お庭でバーベキューをかなえるための条件は?
庭でバーベキューするのが憧れです!せっかく庭もあるし、友達呼んでワイワイやりたいんですよ。
できるだけお金をかけずに、BBQができる庭を作るために必要な広さや地面の仕上げ方を教えてください。
せっかくのお庭で、友達を呼んでBBQするのも楽しいですよね。外で食べるお肉は美味しくなりますしね!
でも、火を使うぶんBBQにはいろんな制約があります。
それに煙や匂いでご近所さんとトラブルになるのは、イヤですよね。
この記事では、
実例をまじえながら、解説します。
これからお庭づくりを始める方、お庭でBBQを楽しみたい方はぜひ最後までお読みください。
お庭でバーベキューしたいなら外構の専門家に聞いて!
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快適にバーベキューを楽しめるお庭の広さと設備
バーベキューには、めちゃくちゃ広い庭が必要というわけではありません。
4〜5人程度なら6畳くらい、もう少し大人数でも8畳程度あれば、テーブルや椅子を置いても十分楽しめます。
地面は、ウッドデッキやタイルデッキに全部仕上げなくても大丈夫。
火を使うので、ウッドデッキは焦げたり溶けたりする可能性もあります。
コンクリートやタイルなど火に強い仕上げがベターなんです。
ウッドデッキは、お庭の幅3分の1~半分ぐらいの広さにおさめると、ベンチのように腰けて使うと便利でコストカットになるのでオススメです。
おすすめのウッドデッキの広さは、この記事でも解説しているので参考にしてくださいね。
https://springbd.net/the-perfect-size-of-wooddeck
≫バーベキューするのに必要なウッドデッキの広さとは?【予算・スペース】
お庭でバーベキューを楽しむための地面の条件
バーベキューをするお庭の地面は、
- 油が飛び跳ねてもシミにならない
- 炭や火の粉が落ちても溶けない
- 油などが落ちても掃除が楽
- コンロが安定して設置できる
が、必須です。
バーベキューを楽しむための素材
コンロはウッドデッキ以外の場所に設置します。
ウッドデッキは、火や油に弱いので、避けてください。
地面は、耐火性があって汚れても洗い流せる仕上げがおすすめです。
具体的には、
- コンクリート
- タイル
- 天然石
- レンガ
- コンクリート平板
などです。
これらの仕上げでも、油が飛んだ後は、アルカリ性洗剤で洗い流すと安心です。
お庭のバーベキューをおすすめしない地面の仕上げ
多くのお庭で使われるウッドデッキ(樹脂製・天然木)、メンテナンスの要らない人工芝はバーベキュー向きとはいえません。
土や砂利の地面もNGです。ぬかるんでいるとコンロが安定しないからです。
ウッドデッキや人工芝は、食べ汚しだけ注意すれば、肉を食べるスペースとして使えばOK。
ウッドデッキや人工芝を庭全面に敷いている場合は、焚き火シートやコンパネなどで地面を保護するのがいいですね。
バーベキュースペースを安く仕上げるためのポイント
バーベキューを楽しみたいけど、お庭にはあまりお金をかけたくない…。そんなあなたに安く仕上げるためのポイントをお伝えします。
地面の仕上げコストを抑える
バーベキューに適した地面は、コンクリートが最安値です。しかし、庭の見た目としては無機質な点がデメリットになります。
そこで、バーベキューコンロが設置する部分だけ耐火性素材にする手もあります。
また、焼くのは外、食べるのは室内として、空間を分けるのも良し!
バーベキュースペースをウッドデッキのような木目にしたいなら
樹脂製・天然木のウッドデッキは、バーベキューには向いていません。しかし、見た目に木のぬくもりがほしい方には、木目調のタイルテラスがおすすめです。
見た目はウッドデッキ、でもタイルなので火の粉や油が飛んでも、デッキブラシで擦ることもきれいにできます。
木目調タイルを取り入れた外構デザインは、以下の記事で紹介していますよ。
≫オシャレな外構デザイン実例9選|マネできるよう採用商品と再現法を教えます!
機能性を追求するならセラミック素材の木目調タイルも
セラミック素材の木目調タイルもあります。セラミックは丈夫で汚れにくいので、地面の仕上げとしては無敵ですが、このタイル、カタログ価格が存在しない、時価でした…。
提案したことはありますが、まだ採用されたことは一度もありません…。
目隠しや日よけを設置して快適なバーベキュー空間を作る
お庭の壁面にフェンスを立てて近隣からの視線を遮ることで、プライベート空間が確保できます。
そして天面は、紫外線や熱中症対策として日よけの設置がおすすめ。日よけはシェード、タープ、パーゴラなどがありますが、テラス屋根は急な雨も怖くない最強のアイテムです。
ほかにもパラソルは、太陽の向きに合わせて位置を変えられるので便利です。
オーニングは強風時にはしまっておくのがベターです。出しっぱなしにしておくと破損する恐れもありますし、強風に煽られてパタパタ音が鳴ります。
建物にシェードフックをつけて、お庭にポールを立て、そこに必要な時だけシェードを張るのが、一番安上がりに日よけできる方法です。
お庭でのバーベキューにコスパを求めるのはNG
お庭のバーベキューにコスパを求めること自体、ナンセンスと言われそうですが…。
でも、年に何回やるかわからないバーベキューに設備投資するのは、ちょっともったいないなというのが私の意見です。
ぶっちゃけ、年に1回グランピング施設を借りて盛大にバーベキューやるのもヨシです。
隣家とのトラブルなく楽しむための対策
お隣さんも、お向かいさんもバーベキューを楽しむならお互い様で、トラブルにはなりません。そんなおうちばかりならいいんですけどね…。
お庭バーベキューは違法?知っておくべき法律やルール
そもそもお庭でバーベキューするのは違法なんでしょうか?
火柱が上がるほどなら問題でしょうけど、炭火でバーベキューするぐらいなら問題ありません。
ただ違法ではないものの、煙や匂いが出る以上ご近所への配慮は必要です。
近隣トラブルを避けるためのマナーと配慮
バーベキューでトラブルになるのは、やはり煙や匂いの問題です。他にも話し声などの騒音、そして駐車の問題があります。
煙や匂いの対策としては、おがくずを原料にした「オガ備長炭」がおすすめです。またコンロも、煙の出にくいものが販売されています。カセットコンロで鉄板焼きにするのもアリです。
騒音問題は、バーベキューをする時間帯に配慮すること。夜遅い時間までやるとご近所の迷惑になってしまうので、お昼ぐらいに開始して、夕方には切り上げるなど、早めの開催が大切です。
路上駐車は近隣の迷惑になります。コインパーキングを利用したり、バスや電車など公共交通機関を使ったり、配慮が必要です。
ご近所トラブルが発生すると、せっかくの楽しいバーベキューが台無しになります。心配りを忘れないことが大切です。
プラスαあると便利なのは物置やシンク
お庭に物置があると、バーベキューで使った炭の残りやコンロなどもそのまま片付けられるのでめちゃ便利。
他にも立水栓やガーデンシンクなど、水まわりがあれば洗い物ができて便利です。油や炭で汚れた地面もすぐに洗えるので、お庭をきれいに保てます。
テラス屋根やパーゴラを設置している場合は、屋根に照明を取り付けると暗くなっても周囲が見やすくておすすめです。
まとめ:バーベキューができるお庭づくりの基本!
自分たちだけが快適で楽しいではなく、配慮があってこそ楽しいお庭バーベキューになります。トラブル防止に一番大事なのは、近隣への心遣いですね。
今回は、
これをまとめました。
庭ファンは、BBQは家で楽しむものではなくお出かけした時に楽しんでます。
殺るとしても、こじんまり七輪で焼いて食べるレベルにしてます。
そうすると煙も匂いもそこまででないのでご近所のトラブルにもなりにくいです。
ぜひ、楽しい時間を仲間とすごすためにも配慮の上、お庭バーベキューを楽しむための参考にしてください!
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