの設置は、外構の中でも最も忘れがちで失敗が多いポイントです。
地味ですが、生活の利便性を大きく左右するものなので、事前によく考えておくことを推奨します。
現状選べる商品と設置費用をご紹介
「EV充電スタンドは必要ない」というスタンスでお話ししてきましたが、すでに設置する方向で話を進めている方もいると思います!
そこで、どんな商品があるか気になる方人へ、EV充電スタンドと、設置費用の目安をご紹介します!
Panasonic「ELSEEV mine Mode3」
想定価格:約15万円(工事費込み)
天下のパナソニックさんからは、シンプルなデザインの「ELSEEV mine Mode3(エルシーヴ マイン モードスリー)」が登場。
スマートな機能門柱がカースペースに設置されたような、スタイリッシュな見た目です。
ごちゃごちゃしがちなケーブル収納や、手元の表示灯など、細かい機能を一式搭載。ダイヤル錠を採用しているから、防犯面でも安心です。
LIXIL「エコリスEVファンクション」
想定価格:約25万円(工事費込み)
エクステリア業界からは、リクシルさんの「エコリスEVファンクション」をご紹介。
機能門柱と一体型になっているタイプです。幅20cm弱とコンパクトサイズながら、インターホン、ポスト、表札など生活に必要不可欠な機能を集約しています。
高いような気がするかもしれませんが、機能門柱も兼ねているのでトータルで見ると小スペースで安く仕上がります。
あとから、200Vの配線を門柱の場所へ引くのは難しいので、このタイプの充電スタンドを設置したい方は、外構の段階で仕込んでおくことが必要です。
四国化成「EVスタンド」
想定価格:約15万円(工事費込み)
四国化成さんの「EVスタンド」は、壁付けできるボックスタイプと、地面に独立させて設置するタイプがあります。
ボックスタイプは、カーポートの柱に取り付けられるコンパクトサイズです。
後からリフォームで設置したい場合に最適な商品です。
水生活製作所「ガーデンポール PRIZM II」
想定価格:約15万(工事費込み)
変化球EV充電スタンドとして、水生活製作所さんの「ガーデンポール PRIZMII」をご紹介します。
水生活製作所さんは、家電やエクステリアのメーカーではなく、給水栓や浄水器を販売する会社です。
この商品は、ガーデニング用品にカテゴライズされ、水栓柱として販売されているんです。
照明や100V・200Vのコンセントをプラスし、水・光・電気、すべてを一つにまとめられる、非常におもしろい商品です。
EV車の普及が進めば、今後このような商品が多く出てくると思われます。
EV充電スタンドは急いで作る必要ナシ!
EV充電スタンドが今の生活に必須でないなら、無理して作らなくても大丈夫です。
後から設置しても値段は変わりませんし、今後もっと安くて機能性が高い商品が出てくる可能性があります。
ひとつ覚えておいていただきたいのは、「ハウスメーカーは外構のことは知らない」ということです。
彼らは建物のプロであり、屋外に関しては専門外。
さらに、自動車メーカー側もゴチャゴチャしてまして、日産車と、テスラと、三菱で充電口の左右中央が変わってきます。
どこかに統一してもらいたいんですが、バラバラです。
給電作業は毎日のことなので、スタンドと給電口が逆にあると毎日プチストレスを感じます。
そうならないために、5分で良いので使うことを想定して配置を決めると失敗はしなくなります。
EV充電スタンドを今取り付ける方も、配線だけ整えて将来取り付ける方も、外構を専門としている業者さんに依頼するのが正しい判断です。
専門業者に相談することで、失敗を回避でき、コストカットもできますよ。
無料かつ効率的に、見積もり金額を下げるテクニック
外構・エクステリア商品は人生でも、購入することもほとんどありません。
しかも、普段意識することもないので、急に言われても相場価格・費用感がわからないですよね。
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実は、テクニックは簡単です。
≫ほしい商品/したい工事が決まっている場合
「「○○(商品名)は何%OFFで購入できますか?」」
「「○○(工事名)の過去実績はありますか?」」
≫ほしい商品/したい工事が決まってない場合
「「○○(カーポートなど)で一番安くできる商品は、いくらぐらいで、何%OFFですか?」」
「「○○(工事個所・手法など)の普段対応されていますか?」」
と、複数の業者さんに問い合わせてください。
この質問を投げかけて比較見積もりをすることが≪最も効率的に、最安値に近づける最適解≫と思っています。
いやらしい話、メーカーさんから出荷された商品はどこで買っても、品質は同じです。
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特にカーポートやフェンスなどは価格が大きくなることが多く、5%の差でも金額にすると2万円~3万円変わってきます。
1時間~2時間の打ち合わせで、この先10年~20年使うお庭が変わるので、ここを手を抜いてしまうともったいない!
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